京都「光清寺」通常非公開の禅寺を特別拝観&枯山水庭園を望む坐禅・写経体験 −和菓子・お抹茶付き−
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体験の概要
江戸時代初期に創建された臨済宗建仁寺派の寺院「光清寺」にて、境内を案内付きで特別拝観し、坐禅・写経を体験するOtonami限定プラン。昭和を代表する作庭家・重森三玲作の「心和の庭」や絵画「浮かれ猫」など通常非公開の見どころを副住職の解説付きで鑑賞します。枯山水庭園を心静かに眺め、坐禅・写経の体験を通じて自分自身と向き合うひとときを。坐禅・写経の体験後には、同じく西陣にある老舗御菓子司「塩芳軒」の季節の和菓子とお抹茶を味わいながら副住職との談話を楽しみます。
体験の特徴
・通常非公開の光清寺にて境内を特別拝観し、副住職の案内付きで庭園や絵画を鑑賞するOtonami限定プラン。
・美しい枯山水庭園を眺めながら坐禅・写経体験を行い、心と体が整う穏やかな禅の世界を体感します。
・体験の締めくくりには、副住職がセレクトした塩芳軒の和菓子とお抹茶をいただきながらゆっくり歓談ができます。
6,000円〜
(名/税込)
1〜8名
約90分
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詳しい内容
江戸時代以来の歴史を誇る臨済宗の禅寺・光清寺
京都らしい町家や寺院が並ぶ細い道に佇む禅寺・光清寺。1669(寛文9)年、皇族の伏見宮貞致親王(ふしみのみやさだゆきしんのう)が母・慈眼院殿心和光清大信女(じげんいんでんしんわこうせいだいしんにょ)の菩提のために建立したのが始まりです。
貞致親王の子息である邦永(くになが)親王により、その祖母の御戒名から心和山光清寺と名づけられました。現在は臨済宗建仁寺派に属し、明治維新に貢献した岩倉具視公の岩倉家の菩提寺として、深い関わりや歴史ある格式高い門跡寺院です。
光清寺の本堂には、平安時代に慈覚大師により作られたといわれる御本尊・聖観世音菩薩立像が鎮座し、その目線の先には広大な枯山水庭園「心和の庭」が、山門をくぐり抜けた先には「心月庭」が配されています。
光清寺は通常非公開のお寺ですが、2023年11月に初の一般公開を実施。その後も、お寺ヨガや坐禅体験など地域の方や観光客向けのイベントを行い地域との接点を増やしています。「公開をすることで、様々な方とのご縁をつなぐことができました。荘厳な本堂や美しい庭園を見てもらい、後世に伝え残していくことは私たちの務めでもあります」と副住職は話します。
枯山水庭園「心和の庭」を副住職の解説付きで鑑賞
本プランでは、副住職の案内のもと、通常非公開の光清寺の見どころをたっぷりと堪能。光清寺の歴史や絵画・浮かれ猫にまつわる言い伝え、心和の庭の見どころなどのお話を聞きながら寺院内を巡ります。
まずは、御本尊へ挨拶を。「まずは手を合わせて、気持ちを落ち着かせてほしい」と副住職。ご先祖様や家族を大切に思うような心持ちで、御本尊に手を合わせてみましょう。御本尊が見守る本堂からは、昭和を代表する作庭家・重森三玲氏が手がけた心和の庭を鑑賞できます。100坪もの広大な庭園で、心字形を表現する四島に、三尊石組と七五三配石に見立てた石組が構成された枯山水庭園です。
正面には一番大きな本尊石がそびえています。本堂の御本尊と対になり、寺院の安寧を見守っているかのよう。「庭を鑑賞することでどのような感情が芽生えるか、ご自身の気持ちを感じていただきたい」と副住職が話すように、庭を鑑賞して感じることは人それぞれ異なります。季節や時間帯によって移り変わる庭園の美しさを、ぜひ自分なりの解釈で感じてみてください。
「出水の七不思議」の伝説が伝わる、絵画「浮かれ猫」
さらに、本堂には江戸時代の伝説が残される名画・浮かれ猫が飾られています。光清寺が位置する出水通の各寺院には7つの伝説が残されており、総称して「出水の七不思議」と呼ばれています。
江戸時代、三味線の音が聴こえると猫が姿を現し女性の姿に化けて踊り舞い始めたという伝説。絵馬から出て踊り狂う姿が人の目に触れ町内は大騒ぎに。当時の住職が法力で猫を封じ込めてしまいます。その後、住職の夢に猫が現れ歎願をしたことで封を解かれたといういわれが残っているそう。副住職の解説を聞きながら伝説が残る絵画をじっくりと鑑賞してみてください。
重森三玲作庭の庭園を眺めながら坐禅・写経を体験
境内の特別拝観後は、心和の庭を眺めながら坐禅と写経を体験。坐禅は、手足の組み方や呼吸、坐禅を行ううえでの心構えなど、丁寧な説明を受けてからスタートするため、坐禅がはじめてでも安心して参加できます。また、正座が苦手でも、椅子を使いながら坐禅の呼吸法と姿勢を実践できます。
心と体を整えて、集中する時間を過ごしましょう。坐禅といえば“無”になることをイメージしますが、「あらゆる感情を客観的に観察してください。坐禅が終わった後にすっきりとした気持ちになれば大丈夫です」と副住職は話します。感情の変化や起伏をあるがままに坐禅を行い、自分自身を見つめ直すきっかけとなる時間を過ごしましょう。
