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石川│金沢
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金沢「九谷光仙窯」創業150年超の名窯の職人が仕上げるオーダーメイドの器づくり −工房見学付き−

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体験の概要

石川県を代表する伝統工芸品の九谷焼。創業150年超の歴史を持ち、皇室ご来駕の折に御前制作を行うなど皇室とのつながりも多い名窯「九谷光仙窯(くたにこうせんがま)」にて、5代目当主・利岡光一郎氏による案内のもと九谷焼の世界に触れられるOtonamiオリジナルプランです。実際に職人が作業を行う工房の見学を通して、九谷焼の歴史を学び、その伝統を受け継ぐ職人技を間近に目にできる貴重な機会。さらに、当主自らがろくろを回して成形、絵付けまで行い、オーダーメイドの器を作成。完成した器は約4ヶ月後にお手元にお届けします。

体験の特徴

・創業150年超、皇室や著名人に愛される名窯「九谷光仙窯」にて九谷焼の歴史と伝統を体感。
・工房見学を通して、九谷焼の制作工程や職人の手仕事の素晴らしさを学びます。
・職人の手によるオーダーメイドで自分だけの器を制作。形のリクエストができるほか、絵付けの絵柄もお好きなものを選べます。

値段

15,000円〜
(名/税込)

参加人数

2〜4名

体験時間

約60分

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詳しい内容

九谷焼の歴史と伝統を守り続ける、皇室ゆかりの名窯

江戸時代に誕生したといわれる九谷焼。「九谷光仙窯」は1872(明治3)年に石川県小松市で創業し、大正時代に金沢市に移転しました。現在は5代目当主の利岡光一郎氏が窯を守り、代々受け継いできた九谷焼の伝統技法を次世代へつないでいます。

金沢周辺で作られる九谷焼は「金沢九谷」と呼ばれ、精緻な色絵が特徴

九谷焼の生産は分業制が主流ですが、九谷光仙窯ではろくろによる成形から上絵付けに至るまで一貫して対応。国内外での受賞歴も多数持ち、確かな技術に裏打ちされた質の高いものづくりを行ってきました。手仕事から生まれる美しい器の数々は皇室ご来駕の折に御前制作されるなど、皇室とのつながりも深い名窯として愛されています。

九谷光仙窯 5代目当主・利岡光一郎氏

九谷焼の裏側の世界を垣間見る工房見学

まずは利岡氏の案内のもと職人が実際に作業をしている工房を見学。九谷焼の工程は8つに分かれ、各職人の手を渡り継いで作品が完成します。職人がろくろを回す姿を後方から見守り、乾燥中の器が並ぶ様子を静かに観察。日によっては、焼成に使用する窯も近くで見ることができます。昔ながらの雰囲気が漂う工房から、脈々と受け継がれてきた九谷焼の歴史を感じます。

工房で器を乾燥させている様子

九谷光仙窯について学ぶコーナーでは、江戸時代から始まった九谷焼がどのような歴史をたどってきたのか、九谷光仙窯のあゆみと共に振り返る展示が用意されています。気になったことはその場で利岡氏にたずねてみてください。

完全に乾燥させてから800度で素焼を行う

希望の形と絵柄で九谷焼の器をオーダーメイド

本体験では、利岡氏の作陶によって自分好みの九谷焼の器をオーダーメイドすることができます。はじめに、成形の作業のデモンストレーションから。粘土を練りながら徐々に形を作っていきます。くるくると回る粘土のかたまりに利岡氏が手を添えると、見る見るうちに器の形が整い、一瞬たりとも目が話せません。希望の形になったら、口元が触れるところの表面をなめし皮を使ってなめらかに仕上げます。

ろくろを回しながら器を形作る様子を目の前で見られる

利岡氏は作陶中、「常に最高の一品になるように」と魂を込めているのだそう。職人の巧みな手の動きや、細かい作業の過程を間近に見られる貴重な体験です。利岡氏のデモンストレーションを見学後、いよいよオーダーメイドの器づくり。作ってほしい器のイメージやサイズを伝え、作陶が始まります。

作陶中は凛とした独特の空気が流れる

五彩で表現した絵柄で器を飾る

続いては、器に描く絵柄をサンプルから選びます。九谷焼は日本を代表する色絵磁器といわれ、「五彩」とよばれる赤・黄・緑・紫・紺青の5色の和絵具を使って厚く盛り上げて塗るのが特徴です。絵柄は古くから花鳥風月を描いたものが多く、色使いが違えば表情も様々。利岡氏との会話を楽しみながら、自分だけの器に施す絵柄を決めていきます。

