芝公園「曹洞宗宗務庁」朝の禅体験で心と身体をととのえる −坐禅・朝食・写経−
体験の概要
東京・芝公園の「東京グランドホテル」内にある曹洞宗の修行道場「微笑庵」にて、禅体験を通して心と身体をととのえるOtonami限定プラン。禅僧の手ほどきのもと坐禅を組み、朝粥を主役とした精進料理の朝食を作法に則っていただきます。さらに、心静かに写経を行い、禅の考え方への理解を深めます。ひとたび日常を離れてゆったりとした時間を持つことで、新たな一日を気持ちよく始めましょう。
体験の特徴
・朝の清々しい空気の中、禅僧の朝修行に基づき坐禅・朝食・写経を体験できるOtonami限定プラン。
・日常から離れ、自分と向き合う静かな時間を持つことで、心と身体をととのえます。
・禅の世界を体験してみたい方や朝の時間を有意義に過ごしたい方におすすめです。
※こちらのプランもおすすめです。
〈 芝公園「曹洞宗宗務庁」夜の坐禅・経行で自分と向き合い、座学と実践の両輪で禅を学ぶ月替わり講座 〉
6,600円〜
(名/税込)
1〜12名
約120分
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詳しい内容
朝一番、禅僧の作法に習う修行体験
東京・芝公園にある曹洞宗の事務局「曹洞宗宗務庁」が本体験の会場です。周辺は古くからのオフィス街ですが、朝一番は人が少なく静か。清々しい空気が1日の始まりを後押ししてくれそうです。
「禅の教えをわかりやすく伝えたい」との想いから、曹洞宗宗務庁では坐禅会をはじめとする様々な活動を行っています。禅とは、物事の真実の姿やあり方を見極め、これに正しく対応していく心のはたらきを調えること。教えの根幹は坐禅にあり、坐ることで身体を安定させ、心を調えることで身・息・心の調和をはかります。
禅の世界へ誘うのは、禅僧の宇野全智(うのぜんち)氏をはじめとする禅僧(指導する禅僧は体験日により異なります)。宇野氏は、曹洞宗総合研究センターの常任研究員として、坐禅会や講演会、写経会などを通してわかりやすく禅の教えを伝えています。まとう空気は穏やかで清々しく、その素敵な笑顔に思わず引き込まれます。
法話と坐禅を通して日常から離れる体験を
はじめに法話を拝聴します。禅の教えを初心者にもわかりやすく伝えるお話は、身近な話題、暦や年中行事など、日によってトピックはさまざま。日頃意識していなかった自分を取り巻く豊かな世界、気づきと学びのあるお話は目から鱗です。
続いて禅の基本となる坐禅を体験。坐禅の作法や心構えについて教わり、いよいよ実践。丸く厚みのある坐禅用の坐蒲(ざふ)に坐って姿勢を整えます。お腹から息を長く吐くことを意識し、ゆっくりと呼吸を整えます。坐禅をする時は、露天風呂に入った時のような、リラックスしてのんびりしているイメージを持つとよいのだとか。はじめてだと少し緊張してしまうかもしれませんが、力まずに取り組んでみましょう。
坐禅の時間は数分間の短い時間ですが、ゆっくりと心がほどけていくのを感じられるでしょう。日常生活では得られないゆったりとした時の流れの中で、思わぬ気づきがあるでしょう。坐禅が終わった後は、感じたことを共有したり、気になったことやわからないことを尋ねてみたり、会話を楽しみます。慌ただしく過ぎてしまいがちな朝の時間。体験での学びをきっかけに毎日数分でも坐禅を取り入れれば、また違った一日となるかもしれません。
「五観の偈」を学び、朝粥をいただく
曹洞宗では、食事をすることも大切な修行のひとつ。800年前、道元禅師は食事をいただく作法と意義を示した『赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)』を著しました。禅僧のテーブルマナー指南書といえるこの書には「五観の偈(ごかんのげ)」という5つの心得が記され、今も修行道場では僧たちが毎食前に唱えています。
修行道場では本来、朝粥・胡麻塩・漬物だけですが、本プランでは季節の食材を使った精進おかず3品が付きます。春夏秋冬、日本の大地の恵みに感謝をしながらいただきましょう。坐禅の後の食事は感覚が研ぎ澄まされ、お米の甘みや食材の旨みが心と身体に染み込みます。
食事は禅僧の作法に則っていただきます。食後には、お粥が入っていた茶碗にお湯を注ぎ、一つ残しておいたたくあんで糊を取って飲み干します。食材の命そのもののありがたさと尊さをしっかり受け止め、「ごちそうさま」と唱えましょう。
書く修行「写経」を通して心と身体をととのえる
最後は写経体験です。漢文で書かれた「五観の偈」をお手本に、間違えないよう一字一字集中して書き写します。紙とペンで文字を書くことが非日常になっている方も多いかもしれません。写経を終えると、心地よい疲労感と達成感に包まれます。