光清寺の通常の坐禅体験では、休憩を取りながら1時間ほど坐禅を行います。Otonamiのプランでは、禅の世界を気軽に体感できるよう30分の体験となります。短い時間で集中して座ることで、その場所の空気感や濃密な時間の流れを大切に、坐禅が終わった後にどのような感情が芽生えるかを観察してみてください。
坐禅の後は、晴れやかな気持ちで写経を体験します。穏やかな枯山水庭園を前に、無心に文字を追いかける貴重なひととき。一般的には般若心経の写経用紙を使うことが多いですが、本プランでは延命十句観音経を前に心を整えていきます。
書くことに没頭しながら、時にはお経を唱えるように文字を心に入れ込んでいく……。筆を持ち手を動かしたり、自分の目で文字を見たりすることで、五感をはたらかせながら心身を整える、じわりと心に染み入るような時間を体験できます。
副住職と談話しながら季節の和菓子とお抹茶を堪能
坐禅・写経体験後には、庭園を眺めながら和菓子と抹茶をいただきます。副住職がセレクトした、同じく西陣にある老舗御菓子司「塩芳軒」による季節の和菓子は、当日まで何が登場するかお楽しみ。その甘さによくなじむお抹茶を味わいながら、副住職との会話を楽しみましょう。
坐禅や写経の体験後には、心なしか背筋が伸び、清々しい気持ちで心が満たされます。庭園を眺めたり、坐禅・写経を体験したり、体験を通じて自分自身がどのように感じたかをぜひ副住職に率直に話してみてください。
禅の奥深い世界に触れ、自分自身と向き合う時間
季節や天気によって異なる感じ方ができる枯山水庭園・心和の庭や、伝説として言い伝えられている絵画・浮かれ猫などの光清寺の見どころを鑑賞できる本プラン。通常非公開の光清寺の歴史と文化の深さを感じられるはず。また、坐禅や写経の体験も、禅の奥深い世界に触れるきっかけとなり、心と体を整え自分と向き合う時間となるでしょう。
「体験で感じたことを日常でも生かしてほしい」と副住職は話します。坐禅や写経は敷居の高いものではありません。静かな空間で、どんな人も優しく歓迎してくれる副住職との会話を楽しみながら、穏やかなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
提供 光清寺
提供
光清寺
1669(寛文9)年に臨済宗の杲山義洋禅師(こうざんぎようぜんじ)を開山とし、皇族の伏見宮貞致親王が御生母・慈眼院殿心和光清大信女の菩提のために建立。明治初年より臨済宗建仁寺派に所属。主庭となる枯山水庭園「心和の庭」と境内入り口にある「心月庭」は、ともに昭和を代表する作庭家・重森三玲による作庭。平安時代に作られた聖観世音菩薩立像が御本尊として鎮座する。
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開催場所
光清寺
〒602-8359 京都府京都市上京区七番町339
・京都駅から206系統 (A3のりば)、四条河原町駅から10・46・201系統、四条烏丸駅から46・55・201系統、河原町丸太町駅から10系統いずれかのバスに乗車、「千本出水」で下車、徒歩約2分
・地下鉄東西線、JR 二条駅から徒歩約10分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時|不定期開催 10:00〜11:30 / 13:30〜15:00
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
現在ご予約が可能な催行日がございません。
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
6,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、施設利用料、お茶・お菓子
催行人数
1回8名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.光清寺に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.副住職によるご案内(約15分)
3.坐禅体験(約30分)
4.写経(約30分)
5.お茶・お菓子のご提供と歓談(約15分)
6.解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
特にございません。
服装
・坐禅を行うため、身体を締め付けないゆったりとした服装をおすすめします。
・露出の多い服装はご遠慮ください。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
6歳以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※お子様がご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。
予約期限
開催日の7日前まで。
特記・免責事項
やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
よくあるご質問
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