絵柄のサンプルを見ながら、自分の器に描くイメージをふくらませる(選べる絵柄は季節により変更)

本来、九谷焼の絵柄は職人が筆を使って入れますが、現在ではシールのように絵柄を器に転写して大量生産する技術もあります。九谷焼の伝統を守り続ける九谷光仙窯では、優美な絵柄を五彩を用いて精魂込めて描くことを大切にしています。美しい器を眺めていると、一つひとつに込められた職人たちの並々ならぬ想いを感じられずにはいられません。

完成品のイメージ。職人の手によるオーダーメイドで自分だけの器を

九谷焼の魅力を知り、器の完成を心待ちに

自分好みの九谷焼の器をオーダーメイドし、九谷焼が完成するまでの一連の工程を見学できる本体験。「九谷焼を通して金沢の伝統工芸を身近に感じるきっかけが生まれたら嬉しいです」と利岡氏は話します。ろくろをひねって器が形づくられていく様子を間近で見ることで、職人技の素晴らしさや手仕事の価値をあらためて感じることができるでしょう。

和絵具を厚く盛り上げて塗るため、絵柄に立体感がある

体験当日に成形した器は職人の手によって仕上げられ、お手元に届くのは約4ヶ月後(送料は別途かかります)。九谷光仙窯での体験を振り返りながら、完成品の到着を楽しみにお待ちください。


事業者画像

提供
九谷光仙窯

石川県金沢市に窯を据える、1872(明治3)年創業の老舗名窯。九谷焼の伝統的な技法を守り続け、ろくろによる成形から上絵付まで一貫した手仕事にこだわる。九谷焼に惚れ込む人々を魅了し、皇室や著名人にも愛されている。絵付けやろくろの体験のほか、工房見学なども行っている。九谷焼を実際に見ながら購入できる直売所も併設。

1885(明治18)年 農商務省より銀杯および功労賞受賞
1923(大正12)年 摂政殿下(昭和天皇)行啓に際し香炉献上
1926(大正15)年 アメリカ独立150年記念 萬国博覧会 大賞受賞
1930(昭和 5)年 ベルギー・リエージュ 萬国博覧会 グランプリ受賞
1948(昭和23)年 陶磁器技術保存指定作家の認定
1958(昭和33)年 天皇皇后両陛下行幸啓に際し御前制作(抹茶わん献上)
1966(昭和41)年 常陸宮正仁親王同妃華子両殿下ご来県に際し御前制作(抹茶わん献上)
1967(昭和42)年 第13回日本伝統工芸展において最高賞受賞
1968(昭和43)年 皇太子殿下ご来県に際し御前制作(抹茶わん献上)
1975(昭和50)年 浩宮徳仁親王殿下ご来窯に際し御前制作(抹茶わん献上)
2006(平成18)年 文化庁主催「日本の匠の技」に伴い、小泉純一郎首相来窯

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お客様の声

お客様の声の写真

よくある陶芸体験は素人である自分が器を作りますが、最初から最後までプロの手で、しかも自分好みに器を作っていただけるこのプランは安心感がありました。同時に九谷焼の伝統や技術の素晴らしさを感じることができました。後日届く器を使うが楽しみです。

石川県 40代 女性

開催場所

九谷光仙窯


〒921-8031 石川県金沢市野町5-3-3
・金沢駅 東口バスターミナルから北鉄バス(野町経由)で野町へ。野町バス停から徒歩約5分
・金沢駅 東口バスターミナルから北鉄バス(野町駅行き)で野町駅へ。野町駅バス停から徒歩約1分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時│2023年5月より 9:30~10:30 / 11:00~12:00 / 13:00~14:00 / 14:30~15:30

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

2024年5月

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

15,000円(名/税込)
料金に含まれるもの オーダーメイド料金、器代、工房見学料、施設使用料
※オーダーメイド作品の送料は別途かかります



催行人数

最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回4名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.九谷光仙窯に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.工房見学
3.デモンストレーション見学
4.器のオーダーメイド
5.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※完成した器は約4ヶ月後にお届けとなります。


キャンセルポリシー

開催7日前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

特にございません。


服装

特にございません。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

特にございません。


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。

よくあるご質問

作業はお座敷ではなく、靴を脱いでいただくこともございません。

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