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兵庫|芦屋

音楽をやさしく紐解く講座と音楽家による生演奏会 −芦屋「ギャラリー開雄」にてティータイム付き−

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体験の概要

兵庫・芦屋の住宅街に佇む旧迎賓館「ギャラリー開雄」にて、プロの音楽家より座学と鑑賞の両面から音楽を学ぶOtonami限定プラン。講座の内容は体験日によって異なり、講師が専門とする楽器や音楽分野について、多彩な視点から音楽の魅力を紐解きます。体験の締めくくりには、講師による生演奏を鑑賞。100年の時を超えて受け継がれた洋館のぬくもりと、美しい旋律が重なり合うひとときに身を委ねて、知性と感性を磨きましょう。

体験の特徴

・趣ある洋館を貸し切り、音楽家の導きで立体的に音楽の奥深さに触れるOtonami限定プラン。音楽の知識・経験がない方にもおすすめ。
・講座と演奏会の間には、サンルームをしつらえた明るい洋室にて音楽家との談話を交えながらティータイム。
・プロの演奏を少人数かつ至近距離で楽しむ貴重な機会。迎賓館時代をしのばせる吹き抜けのホールを会場に、音の響きを堪能します。

※こちらのプランもおすすめです。
テーブル茶道で季節の見立てを楽しむ「茶箱点前」 −芦屋の旧迎賓館にて限定和菓子付き−
ポーセリンアート人気講師・佐藤敏衣氏に学ぶ磁器上絵付けと洋食器の美術様式 −趣深い芦屋の洋館で−

7,800円〜(名/税込)

1〜10名

約80分

開催日を確認

詳しい内容

大正ロマンあふれる芦屋の旧迎賓館「ギャラリー開雄」

芦屋・平田町の静かな住宅街に佇む「ギャラリー開雄」は、大正初期に建てられたスパニッシュスタイルの洋館。かつては迎賓館として賓客をもてなし、赤い瓦屋根と美しいステンドグラスが印象的なその佇まいから、「赤い屋根のステンドグラスの家」として長年親しまれてきました。「阪神間モダニズム」が華やかに花開いた大正時代から昭和時代の名残を今に伝え、芦屋の歴史と文化を静かに語りかけてくれます。

重厚感のある空間が訪れる人を迎える

中へと足を踏み入れると、コンパクトながら大正の面影を色濃く残すクラシカルな空間が広がります。アーチ状の窓や大理石の暖炉、踊り場でしとやかに光を放つステンドグラス……。すべてが時代の空気を閉じ込めたように美しく、まるで物語の中に迷い込んだかのような錯覚を覚えます。応接室として使われていた部屋には、今なおアンティークの調度品が息づき、かつてこの館で音楽や芸事が親しまれていた記憶を静かに宿しています。

やわらかな光が差し込むステンドグラス

本体験は、そんな趣のある洋館を貸し切って行う少人数制のOtonami限定プラン。プロの音楽家より座学で学び、お茶菓子をいただいた後、ホールにて生演奏を楽しむ鑑賞時間も用意しています。音楽に耳を傾けながら、建築や文化の魅力にも触れられる、ここでしか味わえないひとときを楽しみましょう。

座学から読み解く音楽の魅力

ウェルカムドリンクを片手に館内の意匠を眺めたら、さっそく講座がスタート。講座では、当日担当する講師が得意とする音楽分野や専門とする楽器について教わりながら、各時代の音楽が生まれた背景や様式の変遷を学びます(内容は体験日によって変わります)。これまで本格的に学んだことがない人にとっても、音楽に親しみながら知的好奇心まで満たされる内容です。

講座では楽器の扱い方や楽器にまつわるエピソードなども紹介予定(内容は体験日によって変わります)

取材時は、音楽プロデューサーでチェリストの佐谷記世氏が担当。演奏家の視点と芸術学を専門とする佐谷氏の学術的な知見の両面から、音楽について立体的に解説します。例えば、古典派に代表されるベートーヴェンはフランス皇帝 ナポレオン・ボナパルトの時代に活躍した作曲家。当時のナポレオンの活躍にインスピレーションを受け、勇ましい音楽を多々生み出しました。歴史的な背景と重ねて理解を深めることで、時代ごとの音楽が人々の生活や思想とどのように結びついていたのか、その奥行きを感じとれるでしょう。

