宇治「中村藤吉本店」茶臼での挽き茶と薄茶で気軽に楽しむ四季折々の茶道体験 −1回4名限定−
体験の概要
抹茶の代名詞でもある京都・宇治の地に、160年以上前から店を構える「中村藤吉本店」。ご自身の手で碾茶を茶臼で挽き、一般には開放されていない茶室で薄茶をいただきます。茶道の作法やお店の歴史、茶と禅の世界について学び、お茶の楽しみ方を再発見。Otonami限定プランで特別な茶事体験をご堪能ください。
体験の特徴
・老舗茶商の中庭に佇む茶室と京都府指定名勝の庭園を望む和室で、非日常に身を置くひととき。
・茶臼を使って茶葉を挽き、挽きたての抹茶で点てた薄茶を味わえる特別なプラン。
・茶道の経験がなくても、気軽にお茶の世界に触れられます。
※こちらの体験もおすすめです。
〈 宇治「中村藤吉本店」挽き茶体験と濃茶・薄茶を堪能する季節のお茶づくしプラン 〉
【Important Notice】
This experience will be conducted in Japanese.
Please make a reservation through our global site
if you request English or other language support.
Available dates can be different from the calendar on this page.
6,380円〜
(名/税込)
1〜4名
約60分
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詳しい内容
明治の茶商の趣を今に伝える中村藤吉本店
通りにお茶の香りが漂うお茶どころ、京都・宇治。「中村藤吉本店」はこの地で茶商として創業し、160年以上もの歴史を持ちます。屋号〈まると〉を掲げた暖簾をくぐると、歴史を感じる建物と豊かなお茶の香りがお出迎え。これから過ごす特別な時間に期待が高まる瞬間です。
建物内には茶葉を積んだ農家が引く大八車の轍跡や、運び込まれた茶葉を選定する場所が残り、古き日の宇治の風景が目に浮かびます。柱や梁はそのままに、建物の一部を現代風のカフェに改装。店舗では、茶葉だけではなくお茶を使ったお菓子なども販売しています。
汲み出しから茶臼での挽き茶体験へ
はじめに、茶商の歴史を感じるお座敷の説明から。茶葉を運ぶための大きな茶壷が並び、襖には代々使われてきた落款が描かれています。
江戸末期の幕臣であった勝海舟が「商いに精進し、茶の燻煙を絶やさないように」という想いを込めて店主に贈った『茶煙永日香』の書の説明に耳を傾けながら、緑の美しい中庭に面した部屋へ。ここでは“汲み出し”と呼ばれる白湯をいただきます。汲み出しには、喉を潤すだけではなく、その日のお茶にどのような水が使われるかを示す意味もあります。
本体験では、茶室で出される薄茶のために、茶臼で碾茶(てんちゃ)を挽きます。碾茶とは抹茶のもととなる茶葉のことで、新芽育成時に覆いをかぶせて日光を遮断し、大切に栽培されたもの。こうすることによって、深い香りを持ち、旨みと甘みが凝縮した茶葉となります。
茶臼は、1秒に1回転ほどのゆっくりとしたスピードで反時計回りに挽くのが決まりごと。深い緑だった茶葉が、茶臼の隙間から出る時には色鮮やかな萌黄色に。お茶に関する説明を聞きながら、茶葉が抹茶へと変わる工程も学ぶことができます。
茶室「瑞松庵」でいただく薄茶
本体験では、約150年前に三室戸から移築された歴史ある茶室「瑞松庵」で薄茶をいただけます。瑞松庵は台目三畳丸畳の元禄時代の茶室で、解体修復時に裏千家の鵬雲斎(ほううんさい)大宗匠より贈られた扁額が掛けられています。大寄せの茶会になじみのある方は、その狭さに驚くかもしれません。
庭には、身を清めるための蹲があり、実際に体験しながら蹲の使い方も教えてもらいます。茶室への入口には、身をかがめて入る躙口(にじりぐち)ではなく、高貴な方をお迎えする貴人口(きにんぐち)が設けられています。
本体験は、大寄せのように大勢をお招きする茶会とは異なり、少人数で行います。茶道の作法やお店の歴史、茶と禅の世界について学ぶだけではなく、質問を交えた歓談のひとときを楽しめるのも魅力です。
お点前を目の前で見られる体験は、貴重な時間として記憶に残ることでしょう。静まり返った茶室で、所作の一つひとつを目で追い、釜の湯が沸く松風の音、庭の蹲の水琴窟の音に耳を澄ませるうちに、外界とは遮断された非日常の空間へと誘われます。
お茶どころ・宇治の茶商に学ぶお茶の世界
