品川のラグジュアリーホテルで上質な着物を装い自分磨き −美しい所作を身につけ“きもの美人”に−

一流ホテルの洗練された空間で大人の品格を磨く

本体験の会場となるのは、品川駅港南口から連絡通路で直結、品川イーストワンタワー内にある「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」。東京を一望できる大きな窓と壮大な吹き抜けが印象的な26階のロビーに集合します。凛としていながらもあたたかさに満ちたラグジュアリーな空間に足を踏み入れた瞬間、これから始まる体験への期待と相まって、心地よい緊張感と高揚感を覚えます。

講師を務めるのは、「Hiroko’ Elegant Manners Lesson」を主宰する、マナーコンサルタントで礼法講師の佐藤浩子氏。五つ星ホテルや料亭での接遇講師経験も持つなど確かな指導力に定評があり、年間の受講者数は国内外からのべ500名に上ります。

当日ご用意する着物は「キモノ麹町サロン」の竹村都貴氏がセレクト。ストリングスホテル東京インターコンチネンタルに見合う着物をコーディネートします。着物を着ておでかけしたいと思いながら、なかなかその一歩を踏み出せずにいる方は多いのではないでしょうか。本体験では、「どのような場にどのような着物を着ればいいのか」という、着物を着ておでかけする手前の基本的な疑問を解消することができます。

クラシックルームを貸し切って着付けを体験

体験のはじまりは、貸切の客室にて着物の着付けから。無駄のない手さばきは、ご自身で着物を着る方や着付けに興味のある方ならきっとくぎ付けに。着崩れを防ぐコツや美しく着るためのポイントなど、着付けに関する質問はぜひこの時間にたずねてみてください。

使用する着物は、おでかけ着に適した格のものから、ラグジュアリーホテルで過ごすひとときにふさわしい逸品を厳選。体験者には、数種類のラインナップの中から事前に好みのテイストをお選びいただきます。帯や草履、バッグなどの小物類も着物に合わせてセレクト。どんな組み合わせになるかは当日のお楽しみです。

着付けが完了したら、佐藤氏によるレッスンのスタート。まずは客室内にて、着物の基礎知識、着物姿をより美しく魅せるための基本的な所作や立ち居振る舞いなどを学びます。体験終了後にお持ち帰りいただけるテキストをご用意していますので、覚えておきたいポイントはメモしておきましょう。

スイーツを楽しみながら食事作法の実践レッスン

続いては、客室を出て再び26階へ移動。「カフェ＆バー リュトモス」を会場に、スイーツタイムを兼ねた実践レッスンを行います。天井高27メートルの開放的な吹き抜けの空間は、優雅なひとときを過ごすのにぴったり。アフタヌーンティーにも定評のある人気のカフェにて、ケーキセットをいただきながら、着物で食事をする際の作法や注意点などを教わります。

椅子に座る時は、帯がつぶれないよう浅めに腰かけます。ナフキンは二つに折り、輪を手前にして膝の上へ。右側の角を足の下に巻き込んでおけば、着物の上前のめくれを防ぐこともできます。

ティーカップを持つ時など、腕を上げたり伸ばしたりする際には、反対の手で袖口を押さえます。着物では、肘を出すのはマナー違反。佐藤氏のアドバイスに耳を傾けるほどに、所作の一つひとつに上品さが宿っていきます。

ホテル内を散策しながら学ぶ、美しい立ち居振る舞い

くつろぎのスイーツタイムの後はホテル内を散策。佐藤氏の自然でしなやかな立ち居振る舞いをお手本に、美しく見える歩き方や立ち方、階段の上り下りの仕方などを身に付けます。途中、お手持ちのスマートフォンにて、気に入った場所での記念撮影も可能。着物姿での写真の撮られ方のポイントも佐藤氏が伝授します。

佐藤氏によるレッスンはここまでで終了となりますが、時間の許すかぎりラグジュアリーなホテルの空間と上質な着物の着心地をご堪能ください。

着物とのふれあいが自分に磨きをかける

「この体験を通じて、“着物っていいな”“日本っていいな”と感じていただけたら」と佐藤氏。また、竹村氏は「着物をもっと気軽に自由に楽しんでいただきたい。そのきっかけになれば嬉しいです」と話します。着物に興味はあるけれど、ルールやしきたりが気になる……。今まで抱いていたそんな不安を払拭してくれる本プラン。体験終了後にはより着物が身近になり、ほんの少し磨きがかかった新たな自分と出会えることでしょう。