【1泊2日】「軽井沢安東美術館×万平ホテル」藤田嗣治の世界に浸る貸切鑑賞&クラシックホテルステイ
Otonamiサロンメンバー限定プラン
プランの概要
「軽井沢安東美術館」は、「乳白色の下地」の裸婦で1920年代のパリを席巻し、時代の寵児となった藤田嗣治の作品のみを展示する世界でも稀有な美術館です。本プランでは、閉館後の美術館を貸し切り、学芸員の解説付きでゆったりと作品を鑑賞。鑑賞後は、かつて藤田も滞在したという歴史ある「万平ホテル」へと移動し、同時代のメニューから着想を得た、本プラン限定の復刻ディナーコースを堪能します。翌日には朝食と、2024年にリニューアルしたばかりの館内を巡る特別ツアーが付いた1泊2日の宿泊プランで、優雅なホテルステイを満喫できます。
プランの特徴
・「軽井沢安東美術館」を閉館後に貸し切り、心ゆくまで藤田嗣治の世界に浸ることができる、Otonamiサロン限定のプライベート鑑賞ツアー。
・軽井沢を代表するクラシックホテル「万平ホテル」にて、本プラン限定のオリジナルディナーコースを堪能。
・登録有形文化財の「アルプス館」をはじめ、2024年にリニューアルされたホテル館内を巡る本プラン限定のツアーにご案内。
67,350円〜
(2名1室/1名様あたり/税込)
2〜10名
1泊2日
体験と宿泊を予約
詳しい内容
緑豊かな避暑地・軽井沢で、歴史とアートに浸る旅
東京から新幹線で約1時間10分のJR軽井沢駅を出ると、高原らしい爽やかな気候と美しい街並みに、旅の期待感が高まります。日本屈指の避暑地として知られる軽井沢ですが、その歴史は明治の初め頃までさかのぼります。「万平ホテル」の前身である旅籠「亀屋」を訪れたカナダ人宣教師アレキサンダー・クロフト・ショー氏は、その気候と自然、そして「亀屋」の懸命なもてなしに感動し、その魅力を広く宣伝したといいます。これをきっかけに、軽井沢は外国人から人気を集めます。
1894(明治27)年に万平ホテルが開業したのを皮切りに、軽井沢には西洋式のレストランや教会、別荘などが建ち並び、政財界の要人や文化人が集まる人気の避暑地となりました。今も軽井沢駅周辺には当時の建物が残り、また多くの芸術家たちに愛された街らしく、美術館や文学館などがひしめいています。本体験では、美術鑑賞やホテルステイでゆったりとした時間を過ごしながら、クラシカルで文化的な軽井沢の空気感を存分に楽しめます。
「自宅のような美術館」で愛でる、藤田嗣治コレクション
画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ)もまた、軽井沢を訪れた芸術家の1人です。パリでモディリアーニやピカソらと交友を結び、「乳白色の下地」の裸婦像でエコール・ド・パリの寵児となった藤田ですが、戦争や5度の結婚などその人生は波乱に満ちていました。
本体験で訪れる軽井沢安東美術館は、藤田嗣治の作品のみを展示する個人美術館です。猫や少女、聖母子をモチーフにした作品を中心に、藤田の代名詞ともいえる乳白色の裸婦、風景画、装飾家具まで数多く常設展示する美術館は、世界でも他に類を見ません。
美術館の創設者である安東泰志氏・恵氏夫妻は、軽井沢の画廊で見つけた藤田嗣治の作品に魅了され、長年かけて個人的に作品を蒐集してきました。夫妻は作品を邸宅の壁に飾り、単なるコレクションではなく家族の歴史として眺め、慈しんできました。軽井沢安東美術館の館内はそんな安東邸のシックな壁色を再現。至るところにソファを配置するなど、まるで邸宅に招かれたかのようにくつろぎながら作品を鑑賞できるよう工夫が凝らされています。
閉館後の美術館を訪れる本プランでは、学芸員の解説付きでプライベートな作品鑑賞が楽しめます。作品の解説はもちろんのこと、藤田嗣治のチャーミングな人物像や、日本とフランスとを行き来した当時の心境など、画家の人生にまつわる興味深い物語を聞くことができます。藤田の生涯を通じた作品を幅広く収蔵する美術館だからこそできる、濃密なひとときとなることでしょう。
絵画だけでなく、家具や陶器への絵付けといった手仕事や、藤田が晩年に取り組んだ礼拝堂の設計や壁画制作に関する展示もあります。美術館の建築にも、礼拝堂や、藤田の終のすみかであるメゾン・アトリエ・フジタを参考にした仕掛けが随所に散りばめられており、興味は尽きません。
鑑賞後は、藤田嗣治も訪れた「万平ホテル」でディナータイム
美術館での鑑賞ツアーを終えたら、藤田をはじめ多くの文化人に愛された万平ホテルへと向かいます。本館「アルプス館」は1936(昭和11)年建造で国の登録有形文化財にも指定されており、ロビーに足を踏み入れた途端、その重厚な美しさに目を奪われます。大改修を経て2024年にリニューアルオープンした万平ホテルですが、心のこもった温かいもてなしは健在です。貴重な建物の構造やクラシカルな雰囲気も極力そのまま再現されており、美術鑑賞の余韻もそのままに、タイムスリップしたかのような優雅な気分を味わえます。
