吉祥寺「手織工房じょうた」好きな色で作る“さをり織”のストール −緑あふれる城達也氏の工房にて−
体験の概要
吉祥寺にある「手織工房じょうた」にて、世界約50カ国に愛好者のいる「さをり織り」を体験。約2,000本の多彩な糸の中からご自身の感性で選んだ糸を、図案も決まりもないなか、心赴くままにストールを織り上げます。操作しやすいオリジナルの手織機を使うので、はじめての方でも4~5時間ほどで世界にひとつだけの織物が完成します。
体験の特徴
・さをり織りの創始者であり、世界中にファンを持つ城みさを氏の孫・城達也氏の工房にて手織を体験。
・多種多様な糸や原毛の中から、お好きな素材を自由に組み合わせて制作できます。
・50cm幅での制作はOtonamiだけの特別プラン。ストールやひざ掛けなど楽しみ方はいろいろ。
※こちらのプランもおすすめです。
〈 横浜「手織工房じょうた」色と素材を自由に愉しむ“さをり織り”のストール −横浜星川工房にて− 〉
8,800円〜
(名/税込)
1〜4名
約300分
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詳しい内容
心ときほぐす、緑の中の手織工房
にぎやかな吉祥寺駅から緑がいっぱいに広がる井の頭公園を抜け、静かな住宅街を縫うように進むと、美しい白壁の一軒家が現れます。「手織工房じょうた」は、さをり織を生み出した城みさを氏の孫・城達也氏が主宰する手織物の工房です。
壁の棚には約2,000本ものカラフルな糸が並び、オリジナルの木製の織機が窓に向かって整列しています。どこの席に座るかはその日の気分で。完成図も決まりもなく、自由に織るさをり織。深呼吸すれば自然をすぐそこに感じられる場所で、人間本来の感覚を取り戻しながら、自分らしさを織る体験が始まります。
感覚を頼りに、自由に織り上げる
「差異を織る」という意味が込められたさをり織は、人間だからこそ生み出せる個性が魅力の手織の手法。自由に織り上げるその楽しさは、世界50カ国以上で十数万人に愛されているといわれています。オリジナルの手織り機は扱いやすく、糸がなくなれば簡単に糸替えができます。ペダルを踏み忘れても、それも織物の味わいに。時にはわざと糸を飛ばしたり、引き出したり、原毛を入れてみたり……。織物の固定概念から離れ、自分の感性に向き合うひととき。機械では作れない不規則性や偶発的な組み合わせに心をときめかせながら、自分だけの織物を完成させます。
心動かす糸との出合いは、一期一会
工房には、色や太さ、触り心地まで多種多様な糸がずらり。心の目を研ぎ澄ませ、織物に使う糸を選び取ります。手織工房じょうたの教室では、さをり織に残糸(ざんし)を使います。残糸とは、紡績工場で余ってしまい、捨てられるはずだった糸のこと。昨今、残糸を活用して新たな命を吹き込む活動が注目されています。
「残糸はなくなったら終わり。でもそれは次の糸に出合うチャンス」と城氏。隣の人が織る糸が目に入り、気になって使ってみるなど、工房ならではの一期一会の巡り合いも楽しめます。
色を塗るように織り、自分らしさを見出す
本体験では、あらかじめ経糸(たていと)を張った織機が用意されています。経糸は通年で綿、緯糸(よこいと)は当日に綿またはウールから選べます。夏季は主に綿、冬季は主にウールをご用意していますが、時期によってラインナップは変動があります。様々な表情の糸との出会いをお楽しみください。
選んだ緯糸をボビンに巻いたら、シャトルに装着。シャトルを経糸の間に通し、足のペダルを踏み替え、筬(おさ)を手前に打ち込むことで1段ができます。糸替えは、シャトルの中のボビンを入れ替えるだけ。気軽に糸を替えたり、ふわりとした原毛や糸くずを入れたりと、色を塗る感覚で織を進めます。
疲れたら、自分のペースでいつでも休憩を。工房の近くには、タイ料理やそば粉のガレット、天然酵母のベーカリーなど、素敵なお店があります。天気の良い日には、買ってきたお弁当を工房のテラスでいただくのも気持ちよさそう。吉祥寺の空気感までも布に織り込み、その時の自分にしか織れない布が仕上がります。
自分によく似合う、世界にひとつだけの手織物
感性を生かして自由に織り上げた布は、不思議とその人によく似合うものに仕上がるそうです。50cm幅で好きな長さまで織ることができるのは、Otonami限定の魅力(最長約2メートル)。出来上がりの織布は、そのままショールやひざ掛けとして楽しんだり、バッグやベストに仕立てたり。クッションや壁掛けパネルにアレンジするのもおすすめです。
通常プランに加え、素材を変更できるオプション(有料)もご用意。リネン・シルク・ラムウールのいずれか、またはカシミヤへ変更可能です。さらっとした肌触りのリネンとシルクは、春〜夏におすすめの素材。吸水・発散性にすぐれているため爽やかな使い心地です。なめらかな肌触りのラムウールは、秋〜冬におすすめの素材。繊維が細いためチクチクしないのが特徴です。
