体験詳細トップ
experienceロゴ
東京|南青山
お気に入り登録マーク

南青山「琳派墨絵保存倶楽部」日本画家に学ぶ四季の日本画 −月替わりのテーマで琳派の代表作に彩色−

experience-image-0
experience-image-1
experience-image-2
experience-image-3
experience-image-4
experience-image-5
experience-image-6
experience-image-7
experience-image-8
experience-image-9
experience-image-10
experience-image-11
experience-image-12
experience-image-13
experience-image-14
experience-image-15
experience-image-16
experience-image-17
experience-image-18
experience-image-19
experience-image-20
イメージ拡大マーク
experience-image-0
experience-image-1
experience-image-2
experience-image-3
experience-image-4
experience-image-5
experience-image-6
experience-image-7
experience-image-8
experience-image-9
experience-image-10
experience-image-11
experience-image-12
experience-image-13
experience-image-14
experience-image-15
experience-image-16
experience-image-17
experience-image-18
experience-image-19
experience-image-20

体験の概要

江戸琳派の祖・酒井抱一家に受け継がれてきた古典絵画を継承する「琳派墨絵保存倶楽部」。東京・南青山のアトリエにて、琳派を代表する作家・酒井抱一の『十二か月花鳥図』を題材に、月替わりのテーマで緻密で美しい作品の再現を体験するOtonami限定プランです。指導にあたるのは、代表で日本画家の佐瀬知子氏。本格的な画材を使い、作品に色付けを行います。芸術を通して心を癒すアートセラピーとして注目される“大人の塗り絵”のような感覚で、無心で色を重ねる心地よいひとときをお楽しみください。

体験の特徴

・各国大使館御用達のアトリエにて、繊細かつ洗練された琳派の日本画を体験できるOtonami限定プラン。
・琳派の代表作『十二か月花鳥図』を題材に、日本古来の顔料を使って色付けを行うことで、日本ならではの自然観や美意識に触れることができます。
・日本画家の佐瀬知子氏の手ほどきで、無心で制作に没頭する癒しのひとときを堪能します。

※こちらの体験もおすすめです。
南青山「琳派墨絵保存倶楽部」心地よい墨の香りに包まれる水墨画レッスン −水墨画古典の名作に挑戦−

13,800円〜
(名/税込)

1〜4名

約240分

開催日を確認

詳しい内容

江戸琳派の祖・酒井抱一家の流れを汲む日本画家が指導

青山通りの路地を折れ、少し歩いたところに広がる閑静な住宅街。マンションの一室にある「琳派墨絵保存倶楽部」に足を踏み入れると、代表の佐瀬知子氏が笑顔で迎えてくれます。こちらでは、日本画と水墨画の教室を定期的に開催、子どもから学べるプログラムについて研究も行っており、その魅力や楽しさを国内外に広く伝えています。

都内の区主催国際交流プログラムや大学向けのレッスンも行う

佐瀬氏は中学生で墨絵を独習するようになり、やがて雨華庵6世の酒井抱道氏に師事。現在は日本画家として活動する傍ら、古典絵画を守り継ぐべく琳派墨絵保存倶楽部の運営をスタートしました。現在は墨絵を学びたい一般の方や専門家をはじめ、日本文化に関心のある留学生、各国大使館関係者など、さまざまな人が集う場となっています。「お稽古を始めてから美術館や神社で目に留まるものが変わり、日本文化を深く楽しめるようになった」という声も届いているのだとか。

室内に飾られている尾形光琳『燕子花図』(一部)の模写

桃山時代後期の本阿弥光悦・俵屋宗達から始まり、江戸時代に尾形光琳が特徴づけた日本美術の流派のひとつ、琳派。本体験では、江戸琳派の開祖である酒井抱一家に伝わる技法を学ぶことができます。

琳派の代表作『十二か月花鳥図』に彩色し、日本らしい美意識に出会う

本体験で使用する題材は、酒井抱一の『十二か月花鳥図』(テーマは月ごとに替わります)。この作品は、月次(つきなみ)絵とも呼ばれる日本画のジャンルのひとつ。12ヶ月の花と鳥などの風物を1枚ずつの作品にし、12枚でひとまとまりの作品となっています。酒井抱一をはじめ琳派の華やかで清楚な月次絵は、江戸時代の当時も高価で大変な人気があったそう。