ディナー会場のメインダイニングルームもまた、かつての社交場の面影を残す非日常の空間です。職人の技術が光る折上げ格天井は、伝統的な寺院などに使われてきた様式で、改修の際もその骨組みを活かして組みなおしているといいます。象徴的な2枚のステンドグラスも、江戸時代の参勤交代の様子や、明治初期の軽井沢の街並みが描かれた貴重なもの。食事を楽しみながらかつての軽井沢に思いをはせるのも楽しいひとときです。
リニューアルオープンを機に新料理長に就任したのは、フランスの星付きレストランなどで研鑽を積んだ大橋進氏です。万平ホテルが継承してきた伝統と技術を守りつつ、信州の食材の豊かな香りと持ち味を活かした軽やかなフレンチを提案しています。
Otonamiサロン限定の本プランでは、軽井沢安東美術館とのコラボレーションを記念して、ここでしか味わえないオリジナルのディナーメニューをご用意。藤田嗣治が訪れたという昭和初期、当時の料理長が日々のメニュー内容を残していたという一冊の手記。今回は、その貴重な手記からヒントを経て復刻した、現代と過去とが交差する特別なフルコースを堪能することができます。
優雅なホテルステイを楽しみ、Otonami限定の館内ツアーへ
万平ホテルには、「アルプス館」の他に「愛宕館」と「碓氷館」があり、それぞれ異なる雰囲気が楽しめます。本プランで宿泊する碓氷館は、グリーンを基調としたクラシカルな設えと窓から覗く木々の緑が調和した、エレガントな雰囲気のお部屋です。しばし日常を忘れ、ゆっくりと軽井沢の自然を堪能しましょう。
翌朝は、陽光に包まれたメインダイニングルームでアメリカンブレックファーストをいただきます。中庭に面した大きな窓のサンルームからは四季折々の木々や草花が眺められ、夜とはまた違った雰囲気を楽しむことができます。伝統のオムレツやサラダ、ホテルメイドのトースト、信州産の牛乳やジュースなどをいただきながら、優雅な朝のひとときをお楽しみください。
朝食後は、本プランのために特別に催される館内ツアーへ出かけます。リニューアルを経ても一見変わっていないように見える万平ホテルですが、そこには伝統ある建物を守りながら改修するための工夫とこだわりがたくさん詰まっています。歴史的にも価値の高いアルプス館は客室まで見学できます。そのほか、4枚あるという宇野澤秀夫氏制作の貴重なステンドグラスや、軽井沢彫りが施された家具、ジョン・レノンが欲しがったといわれるピアノなど、代々受け継がれてきた貴重な調度品も見どころのひとつです。
都会の喧騒を離れ、軽井沢でアートと歴史に触れる非日常体験を
景勝地やレジャー施設、おしゃれなレストランやショップなど、見どころの多い軽井沢では、つい予定を詰め込んで急ぎ足で過ごしてしまいがちです。しかし、軽井沢の本当の魅力は、かつてここを訪れ過ごした外国人や文化人たちのように、のんびりと滞在してこそ感じられるのかもしれません。
本プランで訪れる軽井沢安東美術館と万平ホテルは、どちらもホスピタリティに溢れ、まるで別荘で過ごしているかのようなくつろぎを感じられる場所です。しばし日常の喧騒を忘れて、明治を生きた芸術家・藤田嗣治の生涯と、軽井沢と万平ホテルがともに紡いできた歴史に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
提供 軽井沢安東美術館
提供
軽井沢安東美術館
1920年代のパリを席巻した画家、藤田嗣治の作品のみを展示する個人美術館。西洋画壇を席巻した「乳白色の下地」の裸婦画をはじめ、少女や猫、聖母子を慈しむように描いた作品や、藤田が絵付けした食器や家具など、コレクションは約200点にも及ぶ。シックな色壁の館内には各所にソファが置かれ、くつろぎながら作品を鑑賞できる。
提供 万平ホテル
提供
万平ホテル
1894(明治27)年に創業した、軽井沢初の西洋式ホテル。ハーフティンバー様式の外観と、和洋折衷の意匠が特徴のアルプス館は、国の登録有形文化財に指定されており、2024年のリニューアルオープンを経ても以前と変わらぬクラシカルで重厚な美しさを保っている。長年に渡り各国の要人や財界人、文化人らに愛され、ジョン・レノン一家が夏の定宿にしていたことでも知られる。
体験と宿泊を予約
開催場所
▼集合場所(鑑賞ツアー)
軽井沢安東美術館
〒389-0104 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東43番地10
・JR北陸新幹線・しなの鉄道 軽井沢駅(北口)より徒歩約8分
▼宿泊場所(夕朝食・館内ツアー)
