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京都「Shop&Gallery 竹生園」京指物師に習う国産材の小物作り −お茶・お菓子付き−
こちらの体験は開催を終了しております。読み物としてお楽しみください。


体験の概要
良質な竹の産地として知られる京都・長岡京に工房を構える高野竹工。京都の竹や名だたる寺院の古材を用いた茶道具・生活用品の製作を行う竹・木工の工房です。直営する「Shop&Gallery 竹生園(ちくぶえん)」にて、指物職人から木工の伝統の技術を習いながら、厳選された国産の木材でへぎ目の小皿と菓子切りづくりを体験。職人から直接木材の扱い方を教わり、寺社仏閣をはじめとした木造建築の歴史や技術についての講義を受けられます。製作後には、Otonamiプラン限定で、有名寺院の古材で作られた器で季節の和菓子とお茶をいただきます。寺院建築の歴史に思いを馳せながら、風雅なひとときをお過ごしください。
体験の特徴
・幻想的な竹林に佇む木工房にて寺院建築の技術を学び、同じ伝統技法で厳選国産材を使った菓子皿と菓子切りを製作。
・京指物師が直接指導。製作のなかで、日本の木造建築の歴史についても学びます。
・有名寺院の古材を使った菓子皿や菓子入れ、花器などを用いた特別な室礼で、お抹茶とお菓子をいただけます。
25,000円〜(名/税込)
2〜6名
約120分
詳しい内容
竹工芸の素晴らしさを体感できるShop & Gallery 竹生園
長岡天満宮の杜や美しい竹林に隣接する自然豊かな場所にある「錦水亭竹生園(きんすいていちくぶえん)」。竹生園はもともと、筍懐石料亭「錦水亭」が1970(昭和45)年の大阪万博を記念して建てた、昭和の趣を残す旧旅館です。そこに2021年4月、高野竹工の新しい拠点「Shop & Gallery 竹生園」が誕生しました。高野竹工は1968(昭和43)年の創業以来、上質な茶道具や職人の技が光る一点もの、暮らしを彩る日用品などを製作。京都の竹工芸を担ってきた企業のひとつです。
良質な京都の竹を用いたものづくりをはじめ、国内外での展示会や、外国の自動車メーカーとコラボレーションしたプロダクトの開発、放置竹林を活用する循環型社会の実現を目指す取り組みなども手がけている高野竹工。竹だけでなく、国宝妙喜庵・金閣寺・銀閣寺・相国寺など由緒ある寺院の古材を扱っているのも特徴です。古材を使った茶道具などを製作し、唯一無二の製材の価値を次世代に伝え残していくことを大切にしています。
木を割りさく伝統の建築技法で菓子皿を作る
本体験で作るのは、木を割りさく日本の伝統的な建築技法を使った菓子皿。もともと薄い木の板を作っていく技法で、寺院建築のこけら葺き(こけらぶき)の屋根などに用いられています。京都府乙訓郡の寺院・妙喜庵の国宝の茶室「待庵(たいあん)」の屋根もその例のひとつ。まずは高野竹工の取り組みや木の話、伝統技法の話などをじっくりお聞きします。
指導をしてくれるのは、高野竹工の職人で京指物師の佐々木公夫氏。1959(昭和34)年の伊勢湾台風で倒れた伊勢神宮の御神木を使い、昭和天皇・皇后に献上するテーブルと柳箱を作ったこともあり、指物師として最高の技術を有する一人として活躍しています。
使用する素材は厳選された国産の木材。鉈と木槌を使い、まず角材を2つに割り、さらにそれを割るという工程を経て6枚程度の薄い板を作ります。本プランでは、余った木材で菓子切りも同時に製作します。
うづくり加工で風合いのあるお皿に
割って作った木材をお皿として使えるよう、仕上げに「うづくり加工」を行います。うづくり加工とは、萱の根(かやのね)を乾燥させた「うづくり」という道具で木目に沿って削る技法。木目には硬くて色が濃い冬目とやわらかくて色が薄い夏目の部分があり、うづくりでこすることでやわらかい部分が削られて凸凹が浮き上がり、オリジナルの風合いを出すことができます。
同じく菓子切りの木材も、うづくり加工すれば出来上がり。そのままお持ち帰りいただき、当日から使うことができます。白木のままなので油分のあるものは乗せず、汚れたら布で拭く程度にしておきましょう。
季節の和菓子を待庵の古材のお皿で堪能
体験の締めくくりには、高野竹工の器を使ってお茶とお菓子をいただけます。お菓子をいただく器は待庵の古材を用いたお皿。お菓子は金閣寺の古材を用いた蓋物に入れてご用意します。また、銀閣寺の山門の装飾や相国寺の古材を用いた花器などを、特別な室礼として整えます。
お菓子は、長岡京市の和菓子店「喜久春」や「みずは北川」などの生菓子をご用意。お抹茶は高野竹工で人気の漆で仕上げた竹の茶碗でいただけます。和菓子とお茶を味わいながら、古材のお皿ならではの渋い質感や風合いをお楽しみください。
ずっと愛でたい、へぎ目の小皿
同じ木材を使用していても、割りさき削ることで異なる表情の作品になるのが面白いところ。年輪の分だけ木が成長してきた歴史があり、何10年もの時が目に見える形で手元にあると実感できるのは、自然素材ならではの魅力でしょう。
一期一会の木材を使い、寺院建築に使われる技法で作品づくりに没頭する時間。職人の話を聞いて改めて材に向き合うと、いつもは見逃してしまうような何気ない自然の美しさに気がつくはずです。お手製の小皿と菓子切りは、ご自宅でのひとときをいっそう和やかなものにしてくれるでしょう。Shop&Gallery 竹生園で出会った表情豊かな作品たちや周辺の竹林の緑を思い浮かべながら、ゆっくりとお茶の時間をお楽しみください。
提供 Shop&Gallery 竹生園(高野竹工)

提供
Shop&Gallery 竹生園(高野竹工)
竹工芸店が家業だった先代社長が千利休に傾倒し、1968(昭和43)年に茶道具を作る会社として設立。竹工をはじめ、指物、漆、蒔絵、伐り子などの職人を自社で抱え、それぞれの技を生かした一点ものの作品、寺院の古材を生かした製品、生活雑貨の製作まで幅広く手がけている。長年の技と知恵を後世に伝えるべく、2021年には新たな拠点として「Shop & Gallery 竹生園」をオープン。
お客様の声
あまり器用でない私でも木をうまく割り、削って風合いの豊かな菓子皿をつくることができました。高野竹工さんの先を見据えた取り組みや、京指物師の先生のお話も興味深かったです。お寺の古材が茶道具やお皿などになっていることを知らず、驚きました。
奈良県 40代 女性
開催場所
Shop&Gallery 竹生園
〒617-0824 京都府長岡京市天神2-15-15 錦水亭竹生園内
・阪急京都線 長岡天神駅から徒歩約10分