麻布十番「龍原寺」三味線演奏家・簑田弘大氏に学ぶ三味線のいろは −日本庭園を望む非公開和室にて−
体験の概要
東京・麻布十番に佇む、都内では貴重な江戸時代構築の寺院「龍原寺」の特別なお座敷にて、国内外で活躍する三味線演奏家・簑田弘大(みのだこうだい)氏による生演奏とレッスンを体験するOtonami限定プラン。簑田氏は、伝統的な歌舞伎音楽から現代の映画やドラマ、美術作品とのコラボレーションなど、幅広いシーンで三味線の可能性を示すアーティストです。通常非公開の境内にて弾き方のいろはを学び、生演奏に酔いしれて気づく、温故知新の三味線体験をご堪能ください。
体験の特徴
・一般非公開の「龍原寺」の境内、目の前に日本庭園が広がるお座敷で三味線演奏家・簑田弘大氏の三味線の響きを堪能。
・1回6名限定のプライベートな距離感で、世界的に活躍する簑田氏による生演奏と解説を独占するOtonami限定プラン。
・簑田氏の直接指導による三味線のレッスンで、初心者・経験者を問わず楽しめます。レッスンの終わりには課題曲のセッションも。
※こちらのプランもおすすめです。
〈 三味線演奏家・簑田弘大氏に楽しく学ぶ三味線のいろは −500年の歴史を紡ぐ南麻布の殿堂にて− 〉
〈 箏奏者・中しまりん氏の箏の音色に浸る優美なひととき −500年の歴史を紡ぐ南麻布の殿堂にて− 〉
〈 麻布十番「龍原寺」箏奏者・中しまりん氏の箏の音色に浸る −日本庭園を望む非公開の和室にて− 〉
11,000円〜
(名/税込)
1〜8名
約60分
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詳しい内容
古刹「龍原寺」の非公開和室を貸し切る三味線体験
麻布十番駅より徒歩約7分。車が行き交う大通りを進むと、悠久の時を感じさせる木造の門と生い茂る緑が印象的な「龍原寺」があらわれます。浄土宗の寺院である龍原寺は、江戸時代中期の1621(元和7)年から現存する、都内では珍しい古刹です。本体験では特別に、普段は立ち入れない境内のお座敷を貸し切り、日本伝統の和楽器・三味線を嗜みます。
お座敷の縁側から見えるのは、四季折々に表情を変える優美な日本庭園。春には梅、夏は紫陽花、秋は紅葉など、その時季らしい景色を楽しめます。まずは和心際立つ景観を存分に堪能してください。
凛と美しい和の音色に聴き入る
本体験の講師を務めるのは、三味線演奏家の簑田弘大(みのだこうだい)氏。三味線演奏家である両親のもとに生まれ、幼い頃から三味線に親しんできました。伝統の歌舞伎音楽を通じて日本文化を発信する一方で、映画やドラマ、美術作品とのコラボレーション、海外公演など、あらゆる音楽シーンに三味線の音色をフィットさせ、注目を集めています。
TVドラマ『タイガー&ドラゴン』の音楽収録や、映画『舞妓はレディ』の音楽制作・邦楽作曲・レコーディングに参加するなど、多方面に活躍する簑田氏。さらに海外での演奏経験をはじめ、2017年の「World Baseball Classic」開幕式での音楽制作・演奏に携わるなど、フィールドにとらわれることなく発信を続ける人気三味線奏者です。今を時めく三味線演奏家によるレッスンは、“古き良き”に加え、三味線の新たな魅力まで垣間見ることのできる濃厚な内容です。
体験のはじまりは、簑田氏による課題曲の演奏を聴くことから。静謐な和室に澄んだ音色が響き、三味線独特の構えやバチの運びが和の情緒をつくり出します。レッスンの題材となる課題曲は『さくら』や『きらきらぼし』など、誰もが知っているやさしい曲から季節に合わせて簑田氏がセレクト。お手本を学ぶ時間でありながらも、簑田氏の生演奏を独占する贅沢なひとときを愉しむことができるでしょう。
簑田氏から三味線のいろはを学ぶ
お手本の音色を耳に染み込ませたら、三味線を手に取り、基本の演奏技術を教わります。構え方、バチの持ち方、絃の押さえ方(運指法)、譜面の読み方など、簑田氏から丁寧にレクチャーされるので、三味線がはじめてでも心配無用です。和楽器の稽古は正座のイメージがありますが、本プランは椅子に座りながら体験が可能。正座が苦手な方や足への負担が心配な方も安心して参加できます。
はじめは格式高いイメージの三味線を抱えることに緊張があるかもしれませんが、「型」が整っていれば体に力を入れずとも楽器は落ちないとのこと。リラックスして三味線と打ち解けていきましょう。
管楽器と異なり、音を出すことそのものにはさほど苦労しません。基本をひと通り学び、感覚が掴めてきたら、いよいよ課題曲に挑戦します。単調な「音」から、流れを持つ「メロディー」へ。難易度は上がりますが、憧れの楽器を奏でる感動はそれ以上のものです。レッスンの終わりには、簑田氏がリードしながら課題曲のセッションも。弾き終わったあとは達成感と心地よい音色の余韻を感じられることでしょう。
Otonami限定のミニライブを間近で堪能
体験の最後には、簑田氏によるミニライブが開演。『連獅子』や『勧進帳』など歌舞伎で有名な楽曲の中から一曲を披露してくれます。何が聴けるかは当日までのお楽しみ。歌舞伎の劇場では客席と距離をとり、複数人で演奏する三味線ですが、今回は目の前かつ単独での生演奏です。指先やバチの動きなど細かい所作まで鮮明に見える特等席から、本プランの集大成をお楽しみください。
