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武者小路千家・有吉守聖氏による本格茶会 −日本橋「耕雲亭」にて有吉家の由緒ある茶道具に出会う−

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体験の概要

東京・水天宮前駅直結のロイヤルパークホテルにある本格的な茶室「耕雲亭」を貸し切って開催する、Otonami限定の本格的な茶会。武者小路千家流茶道「両忘会」を主宰する有吉守聖氏が亭主を務めます。肥後細川藩の上卿三家老の一家・有吉家に伝わる貴重な道具類に出会える、非日常空間での季節ごとの特別体験。お茶会の経験が少ない方には講師陣のサポートがあり、安心して参加できます。

体験の特徴

・三菱財閥・岩崎家ゆかりの名席「釣月庵」を贅沢に写した茶室「耕雲亭」を貸し切る、Otonami限定の本格的な茶会。
・亭主は武者小路千家流茶道の家元直門、相伝・正教授であり両忘会を主宰する有吉守聖氏。
・有吉家に伝わる貴重な道具類が使用される特別体験。季節ごとの趣向を楽しめます。

15,000円〜
(名/税込)

2〜8名

約120分

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詳しい内容

ホテルの庭園に佇む名茶室にて体験する、武者小路千家流の本格的な茶会

本体験は、武者小路千家流の両忘会(りょうもうかい)を主宰する有吉守聖(しゅせい)氏によるOtonami限定の本格的な茶会です。肥後細川藩の上卿家老であり、旧男爵家でもある有吉家の二十二代当主の有吉守聖氏。幼い頃から茶道に親しみ、裏千家流ならびに細川藩の御家流・肥後古流の茶道を学びました。自衛官として勤務するかたわら武者小路千家流に入門、2014年には自衛隊を退官し両忘会を設立。2017年に正教授に就任、門下50人を指導しています。

家元直門となり流儀最高位の相伝を許された有吉守聖氏

会場は、東京・日本橋にあるロイヤルパークホテル 5F、大都会のビルの中とは思えない静寂な日本庭園の中に佇む茶室「耕雲亭」。かつて世田谷区の静嘉堂にあった三菱の第二代社長 岩崎彌之助、第四代社長 岩崎小彌太の父子二代によって創設された釣月庵を贅沢に写した本格的な茶室です。釣月庵の由来である道元禅師の句「釣月耕雲古風を慕う」にちなみ、茶室名が付けられています。

日本橋の喧騒から離れた非日常空間での茶会体験

耕雲亭には小間と広間の2つの茶室がありますが、Otonami限定の茶会は、台目席と広間席と交互に茶室を変えて行われ、季節ごとに変化を楽しめる趣向です。

台目席にて茶会が開催される場合、こちらの広間席が待合として使われる

外掛待合から迎え付け、席入りまでの流れを体験

参加者はまず待合にて受付後、芳名帳に署名を済ませたら身支度を整え荷物をまとめます。白湯が提供されるので、喉の渇きを潤し心を落ち着けます。本体験では、待合で主菓子をいただきます。和菓子職人に依頼してあつらえた特別なお菓子は、亭主のおもてなしの心を表現したもの。季節の美しいお菓子を目と舌で味わいます。

老舗和菓子店・日本橋日月堂からその日の朝届く主菓子を銘々皿で

続いて、用意されている露地草履(露地を通る際や外掛待合から茶室に入るまでに履く草履)を履いて、露地(茶庭)へ出て外掛待合へ向かいます。待合に腰を下ろして庭の緑を眺めると、緊張感のある日常から解き放たれて穏やかな心持ちに。亭主である有吉氏が迎え付けに出てくる気配を感じたら中門に向かい、つくばって黙礼を受けます。少し緊張する瞬間ですが、この後始まる茶席でのひとときにおのずと期待が高まります。

主客が中門を挟んで黙礼する迎え付け

亭主の姿が見えなくなったら、客も中門を通り蹲に向かいます。日常から隔てられた特別な空間、茶室に入るため手と口を清めたら、正客から順に躙口から茶席に入ります。どんなに身分が高い人でも体をかがめて頭を下げなくては入れないことから、茶室の中ではすべての人が平等という茶道の教えが表現されています。

