浅草「白雲山 金龍寺」四季を感じる寺院で禅の教えに触れる読経・坐禅体験 −抹茶・お菓子付き−
体験の概要
1611(慶長16)年、徳川家康の長女・亀姫が創建したと伝わる浅草の禅寺「白雲山 金龍寺」。東京を代表する観光地の喧騒を離れ、木々の緑に包まれた本堂で、禅の精神に触れる非日常の特別体験。禅僧の指導のもと、読経を聞きながら姿勢を正して坐禅を組み、心静かに自身と向き合う貴重な時間を過ごします。読経と坐禅により心身をととのえた後には、抹茶とお菓子をいただきながら、リラックスしてご住職の法話を拝聴します。
体験の特徴
・徳川家ゆかりの伝統ある浅草の寺院で、禅の精神に触れるOtonami限定プラン。
・「臨済宗妙心寺派東京禅センター」で主任を務めるご住職から、禅の基本的な知識から坐禅の実践方法まで、丁寧な指導を直接受けることができます。
・平日夜と日曜朝に開催されるため、日々忙しい方も参加しやすい坐禅体験です。
5,500円〜
(名/税込)
1〜12名
約120分
開催日を確認
詳しい内容
400年以上の歴史を重ねる徳川家ゆかりの寺院
白雲山 金龍寺は、徳川家康の長女亀姫が、南傳宗涌禅師を迎えて1611(慶長16)年に創建したと伝わる臨済宗妙心寺派の禅寺です。創建当時は八丁堀にありましたが、1635(寛永12)年に現在の浅草寿町に移転したといわれています。関東大震災と東京大空襲で被災し2度焼失しましたが、再建されて現在に至ります。
大通りから1本入り、浅草の喧騒を離れた場所に佇む金龍寺。季節によって様々な顔を見せる木立に囲まれた本堂が、坐禅体験の会場です。どっしりと重厚感のある本堂には静謐な空気が漂い、自然と心が穏やかに。
禅の精神に触れ、坐禅体験へいざなわれるひととき
本堂に集合すると、ご住職の説明が始まります。金龍寺の23代目のご住職である並木泰淳(たいじゅん)氏は、首都圏で禅を紹介する拠点「臨済宗妙心寺派東京禅センター」で主任を務め、坐禅や写経を通して禅の素晴らしさを伝えています。本体験でも、わかりやすく禅の教えを紐解きます。
釈迦が菩提樹の下で坐禅を組み、悟りを開いたことが禅のはじまりと考えられています。体験では、そのような禅の成り立ちといった基本的な知識から、座り方の作法を含めた実践方法までを丁寧に説明してもらえるので、はじめての方でも安心してご参加ください。
読経と坐禅を通して、身体と呼吸と心をととのえる
読経は、金龍寺の御本尊である十一面観音に向かい「般若心経」と「白隠禅師坐禅和讃」を唱えます。経本を借りられるので、ご住職の声を聞きながら自身の声を合わせてみるのも良いでしょう。静かな本堂に響き渡るお経の声に、清々しい気持ちが湧いてきます。
続く坐禅は、間に2分間の休憩を挟みながら、10分間を3炷(ちゅう、しゅ)行います。「炷」とは坐禅に使われる単位で、線香1本が燃え尽きる時間。本来はもっと長いものですが、本体験では初心者でも行いやすいよう、短い時間で体験します。続けられる方は、休憩の間に坐禅を続けることも可能です。
お香が焚かれた後、坐禅の始まりと終わりの合図として聞こえるのは、拍子木と鐘の音。背筋を伸ばし、ゆっくりと腹式呼吸を繰り返し、呼吸をととのえます。次に、集中力を高めていきますが、はじめのうちは意識を集中させることがなかなか難しい場合も。教えてもらう「数息観」という方法で、吸って吐く息を心の中で数えながら精神を集中させ、心身を調和させるように心がけます。
坐禅の途中、ご住職が警策という法具を持って本堂内を巡ります。警策で肩を打つことには、修行者を励ます意味があるのだそう。少し緊張しますが、合掌して頭を下げ、肩をパンと打たれた後元の姿勢に戻ると、背筋が前より伸びたように感じられます。
抹茶とお菓子をいただきながら、禅語に親しむ
3炷の坐禅が終わると、休憩の後、ご住職が点てたお抹茶をいただきます。提供されるお菓子は例えば、雷門前にある江戸末期創業の御菓子司、浅草寺御用達の「龍昇亭 西むら」の生菓子。四季の移ろいを表現した美しいお菓子とお茶のおもてなしを堪能します。
日本の伝統文化として世界に発信されている茶道ですが、抹茶のいただき方は実は中国が起源。日本における臨済宗の開祖・栄西(ようさい、えいさい)がお茶の種と共に現在の抹茶に通じる点茶法を日本に持ち帰りました。禅寺では、坐禅の間に眠気覚ましの薬としてお茶を飲むようになり、今でも臨済宗の寺院では、1日に何度もお茶を飲む習慣があるそうです。
禅と密接な関係にあるお茶をいただきながら、リラックスしてご住職の法話を拝聴します。毎回ひとつの禅語をテーマに取り上げて説明する内容で、禅の教えをより身近に感じられるひとときです。
本体験をきっかけに、奥深い禅の世界へ
本体験では通常より短い10分間刻みで坐禅を行います。これは、短い時間でも集中する体験をしてほしいというご住職の想いから。「日常とがらりと雰囲気が違う場所で、季節を感じながら、まずは坐禅を体験してほしい」とご住職。自然に囲まれた本堂で姿勢を正し、ゆっくりと呼吸して静かに座っていると、心がほぐれていくのがわかります。