茶商として160年余りの歴史を刻む中村藤吉本店。お茶を商うだけではなく、「文化としてのお茶を伝えたい」「茶の湯に隠された日本人の心を伝えたい」という想いで、様々なお茶の楽しみ方を提案しています。日常から少し距離を置き、茶室という非日常の空間で、シュンシュンと湯の沸く音、耳を澄ますと遠くから響く水琴窟の心地よい音色、苔の緑、抹茶の芳醇な香りなど、五感に響く感動体験をしてみませんか。そこで得た発見や気づきは、日常生活に上手にお茶を取り入れるヒントになるかもしれません。
提供 中村藤吉本店
提供
中村藤吉本店
1854年(安政元)年創業、日本を代表するお茶どころである京都・宇治で歴史を紡ぐ茶商。明治期の茶商の姿を色濃く残す建物は、宇治の重要文化的景観に選定されている。茶葉の販売だけではなく、抹茶を使ったお菓子や、お茶を取り入れたメニューを味わえるカフェなど、現代の生活に寄り添ったお茶の楽しみ方を提案。
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お客様の声
由緒あるお茶室でお点前拝見できてよかった。定員4人でゆっくりできた。青木講師のご丁寧な説明、お点前のひきたて抹茶美味しかった。また参加したいと思う。
大阪府 60代 女性
敷居が高いイメージがありますが、細かな事も詳しく丁寧に教えていただけるし「正座ではなく、楽にしてください」と声をかけていただけるので、とてもよかったです。額装や軸の説明なども質問したら答えてくださったり、気軽に色々と話ができる雰囲気だったのもよかったです。冬場には、お点前も炉にかわるとお聞きしたので、また伺いたいと思います。
京都府 50代 女性
歴史ある建物、茶室の中で貴重な体験ができました。改めてお茶を飲む時間を日常生活に取り入れようと思いました。
大阪府 40代 女性
開催場所
中村藤吉本店
〒611-0021 京都府宇治市宇治壱番十番地
・JR宇治駅から徒歩約1分
・京阪宇治駅から徒歩約10分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時│平日(月・火・金曜除く)・土日、14:30〜15:30 / 16:00〜17:00 茶室の設えやお茶道具は季節ごとに変わります。 5~10月は風炉の時期、11~4月は温かい炉の時期となります。 【春】花見を感じさせる、春風に揺れる釜をイメージした釣釜・中庭の新緑 【夏】京の涼しさを感じさせる座敷の設え 【秋】名残の季節から口切り(お茶の正月)にかけての設え、中庭の草木の彩り 【冬】暖かな設え、炉、趣ある釜、松風の音など
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
2024年11月
日
月
火
水
木
金
土
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
6,380円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、施設利用料、見学料、飲食代(干菓子・薄茶)
催行人数
1回4名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.中村藤吉本店(宇治本店)に集合
2.庭園を望む和室へご案内
3.汲み出し・体験の流れのご説明
4.茶臼での挽き茶体験
5.茶室「瑞松庵」へご案内
6.茶席体験(薄茶)
7.解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催24時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
靴下とハンカチをお持ちください。
服装
特にございません。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
13歳以上
予約期限
開催日の2日前まで。
特記・免責事項
やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。
Important Notice
This experience will be conducted in Japanese.
Please make a reservation through our global site
if you request English or other language support.
Available dates can be different from the calendar on this page.
よくあるご質問
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