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大阪|谷町六丁目
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大阪「箱屋常吉」5代目と共に国産杉の希少材でつくる“呼吸するお弁当箱” −限定のおみやげ付き−

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体験の概要

こだわりの杉材で木製品をつくり続ける老舗の木箱屋「箱屋常吉」。なかでも無垢無塗装の国産杉でつくられたお弁当箱にごはんを入れると、時間が経ってもふっくらおいしいまま。そんなおひつのような“呼吸するお弁当箱”をつくるOtonami限定プランです。講師は5代目当主の笹井雅生氏と絵里氏。天然杉の特徴や歴史、木材を通して見える環境などを学び、好みの木材を選んで組み立てます。お手入れ道具の、おがくずを用いた蜜蝋バウムをつくるオプション(有料)も。木のぬくもりに触れながら、自分だけのお弁当箱をつくってみませんか。

体験の特徴

・150年以上続く伝統技術を受け継いだ「箱根常吉」5代目の夫妻による指導のもと、世界にひとつだけのお弁当箱をつくります。
・国産杉のなかでも希少な部分、赤柾のみを使用し、木材選びから組み立て、保湿工程まで一貫して行います。
・Otonami限定のおみやげとして、国産杉のコースターとゴムバンド付き。

8,800円〜
(名/税込)

2〜8名

約120分

開催日を確認

詳しい内容

明治から続く木の守り人

江戸時代、全国から様々な物資が集まり「天下の台所」と呼ばれていた大阪。舟運での利便性が高く、諸藩の蔵屋敷が建ち並んでいた江戸堀エリアに、1868(明治元)年「箱屋の常吉」を略した木箱屋「箱常」が誕生しました。初代当主は、その店名にも名前を冠した笹井常吉氏。創業以来、国産杉を用いて有名料亭の料理箱や菓子司の菓子箱、相撲の枡席で使用されるお弁当箱などの木製品をつくり続けてきました。

箱屋常吉の代表作といえる相撲折。昭和初期まで大相撲大阪場所の枡席で、料亭の折り箱として使われていた

箱常では創業当初から国産杉にこだわっていましたが、大量生産の波に翻弄され、海外産の木材で安価なものをつくっていた時代も。そこに危機感を覚えたのが、5代目を継いだ笹井雅生氏です。消費される箱ではなく、長く大事に使ってもらえる国産杉の木箱を復刻すべく、プライベートブランド「箱屋常吉」を立ち上げました。“木のある暮らし”に寄り添ったものづくりを通して、その魅力とあたたかさを伝えています。

5代目当主・笹井雅生氏。アメリカ留学を経験し日本の良さを再認識した

Otonami限定のプランでは、箱屋常吉が手がける古民家を改装したアンテナショップ「箱家−hakoYa−」の2階を貸し切り、笹井夫妻から国産杉を用いたお弁当箱づくりを教わります。天然の木材に関する歴史や環境を学べる座学も。優しい木の香りに包まれながら、日本のものづくりに触れる癒しのひとときを過ごしましょう。

昭和初期の古民家をリノベーションした「箱家−hakoYa−」。木の香りに満ちて落ち着いた空間

ごはんがいつまでもおいしい“呼吸するお弁当箱”

箱屋常吉が扱う木材は、日本三大人工美林に数えられる奈良県の吉野杉や、秋田など東北の国産杉。そのなかでも赤柾(あかまさ)と呼ばれる原木の中心部分は、外側よりも木目が細やかで美しく、油分が豊富に含まれているのだとか。本体験では、希少な赤柾のみを使用して自分だけのお弁当箱をつくります。

国産杉の赤柾は貴重な木材

箱屋常吉では、通気性や調湿性、抗菌性に優れた杉の特性を生かすため、無垢無塗装にこだわっています。「塗装してしまうと、杉は呼吸ができなくなります。呼吸することで本来の力を発揮でき、中に詰めたごはんやおかずを長時間おいしく保てるんです」と笹井氏。根底に、“木箱は生きている”という考え方があるそうです。