音楽プロデューサーでチェリストの佐谷記世氏。音楽と交差する歴史にまで目を向ける豊かな学びの時間(講師は体験日によって変わります)

「自分のお気に入りの作曲家や演奏家を見つけると、ふとした時にまた聴きたいと思えるものです。この講座が、そんな音楽との出会いの架け橋になれば嬉しい」と、佐谷氏は話します。音楽用語はかみ砕いて説明されるため、音楽の専門知識がない方もご安心を。講座中には、内容に合わせたおすすめの音楽家や演奏会情報なども紹介され、今後の音楽鑑賞をより楽しめるヒントが随所に散りばめられています。

やわらかな陽のぬくもりに包まれて、心ほどけるティータイム

講座の後はサンルームをしつらえた光あふれる洋室で、緑豊かな庭を眺めながらのティータイム。講師と共に、季節のお菓子と合わせて紅茶やコーヒーをいただきましょう。講座内容の疑問点や特に興味を持った内容について、気軽に尋ねてみてください。

お茶とお菓子をいただきながら音楽談義に花が咲く、和やかなティータイム

この時間、会場にあるピアノに触れて音色を確かめることも可能です。螺旋階段の下のホールに静かに佇むのは、約120年前に製造されたドイツ製のヴィンテージ・ピアノ。ギャラリー開雄で最初に演奏会が開かれた際にも使われた、思いの詰まった1台です。

ヴィンテージ・ピアノの鍵盤に触れ、演奏者でなくてもその音色を確かめられる貴重な瞬間

グランドピアノに比べて表現力が控えめな印象を持たれがちなアップライトピアノ。しかし、アメリカ生まれの名器「スタインウェイ」の修復・販売で知られる日本ピアノサービス株式会社の職人が修復し、所有しているものと聞けば、ぜひ試し弾きしたいという演奏家も多いのだとか。深く繊細で伸びのある音色は静かな空間に芯をもって響き、心に残る余韻をもたらします。音色の背景にある歴史や修復を手がけた職人の想いを想像しながら、その響きをぜひ体感してみてください。

目の前で紡がれる旋律が心に響く生演奏

ティータイムのあとは、いよいよ生演奏会の開演です。会場は、大正ロマン香る吹き抜けのホール。大きなコンサートホールのように舞台との距離感はなく、演奏者との間になんの隔たりもないこの場所だからこそ、音の一つひとつがまるで自分のために奏でられているかのようにダイレクトに響きます。楽器の繊細な音色や演奏者の息づかいまで感じ取れるのも、ギャラリー開雄のこの空間ならではの特別な魅力です。

指先の動きまでも見える距離で感じる音の迫力(演奏会の内容は体験日によって変わります)

奏でられる音に触れた瞬間、思わず息を呑むような感動が訪れることでしょう。鍵盤をはじく繊細なタッチや、弦楽器を震わせる指先の温度まで伝わるような生演奏ならではの圧倒的な臨場感に、ただ耳を澄ませ、音に身をゆだねるひととき。艶やかな低音、ふくよかにたゆたう音の揺らぎが語りかけるように胸に届きます。日常のざわめきから離れ、非日常空間で音楽と向き合える、贅沢で濃密な時間です(演奏会の内容は体験日によって変わります)。 

長い歴史を重ねてきた会場と楽器が奏でる響きに包まれる幸せ

演目は講座内容と関わりの深いもので構成されるため、学びたての知識が演奏とリンクし、より深い理解につながります。作品の時代や作曲家の思いなど、その背景を知ることで音がより鮮明に響き、深く心に届くことでしょう。

音楽をより身近に感じられる豊かな体験

100年以上の時を刻む旧迎賓館で、建物と文化、音楽に包まれる特別な時間。格式ばったイメージにとらわれることなく、誰もが自然体で楽しめる音楽家との学びのひとときは、音楽が本来持つ豊かさをあらためて感じさせてくれます。

