
英国スタイルサロンで楽しむ「紅茶のある暮らし」−人気パティシエの焼き菓子&チョコレートと共に−


体験の概要
日常生活を豊かにする紅茶に魅了され、ティーライフスタイリストとしてティータイムの楽しみ方を発信してきた田中純幸氏。田中氏が営む大阪・京町堀のサロン「S*STYLE TEA」を会場に、英国紅茶の正統な嗜み方や遊び心あるアレンジを学ぶプランです。ティーと共に味わうスイーツを手がけるのは、関西屈指のパティシエ・西園誠一郎氏。暮らしに生かせるエッセンスや、知られざる紅茶の世界を学べる体験に、ぜひ肩の力を抜いてご参加を。お話上手な田中氏と“紅茶のある暮らし”を楽しんでみませんか。
体験の特徴
・百貨店やホテルからのオファーが絶えないティーライフスタイリストに学ぶ、少人数制の紅茶レッスン。
・「Seiichiro,NISHIZONO」のシェフとして知られる西園氏との特別コラボレーション。季節や紅茶に合わせてセレクトしたスイーツ3種類をご用意。
・紅茶を使用したモクテルをチョコレートとペアリング。田中氏ならではのユニークなスタイルで紅茶を堪能できます。
7,800円〜(名/税込)
2〜10名
約90分
詳しい内容
英国スタイルの紅茶サロンで本場のティータイムを体験
レトロな雰囲気漂う建物の一室に構える紅茶&ハーブティーサロン「S*STYLE TEA」。ドアを開けると、そこには本場英国の世界が広がります。ウィリアム・モリスの壁紙にヴィンテージ家具、ダイニングテーブルの上に並ぶ華やかなティーセット。まさに、映画に出てくる英国の日常のワンシーンそのもの。「この一室で英国を体験してもらえたら」と話すオーナー・田中純幸(すみこ)氏の想いを随所に感じられるサロンです。

田中氏が英国紅茶に魅了されたのは、今から約25年前。「生活の中で自然とティータイムの時間を楽しむ英国では、紅茶の背景に英国ならではの食器・お花・お菓子・インテリアといった様々な要素が含まれていて、好奇心旺盛な自分にぴったりでした」と少女のように笑います。「紅茶の本場を見たい」と渡英したことで英国そのものを好きになり、紅茶の本質を理解することができたのだそう。

田中氏が考えるマナーとは、あくまでティータイムを楽しむためのもの。「英国人にとって紅茶は日常のお茶。生活の中に自然に溶け込んでいて、生活を過剰に飾り立てるためのものではありません。まずは紅茶のある暮らしを楽しんでもらいたいですね」。バックグラウンドを理解し、英国人の日常を体感することで、おのずと紅茶の本質が身に付いていく。それがS*STYLE TEAならではのレッスンスタイルです。
季節を物語るオリジナルのウェルカムティー
田中氏特製のOtonami限定ウェルカムティーで本プランがスタート。茶葉の旬や季節の行事に合わせてアレンジを考案するため、どんな一杯に出会えるかは当日のお楽しみです。例えば初夏には、ノンカフェインのマスカットティーをベースにつくられたウェルカムティー。美しい色合いと香り高い風味、そのひと口から季節を感じ取れるはずです。

粋な一杯で緊張がほぐれてきたところで、田中氏との歓談を楽しみます。多彩な経歴を持つ田中氏は、実は煎茶道の師範でもあるとのこと。「英国紅茶が東洋文化の影響を多分に受けていると気づき、日本茶をもっと学ぶべきだと感じました。日本のお茶文化を知ることで、より広い視野で紅茶の魅力を理解できるようになったんです」。日本と英国、双方のお茶文化を知り尽くした田中氏のお話は多角的で、紅茶への理解が深まると同時に、日本茶への新たな発見も得ることができます。

サロンの棚には紅茶缶がずらり。なかには、田中氏がブレンドを手がけ、2022年に“食のオスカー”と呼ばれる英国の食の審査会『Great Taste Awards』を受賞した逸品「ブラムリーズスモークドティー」も。これは、静岡県産の和紅茶を英国生まれで岩手県産のりんご「ブラムリーアップル」の木のチップで燻製したオリジナルブレンド。「英国生まれのりんごの燻製チップと中国の伝統的燻製技術という、世界的に希少な2つが日本で奇跡的に揃った」と田中氏が称する、伝説的な紅茶です。

サロンには他にも多彩な紅茶が揃い、おみやげ用に購入も可能。茶葉の産地や味わいなど、田中氏の解説を聞きながら、次なるステップへの期待が高まります。
本格的なテーブルセットで受講するティーレッスン
座学では、華やかなテーブルセットが施された席に座り、ティータイムの心構えやマナーなどを教わります。田中氏によれば、日本の茶道が“静”だとすると、英国のティータイムは“動”で、会話を楽しむ場。卓上には会話のきっかけとなるカンバセーションピースを必ず忍ばせておくのだそう。「例えばこのウサギの置き物はイースターを思い出させてくれるもの。置き物ひとつにも意味が込められているんですよ」と話します。