檜よりも柔らかく、桐よりも水に強い杉。機能性が高いことから、食品を入れる器に最適

手になじむ優しい曲線を描く角丸弁当箱のデザインは、箱屋常吉の代名詞。角箱が主流だった時代に、初代が考案した角丸の技術を5代目の笹井氏が復刻させたのです。国産杉のお弁当箱を持つことで、その優れた耐久性を実感し、使い込むほどに味わいが増す経年変化を楽しめるでしょう。

幅広い世代に親しんでもらいたいという想いから、多彩なデザインを展開

木目や色を見て、木が育った環境に想いを馳せる

本プランではまず、天然の国産杉についての知識を深めます。例えば、手に持ったときに重い木材ほど、油分が多く免疫力が高いという特徴があるのだそう。また、見た目の違いから、木が育った環境との関係性も教わります。「木目と色には苦労が現れます。だからこそ、見た目が個性的な木材ほど愛おしく感じますね」と笹井氏。箱屋常吉では、笹井氏による座学を含めたワークショップなどを行っていないため、Otonami限定の特別な機会です。

それぞれ表情が異なる木材。木目が曲がっているのは苦労して生きた証拠

お弁当箱づくりは木材選びからスタート。「厳しい環境のもとで育った杉ほど耐久性があり、カビにも強い。そのことを理解した上でパーツを選んでいただきたいですね」と笹井氏は話します。無垢無塗装だからこそ手に取ったときにわかる木目、色、重み。一つひとつの木材と真摯に向き合い、その生き様を感じながら底材・側材・蓋を選んでいきましょう。

見て、触って、持ってみて、木に秘められた力を探る

木材の細部に宿る職人魂

自分好みの木材を選んだら、次は組み立てる工程です。スチーマーを当てて柔らかくした側材を直角に曲げていきます。あらかじめ角の部分に入れた数本の切り込みが、美しい曲線をつくるカギを握っているのだとか。「切り込みが深すぎると割れるし、浅すぎると曲がりません。深さだけでなく、数や間隔も曲げる角度によって変えているんです」と笹井氏が丁寧に指導してくれます。

少しの力できれいに曲がるのは、熟練技による精巧な構造のおかげ

接着剤を使用するのは、底と側材の接合部分と、側材のつなぎ目のみ。少量で済むのは、それだけ寸法の精度が高い証拠。家屋の木材であればそれほど気にならないミリ単位のズレは、お弁当箱では命取りになるため、指の感覚を頼りに1ミリのズレも許さずカットしているのだそう。まさに職人技です。

食材を入れる器だからこそ、接着剤は極力使わない

組み立てが終わったら、紙やすりでつなぎ目の凹凸や表面を磨き、質感をなめらかにしていきます。仕上げに蜜蝋バウムを外側に塗り、艶を出して出来上がり。木目がいっそう際立つとともに木の香りも深まり、手づくりのお弁当箱がさらに愛おしく感じられるでしょう。おみやげとして、国産杉でつくられたコースターと蓋を固定するゴムバンド付き。蓋とコースターにはレーザー彫刻機を使って名前や絵柄を入れることができます。

※あらかじめ蓋やコースターに入れたい絵柄の下書き(15×15cm以内)をご用意いただくことをおすすめします。体験当日に用意された花などの絵柄3種類から選ぶことも可能。

おみやげとして箱屋常吉オリジナルのゴムバンドと国産杉のコースター付き。名前やメッセージ、絵柄を入れられる

“もったいない精神”から生まれた自家製の蜜蝋バウム

Otonami限定プランでは、お弁当箱を長持ちさせるためのお手入れに使える、蜜蝋バウムをつくるオプション(有料)もあります。艶出しのときに使用した蜜蝋バウムは、杉材の加工過程で出たおがくずを有効活用したもの。フィトセラピストの資格を持つ笹井氏の妻、絵里氏によって試行錯誤の末に開発された、箱屋常吉のオリジナル製品です。

奥様の笹井絵里氏。本プランでは夫婦で講師を務める

まずは、絵里氏によるデモンストレーションにて、精油を抽出する様子を見学。その後、抽出した杉精油をくるみオイルや蜜蝋と混ぜ合わせて固めます。出来上がるまでの間、森林浴をしているような清々しい香りに包まれて癒されるでしょう。

