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四谷・荒木町「穏の座」芸者がいざなう文人趣味の世界 −水墨画と煎茶を学び楽しむ−

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体験の概要

かつて花街として栄えた四谷・荒木町にある日本文化サロン「穏の座」で、江戸時代から明治時代にかけて流行した教養人たちの遊び「文人趣味」の世界に浸るOtonami限定プランです。案内役は文人趣味煎茶美風流の教授・塩見薛風(せつふう)氏。文人趣味のひとつである水墨画を体験し、煎茶のお点前を拝見、最後に塩見氏が煎れた玉露茶と手作り和菓子をいただきます。今なお趣ある風情を残す粋を感じる街で味わう、俗世を離れたひとときをご堪能ください。

体験の特徴

・四谷・荒木町「穏の座」の座敷を貸し切り、かつて流行した教養人の風雅な遊び「文人趣味」の世界を体験。
・文人趣味の一要素である水墨画の基本の技法を教わります。出来上がった作品はおみやげとして持ち帰り可能。
・文人趣味煎茶美風流の教授で芸者としても活動してきた亭主のお点前を拝見し、玉露茶と手作りの和菓子をいただきます。

※こちらのプランもおすすめです。
煎茶美風流の教授に教わる昔懐かしい日本の伝統菓子づくり −出来たてのお菓子を厳選茶と共に−
四谷・荒木町「津の守」煎茶美風流の教授に習うはじめての煎茶 −月替わりのミニ講座で教養を深める−

8,000円〜
(名/税込)

1〜6名

約120分

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詳しい内容

江戸から明治の教養人が夢中になった風雅な遊び

四谷三丁目駅、曙橋駅、四ツ谷駅の3駅から徒歩圏内の四谷・荒木町。ここはかつて花街として賑わいを見せた歴史を持つ“粋”な街です。その風情と面影が残る車力門通りの一角にあるのが、お座敷のあるカフェ&バー「穏の座」。昼間はカフェ、夜は紹介制のバーを営みながら、日本文化を学ぶ教室やイベントの開催を行う亭主・塩見ふみ枝氏が本プランの案内役です。文人趣味煎茶美風流の教授・塩見薛風という名も持ち、芸者としても活動してきた塩見氏が、いっとき慌ただしい日常を離れて「文人趣味」の世界へといざないます。

穏の座の亭主・塩見ふみ枝氏。文人趣味煎茶美風流の教授・塩見薛風としても活動

文人趣味とは、江戸時代から明治時代にかけて、教養人たちの間で流行した遊びのこと。当時の最先端の文化であった、中国由来の水墨画・書・漢詩・篆刻・煎茶などを、気心知れた仲間と共に楽しむことが風雅だったのだそうです。本プランでは、そんな文人趣味の世界から、水墨画と煎茶を取り上げて体験。塩見氏に導かれながら、貸し切りの空間で束の間の文人気分を味わいましょう。

文人趣味は、明治時代になって女性たちの間にも広まった

水墨画の醍醐味は筆を持ち、心を描くこと

体験の始まりは水墨画から。塩見氏に手ほどきを受けながら、作品づくりを楽しみます。はじめての方でも、基礎から丁寧に教えてもらえるので心配無用です。にじみやかすれが表現の重要な要素になる水墨画は、筆や墨の扱い方も、運筆の仕方も、書道とは似て非なり。書道になじみのある方こそ、新鮮な感覚を味わえるはずです。なお、正座椅子やクッションの用意もありますので、正座が苦手な方もご安心ください。

塩見氏の手ほどきで、水墨画の基本の筆運びを練習

水墨画は、写生ではなく「写意」。目の前にある物を描くのとは違い、自分の思いの中にあるものを描きます。自分が今どういう心持ちなのかを紙の上に表現できればよく、上手下手はありません。ただ筆を持つことを楽しみましょう。

ちなみに、描いた水墨画には「讃」と呼ばれる漢詩を添えるのが本来の形。こちらは決まりごとが多く、教養を必要とします。描いた水墨画に仲間同士で漢詩を書き合うのが文人趣味流の遊び方。そうした世界観についても、塩見氏が解説してくれます。出来上がった作品は、思い出に持ち帰ることができます。

墨の濃淡、ぼかしやかすれ、筆使いを駆使しながら、心の中にある絵を写し出す

文人趣味煎茶美風流のお点前を拝見

水墨画を満喫したあとは、煎茶の体験。塩見氏のお点前を拝見しながら、煎茶とお菓子を楽しみます。煎茶は中国を起源に日本で独自の発展を遂げた文化で、流派も様々。塩見氏が教授看板を持つ文人趣味煎茶美風流は、茶話会のような気軽さが特徴です。リラックスしてお楽しみください。