工房のスタッフは、織物を教えすぎることはなく、そっと背中を押す程度。体験する人の感性を大切に、その人らしい織物を作れるのがさをり織の醍醐味です。誰にも真似できない自分らしさを、さをり織で表現してみてはいかがでしょうか。
提供 手織工房じょうた
提供
手織工房じょうた
さをり織の創始者・城みさを氏の孫である城達也氏が主宰する手織教室。工房にある糸を何種類でも好きなように使い、自由に手織りを楽しむさをり織の体験ができる。その他、さをり織に使う上質な糸やオリジナルの織機、さをり織の作品の販売も行う。東京に本店である吉祥寺工房と自由が丘工房、神奈川に横浜星川工房がある。
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お客様の声
失敗してもそれが個性、という説明を伺い、実際に何か所も失敗してしまいましたが、黙々と無になって楽しめました。スタッフの方々もフレンドリーでよかったです。
神奈川県 60代 女性
緑を眺めながらリラックスできる素敵な工房でした。カラフルな糸がたくさんあり、どれを使おうか最初は迷いましたが、織り始めると次々といろいろな糸を試してみたくなりました。派手な色や原毛も織り込むと意外としっくりとなじみ、1日かけて素敵なストールができました。自分で作った作品に大満足です。
東京都 40代 女性
緑豊かな玉川上水のかわっぺりにある素敵な工房で、貴重な体験をさせていただきました。私には、少し時間がかかりましたが、わかりやすく、ていねいな対応に感謝します。
東京都 60代 女性
開催場所
手織工房じょうた
〒181-0001 東京都三鷹市井の頭5-17-29
・JR・京王井の頭線 吉祥寺駅 南口(公園口)より徒歩約13分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時|火曜〜日曜 10:30〜15:30(第1日曜、祝日を除く) ※終了時間は目安です。 終わり次第終了となりますが、17:00まで織ることができます。
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
2024年11月
日
月
火
水
木
金
土
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
〈基本プラン〉
8,800円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費、施設利用料
※経糸は通年で綿を使用します。
※緯糸は体験当日、綿またはウールからお選びいいただけます(時期により変動しますが、夏季は主に綿、冬季は主にウールをご用意しています)。
〈オプション〉
①リネン・シルク・ラムウールのいずれかに変更
+4,500円(税込)
※種類は当日お選びいただけます。
②カシミヤに変更
+13,500円(税込)
催行人数
1回4名限定
※1名からご予約いただけます
※Otonamiプラン以外のお客様とご一緒になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
体験の流れ
1.手織工房じょうたに集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.自己紹介
3.制作の説明
4.制作体験(途中お昼休憩があります)
5.解散
※お昼休憩の時間は決まっておりませんのでご自由にお取りください。お弁当を持参された方は、工房のウッドデッキのご使用も可能です。
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
特にございません。
服装
ペダルを踏みますので、ヒールの高い靴は織りにくくなります。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
7歳以上
※お子さまが織る場合や、介助が必要な方の場合でも、付き添いのみはご遠慮いただいております。(受付時、お昼休憩時、お会計時のみ、保護者の方の付き添いはできます)
予約期限
開催日の7日前まで。
特記・免責事項
やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。
よくあるご質問
経糸の色は1年を通して、最も織りやすい黒のみとなっております。
使用する素材が綿やシルク、リネンの場合、そこまで縮まないので軽く洗うこともできます。クリーニングに出すことはほぼないです。
色落ちに関しては、こちらで使っている糸が残糸ですので基本的にはさほど色落ちするものはないのですが、中には色落ちするものもあるかもしれません。白物と一緒に洗うことは避けてください。
体験の日に布の始末の仕方、縮絨の仕方、その後のお手入れなどについてもご説明します。その際にご質問いただければ、織り上がった布の素材に応じてお答えします。
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