「麻布Lasen」国際ソムリエ協会認定ソムリエに学ぶワイン基礎講座 –特製ランチコースと共に−

特別な空間で楽しむイノベーティブイタリアン

古くからの老舗や話題の新店まで、常に注目される人気エリア・麻布十番。そのメインストリートともいえる麻布十番大通りに面したビル内にある隠れ家レストランが「麻布Lasen」です。扉を開けると、有名デザイナーによる流木アートがあしらわれた螺旋階段が現れ、非日常感あふれる空間が広がります。

オーナーシェフの根岸貴弘氏は、『ミシュランガイド東京』に14年連続で掲載される「リストランテ・ホンダ」をはじめ、数々の名店で腕を磨いた人物。イタリアンをベースにフレンチの繊細な味わいを加え、ここでしか体験できない記憶に残る料理でゲストを魅了しています。

リラックスした雰囲気でワインのいろはを学ぶ

麻布Lasenに到着したら、カウンターキッチンの横を通り抜け、螺旋階段をのぼって上階へ。一段ずつ歩を進めるごとに期待に胸が膨らみます。会場となるダイニングは白を基調としたナチュラルな雰囲気で、リラックスしたひとときを過ごせます。

ワイン講座の講師を務めるのは、日本にわずか10名ほどしかいない国際ソムリエ協会GOLD認定を取得し、日本ソムリエ協会認定のソムリエ・エクセレンスでもある池田健太郎氏。ワイングラスの形状の違いや持ち方など、ワインを楽しむための基本から丁寧に、温和な語り口で説明します。

料理とワインのマリアージュを体験

簡単なレクチャーの後、いよいよランチコースのはじまりです。ランチコースは、アミューズ・前菜・パスタ・メイン・デザートの5皿。それぞれの料理に合わせたワインとのペアリングを楽しみます。

ワインがグラスに注がれたら、色や濃淡、透明度や粘度など外観を観察し、香りを感じてみましょう。そしてまず一口、ワインそのものの味を楽しみます。続いて料理をいただいた後に再びワインを口にすると、ワインの味わいの感じ方が異なることに気が付くはず。池田氏の指南のもと、微妙な味の変化を体感しましょう。

イタリアンフレンチと日本ワインの出会い

麻布Lasenでは、通常はフランスやイタリアを中心とした世界各国のワインを提供しています。今回のOtonamiプランでは、池田氏の「日本ワインの素晴らしさを知ってほしい」という想いのもと、白・赤2種類の日本ワインをセレクト。また、日本ワインと10年以上熟成させたフランスのボルドー産の赤ワインとの飲み比べも体験できます。

前菜として提供されるのは、店のスペシャリテ「オーロラサーモンのミキュイ 洋梨とビーツのソース」（変更の可能性あり）。洋梨とビーツを液体窒素でアイス状にしたオリジナルソースをゲストの目の前で添えて仕上げます。新鮮なサーモンは、肉厚ながら口の中でほろほろとほどけていきます。合わせるのは、日本固有のワイン用ブドウ「甲州」を醸したワイン。酸味のあるスレンダーで辛口のワインは、とろけるようなサーモンと相性抜群です。

コース料理の内容は季節によって変わります。この日のメインディッシュであるエゾシカの一皿に合わせたのは、日本が誇るワイン用ブドウ「マスカットベリーA」のワイン。爽やかな酸味とベリー系の果実味が特長です。樽熟成により厚みを増したワインが、トリュフ香る赤ワインのソースに寄り添います。

レストランならではの贅沢なワイン講座

一般的なスクールで行われるワイン講座では、軽いおつまみが添えられることがありますが、ワインのテイスティングだけに重きが置かれていることが多いそう。本体験では、レストランならではの本格的な料理とワインの贅沢なマリアージュを堪能しながら、ワインについて深く学べるのが魅力です。

シャンパーニュ、白ワイン、オレンジワイン、赤ワイン、デザートワインといった、5種類のワインを一度に味わえる貴重な機会。Otonami限定のワイン講座を通して、奥深いワインの世界への扉を開けてみてはいかがでしょう。