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東京|蔵前
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蔵前「茂上工芸」江戸指物の老舗で伝統工芸士に習うマイ箸作り −会津桐の箸箱付き−

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体験の概要

1912(大正元)年創業、110年の歴史を誇る江戸指物の老舗「茂上工芸」。東京・蔵前に構える工房にて、伝統工芸士である3代目・茂上豊氏が直々に箸作りを指南します。多様な銘木からお好きな木材を選び、カンナで削り、オイルで仕上げ、世界にひとつだけのお箸を製作。作ったお箸は、職人が技巧を凝らした会津桐の箸箱(通常販売価格 7,700円相当)に入れてお持ち帰りいただけます。指物師の道具を間近で見られる細工場での貴重な体験です。

体験の特徴

・日本に数名しかいない江戸指物の伝統工芸士・茂上豊氏から教わる箸作り。
・江戸指物の歴史や解説を聞きながら、茂上氏の作品が並ぶショールーム「杢柾庵」を見学。
・Otonami限定の特典として、国内最高級の会津桐を使用して職人が手作りしたオリジナル箸箱が付きます。

11,000円〜
(名/税込)

1〜6名

約90分

開催日を確認

詳しい内容

江戸の粋を今に伝える、和モダンな伝統工芸品

日本の伝統あるものづくりと気鋭のクリエイターが共存し、新旧の魅力が交錯する注目の街・蔵前。春日通りから川柳横丁に入った一角に、1912(大正元)年の創業以来110年も続く江戸指物の工房「茂上工芸」があります。

茂上工芸の3代目・茂上豊氏

茂上豊氏は、日本にたった10人ほどしか残っていない江戸指物の伝統工芸士。ショールーム「杢柾庵」には、現代の生活にもなじむように作られた瀟洒な箪笥やモダンな一輪挿しなど、見ごたえのある工芸品がずらり。なかには、江戸指物のバッグや、パリコレデビューを果たしたという木のネクタイまで、興味深い作品を間近に見ることができます。

見えない部分に技を凝らす江戸指物の美学

たくさんの江戸指物を目の前に、その歴史を茂上氏が紐解きます。指物という名前は「木と木をさし合わせるもの」や「ものさしを使って作ること」に由来。江戸時代には、武家や商人の家の箪笥や飾り棚、机などの調度品を作る指物師が活躍したそうです。歌舞伎役者の楽屋で使う鏡台や化粧箱は「梨園指物」と呼ばれ、江戸指物は今でも愛用されています。

寄せ木細工の取っ手がしゃれたデザインの小箪笥

シンプルに木目の美しさを生かした江戸指物は、まさに江戸の粋。見えない部分に「ほぞ」と呼ばれる凹凸を彫り組み合わせることで、見た目は華奢でもきわめて堅牢に作られています。知れば知るほど奥深い江戸指物。職人が施す繊細な手技に驚くばかりです。

職人の仕事場にて、箸作りに使う木材を見極める

カンナやノミ、ノコギリが並ぶ指物師の細工場は、普段は入れない特別な空間。一歩足を踏み入れると、木材や木くずから漂う芳しい香りに包まれます。今回、指物師が弟子入りしてはじめに習うという箸作りを、茂上氏の仕事場にて体験します。

写真手前から、カエデ・ヒバ・タモ・ヒノキ・ナラ

指物師の仕事は、まず木材を選ぶところから。カエデやタモ、ナラなどの広葉樹は、ぎゅっと木目が詰まっているので硬くて丈夫。ヒバやヒノキなどの針葉樹はやわらかいそうです。実際に木材の感触を確かめたり、香りを嗅いだり、色や木目をじっくりと観察したり……。ご自身で使う箸にふさわしい木材をお好みで選びます。

大小100以上のカンナが並ぶ細工場

使いやすい道具を自ら作る、手仕事の愉しみ

選んだ木材をカンナで何度も削り、手にしっくりとなじむ箸の形に整えていきます。四角い木材の角を均等に削り、正八角形、正十六角形と徐々に丸に近づけます。木目の向きによって、削る方向を変えたり、カンナを変えたりと、手の感触を頼りに進める地道な作業。角を正確に削る工程や、箸として使いやすく太さを調整する工程は難しく、匠の技の素晴らしさを実感します。

手で持ちやすいように、カンナで絶妙な太さに整える

仕上げに紙やすりをかけ、オイルを刷り込むと、生まれ変わったように木の色が美しく輝きます。分業ではなく、最初から最後までひとりで作り上げる江戸指物の世界。丹精込めて自身で作り上げた箸は愛着もひとしおです。

えごま油を刷り込むと、木目が美しく浮き出る

永く愛用できる江戸指物はサステナブル

使いやすさと美しさを兼ね備えた自作の箸は、職人が最高級の会津桐で製作した江戸指物の箸箱に入れて持ち帰ります。体験したからこそわかる職人の妙技が、日常に彩りを添えてくれることでしょう。

毎日使うことで、手仕事の良さを肌で感じられる箸と木箱

使う人のことを考えて作られた指物は、永く使えることも魅力。汚れた面は削り、油や漆を塗り直すことで、孫の代まで受け継ぐことのできる百年家財です。人にも環境にも優しい昔ながらの江戸指物は、サステナブルな社会の重要性が叫ばれる今の時代にもぴったりと合います。茂上工芸での箸作りを通して、江戸指物の奥深い世界をのぞいてみませんか。


事業者画像

提供
茂上工芸

1912(大正元)年創業の江戸指物工房。3代目・茂上豊氏は伝統工芸士の資格を有し、江戸時代から続く指物の伝統技法を守り続けている。現代の居住空間に合う指物を得意とし、モダンかつ使い勝手がよいことで知られる。新しいデザインや今までにない素材を積極的に取り入れながらものづくりを行い、東京TASKや伝統工芸士会などからの表彰多数。

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お客様の声

お客様の声の写真

四角い木の角をカンナで削る作業が楽しかったです。均等に丸く仕上げるのは難しく、職人の技のすごさを実感しました。左右の箸のバランスは先生が整えてくださったので、素敵なお箸が完成しました。使いやすさを考えて自分で手作りした箸に大満足で、大切に使おうと思います。

東京都 40代 女性

お客様の声の写真

行く前は、職人さんに直接教えていただくことに緊張していましたが、楽しく体験出来ました。浅草にほど近いところ、最近はカフェなども多く若い人にも知られた蔵前に、こんな素敵な体験ができる所があったんだと感じ、いろんな人に知ってほしいなと思いました。

東京都 40代 女性

お客様の声の写真

カンナで木を削って整える作業は難しかったですが、とても楽しかったです。削った木屑からも木の良い香りがして癒やされました。細かい部分は先生に手直ししていただき、とても素敵な箸が出来上がりました。大切に使いたいと思います。

神奈川県 50代 女性

開催場所

茂上工芸


〒111-0051 東京都台東区蔵前4-37-10
・都営大江戸線・浅草線 蔵前駅より徒歩約5分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時|毎週水曜、土曜(不定期)いずれも10:00〜11:30

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

2024年11月

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

11,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、材料費、施設利用料、講習料、箸・箸箱



催行人数

1回6名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.茂上工芸に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.江戸指物の概要と歴史を説明(約15分)
3.箸作り体験(約60分)
4.ショールーム見学(約15分)
5.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催72時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

特にございません。


服装

多少木くずが付きますので、汚れてもよい服装でおいでください。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

小学校高学年以上


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

・本体験ではカンナを使用します。ケガについては自己責任でお願いいたします。
・やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。

よくあるご質問

はい。体験はテーブルとイスに座って行います。

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