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東京│等々力

本漆による本金継ぎで日本の美の骨頂に触れる【複数回講座】 −等々力「工芸スタジオチルコロ」にて−

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サロンメンバー限定特典

体験の概要

自然豊かな等々力渓谷にほど近い「工芸スタジオチルコロ」。アートギャラリーのような閑静な空間にて、金継ぎ講師の指導のもと、本漆を使った日本古来の金継ぎを複数回で学ぶプログラムです。技法だけにとどまらず、金継ぎの文化的背景やそこに宿る日本の美意識についても教わるため、回を重ねるごとに理解が深まります。器の持ち込みはもちろん、オプション(有料)にて、小皿をはじめとした器も購入可能。目利きの講師が厳選した、Otonami限定の骨董のおちょこもおすすめです。愛着のある器と向き合い、傷を新たな魅力に昇華するひとときは、自分自身の心とも対峙し、価値観をアップデートさせる機会になりそうです。

体験の特徴

・開放感あふれる工芸スタジオにて、金継ぎ専門講師から本格的な道具を使った伝統の本金継ぎを学ぶ複数回レッスン。
・修復したい器を持ち込み可能なほか、オプション(有料)にて、小皿やおちょこなど目利きの講師が厳選した生活骨董を購入できます。
・仕上げ用の金属粉は器の趣に合わせて、オプション(有料)にて金・銀・真鍮・錫(すず)から選べます。

※目安として5~8回にわたって繰り返し参加することで、より美しい仕上がりを目指します。
※一度の体験で完成する、モダン金継ぎのプランもございます。
天然漆でうつわを繕うモダン金継ぎ −等々力「工芸スタジオチルコロ」にて−

6,600円〜(名/税込)

1〜6名

約90分

開催日を確認

詳しい内容

自然豊かな等々力に溶け込む「工芸スタジオチルコロ」

都会のオアシス・等々力渓谷の豊かな緑を身近に感じる場所に佇む「工芸スタジオチルコロ」。大通りから一歩入った閑静な住宅街との境界に佇む、大人のための隠れ家のような空間です。大きなガラス窓から光が燦々と差し込む開放的なスタジオは、まるでアートギャラリーのよう。“暮らしのなかの余白”をコンセプトに、陶芸作家の松島沙蘭氏が代表を務め、総勢約30名の講師・スタッフが金継ぎと陶芸の魅力を伝えています。

前を通るだけでつい足を止めて見入ってしまう「工芸スタジオチルコロ」

伝統工芸を現代にアップデートする活動が、国内外で高く評価されている工芸スタジオチルコロ。本漆を使って独自開発した金継ぎキット「満月」と「新月」は、「第12回 ソーシャルプロダクツ・アワード 2025」において、ソーシャルプロダクツ賞を受賞しました。本プランでは、高い技術力と実績を持つチルコロ在籍の金継ぎ専門講師の手ほどきで、室町時代発祥の伝統技法といわれる本金継ぎを、複数回かけてじっくりと学びます。

専門講師から細やかな指導を受けられるため、金継ぎビギナーでも安心

器の状態を見極め、金継ぎに息づく日本の美学に触れる

体験のはじめに、講師と共に器の状態を確認。オリジナルの手引きをもとに、完成へのアプローチ方法を把握しましょう。初回レッスンでは、道具の名称や扱い方、各工程に込められた意味や、金継ぎの背景にある哲学についても丁寧に解説。技術だけでなく、文化としての金継ぎへの理解を深めながら学べるのも、本プランの魅力です。

オプション(有料)のおちょこの一例。昔の人たちの暮らしを器の向こうに想像するのもまた、生活骨董ならではの浪漫

壊れた器が手元にない場合は、目利きの講師たちが骨董店を巡って仕入れた、明治前期から昭和戦前頃の貴重な生活骨董を購入可能です。特におすすめなのが、Otonami限定オプションのおちょこ。木製升のセットで贈り物にもおすすめです。美しい木箱には、割れてもなお味わい深い表情のおちょこがずらり。きっとお気に入りの品と出会えることでしょう。

講師と共に器の破損状態を細かくチェック。個性に沿ったアプローチを把握する大切な工程

講師と共にじっくり器を眺めてみると、どこにどのような状態の割れ、欠け、ヒビがあるのかが明確になります。ひとつの器にそれらすべての要素が含まれることも。そのため、完成までにかかる時間と工程は器によって様々。平均で5〜8回、器の種類や状態によっては10回以上かかることもあるそう。手間をかけた時間の分だけ、器への愛が深まるもの金継ぎの面白さです。

金粉を施すと、損傷がそのまま輝く魅力に

仕上げに使う金属粉は、オプション(有料)にて、金・銀・真鍮・錫から選択可能。真鍮は銅と亜鉛の合金のことで、金に近い色味で強い光沢が特徴。錫は渋い銀色への経年変化が楽しめます。直接口に触れる部分への装飾には、華やかな金、もしくは洒脱さを演出してくれる銀の購入がおすすめです。各工程の説明を通して、金継ぎに見る日本の美意識や、金継ぎに欠かせない漆について造詣を深めたら、いよいよ手仕事の始まりです。

