
Exclusive
金沢「九谷光仙窯」創業150年超の名窯の職人が仕上げるオーダーメイドの器づくり −工房見学付き−
こちらの体験は開催を終了しております。読み物としてお楽しみください。
体験の概要
体験の特徴
・工房見学を通して、九谷焼の制作工程や職人の手仕事の素晴らしさを学びます。
・職人の手によるオーダーメイドで自分だけの器を制作。形のリクエストができるほか、絵付けの絵柄もお好きなものを選べます。
15,000円〜(名/税込)
2〜4名
約60分
詳しい内容
九谷焼の歴史と伝統を守り続ける、皇室ゆかりの名窯
江戸時代に誕生したといわれる九谷焼。「九谷光仙窯」は1872(明治3)年に石川県小松市で創業し、大正時代に金沢市に移転しました。現在は5代目当主の利岡光一郎氏が窯を守り、代々受け継いできた九谷焼の伝統技法を次世代へつないでいます。
九谷焼の生産は分業制が主流ですが、九谷光仙窯ではろくろによる成形から上絵付けに至るまで一貫して対応。国内外での受賞歴も多数持ち、確かな技術に裏打ちされた質の高いものづくりを行ってきました。手仕事から生まれる美しい器の数々は皇室ご来駕の折に御前制作されるなど、皇室とのつながりも深い名窯として愛されています。
九谷焼の裏側の世界を垣間見る工房見学
まずは利岡氏の案内のもと職人が実際に作業をしている工房を見学。九谷焼の工程は8つに分かれ、各職人の手を渡り継いで作品が完成します。職人がろくろを回す姿を後方から見守り、乾燥中の器が並ぶ様子を静かに観察。日によっては、焼成に使用する窯も近くで見ることができます。昔ながらの雰囲気が漂う工房から、脈々と受け継がれてきた九谷焼の歴史を感じます。
九谷光仙窯について学ぶコーナーでは、江戸時代から始まった九谷焼がどのような歴史をたどってきたのか、九谷光仙窯のあゆみと共に振り返る展示が用意されています。気になったことはその場で利岡氏にたずねてみてください。
希望の形と絵柄で九谷焼の器をオーダーメイド
本体験では、利岡氏の作陶によって自分好みの九谷焼の器をオーダーメイドすることができます。はじめに、成形の作業のデモンストレーションから。粘土を練りながら徐々に形を作っていきます。くるくると回る粘土のかたまりに利岡氏が手を添えると、見る見るうちに器の形が整い、一瞬たりとも目が話せません。希望の形になったら、口元が触れるところの表面をなめし皮を使ってなめらかに仕上げます。
利岡氏は作陶中、「常に最高の一品になるように」と魂を込めているのだそう。職人の巧みな手の動きや、細かい作業の過程を間近に見られる貴重な体験です。利岡氏のデモンストレーションを見学後、いよいよオーダーメイドの器づくり。作ってほしい器のイメージやサイズを伝え、作陶が始まります。
五彩で表現した絵柄で器を飾る
続いては、器に描く絵柄をサンプルから選びます。九谷焼は日本を代表する色絵磁器といわれ、「五彩」とよばれる赤・黄・緑・紫・紺青の5色の和絵具を使って厚く盛り上げて塗るのが特徴です。絵柄は古くから花鳥風月を描いたものが多く、色使いが違えば表情も様々。利岡氏との会話を楽しみながら、自分だけの器に施す絵柄を決めていきます。
本来、九谷焼の絵柄は職人が筆を使って入れますが、現在ではシールのように絵柄を器に転写して大量生産する技術もあります。九谷焼の伝統を守り続ける九谷光仙窯では、優美な絵柄を五彩を用いて精魂込めて描くことを大切にしています。美しい器を眺めていると、一つひとつに込められた職人たちの並々ならぬ想いを感じられずにはいられません。
九谷焼の魅力を知り、器の完成を心待ちに
自分好みの九谷焼の器をオーダーメイドし、九谷焼が完成するまでの一連の工程を見学できる本体験。「九谷焼を通して金沢の伝統工芸を身近に感じるきっかけが生まれたら嬉しいです」と利岡氏は話します。ろくろをひねって器が形づくられていく様子を間近で見ることで、職人技の素晴らしさや手仕事の価値をあらためて感じることができるでしょう。
体験当日に成形した器は職人の手によって仕上げられ、お手元に届くのは約4ヶ月後(送料は別途かかります)。九谷光仙窯での体験を振り返りながら、完成品の到着を楽しみにお待ちください。
提供 九谷光仙窯

提供
九谷光仙窯
1885(明治18)年 農商務省より銀杯および功労賞受賞
1923(大正12)年 摂政殿下(昭和天皇)行啓に際し香炉献上
1926(大正15)年 アメリカ独立150年記念 萬国博覧会 大賞受賞
1930(昭和 5)年 ベルギー・リエージュ 萬国博覧会 グランプリ受賞
1948(昭和23)年 陶磁器技術保存指定作家の認定
1958(昭和33)年 天皇皇后両陛下行幸啓に際し御前制作(抹茶わん献上)
1966(昭和41)年 常陸宮正仁親王同妃華子両殿下ご来県に際し御前制作(抹茶わん献上)
1967(昭和42)年 第13回日本伝統工芸展において最高賞受賞
1968(昭和43)年 皇太子殿下ご来県に際し御前制作(抹茶わん献上)
1975(昭和50)年 浩宮徳仁親王殿下ご来窯に際し御前制作(抹茶わん献上)
2006(平成18)年 文化庁主催「日本の匠の技」に伴い、小泉純一郎首相来窯
お客様の声
よくある陶芸体験は素人である自分が器を作りますが、最初から最後までプロの手で、しかも自分好みに器を作っていただけるこのプランは安心感がありました。同時に九谷焼の伝統や技術の素晴らしさを感じることができました。後日届く器を使うが楽しみです。
石川県 40代 女性
5代目のお話がとても興味深く、また、目の前でオーダーメイドの器を作ってもらうのも初めての体験でした。届くまでが待ち遠しいです。
千葉県 50代 女性
開催場所
〒921-8031 石川県金沢市野町5-3-3
・金沢駅 東口バスターミナルから北鉄バス(野町経由)で野町へ。野町バス停から徒歩約5分
・金沢駅 東口バスターミナルから北鉄バス(野町駅行き)で野町駅へ。野町駅バス停から徒歩約1分