万平ホテル
〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925
以下、Google Mapのリンク先は軽井沢安東美術館が表示されます。
予約について
リクエスト可能日
・2025年4月12日(土)~13日(日)
・2025年4月19日(土)~20日(日)
料金
67,350円(税込/1名様あたり/1室2名ご利用時)
※料金に含まれるもの 体験料、施設利用料、宿泊、夕朝食
※1名1室でのご利用の場合は、103,900円(税込/1名様あたり)となります。
※1室3名様での利用をご希望の場合は、予約時に選択ください。
IN / OUT
・チェックイン…15:00〜
・チェックアウト…11:00
お食事
夕朝食付き
定員
1日程につき10名様までご予約いただけます。
※1日5室限定
体験の流れ
【1日目】
1.軽井沢安東美術館に集合(17:00~)(体験開始の5分前にお集まりください)
2.学芸員による閉館後の特別鑑賞ツアー(約90分)
3.万平ホテルへお客様各自でご移動
4.チェックイン
※チェックインは当日15:00~可能ですので、鑑賞ツアー前にホテルにてお済ませいただくことも可能です。
5.万平ホテルにてディナー(19:45〜)
【2日目】
1.万平ホテルにて朝食
2.ホテル館内ツアー
3.自由時間:館内や周辺でご自由にご滞在ください
4.チェックアウト(~11:00)
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
参加条件
6歳以上
※12歳未満は保護者の同伴が必要です。
お持ち物
特にございません。
服装
特にございません。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
予約期限
ご宿泊の7日前まで。
キャンセルポリシー
開催20日前~:プラン料金の20%
開催7日前~:プラン料金の30%
開催前日~:プラン料金の40%
開催当日(ただし※以下の場合を除く):プラン料金の50%
※開催当日ツアー開始後、または当日連絡なしのキャンセル:プラン料金の100%
客室
・禁煙
・客室タイプ:洋室(碓氷館クラシック)※1室3名様をご希望の場合は、碓氷館スタンダードとなります。
・ベッドタイプ:ツイン
・広さ:45平米
・Wi-fi:あり
備品・アメニティ
・居室:
電気ケトル / カップ / タンブラー / ワイングラス / ワインオープナー / 目覚まし時計 / メモパッド / ペン
・バスルーム:
シャンプー / コンディショナー / バスジェル / ボディローション / ハンドソープ / ボディタオル / コットン / 綿棒 / シェーバー / ティッシュペーパー / ドライヤー / バスタオル / フェイスタオル / ハンドタオル / バスマット / 体重計 / 拡大鏡 / 歯ブラシ
・クローゼット:
ランドリーバッグ / 靴べら / 洋服ブラシ / シューミット / スリッパ / 除菌消臭スプレー / パジャマ / 傘
・ミニバー:
【無料】ドリップコーヒー / デカフェ / 紅茶 / 緑茶 / ミネラルウォーター
【有料】ビール / ウィスキー / 赤ワイン / ソフトドリンク / スナック
施設情報
✓Wi-fi:あり
✓館内レストラン
✓館内バー
特記・免責事項
・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・ご予約時に下記項目をご回答ください。
-食材アレルギーの有無
よくあるご質問
2.Otonamiカスタマーサポートにて空室状況を確認後、メールにてご予約についてのご案内をお送りします。
※ご希望日にお部屋を確保できない場合はリクエストが不成立となります。あらかじめご了承ください。
3.メールに記載の期日までにお支払い(クレジットカード決済)をお済ませください。
※期日までにお支払いを確認できない場合はリクエストが無効となりますのでご注意ください。
※お支払いの完了と共に本予約となり、以後はプランごとのキャンセルポリシーに基づくキャンセル料が発生いたします。
4.お支払いを確認後、Otonamiカスタマーサポートより予約確定のご連絡をメールにてお送りいたします。
※予約確定後にキャンセルされる場合は、Otonamiカスタマーサポートまでご連絡ください。キャンセルポリシーに基づき、返金対応をさせていただきます。
なお、お身体の不自由な方用の駐車スペースは2台分ご用意がございます。ご来館前にご連絡ください。
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