材料は杉精油、蜜蜂が分泌する天然のロウ、くるみオイルのみ。天然素材100%なので口に入っても安心

「杉材のおがくずは、お弁当箱からするといわば自分の分身。他製品のバウムを塗るよりも、自分の油分で補ってあげたほうが喜ぶと思います」と絵里氏。蜜蝋バウムは保存料無添加のため、家に持ち帰った後は冷蔵庫で保存します。塗る頻度は1〜2ヵ月に1回程度が理想的。塗り重ねていくうちにお弁当箱はしだいに飴色へと変わり、より味わいが増していくのだそう。

お弁当箱づくりを通して、木のぬくもりと心地良さを体感

箱屋常吉の木箱は呼吸する生きもの。だからこそ日々の丁寧なお手入れは欠かせません。「お風呂から上がって、体が濡れたままでいると風邪をひきますよね。お弁当箱も一緒で、洗った後はきちんと拭いてあげてください。そして、あおむけで寝かせるように内側を上にして乾かしてください」。我が子を愛おしむように扱ってほしいと笹井夫妻は話します。

日本の風土で育った木材に触れる心地良さを体感できる

ものを丁寧に扱い、長く大切に使っていく感覚を得られるOtonami限定の特別プラン。自然の恵みに感謝しながら、日本のものづくりの真髄に触れる貴重な機会です。国産杉についての学びやお弁当箱づくりを通して、“木のある暮らし”の魅力とぬくもりを体感しましょう。


事業者画像

提供
箱屋常吉

1868(明治元)年、初代・笹井常吉氏が大阪の江戸堀で創業した木箱屋。有名料亭の料理箱や菓子司の菓子箱といった杉箱を手がけてきた。無垢無塗装の国産杉を用いたおひつのような“呼吸するお弁当箱”は、機能性や使用感だけでなく、バラエティ豊かな形と遊び心があるデザインも好評。国産杉を用いたインテリア製品やバッグを考案するなどの新しい試みにも注目が集まる。

開催日を確認

開催場所

箱家−hakoYa−


〒542-0061 大阪府大阪市中央区安堂寺町1-4-21
・Osaka Metro 谷町線・長堀鶴見緑地線 谷町六丁目駅(6番出口)より徒歩約2分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時|月2回〜 10:00〜12:00 / 14:00〜16:00 ※オプションをお申し込みの場合、体験の終了時間が約45分後ろ倒しになります。 ※6月、11月の開催はございません。

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

現在ご予約が可能な催行日がございません。

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

8,800円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費、施設利用料、おみやげ

〈オプション〉
おがくずを使った蜜蝋バウムづくり
+4,400円(個/税込)
制作したお弁当箱のお手入れに使える蜜蝋バウムを制作できます。


催行人数

最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回8名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.箱家−hakoYa−に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.天然の国産杉・木箱づくりについての座学(約20分)
3.お弁当箱作り(約100分)
4.解散
※オプションをお申し込みの場合、体験の終了時間が約45分後ろ倒しになります。

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

・お弁当箱の蓋やコースターに入れる絵の下書き
※サイズ:15×15cm以内(色を塗らず白黒で濃くはっきりお書きください)
※体験当日に用意された花などの絵柄3種類から選ぶことも可能です
・お持ち帰り用のエコバッグ
・エプロン(必要な方はご持参ください)


服装

汚れてもよい服装、またはご持参のエプロンを着用することを推奨します。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

8歳以上、16歳未満の方は保護者の同伴が必要です。


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。

よくあるご質問

駐車場はございません。お車でお越しの場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。

撮影していただいてかまいません。ただし、他のお客様へのご配慮をお願いいたします。

問題ございません。あらかじめ入れたい絵柄の下書き(15×15cm以内)をご用意いただくと、当日スムーズに進めることができます。色を塗らず白黒で濃くはっきりお書きください。
ご自身で描かない場合は、体験当日に用意された花などの絵柄3種類から選ぶことも可能です。

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