異国情緒漂う茶席風景も、文人趣味煎茶美風流の魅力

畳の上に敷かれたペルシャ絨毯、その上に並べられた煎茶道具。お点前する亭主も、腰から下を「半も」という布で隠します。現代人からは一見不思議な光景に思える茶席ですが、これがまさに文人趣味の世界観。当時の教養人たちの“異国趣味”の感覚がつくり上げた形なのだそうです。

塩見氏の軽やかかつ美しい所作にも注目

玉露茶と手作り和菓子で一服

煎茶は、正式なお点前では二煎、より気軽な茶会では三、四煎、お湯の温度を少しずつ上げながら、変化していく味を楽しみます。体験で味わうお茶は、日本茶の最高峰である玉露茶。まろやかな甘みとコクのある強い旨味が特徴です。塩見氏が目の前で丁寧に煎れてくれた一煎目の味には、きっと驚かされるはずです。

大正時代に流行した、小さくてかわいらしい「まめまめ」という茶器

茶道とは異なり、一煎目と二煎目の間に供されるお菓子も、手作りするのが煎茶の通例。本体験でも、塩見氏が手作りのお菓子を用意してくれます。この日の干菓子は、できたてならではの半生食感がとても新鮮。どんなお菓子と出会えるかは、当日のお楽しみです。

金運の象徴である金魚と、波紋をかたどった、塩見氏手作りの干菓子(お菓子の内容は日によって変わります)

文人趣味を通じて得た知識で、人生を豊かに彩る

体験の前後にぜひ注目したいのが部屋の設えです。床の間の掛け軸とふすまの水墨画は、塩見氏の師匠が手がけたもの。その他にも、硯や筆などの文房具や煎茶道具などが所々に飾られています。こうした品々から亭主の好みをうかがい知ることも、文人趣味流の楽しみのひとつです。

部屋の設えにも注目し、作品の持つ意味や背景について尋ねてみては

「水墨画も煎茶もいわば“人生の無駄知識”。しかし、暮らしに直結すると限らないそうした知識や教養こそが人生を豊かにする」と塩見氏は言います。文人流の教養を楽しみ、風雅の道に心を寄せることで、自分の時間を充実させることができる文人趣味の世界。年を重ね、心の余裕を持つ大人こそが楽しめるひとときを、穏の座の特別な空間でご堪能ください。


事業者画像

提供
穏の座

昼間はカフェ、夜は紹介制のバーを営みつつ、日本文化を学ぶ教室やイベントの開催、和室の貸席も行うお座敷空間。亭主の塩見ふみ枝氏は、文人趣味煎茶美風流の教授として塩見薛風という名を持つほか、赤坂芸者「ふみ香」としても活動していた。現在は同じ荒木町にお座敷ライブハウス「津の守」を開設し、芸事を披露している。

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お客様の声

お客様の声の写真

文人趣味という言葉も初耳で、水墨画も煎茶道も初体験。興味本位で参加しましたが、想像以上に楽しむことができました。遊びの奥に教養が隠れている文人趣味の世界観は大変興味深く、もっと深掘りしてみたくなりました。

東京都 40代 女性

開催場所

穏の座


〒160-0007 東京都新宿区荒木町3番地 フォレストビル 2階
・丸ノ内線 四谷三丁目駅(4出口)より徒歩約3分
・都営新宿線 曙橋駅(1出口)より徒歩約6分
・中央線、東京メトロ丸ノ内線、南北線 四ツ谷駅(赤坂方面出口)より徒歩約10分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時|不定期 10:00〜12:00 ※開催日により開始時間が異なる場合があります

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

2024年5月

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

8,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、煎茶、手作り和菓子



催行人数

1回6名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.穏の座に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.塩見氏の自己紹介、文人趣味についてご説明
3.水墨画体験と解説
4.煎茶と和菓子をいただく
5.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催24時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

特にございません。


服装

・会場は和室ですので、靴下をお履きください。レンタル靴下(無料)のご用意はございます。
・水墨画は墨を使用します。通常、汚れることはありませんが、気になる方はエプロンや割烹着などをご持参ください。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

大人と同じ内容の体験が可能なお子さまはご参加いただけます。
※お子さまがご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。


予約期限

開催日の1日前まで。


特記・免責事項

やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。

よくあるご質問

会場は和室ですが、正座ができなくても大丈夫です。正座椅子やクッション、座敷用の椅子のご用意もございます。

ドレスコードはございませんのでお好きな格好でご参加いただけます。会場は和室ですので、靴下をお履きください。レンタル靴下(無料)のご用意はございます。

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穏の座 / 津の守
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