
赤坂「草月会館」陶磁器作家に教わる陶芸体験&作った花器でいけばなレッスン −全2回セットプラン−


体験の概要
東京・港区の緑豊かな青山通り沿いに建つ、いけばな草月流の本部「草月会館」。陶磁器作家とともに土に向き合い、花器やオブジェなどを自由な発想で作陶します。後日、焼きあがった花器を使っていけばなレッスンを体験。講師による丁寧なレクチャーから、型にとらわれないのびやかな草月のいけばなを学びましょう。完成後には講師からの講評付き。内に秘めた想いを花に託す、優しい時間をお過ごしください。
体験の特徴
・自分の感性を土に込める花器づくりと、選んだ花を草月のいけばなの自由な表現でいける、全2回のOtonami限定セットプラン。
・赤坂御用地の広大な緑を望む教室で、日本だけでなく世界各地で活動している陶磁器作家と、いけばな講師による本格的な指導を受けられます。
・花器と使用した花はお持ち帰りいただき、ご自宅でもいけばなを楽しめます。
※京都・梅小路「草月WEST」での体験も開催しております。
〈 梅小路「草月WEST×笹屋伊織 別邸」季節の花でいけばな体験&老舗菓匠の和のアフタヌーンティー 〉
18,300円〜(名/税込)
1〜4名
約300分
詳しい内容
その人の心を映し出す、草月のいけばな
いけばな草月流の本拠地「草月会館」は、赤坂と青山一丁目の中間地点にあります。美しいカーテンウォールに赤坂御用地の緑を映すこの建物は、1977(昭和52)年に完成。建築家・丹下健三氏によって設計され、ロビーにはイサム・ノグチ氏による石庭が広がります。日本が誇る芸術家たちが手がけたこの会館は、草月の幅広い創造活動の発信地となっています。

土と心を通わせ、質感を堪能
今回ご紹介するのは、いけばなの受講生にのみ展開している造形科 陶芸コースを特別に体験し、作陶した花器を使って草月のいけばなを教わる全2回のOtonami限定プラン。第1回は、40年以上の歴史をもつ草月の陶芸教室にて、造形作品づくりを体験するところから始まります。

教えてくれるのは、長きに渡って講師を務めた陶芸家・加藤清之氏から2022年春にバトンを受け継いだ、陶磁器作家の飛松弘隆氏。飛松氏とアシスタント講師がサポートしてくれるので、焼き物がはじめての方でも安心です。土に触れ、自分の感性と向き合いながら手を動かしてみてください。

手を頼りに自分だけの形を探り出して
大きさや形の制限なく、自由に作陶できるのが草月の陶芸教室の大きな特徴。時間内であれば、花器以外に食器やオブジェなども作ることができます。土と対話しながら心を解放し、大胆なデザインにも挑戦してみましょう。教室の大きな窓からは赤坂御用地の広大な緑を眺めることができ、都心にいながらにして森林浴気分に。お昼休みは周辺のお店でのランチや散策をお楽しみください。

成形ができたら釉薬を選びます。複数の組み合わせが可能なので、複雑な釉調を楽しむのもおすすめです。

作品はこの後、素焼き・釉掛け・本焼きを経て1.5〜2ヶ月で完成。焼きあがりの時期に合わせて第2回のいけばな体験の日程を予約したら、第1回は終了です。

自由な発想をお気に入りの花に託す
第2回のいけばな体験は、焼きあがった陶芸作品との対面からスタート。釉薬を施した花器は思いもよらない表情を見せてくれているはずです。いけばなは、家元名代として指導できる草月の本部講師が日替わりでレッスンを担当。受付でいけばなに必要な道具をお借りし、技術的なサポートをおこなうテクニカル講師とともに、相談しながら2種類の花を選びます。

まずは選んだ花と向き合い、どのようにいけたいかイメージをふくらませます。少し離れて見て、花器とのバランスに気を配りながらイメージを考えていきましょう。

インスピレーションの赴くまま、花器に物語を描く
イメージができたら、いよいよ花器へといけていきます。道具の扱い方やいけばなの基礎知識はテクニカル講師が丁寧にレクチャーしてくれるため、初心者でも大丈夫。草月のいけばなには「こうしなければならない」という決まりはありません。心が動くほうへと手を進め、花の力を借りながら自分らしさを表現しましょう。

レッスンの中では、本部講師によるデモンストレーションを見ることができます。迷いのない手さばきに思わずうっとり。同じ教室で受講している通常クラスの生徒さんの熱心な姿にも刺激を受けることでしょう。完成後には、講師から一人ひとり作品の講評をいただきます。他の方の作品を見て回るのも楽しく、勉強になります。
草月のいけばなが教えてくれる新しい自分
陶芸作品といけばなで使用したお花は、体験後にお持ち帰りいただけます。講師からのアドバイスを参考に、ご自宅でもう一度チャレンジしてみるのもよいでしょう。手作りの花器があれば、いつでも気軽にいけばなを楽しめます。

感性のまま、世界にひとつの花器を花で彩る至福のひととき。草月にしか描けないいけばなの世界に浸り、自分自身の内面にあらためて迫ってみてはいかがでしょうか。

提供 一般財団法人 草月会

提供
一般財団法人 草月会
初代家元・勅使河原蒼風氏が形式主体のいけばなに疑問を持ち、「個性」を尊重した自由な表現を求めたことから1927(昭和2)年に創立。型にとらわれることなく、常に新しく、いける人の個性を映し出す自由な作風が特徴。素材は花や葉にとどまらず、日用品から鉄といった異質素材までもダイナミックに使用する。花に触れたいすべての人に向けて、全国でいけばな教室を開講する。
お客様の声
マンツーマンでとても親切に指導していただけました。参加者は皆初心者でしたが、皆さん実力がある方ばかりでしたので刺激になりとても充実した時間を過ごせました。
東京都 50代 女性
自分で作った花器に季節ごとにお花を生ける!という私のやりたい事を叶えてくださる企画に大満足しております。季節ごとの雰囲気を作りたいのでまた受講したいです。
東京都 60代 女性
陶芸もいけばなもはじめてでしたが、どちらも「自分の想いに素直になることが大切」と教えていただき、楽しんで制作できました。自分で作った花器にお花を生ける時間は幸せでした。
埼玉県 30代 女性
開催場所
草月会館
〒107-8505 東京都港区赤坂7-2-21
・東京メトロ銀座線・半蔵門線、都営地下鉄大江戸線 青山一丁目駅より徒歩約5分
・東京メトロ銀座線・丸ノ内線 赤坂見附駅より徒歩約10分