本体験は継続して参加することができ、2回目以降の方は、説明の間に坐禅の準備を進めたり、読経と坐禅から参加したりすることも可能です。「読経」「坐禅」「抹茶」「法話」を通じて自身と向き合い、散漫になっている心身をひとつにまとめる貴重な時間。浅草の静寂な寺院で、奥深い禅の世界に触れるひとときを過ごしてみませんか。
提供 臨済宗 妙心寺派 白雲山 金龍寺
提供
臨済宗 妙心寺派 白雲山 金龍寺
浅草寿町に位置する臨済宗妙心寺派の寺院。徳川家康の長女奥平侯信昌之室盛徳夫人(亀姫)が開基、南傳宗涌禅師を開山に迎え、1611(慶長16)年に創建。1635(寛永12)年に現在の地に移転したと伝わる。関東大震災と東京大空襲で2度焼失したが再建。浅草の喧騒を離れた静かな境内には、東京都指定旧跡、江戸時代中期の著名な国学者、荷田在満(かだのありまろ)の墓がある。
開催日を確認
お客様の声
坐禅は学生のとき以来の体験でした。ご住職のお話は知らなかったことばかりで、とても勉強になりました。呼吸に集中することが難しかったですが、警策で肩を打っていただいたとき、心の中のもやもやが晴れた気がして気持ちが清々しくなり、また取り組んでみたいと思いました。
東京都 50代 女性
都会の街中から一本入った静かな場所で、色々な音が聴こえてくる中の坐禅でしたが集中できました。ご住職の話は、仏教をまったく知らない私にもとてもわかりやすく、歴史を理解した後の坐禅は、とても広がりがあって良かったです。般若心経を昌和できたのも嬉しかったです。
埼玉県 60代 女性
大変満足度が高い体験でした。早朝の時間帯に坐禅、法話、お茶と、静かで落ちていた時間を過ごせて、帰る時には、心身ともに大変心地よかったです。
東京都 50代 女性
開催場所
臨済宗 妙心寺派 白雲山 金龍寺
〒111-0042 東京都台東区寿2-10-4
・東京メトロ銀座線 田原町駅から徒歩約2分
・つくばエクスプレス 浅草駅から徒歩約6分
・都営地下鉄大江戸線 蔵前駅から徒歩約10分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時|水曜 18:30〜20:30 / 日曜 8:00〜10:00
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
2024年11月
日
月
火
水
木
金
土
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
5,500円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、施設使用料、お茶・お菓子
催行人数
1回12名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.金龍寺 本堂に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.坐禅の説明(約30分)
3.読経、坐禅(約50分)
4.休憩(約10分)
5.お茶・お菓子のご提供、法話(約30分)
6.解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催24時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
特にございません。
※夏期はお飲み物をご持参ください。
服装
坐禅の体験がしやすいよう、ゆったりとした服装でお越しください。
※夏期は涼しい服装でお越しください。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
6歳以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※お子様がご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。
予約期限
開催日の前日まで。
特記・免責事項
・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・本堂には空調がございません。夏期の暑さ対策は扇風機のみとなります。ご参加の際は、ご自身で涼しい服装や水分補給の対策をいただくなどご理解とご協力をお願いいたします。
・本体験はすべて日本語で催行されます。お時間の都合上、進行速度への配慮ができかねるため、通訳を介する必要があるお客様のご参加はご遠慮いただいております。ご理解とご了承をいただけますようお願いいたします。
(This experience will be conducted in Japanese. Due to time constraints, we cannot accommodate adjustments to the pace of the event for translation purposes. Therefore, customers who require an interpreter are kindly asked to refrain from participating. Thank you for your understanding.)
よくあるご質問
開催日を確認