柄杓を取って左手、右手の順に手と口を清める

外掛待合から席入りまでの流れは、露地を備えた本格的な茶室だからこそ体験できること。この機会に、サポートに入る正教授の講師陣から、所作についてレクチャーを受けましょう。

炉に炭をつぎ、灰をまく炭点前の風景

茶席では、席入りした順に床の間の掛け軸や花、炉や釜などを拝見して回ります。拝見が終わると、亭主である有吉氏が茶室に入り、挨拶を交わして炭点前を行います。炭点前とは、茶の湯を沸かすために炉で炭を起こし灰を美しく整える作法です。現在では炭を使わず電熱器を用いるお稽古や茶会も多いことから、本物の炭を使って行う炭点前の美しい所作を至近距離で拝見できるのは、貴重な機会です。炭点前の終わりに香が焚かれると、茶室に芳しい香りが広がります。どこか懐かしく豊かな和の空気に包まれ、ゆったりと茶会は進みます。

11月から4月は炉、5月から10月は風炉の炭点前となる

茶会のメインである濃茶を堪能

炭点前に続いて、いよいよ濃茶点前です。茶会をフルコースにたとえると、濃茶はメインディッシュのようなもの。通常の茶事で振る舞われる懐石も含めたここまでの流れは、おいしく濃茶をいただくための準備なのです。有吉氏の流れるようなお点前に目を奪われているうちに、濃茶の良い香りが漂いはじめます。

濃茶には武者小路千家の千宗屋若宗匠好みの九州・八女のお茶を使用。皆で分かち合う濃茶のおいしさは格別

濃茶は数人で回し飲みをするのが基本です。一度に大量のお茶を練って作る濃茶は5〜7杯分作る時に最もおいしくなるそう。1つの茶碗を回してお茶をいただくことで客同士が心を寄せ合うという意味があるといわれています。回し飲みが気になる方はおひとりずつ茶碗を別に点て出しする各服点にてご用意できますが、ぜひ本来の濃茶の奥深い魅力に触れてみてください。


表千家や武者小路千家では、濃茶をいただく際、茶碗の下に敷くために出し帛紗が添えられます。お持ちでない方には貸し出しも可能。この機会に、出し帛紗の使い方も学びましょう。

名物裂が使われることの多い、美しい出し帛紗

濃茶の後には薄茶をいただきます。薄茶点前はサポートを務める講師が担当し、有吉氏はその日の茶席について説明します。退席までの時間は、その日の趣向や道具類、お菓子など茶会に関する様々なことを有吉氏から直接教えてもらいます。

流派を超えてお茶の心を愉しむ

この日の床の掛け軸は、350年以上前に書かれた肥後細川藩2代藩主・細川光尚公の筆による西行法師の和歌。茶会では、亭主が客をもてなすために趣向を凝らした道具類も大きな楽しみのひとつ。Otonamiの企画では流派や経験に関わらず茶会を楽しんでほしいとの有吉氏の配慮から、流儀にとらわれず有吉家に伝わる道具を中心に取り合わせます。有吉氏の選ぶ、他ではなかなかお目にかかれない由緒ある道具類に出会える貴重な機会をお見逃しなく。

素晴らしい道具類に心踊るひととき

有吉氏は「落ち着いた空間でお点前とおいしいお茶を楽しみつつ、お茶会の本格的な流れを体験していただきたい」と話します。茶道を学んでいる方でも、本格的なお茶会や他流派のお茶会に参加する機会はなかなかありません。また費用が高額になることも。本格的なお茶会デビューの前に、本プランで有吉守聖氏の趣向にあふれるおもてなしを体験し、愉しみ方を学んでみてはいかがでしょう。


事業者画像

提供
「両忘会」有吉守聖

肥後細川藩の上卿三家老の一家である有吉家の第二十二代当主(旧男爵)。幼少期より茶道教授の母から裏千家流や細川藩の御家流・肥後古流の茶道を習い親しむ。自衛官となった後、1990年に武者小路千家流に入門、家元直門に。退官して両忘会を設立し、2017年に正教授に就任。現在は、都内5教室で武者小路千家流の流れるような自然なお点前が身に付くよう指導している。

