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東京|南千住
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南千住「泪橋大嶋屋提灯店」和モダンな江戸手描提灯作り –4代目に学​ぶ職人技–

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体験の概要

東京・南千住で創業し、100年以上にわたって江戸手描提灯を作り続ける泪橋大嶋屋提灯店。4代目職人・村田健一郎氏とともに、「東京手仕事」とのコラボレーションで生まれた新たな提灯「OTO CHOCHIN」(通常販売価格 22,000円相当)を製作します。モダンでコンパクトな提灯は、現代のインテリアに溶け込むデザイン。模様は6種類からお好きなものを選んで自由な配色で描くことができ、完成品は当日お持ち帰りいただけます。昔ながらの道具を使い、代々続く伝統の技を体感してください。

体験の特徴

・間接照明やスピーカーとして使える「OTO CHOCHIN」を、好みの模様と色で作るOtonami限定プラン。
・日々提灯が生み出される歴史深い工房にて、昔ながらの道具を使って提灯職人が直接指導。
・伝統工芸品を暮らしのなかにカジュアルに取り入れたい方におすすめ。

22,000円〜
(名/税込)

1〜3名

約120分

開催日を確認

詳しい内容

江戸の街を灯した、粋な江戸手描提灯

1913(大正2)年の創業以来、東京・南千住の地で江戸手描提灯を作り続ける老舗「泪橋大嶋屋提灯店」。現在は3代目の村田修一氏と4代目の健一郎氏の2代で営まれ、神社仏閣で使われる提灯や、歌舞伎の舞台で使われる小道具としての提灯、番傘などを手がけています。

店内に飾られた提灯の数々。お祭りを連想させるからか、にわかに心が躍る

江戸手描提灯とは、東京都伝統工芸品のひとつで、提灯の顔ともいえる火袋に伝統的な江戸文字や家紋などを手描きで施した提灯のことです。文字ははっきりと太く、灯すと遠くからでも見やすいのが特徴。なかでも泪橋大嶋屋提灯店の江戸文字は、力強さとなめらかさを両立させたバランスの良さが特徴です。

モダンな装いの新しい提灯を手作りで

提灯を現代の暮らしになじむようにアレンジした「OTO CHOCHIN」は、泪橋大嶋屋提灯店と「東京手仕事」とのコラボレーションによって生まれたオリジナルアイテム。一見すると普通の提灯と変わりませんが、火袋の中にはろうそくの代わりにスマートフォンを入れられます。重化(提灯の上下に取り付ける枠)の下部に空いた穴は音声を反響させるスピーカーの役割をしており、光とともに音楽も楽しめます。

本プランでは、「OTO CHOCHIN」の模様を6種類からセレクトし、お好きな色で製作します。重化の色は通常はクリア枠(木)ですが、オプションで黒枠に変更可能です。

模様は6種類からセレクト。左から、三つ巴音符、斜め縞、水引(Otonami限定)、水玉、カタバミ、市松​

教えてくれるのは4代目の健一郎氏。父である3代目の修一氏と2代で伝統の技を守っています。「提灯の絵柄が一つひとつ手描きで施されていると知らない方は多いです。代々続く技術を体験することをきっかけに、提灯に興味を持ってほしいですね」と話します。

4代目の健一郎氏。自分の代で伝統を途切れさせたくないと、家業を継いで15年になる

大胆に描くために大切な、地道な工程

提灯の製作には緻密な下絵が欠かせません。まずは見本をもとに、事前に選んだ模様の下絵を描く練習をしましょう。薄紙の下に描かれた見本を写しながら、鉛筆で丁寧になぞっていきます。曲線は「分回し」と呼ばれる道具で、ゆがみのないように描きます。

コンパスによく似た分回し。難しい箇所には印が付いているので安心

続いて、絵の具での色塗りにも慣れておきましょう。ここでも曲線には分回しを使い、下絵からはみ出ないように塗っていきます。金と銀の絵の具は他の色と違って少しボソボソとした質感のため、塗るというよりはのせる意識で。複数の色を使いたい時には、この工程でどこにどの色を塗るかを考えます。