落ち着いた色合いの器に銀の輝きが加わると、ぐっとモダンな雰囲気に

天然素材を使って欠損部分を接着・復元

破損状態が割れの器は、小麦粉と水、生漆(きうるし)を練ってつくった天然の接着剤で、割れを接着します。生漆は、ウルシの木から採取した樹液を濾過したもの。漆の接着力に小麦粉のグルテンが加わることで、強度の高い天然の接着剤になるのだそう。また漆は、合成接着剤などのように水分が蒸発することで接着するのではなく、湿気を取り込むことで起こる科学反応で固まる特殊な素材。その化学反応は実に100年もの間続き、漆は硬化し続けるのだとか。

指先に神経を集中させ、段差が生まれないように慎重に接着する

器に小さな欠けや接着部分の隙間がある場合は、「サビつけ」という工程から。砥の粉(とのこ)と水、生漆を練ったサビ漆というセメントのような役割を果たすペーストをつくり、隙間や欠けを埋めていきます。大きな欠損には、そのサビ漆に地の粉(じのこ)を入れ、「キリコつけ」を行い、欠損部分を蘇らせます。

専門講師の指導のもと、砥の粉と水、そして生漆を絶妙な塩梅で練り合わせていく

チルコロでは、珪藻土を焼き、精製された質の高い地の粉(じのこ)を使用しています。接着やキリコ、サビつけ、いずれの工程にも緻密さが求められますが、専門講師が丁寧に個別指導をしてくれるので、安心して作業に没頭しましょう。

縄文時代、蜂が漆で巣を固定しているのに人々が気づいたことが、漆文化の発祥という説も

器はレッスンごとに持ち帰り、自宅で「漆風呂」と呼ばれる専用の箱を用意し、数日〜数週間かけて硬化させます。漆風呂は木箱やダンボールで簡単につくれるもの。講師のレクチャーにならって準備しましょう。温度・湿度が安定した漆風呂での硬化期間は、仕上がりに直結する大切な時間なのだそう。器が息を吹き返すのをゆっくり待つひとときも、金継ぎの醍醐味です。

自らの手で器に新たな光を灯す

接着やキリコ、サビ漆が完全に硬化し、割れや欠け、ヒビの修復が終わったら、研ぎと中塗りの工程へ。爪先で感じるほどのわずかな凹凸を、耐水ペーパーで平滑に整えます。その後、平らにした部分に薄く、均一に漆を塗り、再び漆風呂に入れて硬化を待ちます。継ぎ目の状態や、理想の仕上がりに応じて、中塗りと研ぎを複数回繰り返すことで、さらに美しく、堅牢な器へと生まれ変わります。

中塗りの工程。蒔絵筆の持ち方や漆のしごき方など、大切なポイントを余すことなく学べる

時間と手間をかけ、中塗りと研ぎの繰り返しが終わったら、ついに金属粉による仕上げ。金継ぎのハイライトとも呼べる場面を体験します。

金属粉を蒔いた後は最後の漆風呂へ。漆が硬化したら、いよいよ完成の時を迎える

雲のように柔らかな真綿に金属粉をしっかり含ませ、漆を塗った部分にぽんぽんとまんべんなく粉を蒔きます。その上を、真綿で小さな円を描くようにくるりと撫でると、金属の粒子が綺麗に揃い、まるで鏡面のような光を放ちます。その輝きこそ、器に新たな命が吹き込まれた証といえるでしょう。

金継ぎを通して、器と自らの心に向き合う心地良い時間

“チルコロ”とは、イタリア語で「輪・循環・人が集う場所」という意味。「様々な人が集まって、人の輪が循環するように。そして物も新しい命と共に循環していくように。そんな願いを込めて付けた名前なんです」。代表の松島氏は、スタジオの名前に込めた想いをそう話します。大切な器と共に会場へ何度も足を運ぶうち、心に余白と豊かさが育まれていることに気がつくでしょう。

愛着のある器がそばにある暮らしは、きっとより豊かなものに

壊れたものを簡単に捨てることなく、傷を受け入れ、新たな魅力として生まれ変わらせる金継ぎ文化の根幹には、物を大切に使い続けてきた日本ならではの精神と美学、そして心の豊かさが息づいています。「器を修復する」という一点の目的に集中し、目の前の作業に没頭する経験が、自分自身を見つめ、価値観までアップデートさせる機会になるかもしれません。本プランを通じて本金継ぎの技術と精神に触れ、器と自らの心に向き合う心地良い時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

事業者画像

提供
工芸スタジオチルコロ

陶芸作家・松島沙蘭氏が代表を務める、陶芸と金継ぎの専門スタジオ。アートギャラリーのような開放感あふれる空間で、在籍の金継ぎ専門講師に教わりながら、日常を忘れてものづくりに没頭できる。伝統工芸を現代の暮らしになじむ形で独自開発した金継ぎキットは、「第12回 ソーシャルプロダクツ・アワード2025」にてソーシャルプロダクツ賞を受賞。海外での取り扱いも増え、高い評価を得ている。

