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京都|五条
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京都の老舗金物卸「河長」のギャラリーで職人と共に豆皿制作 −お香立てとして使えるかざり金具付き−

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体験の概要

京都で1751(宝暦1)年に創業した老舗金物卸「河長」。仕事場の離れで展開する「ギャラリー 京烏」にて、有名神社仏閣の造作を手がけたこともある熟練の職人から金属工芸について学びながら、鍛金技術を用いた豆皿づくりに挑戦します。さらに、河長が保有する伝統美が詰まった錺金具を自由に組み合わせて、完成した豆皿をお香立てとしてアレンジ。金属工芸を通じて銅の感触や金槌で打ちつける音を体感し、京都でつくられたお香で和の香りを楽しむ、五感が満たされる体験です。

体験の特徴

・京都の錺職人の技術を教わりながら、1枚の銅板からオリジナル豆皿を制作。
・菓子皿や銘々皿として、アクセサリー置きや小物入れとしても使えます。セレクトした錺金具をのせればお香立てに。
・金属工芸の歴史に加え、職人から京都で花開いた伝統文化の解説を受け、ものづくりの魅力に触れます。

【Important Notice】
This experience will be conducted in Japanese. Therefore, customers who require a translation app are kindly asked to refrain from participating.

8,800円〜
(名/税込)

2〜6名

約90分

開催日を確認

詳しい内容

伝統の技と美しさを現代に伝える老舗金物卸「河長」

1751(宝暦1)年に創業した金物卸商「河長」。仕事場が佇む松原通は、かつて清水寺へ向かう人々で賑わった旧五条大路です。宮廷文化を支えた職人たちが住んだ街であり、今も京都の文化を継承する店が並んでいます。近江商人だった河長の初代・河内屋長兵衛も、活気あふれるこの地に出てきて商売を始めました。

河長が手がける、箪笥や鏡台などの家具に使われている錺金具の一例。細部にまで宿る意匠が美しい

かつては家具や茶道具、仏具などの錺金具を主に扱い、その機能性と装飾品としての美しさを追求した河長。現在はそれらに加えて建築金物や陳列金物、和金物などを幅広く取り扱い、京都を中心に全国の伝統工芸のものづくり従事者や神社仏閣、建築家具関係の工房などに納めています。

仕事場の奥まで進んでたどり着くギャラリーの入り口。扉を開けると黒を基調としたスタイリッシュな空間が広がる

本体験の会場は、河長が展開するスペース「ギャラリー 京烏」。人と人とのつながりと発展を生み出すコミュニケーションの場所として生まれました。仕事場を奥へと進むと現れる隠れ家のような空間で、非日常感を味わいながらものづくりに没頭できます。

自らの手で叩いて形づくる銅製の豆皿

講師を務めるのは、神社仏閣の錺金物などを手がける熟練の職人。高い技術を評価される職人から直接指導を受けられるのも、伝統的な和金具を扱い、職人と信頼関係を築いてきた河長ならではの体験です。まずは職人から、錺金具の紹介や伝統の加工技術、金物業界の現状などについて解説を受けます。話を聞くと、社寺の屋根や建具、仏具、神輿の装飾など、その細やかな技術を普段何気なく目にしていることに気づかされます。

ポイントを解説しながら職人がデモンストレーション。目の前で銅を打つ姿は迫力がある

職人の解説から知識を得たところで、いよいよ制作を体験します。豆皿づくりに用いるのは、金属加工の伝統技法のひとつである「鍛金」。銅板を金槌で叩き、「槌目(つちめ)」と呼ばれる打痕模様をつけて、豆皿に自分だけのデザインを施しましょう。金属は叩くと伸びる性質があるため、外側から中心に向かって円を描くように叩きます。

金槌や木槌、金床など、職人が普段から扱っている道具で制作を体験

金槌を銅板に繰り返し打ちつけると、力加減や接触した角度によって打痕が生まれ、次第に世界にひとつの模様として浮かび上がります。職人と相談しつつ、全体のバランスを調整しながら形をととのえ、磨き上げれば完成。均等に槌目をつけることができなくても問題ありません。それが風合いとなり、作品のもつ個性として刻まれます。

歴史が詰まった錺金具を組み合わせてお香立てに

完成した豆皿は、ちょっとした工夫でお香立てにもアレンジが可能。かつて河長が手がけた箪笥や鏡台などに使われていた様々な錺金具の中から、好みのデザインを2~3個組み合わせてセレクトし、豆皿にのせてみましょう。お香がうまく立つように、高さがある金具をひとつ選ぶのがおすすめです。

木箱には様々な用途で使われる金具がぎっしり。どれも小さいながら唯一無二の輝きを放つ

豆皿に重ねた金具にお香を挿せば、オリジナルのお香立てが完成。金属同士のため、どんなデザインを組み合わせても統一感と一体感が出ます。お香立てとして使わない時には、インテリアとして飾ってもさりげなく存在感を放ちそうです。

選んだ錺金具を重ねて置くだけで、おしゃれなお香立てに

京の香りと河長の歴史の足跡をおみやげに

制作した豆皿とお香立て用の錺金具は、体験当日に持ち帰れます。お香立てとして自宅ですぐに楽しめるように、河長がセレクトした京都製のお香もおみやげに。色と香りが異なるお香から、気に入ったものを5本選びます。また、河長オリジナルの「河長金物絵巻」もプレゼント。河長が手がけてきた金物や職人について描かれ、今昔の歩みを知ることができます。お香に火を灯し、心落ち着く香りに包まれながら絵巻を眺めて、鍛金の感触や職人との会話を思い返すのも良いでしょう。