事業者画像2

提供
ロイヤルパークホテル

安産祈願で有名な水天宮に程近い日本橋蛎殻町に位置し、商業施設や金融街に近く、ビジネスや観光にも適している。水天宮前駅に直結するほか、リムジンバスの発着する東京シティエアターミナルに隣接。7つのレストラン・バーに加え、大小14の宴会場、日本庭園や茶室「耕雲亭」など館内の施設も充実しており、国内外からのゲストの多様なニーズに応えている。

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開催場所

ロイヤルパークホテル


〒103-8520 東京都中央区日本橋蛎殻町2-1-1 ロイヤルパークホテル
・東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅(4番出口)直結
・東京メトロ日比谷線 人形町駅(A2出口)より徒歩約5分
・都営浅草線 人形町駅(A3出口)より徒歩約8分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時|日曜 9:30~11:30 / 12:00~14:00 / 14:30~16:30 / 17:00~19:00 ▼各回のテーマ 2024年 6月23日:台目席にて 初夏の茶会(風炉 平水指、釣瓶) 9月15日:広間席にて 中置の茶会(風炉 半板、長板、竹台子) 11月17日:台目席にて 炉開きの茶会(炉 壺など) 2025年 2月16日:広間席にて 初釜の茶会(及台子皆具など) ※台目席が茶室の場合(6月・11月)は広間席が待合に、広間席が茶室の場合(9月・2月)は台目席が待合となります。

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

現在ご予約が可能な催行日がございません。

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

15,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、施設利用料、お茶・お菓子


催行人数

最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回8名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.ロイヤルパークホテル 5F「耕雲亭」前のロビーに集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.待合にて受付・記帳・白湯と主菓子のご提供・外掛待合にご案内(約20分)
3.迎え付け・蹲・席入り(約10分)
4.炭点前(約30分)
5.濃茶点前(約30分)
6.薄茶点前(約20分)
7.退席(約10分)

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

・懐紙
・ハンカチ
・出し帛紗(濃茶を飲む際や、道具を拝見する際に使用します。お持ちでない場合は当日ご用意しますので、申込時に「主催者からの質問」欄よりお知らせください。)
・白ソックス(洋装の方のみ)
・菓子切り(任意)
・茶扇子(任意)


服装

・本格的な茶会の体験ですので、着物でお越しいただくことを推奨いたします。
※男性は袴の着用が望ましいです。
※女性は訪問着・附下・色無地・江戸小紋など茶会に適した格の着物でお越しください。カジュアル着物、浴衣はご遠慮ください。
・洋服の場合も、カジュアルな服装はご遠慮ください。
※男性はダークスーツ・白シャツ・ネクタイ着用でお願いします。
※女性は男性の洋服に準じた服装でお願いします。
※洋服でお越しの場合は、待合で白ソックスに履き替えてください。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

15歳以上


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・茶会ではお菓子をご用意しますので、アレルギーのある場合は、申込時に「主催者からの質問」欄よりお知らせください。
・濃茶は回し飲みで行います。やむをえず各服点(各人ごとに茶碗を別にして濃茶を提供します)をご希望の場合には、申込時に「主催者からの質問」欄よりお知らせください。

よくあるご質問

ロイヤルパークホテルの駐車場をご利用いただけます。
176台分ご用意がございます。ご予約は不要です。
茶室向かいにある「日本料理 源氏香」で3時間までの無料駐車券をお受け取りいただけます。

撮影していただいてかまいません。ただし、他のお客様へのご配慮をお願いいたします。

参加可能です。有吉氏や社中の講師陣が丁寧に指導しますので、安心してご参加ください。

茶会中、喫茶や道具拝見の折は事故防止のため正座していただく必要があります。それ以外の点前中は椅子を使用していただいて構いません。
耕雲亭に、床几はご用意がございます。正座椅子はご用意がございませんので、ご自由に持ち込んでいただいて構いません。

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