琳派の作品のなかから、四季折々の風物を楽しめる美しい作品を通じて、日本画の魅力を堪能できる

酒井抱一による月次絵のなかでも、Otonamiのプランでは優品として名高い作品を題材として取り上げ、各季節の作品からハイライトの部分を抽出して、エッセンスをご紹介します。12ヶ月で替わるモチーフに、日本ならではの美の繊細さやたおやかさを感じ取ることができるでしょう。また、琳派の日本画の世界に触れる体験を通して、古典日本画の根底に流れている自然への敬愛を学ぶと共に、絵の細部まで行き渡る日本らしい美意識に出会うことができます。

2024年11月の題材は『葦に白鷺』。小菊がひそやかに咲き、鷺が佇む水も冷え込む晩秋。巡る季節に思いを馳せて描く

日本画専用の道具を使う喜びと、伝統技法を知る楽しみ

本体験では、プロが使うものと同じ日本画専用の本格的な道具・材料を使います。彩色に使うのは、古来から伝わる水干絵具。日本画では、筆から絵具に至るまでが大自然の恵みから作られ、天然の画材で絵を描く喜びを感じられます。

小瓶に入れられたカラフルな粉末が、日本画の伝統的な絵具

基本的に日本画は、6色に白と墨の黒を足した、たった8色ですべてを描くことができるといわれています。少ない色で表現するために、絵の細部に至るまで技法や順序を工夫する必要があります。この知的で刺激的な作業も、日本画を描く楽しみのひとつです。

自分で仕立てた絵具を使うことで、より作品に感情移入できる

描かれた線に沿って色を塗り、作家の想いに触れる

骨描き(彩色の前に墨で輪郭線を引く技法)はあらかじめ施された下絵の段階からスタート。そのため気軽に参加することができ、その後の学びもスムーズです。また、初心者向けに絵柄を少し易しいものにしてあります。無心になって色付けをしていると、いつしか心がふっと軽くなり癒されていることを実感。しだいに作品への愛着も湧いてくることでしょう。

丁寧に下色を塗っていく

下色をつけたら、花や鳥などに彩色を施します。筆を走らせるというより、毛先をチョンチョンと置くようにすると、はみ出さずに綺麗に塗ることができます。「失敗から新たな気づきが生まれることもあります」と佐瀬氏。うまくいかないからこそ、作家の意図に気づく機会を得られます。リラックスして楽しみましょう。垂らし込み(色を塗って乾かないうちに他の色を垂らし、にじみの効果を生かす技法)といった仕上げは佐瀬氏がサポートしてくれるので、質の高い作品を完成させることができます。

作品の背景を想像しながら、一筆一筆色を塗るのが楽しい

作品はその日のうちに持ち帰ることが可能です。琳派の作品は屏風や襖に貼り付けられ、障壁画として残されたものも多いのだとか。本体験で制作した作品も、インテリアのアクセントになりそうです。

明日の自分を元気づけてくれる、先人たちの心意気

色を塗り重ねるという行為に癒され、作品の背景や道具を作る職人の矜持にまで思いを馳せる贅沢なひととき。失敗を跳ね除け、前向きに伝統を積み上げてきた先人たちの心意気が、筆でなぞるごとに心に染み入ります。琳派墨絵保存倶楽部での体験を通して受け取ったその想いは、現代を生きる私たちの明日の活力になることでしょう。

心を鎮めて自分と向き合うひとときを

教養が一歩深まり、気持ちも充実する時間。日本画を描く体験をすることで、その後絵を見る眼にも変化が生まれます。いつでもお好きな季節に訪れ、古典日本画の豊かな世界に触れてみませんか。


事業者画像

提供
佐瀬知子

雨華庵6世の酒井抱道氏に師事し、江戸琳派の祖・酒井抱一家に受け継がれる古典絵画の技法を習得した日本画家。幼少から日本の伝統文化に興味を持ち、中学生の時から墨絵を独習。京都精華大学で日本画を専攻し、在学中は墨絵の研究に取り組む。卒業後は渡米し、現地の私立大学に勤務。帰国後、伝統絵画の勉強を再開し、琳派の墨絵をさらに学ぶ。人々が気軽に古典絵画を学べる場として2014年、琳派墨絵保存倶楽部を立ち上げる。