開催日を確認

開催場所

工芸スタジオチルコロ 等々力店


〒158-0082 東京都世田谷区等々力4-18-12-102
・東急大井町線 等々力駅または尾山台駅より徒歩約7分
・東急バス 東98系統「玉川神社前」バス停から徒歩すぐ

予約について

カレンダーから、ご希望の日付を選択してください

催行日時│火・金・日曜 9:30〜11:00 / 13:00〜14:30 / 15:30〜17:00 / 18:00~19:30 ※時間は催行日によって異なります

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。

料金

6,600円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、施設利用料、材料費、道具代(初回のみ)、資料

※上記の金額は体験1回分の金額です。
※2回目以降も都度Otonamiよりご予約ください。
※作業工程にもよりますが、体験後に漆を硬化させるといった時間が必要なため、次回のご予約は2週間程度空けてお取りいただくことをおすすめします。詳しくは都度講師にご確認ください。
※完成まで5回以上のご参加が目安となります。器の個数や状態によって差がございますので、初回体験日に講師にご確認ください。
※金継ぎ材料・道具は、初回体験日のみ貸し出しとなります。2回目のご予約時にオプション「道具一式の購入」を選択してください(既にお持ちの方は購入不要です)。
※金継ぎを施したいご自身の器を2~3点ご持参ください。


〈オプション〉

①道具一式の購入
+11,400円(税込)
金継ぎに必要な道具一式を購入できます。
※初回体験日に限り貸し出し可能です。2回目以降はご購入もしくはご自身の道具をご持参ください。詳細は「お持ち物」の項目をご確認ください。

②器の購入
+1,500円(税込)
修復用の器(1点)を購入できます。

③おちょこ枡の購入
+3,500円(税込)
漆や金継ぎが映えるおちょこと木製升のセット(1対)を購入できます。
※のし、紙袋まですべて含まれているため、贈り物にもおすすめです。

【オプション④〜⑦について】
初回体験日に講師に確認のうえ、2回目以降のご予約時に仕上げに使用する金属粉をオプションにてご購入ください。
金属粉の使用量は、器の形状、割れや欠け、ひびの大きさによって異なります。
④金粉 +7,920円(税込)
⑤銀粉 +1,650円(税込)
⑥真鍮粉 +880円(税込)
⑦錫粉 +880円(税込)


催行人数

1回6名限定
※1名からご予約いただけます
※状況により各回の定員に増減が生じる場合がございます


体験の流れ

1.工芸スタジオチルコロ 等々力店に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.制作の説明・準備(約15分)
3.制作(約50分)
4.片付け(約15分)
5.解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

・修復したい器 2~3点(陶器・磁器)
※漆器やガラスの器、土鍋などは金継ぎが困難なため、お持ち込みはご遠慮ください。
<5〜8回で修復できる器の目安>
縦・横・高さそれぞれの3辺が合計35cmまでの大きさで、以下の①~⑤いずれかひとつの条件が揃っている器
①大きな欠け(1cm以内)1箇所
②小さな欠け(5mm以内)2箇所
③小皿の2分割
④小皿の狭い範囲の3分割
⑤小さな欠け(5mm以内)とヒビ(5cm以内)
※器の事前確認も可能です。詳しくは「よくあるご質問」をご確認ください。


・金継ぎの道具一式(初回体験日のみ貸し出し可能)
<内容>
・赤漆、黒漆、生漆
・蒔絵筆、平筆
・ヘラ(中)、サジ・ヘラ(小)セット
・マスキングテープ
・耐水ペーパー(#1000、#600)
・スポイト
・砥の粉、地の粉
※道具・材料類をお持ちでない場合、オプション(有料)にて道具一式を購入可能です。


・エプロン
・ニトリル手袋 複数組
・髪を束ねるヘアゴム(髪が長い方)
・メガネ・リーディンググラス(細かい作業のため必要に応じてご用意ください)
・必要に応じて水分補給のためのお飲み物(できればペットボトルなどフタのあるもの)
・器を持ち帰るための箱と紙袋
※箱と紙袋に関して、詳しくは「よくあるご質問」をご参照ください。


服装

汚れてもよい服装
※漆かぶれを防ぐため、長袖またはアームカバーの着用をおすすめします。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

18歳以上


予約期限

体験開始時間の2時間前まで。


特記・免責事項

・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・体験前後の器・道具一式のお預かりはお断りしております。お持ち帰り時は大きな袋を使用する場合があるため、前後のご予定にご注意ください。
・金継ぎを施したいご自身の器をご持参ください。金継ぎする器をお持ちでない方は、オプション「②器の購入」もしくは「③おちょこ枡の購入」をご選択ください。
・持参いただいた器の修繕が難しいと判断した場合、現地で器をご購入いただき体験いただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
・体験の進行に影響が出るため、遅刻のないようご協力をお願いいたします。遅刻された場合でも、予定通り開始します。
・体験時間の延長は会場の都合上できません。遅刻された場合、作業途中でも体験を終えることがございますので、ご了承ください。
・会場は貸切ではありません。Otonamiの別プランにご参加のお客様がいらっしゃる可能性があります。

よくあるご質問

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