ライブの前には、簑田氏から三味線や楽曲の歴史についてのお話も。三味線はその昔、中国から日本に伝わり、沖縄や大阪・堺を経て全国に広がったといわれています。歌舞伎の伴奏曲を奏でる楽器として生き、言うなれば歌舞伎とは運命共同体。何度か文化そのものが途絶える危機に直面しながらも、そのたびに演奏家たちが表現力を磨いて民衆を喜ばせ、現代へと受け継がれてきました。長い歴史を知ると、その凛とした音色がいっそう尊いものに感じられます。
時代と見方が変われば、古典は「新しいもの」に
「現在を生きる僕たちにとって、歴史ある三味線からはむしろ新しさを感じることもあります。経験者の方も初心者の方も、日本らしい新発見があれば嬉しいです」と、簑田氏は三味線の可能性を語ります。侘び寂びの音色から「古き良き」を見つめ直すか、「新しさ」と出会うか。いかようにも楽しめる三味線の世界を、龍原寺の静かなお座敷でぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
提供 三味線演奏家・簑田弘大
提供
三味線演奏家・簑田弘大
三味線演奏家・作編曲家。歌舞伎音楽の古典長唄から、現代作品の演奏や他ジャンルとのコラボレーションなど、型にとらわれないスタイルで三味線の魅力を発信している。2017年の「World Baseball Classic」開幕式での音楽制作・演奏、TVドラマ『タイガー&ドラゴン』の音楽収録、映画『舞妓はレディ』の音楽制作・邦楽作曲・レコーディングに参加するなど、フィールドを限定せず活躍の場を広げる。海外公演の出演経験も多数。
提供 龍原寺
提供
龍原寺
東京都港区にある浄土宗の寺院。1621(元和7)年に建築された。本堂は白い壁が特徴的な土蔵造りで、向拝の天井に竜の鏝絵が施されている。境内には地蔵尊や鐘楼などがあり、都心にいることを忘れるような静かな時間が流れている。
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お客様の声
音楽経験はありましたが、弦楽器は初めてで新鮮でした。弾いてみるとつい手元を見て姿勢が前のめりになってしまうのですが、先生はすらっと綺麗な姿勢を保ったまま弾いてらっしゃり、さすがの格好よさでした。生演奏も贅沢で素晴らしく、数日経った今も美しい音が耳から離れません。由緒あるお寺の非公開の和室にお邪魔できたことも良い思い出になりました。
東京都 30代 女性
開催場所
龍原寺
〒108-0073 東京都港区三田1-13-11
・東京メトロ南北線、都営大江戸線 麻布十番駅(2番出口)から徒歩約7分
・都営大江戸線 赤羽橋駅(中之橋口)から徒歩約7分
・都営浅草線、都営三田線 三田駅から徒歩約15〜20分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時│月1〜2回 ※開催時間は月によって変わる可能性があります。詳細はカレンダーにてご確認ください。 <課題曲> 6月・7月:きらきら星 ※課題曲は変更になる場合もございます。
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
現在ご予約が可能な催行日がございません。
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
11,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、施設利用料
催行人数
1回8名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.龍原寺に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.簑田氏による課題曲の生演奏
3.三味線の基礎を学ぶ
4.課題曲の練習、セッション
5.三味線の歴史を学ぶ
6.ミニライブ
7.解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
・水分補給のためお飲み物をご持参ください。
・三味線をお持ちの方はご持参いただくことも可能です。
服装
和室での体験となるため靴下をご持参ください。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
小学4年生以上
※お子さまがご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。
予約期限
開催日の7日前まで。
特記・免責事項
やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
よくあるご質問
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