乾くと水に強いアクリル系の水性塗料を使用

一筆に想いを込めて、無心で手を動かす

ひと通りの練習ができたら、いよいよ提灯に下絵を描く工程へ。筒状の和紙に描くのは予想以上に難しく、利き手と反対の手でしっかりと固定して描いていきます。描き方に特に決まりはありませんが、健一郎氏が普段からやっているように、重化をおなかに押し付けるように固定すると安定します。

下絵からはみ出ないように塗るには、集中を途切れさせないことが大切

下絵に色を塗る工程が本体験のハイライト。ここでも提灯をしっかり固定しながら、光を灯した時の美しい仕上がりを目指してムラのないよう均一に塗っていきます。大体描けたら光を通してみて、透けがないかを確認。塗り漏れを防ぐためのひと手間です。

水引の模様はOtonamiプラン限定

光を灯すと本来の姿が現れる

漏れなく塗れたら色塗りは完了。絵の具が乾けば下絵を消して出来上がりです。木箱の中で光を灯してみると、手描きのぬくもりがよくわかります。色を塗り重ねることで立体感が出て、模様がくっきりと浮かび上がりました。スマートフォンから出る光でも、和紙を通すとまるでろうそくのように穏やかに。ご自宅で、お好みの照明と音楽で空間を演出してください。

洋の空間にもなじむデザインとサイズ

組み立て方を教わったら、完成品はそのままお持ち帰りいただけます。専用の箱と紙袋に入れてもらえるので、大切な人への贈り物にしてもよいかもしれません。

珍しいプレゼントとして喜ばれそう。もちろんご自宅用にも

今も昔も私たちを優しく包む提灯の明かり

お祭りやお祝いの席など、特別な場面で見かけることの多い提灯ですが、かつては身近な照明器具として、庶民の生活に欠かせないものでした。「手描提灯の魅力がたくさんの人に伝わり、提灯が現代にも身近な存在になれば」と、健一郎さんは願っています。

リビングや寝室でのリラックスタイムのお供に

ほの明るい光を眺めながらゆったりと物思いにふけると、心までじんわりあたたかく灯されることでしょう。一筆一筆丁寧に手描きした提灯を、ぜひ生活に取り入れてみてください。


事業者画像

提供
泪橋大嶋屋提灯店

3代目の村田修一氏と4代目の健一郎氏の親子2代で営む老舗提灯店。100年以上にわたり東京都伝統工芸品の「江戸手描提灯」を作り続けている。力強さとなめらかさが共存するバランスの良い江戸文字を得意としており、主に神社や舞台で使われる提灯を手がける。工房での製作体験のほか出張ワークショップも精力的に行い、提灯の魅力を伝えている。

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お客様の声

お客様の声の写真

今の時代にも提灯が1つずつ手描きで作られているとは知りませんでした。和紙に絵の具を塗る工程では、没頭しすぎて無言に。想像以上に本格的な出来栄えに、また製作したくなりました!

埼玉県 30代 女性

お客様の声の写真

実際の工房で、沢山の提灯にかこまれながら、ゆったりと自分のペースで集中して体験出来ました。

茨城県 50代 女性

開催場所

泪橋大嶋屋提灯店


〒116-0003 東京都荒川区南千住2-29-6
・JR常磐線、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレス 南千住駅から徒歩約3分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時│平日・土日の14:00〜 その他のお時間もお気軽にお問い合わせください。

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

2024年11月

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

22,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、材料費、施設利用料、講習料

〈基本プラン〉
「OTO CHOCHIN」の模様は、下記よりいずれか1種類をお選びいただきます。
ご予約時「主催者からの質問」にてお知らせください。
・三つ巴音符
・斜め縞
・水引(Otonami限定)
・水玉
・カタバミ
・市松

〈オプションプラン〉
・重化の色を黒枠に変更 +1,100円(個/税込)



催行人数

1回3名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.泪橋大嶋屋提灯店に集合
2.江戸手描提灯の説明、小道具解説(約15分)
3.柄・絵具選び(約15分)
4.下絵の練習(約30分)
5.提灯に手描き・塗り(約60分)
※お持ち帰り用の箱と袋をご用意します。
6.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

特にございません。


服装

絵の具を使うため、汚れても良い服装でおいでください。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

6歳以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。

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