絵巻には河長の歴史や活動が詳しく紹介されている

また、オプション(有料)にて、豆皿に色付けを施すことができます。金属への着色加工法のひとつである「いぶし」の技術を使い、銅板の豆皿を硫黄成分の入った液体に漬けて黒く反応させます。いぶしの工程は職人が担当。黒く着色した銅板にやすりをかけると凹凸の高いところから元の色が現れます。好みの色合いまでやすって、いっそうミステリアスな輝きをたたえる自分だけの豆皿に仕上げましょう。

両端がいぶしを施した豆皿。色付けによって槌目が浮かび上がり、より風格あふれる仕上がりに

さらに、豆皿を収める桐箱を購入できるオプション(有料)も用意。河長のオリジナル刻印が付いています。昔から大切なものをしまう収納具として活用されてきた桐箱に入れれば、贈り物としても喜ばれそうです。

京都ならではのものづくりに触れ、伝統文化に思いを馳せる

鍛金を施した豆皿は、シンプルながら上品な佇まい。使い始めは明るい色をしていますが、経年変化と共に輝きに渋みが増します。食器として(※)、錺金具と組み合わせてお香立てとして活躍するのはもちろんのこと、アクセサリー置きや小物入れとして愛用するのも素敵。自らの手で打ちつけたデザインを眺めながら、どのように使おうかと悩むひとときも贅沢です。

※豆皿には敷き紙や和紙を敷き、食べ物が直接触れないようご注意ください。また、直接口をつけたり、水分を含むものを入れたりしないようお願いいたします。洗うことは可能ですが、確実に水分を拭き取るようお願いいたします。

経年によって変わってゆく風合いを楽しめるのも金物の魅力のひとつ

生活様式の変化に伴って和の文化が失われつつあり、金物の職人も減少の一途をたどっています。職人の手ほどきで金属工芸を体験し、京都のものづくりを支えてきた技術の一端に触れると、伝統文化の魅力にあらためて気がつくかもしれません。


事業者画像

提供
河長(ギャラリー京烏)

1751(宝暦1)年創業の老舗金物卸会社。明治時代までは主に荒物や鉄物を扱い、その後は家具や仏具の錺金具を、現在では建築金物や陳列金物、和金物などを幅広く手がける。ものづくり産業を盛り上げるべく、2014年、京都・祇園に「ギャラリー 京烏」をオープン。2019年に河長の仕事場奥へと移転し、金属工芸の技術に触れる教室やワークショップなどを開催している。

開催日を確認

開催場所

河長(ギャラリー京烏)


〒600-8078 京都府京都市下京区松原通堺町西入杉屋町275-1
・京都市営地下鉄烏丸線 五条駅より徒歩約7分
・京阪本線 清水五条駅より徒歩約8分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時|月・木・土・日曜 10:00〜11:30 / 14:00〜15:30 ※オプション「豆皿の色付け」を選択された場合は、体験終了時間が約10分後ろ倒しになります。 ※祝日が重なった場合は開催されません。

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

現在ご予約が可能な催行日がございません。

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

8,800円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費、施設利用料

〈オプション〉
①桐箱の購入
+2,200円(名/税込)
制作した豆皿をオリジナル刻印入りの桐箱に収めます。

②豆皿の色付け
+2,000円(名/税込)
制作した豆皿を「いぶし」の技術を使って黒く着色し、やすりで好みの色合いに仕上げます。

※オプションを申し込む場合は、予約画面にて数量(2名以上でご予約の場合はご希望の人数分)をお選びください。
※オプションの選択画面に表示される画像はイメージです。


催行人数

最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回6名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.河長に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
※お集まりいただいてから仕事場の奥にある会場にご案内いたします。
2.金属工芸の歴史と制作についての講義(約30分)
3.豆皿制作・錺金具のセレクト(約90分)
4.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※オプション「豆皿の色付け」を選択された場合は、体験終了時間が約10分後ろ倒しになります。


キャンセルポリシー

開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

特にございません。


服装

汚れても良い服装でお越しください。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

13歳以上、18歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※お子様がご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・金槌を使用するため、長い爪やネイルはお控えください。制作時に爪が割れたり、ネイルが傷ついたりした際には責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
・集合時間に遅刻された場合、体験の進行上、工程の途中段階からご参加、あるいは一部の体験を省略させていただく場合がありますのでご了承ください。
・写真の撮影はかまいませんが、動画の撮影はご遠慮いただいております。また、他のお客様へのご配慮をお願いいたします。
・豆皿には敷き紙や和紙を敷き、食べ物が直接触れないようご注意ください。また、直接口をつけたり、水分を含むものを入れたりしないようお願いいたします。洗うことは可能ですが、確実に水分を拭き取るようお願いいたします。本来と異なる使い方をした場合には責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。

よくあるご質問

駐車場はございません。お車でお越しの場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。

撮影していただいてかまいません。ただし、他のお客様へのご配慮をお願いいたします。

開催日を確認

表望堂 / 河長
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