
幻の伝統技法“木目金”でつくるオリジナルアクセサリー −文京区の工房「石彩」にて1日2名限定−


体験の概要
日本で生まれた幻の伝統技法「木目金」を用いて、世界にひとつだけのオリジナルアクセサリーを制作します。講師は、貴金属装身具制作の国家資格を持ち、東京マイスターを受賞した上坂直子氏。丁寧なレクチャーのもと、自分らしい感性をかたちにしながら、リング・ペンダント・バングルのなかからお好みのアイテムをつくります。完成したアクセサリーは当日持ち帰り可能。貴重な木目金の技術を学び、制作体験を通してその魅力に触れてみませんか。
体験の特徴
・金属の色や質感の違いを生かした日本伝統の技術「木目金」を用いた、世界にひとつだけのアクセサリーづくり。
・繊細で美しい独特の木目模様が表現され、気品あふれるアイテムに仕上がります。
・国家資格を保有する熟練の職人が直々に指導。静かな工房を1日2名限定で貸し切って行うので、落ち着いて制作に没頭できます。
20,000円〜
(名/税込)
1〜2名
約300分
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詳しい内容
数々のジュエリーデザインを手がける職人から学ぶ
東京都文京区の閑静な住宅街の一角に位置する石彩(しきさい)。1995年の創業以来、オリジナルジュエリーや木目金(もくめがね)製品の製造・販売のほか、各種ジュエリー教室も開講しています。オーナーは、厚生労働省が認定する貴金属制作の国家資格を保有し、2024年に東京マイスターを受賞した上坂直子氏。確かな技術と洗練されたデザインを持ち合わせ、数々のアクセサリーやジュエリーを手がけています。

ジュエリー作家として活躍する上坂氏は、金沢で代々続く伝統工芸の職人の家系。学生時代に雑誌で見たジュエリーの世界に魅了され、ものづくりの道へ。先人から受け継いだ木目金と呼ばれる幻の技術をはじめ、日本の貴重な工芸品を未来につないでいきたいと語ります。本体験では、“一人ひとりのオリジナリティ” を大切にする上坂氏のもとで、木目金の技法を使った世界でひとつだけのアクセサリーづくりを楽しめます。
幻の伝統技法「木目金」づくりの技術を間近に
木目金の発祥は江戸時代。色の違う金属を何層にも重ね、彫りや捻りを加えると出てくる木目状の模様が繊細で美しいと評判です。しかし、素材の知識だけではなく溶着や鍛錬など高度な技術が求められ、彫りの深さや形状によって最終的な模様が変わる木目金。制作するのが難しく、時間がかかり失敗も多いことから、一度は廃れてしまった幻の技法とも呼ばれています。

この世にひとつとして同じものはない、完全オリジナルのアクセサリーづくり。アイテムは、リング・ペンダント・バングルのいずれかから当日選べます。はじめに、上坂氏が木目金づくりを行う様子を見学。ご希望の方は当日、上坂氏のレクチャーのもと木目金づくりに挑戦することも可能です。
※木目金は熟練の職人でも難しい技法のため、制作に使用する木目金は事前に上坂氏が用意します。

模様をつくって好みの形へ
休憩を挟んだ後、木目金の模様づくりに進みます。銀と銅の板を6枚ずつ交互に重ね、熱することで出来上がったブロックを鏨(たがね)などの工具を使って少しずつ彫り、模様をつくっていきます。彫り終えたものを叩き、再び模様付けをしたい箇所を彫る……。この工程を繰り返すことで木目金らしい模様をつくり出すことができます。

すべて手作業で生み出される木目金の模様。美しい模様を表現するには、丁寧に根気良く続けることが大切だと上坂氏はいいます。12枚の層になっているブロックを、機械の先端に負けないように力を込めて彫ることがコツだそう。迷いなく大胆に彫っていくと、短時間でしっかり模様が出てきます。

唯一無二の“魅せ方”をアクセサリーに込めて
ここから、アイテムごとに異なる制作工程を進めていきます。リングはブロックの両端を直角にやすり、全体を熱してリング状に成形・接着。ペンダントには紐やチェーンを通す小さなホルダーパーツを接着します。バングルは木目金の板を細長く形成し、工具を使って長く伸ばします。