写経して出来上がったものは、思い出として持ち帰ることができます。本体験で得た気づきを日常に活かし、教えを実践するためのお守りともなってくれることでしょう。目まぐるしい日々の中で折に触れて見返し、穏やかな心を取り戻すきっかけにしてみてください。
道端に咲く一輪の花に足を止める体験を
「日常生活は忙しく、速さや効率が求められます。まるで飛行機で移動しているようなものですが、飛行機に乗っている時、道端に咲く一輪の花には気づけません。坐禅は、その一輪の花に気づき、足を止め、その美しさを感じる体験なのです」。宇野氏は坐禅をする意味について、そう語ります。朝の静謐な空気の中で、禅に親しむひととき。坐禅と朝食、写経を通して、一人ひとりの心に咲く一輪の花を見つけてみてはいかがでしょうか。
提供 曹洞宗宗務庁
提供
曹洞宗宗務庁
約800年前の鎌倉時代に道元禅師が中国から日本に伝え、瑩山禅師が全国に広めた曹洞宗。その事務局である「曹洞宗宗務庁」は、「東京グランドホテル」内に修行道場「微笑庵」を設け、曹洞宗の教えや修行について一般の人に向けてわかりやすく伝えるべく坐禅会や写経会などを積極的に開催している。
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お客様の声
優しくてとても分かりやすいお話でした。座禅のやり方や調えることの大切さを教えていただき、4分半とは思えないほどの深い座禅を体験することができました。毎日、仕事の目まぐるしさに振り回されがちですが、体験を通して自分と向き合う時間の大切さをしみじみと実感しました。また食に関しては一口ひと口を感謝と共に味わうことで、美味しさを感じ、身体が喜んでる感覚を覚えることできました。
神奈川県 50代 女性
お坊さんが気さくで場の雰囲気が良かったです。普段はできない体験ができ、色々なお言葉も聞けて勉強になりました。
東京都 30代 女性
坐禅、食事、写経が修行の一環であることを知ることができ、日常をていねいに暮らすことの大切さまで教えていただきました。
茨城県 50代 女性
開催場所
東京グランドホテル 5階 微笑庵
〒105-0014 東京都港区芝2-5-2
・地下鉄都営三田線 芝公園駅から徒歩約2分
・都営地下鉄浅草線・大江戸線 大門駅から徒歩約5分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時│月2回程度 8:00~10:00、10:30~12:30
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
現在ご予約が可能な催行日がございません。
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
6,600円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、施設利用料、朝食
催行人数
1回12名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.「東京グランドホテル」5階・微笑庵に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.坐禅体験(約60分)
3.朝粥(約30分)
4.写経(約30分)
5.解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催120時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
年間を通じて室温を調整しておりますが、冷えやすい方や足元が気になる方はひざ掛けやストールなどをお持ちください。
服装
身体を締め付けない服装、ジャージなどの室内着(パンツスタイル)を推奨しております。
※着替えスペースをご用意しております。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
6歳以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※お子さまがご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。
予約期限
開催日の3日前まで。
特記・免責事項
・指導する禅僧は体験日により異なります。
・やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。
よくあるご質問
※東京グランドホテル自走式駐車場(受付時間7:00〜23:00、1時間400円、12台、予約不可)
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