事業者画像2

提供
琳派墨絵保存倶楽部

佐瀬知子氏が主宰する水墨画と日本画のスクール。専門家だけでなく、日本文化に関心の高い大使館関係者やその家族、留学生などの外国人も通う。教室では、和紙や筆、松煙墨、天然の絵具をはじめ、昔ながらの道具を用意。古典絵画の存在を広め、伝統文化産業の活性化にも尽力する。

開催日を確認

お客様の声

お客様の声の写真

俵屋宗達の『風神雷神』は以前も美術館で観たことがありましたが、模写することでただ鑑賞する時よりもじっくり観察でき、新しい発見がたくさんありました。日本画専用の道具について知ることができたのもよかったです。作家と同じ、天然の絵具で描くことができたのは貴重な体験でした。ありがとうございます。

東京都 40代 女性

お客様の声の写真

とても専門的な方の下、一言では言い切れない世界観が広がる体験が出来ました。 色を作る過程や、色を重ねる過程、体験の一つ一つがとても貴重な体験で、すごく難しいのですが、それ以上にとても楽しめました! また先生の感性の豊かさや受け止め方も学ぶところが多く、素敵な時間でした。

東京都 40代 女性

お客様の声の写真

日本画の知識がない状態で参加しましたが、絵具で陰と陽を表しているなど日本画に関するいろいろな話を聞かせていただき、楽しく体験することが出来ました。絵具を作るところからプロと同じ画材を使って彩色出来る貴重な体験でした。下絵が用意されているものの、難しくて上手く出来なかったところもありますが、数時間絵に向き合って完成させたので愛着が湧きました。仕上がった作品は大切に部屋に飾っています。

神奈川県 40代 女性

開催場所

琳派墨絵保存倶楽部


〒107-0062 東京都港区南青山4-18-21
・東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅(A4出口)より徒歩約7分
※到着されましたら、建物正面の駐車場3番の後ろのテラスから出入りをお願いいたします。

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時│木曜・金曜・日曜 2024年 ・第4 (木) :13:30 ・第2 (金) :10:30 ・第1 (日) :13:00 ・第2 (日) :10:30 ・第3 (日) :10:30 ・11月23日(土)13:30 ・11月24日(日)13:30 ※例外もございますので、詳細な開催日はカレンダーにてご確認ください。 ※はじめて日本画を描く方は、1時間程度時間を延長する可能性がございます。時間に余裕を持ってお越しください。 ▼月ごとのテーマ 1月『梅椿に鶯図』 2月『菜花に雲雀図』 3月『桜に雉子図』 4月『牡丹に蝶図』 5月『燕子花に鷭図』 6月『立葵紫陽花に蜻蛉図』 7月『玉蜀黍朝顔に青蛙図』 8月『秋草に螽斯図』 9月『菊に子禽図』 10月『柿に目白図』 11月『芦に白鷺図』 12月『檜に啄木鳥図』

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

2024年11月

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

13,800円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費、施設利用料、お茶・お菓子



催行人数

1回4名限定
※1名からご予約いただけます。


体験の流れ

1.琳派墨絵保存倶楽部に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.道具、歴史や作品の説明
3.制作体験(途中休憩あり)
4.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

・作品をお持ち帰りいただくため、色紙が入る大きさの袋(紙袋やエコバッグなど)をご持参ください。
・必要な方は飲み物や軽食をご持参ください。
・指で絵の具を溶くため、必要な方はフィットする薄手のゴム手袋(4〜5組)をお持ちください。


服装

特にございません。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

6歳以上。
※お子様がご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。


予約期限

開催日の1日前まで。


特記・免責事項

・やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。
・はじめて日本画を描く方は、1時間程度時間を延長する可能性がございます。時間に余裕を持ってお越しください。

よくあるご質問

本体験ではお茶・お菓子の軽食をご用意しておりますが、ご自身で飲み物や軽食をお持ちいただいても問題ありません。20分程度しか休憩時間がとれませんので、ゆっくり召し上がっていただける時間的な余裕がない場合もございます。あらかじめご了承ください。

椅子とテーブル席ですので、ご安心ください。

題材の変更については、ご対応ができかねます。

開催日を確認

琳派墨絵保存倶楽部
で提供している他の体験