接着を終えたら、磨き作業へ。数種類のブラシを使いながら細部をきれいに磨き、自分だけのアクセサリーに仕上げます。様々な工具を使いますが、いずれの工程も上坂氏によるレクチャーがあるので、はじめての方も安心して挑めます。
メタルの繊細な重なりが生み出す、気品漂うアクセサリー
磨き上げが終わったら、ついに木目金のオリジナルアクセサリーの完成です。木目金ならではの金属の重なりが、光の反射でより立体感を増し、上品にきらめきます。持ち帰り用の箱に納めてみると、より高貴な印象に。また、時間が経つにつれて素材が変化し、風合いが深まる経年美化を楽しめるのも木目金の特徴。使えば使うほど、銅の部分が濃く色付いてきます。出来上がった直後の淡いピンク色が好きな方は、重曹で磨き続けると色を保てるそう。

プライベートな空間で、幻といわれる技法を使ってオリジナルのアクセサリーを1日で仕上げる本体験。職人によるレクチャーを受けながら、本格的なアクセサリー制作を堪能できます。仕上がった木目金の表面には、細かい層によって生まれた星のような粒がきらめきます。自宅に持ち帰った後も、その美しさを身に付けてお楽しみください。

提供 石彩

提供
石彩
1995年創業。日本の伝統技法「木目金」を使用したジュエリーの制作やリフォーム、エンゲージリングのような一点物の完全オーダーメイドジュエリー制作のほか、各種ジュエリー教室(アートクレイ、銀粘土、銅粘土、彫金、新木目金、シルバークイリング、メタルエボッシング)を開講。代表の上坂直子氏は貴金属装身具制作の国家資格を持ち、東京マイスターを受賞した職人。ジュエリー作家として様々な彩りを持つオリジナルアクセサリーづくりの魅力を発信している。
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お客様の声
とても丁寧に教えていただき、充実した体験をさせていただきました。木目金の歴史、作成工程、アクセサリーに仕上げる工程を知ることができ、ますます木目金が好きになりました。もっと木目金の素晴らしさを多くの人に知ってもらえるよう、今回作成させていただいた指輪を見せびらかしたいと思います。
神奈川県 40代 女性
金属をどうやって木目調にしていくのかを実際に体験できて、とても楽しかったです。金属を融合させる瞬間は見逃せなかったり、糸鋸で金属を切ったりするのは大変でしたが職人さんが丁寧に教えてくださり綺麗な指輪を制作することができて大満足です。色上げをしていないので身につけていることで少しずつ銅の色が変わっていくことを楽しみたいです。
東京都 20代 女性
「幻の技法」といわれる木目金がどのようなものか興味がありました。マンツーマンでじっくり丁寧に教えていただき、制作工程も一から知ることができて、とても楽しく充実した時間を過ごしました。6時間余りがあっという間に感じました。作品の出来栄えも大満足です。
東京都 50代 女性
開催場所
石彩
〒113-0001 東京都文京区白山1-2-6
・都営大江戸線、都営三田線 春日駅より徒歩約10分
・南北線、丸ノ内線 後楽園駅より徒歩約11分
予約について
カレンダーから、ご希望の日付を選択してください
催行日時|月〜日曜 10:00〜15:00 ※途中に昼休憩を挟みます。 ※作業時間が延長することを鑑みて、体験後のお時間には余裕を持ってお越しください。
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
2025年5月
日
月
火
水
木
金
土
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
20,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、材料費、施設利用料、講習料、箱代
催行人数
1日2名(最少催行1名)
体験の流れ
1.石彩に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.木目金のブロックづくりを見学(約120分)
3.昼休憩(約60分)
4.アクセサリーづくり(約120分)
※昼休憩の時間は各自で調整可能です。
※休憩時間によっては終了時間が延長する場合があります。
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催24時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
特にございません。
※途中に昼休憩を挟みます。その際にお召し上がりいただく昼食をお持ちいただいてもかまいません。なお、会場周辺に飲食店もございます。
服装
作業のしやすい服装でおいでください。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
10歳以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
予約期限
開催日の2日前まで
特記・免責事項
・作業時間が延長することを鑑みて、体験後のお時間には余裕を持ってお越しください。
・開始時間の前倒しはご相談可能です。
・やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。
よくあるご質問
ただし、恐れ入りますが体験は約5時間のため、休憩時間によっては終了時間が延長する場合があります。体験後のお時間には余裕を持ってお越しください。
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