歴史に触れ、心で聴き、音楽家と共に五感で親しむ音楽の世界

旋律の裏側にある物語を知ると、そこに込められた意図や感情が鮮明に胸に響くようになります。これまで少し難しく感じていた音の世界が、気がつけばもっと身近で親しみ深いものへと変わってゆく……。音楽に深く没入することで、自分自身のそんな変化に気がつくかもしれません。感性をそっと揺さぶられ、心まで癒されるひととき。目の前で紡がれる音色に耳を澄まし、感じるままに受け止めるひとときが、これからの音楽との出会いをより豊かにしてくれることでしょう。


提供
ギャラリー開雄

芦屋市平田町にある大正時代に建てられた旧迎賓館。現オーナーの曽祖父が建て、後に70年間住居として、またピアノやお琴などお稽古事の場として代々大切に活用されてきた。ステンドグラスやアーチ形の窓のサンルームなど、大正ロマンの魅力あふれる建築が特徴。2013年からはギャラリーとして、個展やコンサートなど様々な企画が開催されている。

提供
佐谷記世(2025年7~11月講師)

音楽プロデューサー、チェリスト。こどもカザルス会代表。公益財団法人 音楽文化創造 地域音楽コーディネーター。3歳よりチェロをはじめ、野村武二、杉山實、日比野忠孝、藤森亮一の各氏に師事。大阪大学大学院修了後、音楽ホール勤務を経て、現在は地域コミュニケーションを大切にしながら、音楽とアートを通じたストーリーの表現、コンサートや展覧会の企画・マネジメントに携わる。大学、市民講座での講演、子どもを対象とした楽器体験の企画・実施など活動は多岐にわたる。

開催日を確認

開催場所

ギャラリー開雄


〒659-0074 兵庫県芦屋市平田町6-23
・阪神電気鉄道 阪神本線 芦屋駅より徒歩約10分
・JR芦屋駅・阪急芦屋川駅・阪神芦屋駅より阪急バスに乗車、「テニスコート前」にて下車、徒歩約5分

予約について

カレンダーから、ご希望の日付を選択してください

催行日時|月1回 11:00~12:20 ▼担当講師・講座テーマ 【2025年7〜11月】 講師:音楽プロデューサー・チェリスト 佐谷記世氏 講座テーマ:音楽史へのいざない 10月8日(水)「バロック時代の音楽2 イタリアと楽器のお話」 11月12日(水)「ロマン派の時代 時代を映す音」 ※内容は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。

料金

7,800円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、施設利用料、資料、ウェルカムドリンク・お茶・お菓子


催行人数

1回10名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.ギャラリー開雄 門前に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.ご挨拶・ウェルカムドリンク
3.座学(約45分)
4.ティータイム(約20分)
5.演奏会(約15分)
6.ご挨拶・解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

メモを取りたい方は筆記用具・ノート(会場にもご用意がございます)


服装

特にございません。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

12歳以上
※18歳未満の方は保護者の同伴が必要となり、参加者と同伴者それぞれに1名様分の料金を申し受けます。


予約期限

開催日の2日前まで。


特記・免責事項

・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・会場では靴を脱いでお過ごしいただきます。スリッパをご用意しておりますのでお履き替えください。
・会場には待合場所がございません。体験開始10分前より早い来場はお控えいただきますようお願いいたします。

よくあるご質問

駐車場はございません。お車でお越しの場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。
お身体が不自由な方は別途対応いたしますので、事前にお知らせください。

撮影していただいてかまいません。ただし、他のお客様へのご配慮をお願いいたします。
演奏中の写真・動画の撮影はご遠慮いただいております。

基本的には体験のお時間以外で館内をご見学いただくことができません。講座中は座学、お茶の時間、鑑賞時間とそれぞれ場所を変えてご体験いただくため、大部分の館内をご覧いただける形となっております。館内はそれほど広くありませんので、体験中に建物を十分ご覧いただくことが可能です。

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