続いて、紅茶の淹れ方・いただき方を実演形式で教わります。お湯の沸かし方、蒸らし方、注ぎ方という、淹れる工程一つひとつで欠かせない、おいしさを左右するポイント。その極意をOtonamiオリジナルの資料と合わせて丁寧に解説します。

紅茶をいただく際は、はじめに水色、次に香りを愛でるのが基本。そして「英国式のマナーには茶道に通じる部分もあるんですよ」と田中氏。日本の茶道のエッセンスを発見しながらティータイムを楽しんでみましょう。

「英国紅茶を味わうなら、ぜひ英国菓子を一緒に」という想いを込めて、スイーツには焼き菓子をセレクト。田中氏と親交が深いという関西屈指のパティシエ・西園誠一郎氏が「英国らしいものを」と特別に用意した逸品です。種類は季節や紅茶によって替わるため、複数回訪れることでバラエティーに富んだスイーツを楽しめます。
チョコレート×紅茶のモクテルで至高のペアリングを
座学に続いて、チョコレートと紅茶のペアリングを別のテーブルで学びます。テーブルコーディネートは、季節やイベントごとに変化し、それぞれの回にテーマがあります。洗練されたガラス食器の上に並べられたチョコレートは、西園氏が本プランのためにテーマに合わせて、紅茶と同じ英国生まれのモクテル(ノンアルコールのカクテル)を相手役にセレクトした品。チョコレートとモクテルが互いを引き立て合う、本体験ならではのユニークなペアリングを楽しみます。

本プランでいただくモクテルは紅茶を使用したもの。例えば、チョコレートや添えた花の色にリンクさせた3層の色彩が鮮やかな一杯が登場する日も。「人工的な着色料は使わない」というモットーのもと生み出されたドリンクの美しい色合いは、すべてが天然由来。琥珀色の紅茶、無色透明の炭酸水、紫色のハーブティーからなる3層のモクテルを飲み進めるうちに、味わいが深まっていく過程を楽しめます。

「モクテルにすることで、紅茶をお酒のような雰囲気で楽しめます。カクテル風のアイスティーとも言えるかもしれません」と楽しそうに話す田中氏。モクテルとチョコレートは、田中氏と西園氏が季節やテーマに合わせて演出するため、参加するたびに一期一会の出会いが待っています。
学びより楽しみを。紅茶がもたらす豊かさを体感して
「紅茶は“勉強するもの”ではなく、日常を楽しむツール」と田中氏。レッスンのキーワードは“楽しむ”です。基本的なマナーは押さえつつ、本プランではゲストの興味や要望に合わせて講座内容を柔軟に変更していきます。田中氏のレッスンは、初対面のゲスト同士が打ち解けやすく、おひとりでの参加もおすすめ。「私が率先して場を盛り上げますから、安心していらしてくださいね」と、英国と日本で様々な体験をしてきた講師だからこその包容力に、あたたかく迎えてもらえます。

教養や伝統だけでなく、遊び心も散りばめられた本プランで、自分に合うティータイムの楽しみ方を見つけてみましょう。S*STYLE TEAでの体験を通じて、英国人が紅茶を愛する理由がきっとわかるはずです。
提供 S*STYLE TEA

提供
S*STYLE TEA
大阪・京町堀に佇む紅茶&ハーブティー教室。オーナーの田中純幸氏は、大手百貨店やホテルのイベントでゲスト講師としてイベントでの講師経験が豊富な人気ティーライフスタイリスト。煎茶、中国茶、チャイ、ハーブティーなどにも精通している。器への造詣が深く、ギャラリー展を主宰することも。西洋・東洋どちらのティー文化にも精通した田中氏のレッスンは、楽しみながら紅茶の本質が身に付くと好評。
お客様の声
とてもご丁寧にご説明くださり、また現地のお話も聞かせて頂き、本当に楽しい時間を過ごせて頂きました。大満足の体験でした。
大阪府 50代 女性
先生のお話はとても面白く引き込まれる内容でした。紅茶を美味しく淹れるコツや、グラデーションのアイスティーの作り方など早速お家でもやってみたいことばかりでした。ますます紅茶が好きになりそうです。
兵庫県 60代 女性
先生の楽しく、タメになるお話で、とても充実した時間を過ごせました。紅茶に合うコラボのお菓子もとても美味しかったです。
大阪府 50代 女性
開催場所
S*STYLE TEA
〒550-0003 大阪府大阪市西区京町堀1-9-5 第三安田ビル 2階
・大阪メトロ四つ橋線 肥後橋駅より徒歩約4分
・大阪メトロ四つ橋線・御堂筋線・中央線 本町駅より徒歩約7分