宇治「インセンスキッチン」抹茶のお香づくり –プレミアム宇治茶体験&おみやげ付き–
体験の概要
まるでお菓子のような、抹茶を使ったお香を手がける「インセンスキッチン」。本体験は、京都・宇治の由緒ある寺院・朝日山惠心院の一室を貸し切り、お香づくりを体験できるOtonamiオリジナルプラン。お香をつくった後は、その年ごとに認定されるプレミアム宇治茶(煎茶)を、歴史ある宇治の窯元・朝日焼の茶器を使って、おいしい煎れ方を学びながらご堪能いただけます。宇治特産のお茶の魅力を様々な角度からお楽しみください。
体験の特徴
・抹茶のお香をお好きな型を選んで制作。Otonamiプラン限定の木型もご用意しています。
・11世紀に惠心僧都源信が再興したと伝えられる宇治の惠心院にて、和文化や香道に造詣の深い講師が指導。
・インセンスキッチンのオリジナル干菓子“食せる「いとをかし香」"をご用意。香老舗 松栄堂製の空薫用炭と灰セットのおみやげ付き。
9,900円〜
(名/税込)
2〜4名
約90分
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詳しい内容
抹茶の名産地・宇治に構える香りの工房
世界遺産の平等院が建てられた避暑地として古くから知られ、『万葉集』や『平家物語』など数多くの文学に登場してきた京都・宇治。『源氏物語』の第三部「宇治十帖」の舞台としても有名です。鎌倉時代になると、宇治には栂尾高山寺の明恵によりお茶が伝えられ、織田信長や豊臣秀吉の庇護のもと、お茶の産地として名を馳せていきました。現在、宇治茶は高級抹茶の代名詞となっています。
インセンスキッチンは、抹茶の名産地・宇治の工房でお香を制作しています。代表の後藤恭子氏が香道の流派・泉山御流にて香りの勉強を重ねながらつくっているのは、抹茶のさわやかな香りを閉じ込めた「いとをかし香」。菓子木型でかたどったお香は、まるでお菓子のよう。「宇治らしく思い出に残る体験をしていただきたい」と、お香づくりの体験を行っています。
体験場所は、宇治川に架かる宇治橋の上流に位置する惠心院(えしんいん)。山号は朝日山。寺院のすぐそばには、宇治で歴史ある茶陶として知られる、窯元・朝日焼の煙突が見えます。惠心院は、平安時代の821〜822(弘仁12〜13)年頃に、真言宗開祖・弘法大師空海が創建。1005(寛弘2)年に惠心僧都源信(えしんそうずげんしん)が再興したと伝えられています。源信は、『源氏物語 宇治十帖』のヒロイン・浮舟が宇治川で入水自殺を図った際に助けた横川の僧都のモデルといわれています。
昔ながらのお香の焚き方「空薫」を実演
惠心院は、春や秋などの季節には境内に植えられた花々が心を和ませる「花の寺」として知られています。本体験の抹茶のお香づくりは、本尊の十一面観音菩薩が配置された本堂脇にある、静かな離れの部屋で行われます。あらかじめ茶香炉で焚きしめられたいとをかし香のお茶の香りと共に、大きな窓から季節ごとに咲く花々を楽しむことができます。
はじめに専属講師から、日本のお香や宇治のお茶の歴史についてのお話を伺います。いとをかし香は印香の一種。印香とは香料の粉を練って型で押し固めたもので、温めて香りを楽しむお香の一種です。温めて香りを楽しむお香は他にもあり、平安時代には「薫物(たきもの)」と呼ばれ、貴族が衣に香りを焚きしめているシーンが『源氏物語』にも描かれています。
お話の後は、平安貴族が楽しんだお香の焚き方「空薫(そらだき)」の実演を行います。悠久の歴史に思いを馳せながら、炭の熱でゆっくりと温められたお茶の香りを堪能しましょう。
Otonami限定木型で抹茶のお香づくり
制作するお香は6~7個で、その日のうちに持ち帰ることができます。あらかじめ計量された香料粉の抹茶と原料のタブ粉を均一に混ぜ合わせます。材料の抹茶は、宇治市内の製茶工場・茶農家から直接仕入れた新鮮なもので、防腐剤のような添加物は使っていません。
きれいに抹茶が混ざったら、水を入れて乳棒で練り上げます。生地がまとまったら木型に押し入れて型を抜きます。Otonamiプラン限定の木型「ことほぐ水引の形」のほか、インセンスキッチンオリジナルの宇治にちなんだ風物をかたどった木型や『源氏物語』をモチーフにした木型も使えるので、いろいろな形のお香をつくって楽しみましょう。
朝日焼の茶器でプレミアム宇治茶を堪能
お香づくりの後は、本場ならではの宇治茶を味わいます。京都府による「プレミアム宇治茶認証制度」によって認定された、その年のプレミアム宇治茶をご用意。安土桃山時代から江戸時代にかけての慶長年間より400年にわたり、宇治のお茶文化と共に歩んできた窯元・朝日焼。その茶器をひと揃えで淹れたプレミアム宇治茶の色、香り、旨みを、心ゆくまで堪能します。お時間のある方は、2煎目、3煎目もお楽しみください。
お茶請けのお菓子には、インセンスキッチンがオリジナルで制作した干菓子“食せる「いとをかし香」”をご用意。ほうじ茶と和三盆糖でできた、くちどけ柔らかな干菓子は、体験でつくったお香とそっくりのかわいらしい形です。
抹茶の香りに癒されるひととき
いとをかし香は新鮮な抹茶を使用しているので、心地良いお茶の香りを楽しむためには、体験後1週間しっかり乾燥させて完成した後、早い時期に使うのがおすすめです。参加者には、香老舗 松栄堂製の空薫用の灰「みやこ灰」と炭「みやこ炭」がおみやげとして用意されます。お持ちの香炉や耐熱容器などを使って、ご自宅でも空薫をお楽しみください。
漂う香りが一瞬で豊かな空間を演出してくれるお香。自分で型抜きする印香は、どんな形にするか選ぶ楽しみもあります。さわやかな抹茶の香りに包まれたお香づくりは、心身をリラックスさせてくれます。体験を堪能した後は近隣を散策し、見どころがたくさんある宇治を満喫してみてはいかがでしょうか。
提供 インセンスキッチン
提供
インセンスキッチン
お茶・お花・着付けを習っていた母の影響で、幼い頃より日本の文化に親しんでいた後藤恭子氏が2018年にオープン。抹茶の印香「いとをかし香」の制作・販売を手がけ、宇治市内をメインに各地でお香づくり体験を開催。「いとをかし香」は注文を受けてから生産し、オリジナルの香炉や茶筅なども取り扱う。
提供 惠心院
提供
惠心院
平安時代821〜822(弘仁12〜13)年頃に、真言宗開祖・弘法大師空海が創建した真言宗智山派の古刹。山号は朝日山で、本尊として十一面観音菩薩を安置。1005(寛弘2)年に、『源氏物語 宇治十帖』のヒロイン・浮舟が宇治川で入水自殺を図った際に助けた横川の僧都のモデルといわれ、『往生要集』の著者として知られる惠心僧都源信が再興。境内に植えられた季節ごとの花々が心を和ませる「花の寺」としても知られる。
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お客様の声
お道具やお茶など宇治にこだわられていた点や会場の説明やお茶体験など、講師の方がとても丁寧なご対応でした。帰りがけに関連のある宇治の店を訪ねながら歩く楽しみもあり、行ってよかったと思いました。
兵庫県 30代 女性
はじめてのお香づくり体験でしたが、先生が気さくで楽しい時間を過ごせました。お寺の中の和室という空間も珍しかったです。抹茶の香りがこんなに爽やかで、癒されるものだと知りませんでした。
奈良県 40代 女性
お香のお話や、印香づくりのコツ、また会場の説明、煎茶の淹れ方、お茶のお話などとても楽しく、充実したお時間でした。先生の優しいお言葉遣いやお気遣いに、とても良い雰囲気で過ごせました。
京都府 50代 女性
開催場所
惠心院
〒611-0021 京都府宇治市宇治山田67
・京阪電気鉄道宇治線 宇治駅から徒歩約10分
・JR奈良線 宇治駅から徒歩約15分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時|木曜・土曜・日曜 10:30〜12:00 / 13:30〜15:00
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
2024年11月
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即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
9,900円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、材料費、施設利用料、講習料、制作したいとをかし香(6~7個)、お茶・お菓子、おみやげ(香老舗 松栄堂製の空薫用炭と灰セット)
催行人数
最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回4名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.惠心院 門前に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
※体験開始の5分前より早く到着された場合、準備の都合上、会場へご案内できない場合がございます。
2.日本のお香の種類と歴史を学ぶ・空薫の実演(約20分)
3.いとをかし香づくり(約40分)
4.プレミアム宇治茶(煎茶)の試飲と解説(約30分)
5.解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
特にございません。
服装
・紙エプロンと使い捨て手袋をご用意しています。
・会場には靴を脱いで上がっていただきます。
・体験はフローリングのお部屋で、座布団か低い椅子で行います。座りやすい服装でご参加ください。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
6歳以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※12際未満の方は参加無料ですが、同伴者の方は1名様分の料金を申し受けます。
予約期限
開催日の7日前まで。
特記・免責事項
やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。
よくあるご質問
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