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奈良|葛城
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中将姫の伝説が残る古刹「當麻寺 中之坊」で写仏・写経体験 −旧国宝の茶室でのお抹茶付き−

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体験の概要

女性からの信仰が厚い中将姫の伝説や数々の文化財が残る、奈良県葛城市の「當麻寺 中之坊」。Otonamiオリジナルプランでは、中将姫の守り本尊「導き観音」を安置した剃髪堂で参拝とご祈祷を行い、僧侶とともに伽藍三堂を巡ります。絵天井が美しい写仏道場では、「當麻曼荼羅」の絵解きや写仏・写経体験も。最後には、通常は立ち入ることができない旧国宝の茶室「丸窓席」でお抹茶で一服。中之坊ゆかりの中将姫の足跡をたどりながら、1400年以上にわたる當麻寺の歴史を学びます。

体験の特徴

・四季の花々に彩られた中将姫ゆかりの古刹・當麻寺 中之坊で過ごすひととき。
・中将姫にまつわる物語や1400年以上にわたる當麻寺の歴史を感じながら写仏・写経体験ができます。
・導き観音の特別参拝と當麻曼荼羅の絵解きに加え、旧国宝の茶室でお抹茶をいただける特別なプラン。

13,800円〜
(名/税込)

1〜8名

約150分

開催日を確認

詳しい内容

當麻寺を護持してきた筆頭寺院・中之坊

白鳳・天平様式の大伽藍が残る當麻寺。古代の三重塔が東西一対で残る全国唯一の寺としても有名です。ご本尊として祀られている「當麻曼荼羅(たいままんだら)」は、奈良時代に藤原家の中将姫が写経の功徳によって見た極楽浄土の光景を表したもの。平安時代には密教文化が栄え、中世以降は中将姫伝説の広まりとともに曼荼羅信仰の寺としてその名を馳せるようになっていきました。

當麻寺 中之坊の象徴である中将姫剃髪堂

當麻寺 中之坊は、當麻寺の歴代住職が住房とした最古の僧坊。以来、代々當麻寺を守ってきました。中将姫剃髪の道場としても知られ、剃髪堂には姫の守り本尊「導き観音」が祀られています。中之坊庭園は大和三名園のひとつと称され、国宝の東塔が借景に。艶やかに咲くボタンをはじめ、シャクヤクや桜など美しい花の寺としても人気で、人々を引きつけてやまない魅力にあふれています。

中将姫剃髪堂で導き観音にお参り

中将姫が修行したと伝わる當麻寺 中之坊。中将姫剃髪堂は、その名の通り姫様が髪を剃り落して尼僧となったお堂です。ご本尊は、中将姫を常に導いたという守り本尊・導き観音。中将姫が婦人病に悩まされて観音様に祈願したところ、たちまち平癒したそう。以来、導き観音は「女人の守り本尊」として、多くの女性の心の拠りどころとなっています。

導き観音を近くに拝し、御院主が読経・ご祈祷を行う

本体験では、お堂の中に入って美しい観音様を近くでお参りすることができます。また、ご祈祷の際には参加者の名前をお呼びし、ご祈祷札も授与してもらえます。希望するご縁を観音様が良いほうに導いてくださるかもしれません。御院主のお話では、中将姫と中之坊との深いご縁や當麻曼荼羅を中将姫が織り上げた経緯などについて学びます。

誰でも観音様とつながることができる五色紐

中将姫剃髪堂では、五色紐でのお参りもできます。導き観音の右手には5色の紐が結ばれていて、天井を伝ってお堂の外までつながっています。垂れている紐を手と手の間に挟んで拝むと、観音様がそっと手を差し伸べてくださっているような感覚になります。

僧侶による伽藍三堂のご案内

當麻寺の中心に残る伽藍堂塔のうち、曼荼羅堂(本堂)、金堂、講堂の3ヶ所が公開されており、副住職や僧侶がご案内してくれます。国宝の厨子にご本尊として納められている當麻曼荼羅は、見上げるほどの大きさ。現在見られるのは、「文亀曼荼羅」と呼ばれる室町時代に模写された重要文化財です。中将姫が見たという厳かな極楽浄土の雰囲気が伝わってきます。

中将姫は蓮の茎から取り出した糸を使い一晩で當麻曼荼羅を織り上げた

金堂は、かつて寺の中心だったお堂。安置されている飛鳥時代の弥勒仏は當麻寺の元々のご本尊で国宝です。講堂には、平安時代初期から鎌倉時代初期にわたる仏像群が祀られ、様々な仏様を一堂に拝観できます。

當麻信仰の中心地で最も大きな建物の曼荼羅堂(本堂)

絵天井の特別拝観と當麻曼荼羅の絵解き

中将姫の足跡を追って剃髪堂や曼荼羅堂をお参りしたら、写仏道場へ。まず目を奪われるのは、格子にたくさんの絵が配置されている天井。近現代の名高い画家が奉納した150枚もの絵で埋め尽くされています。

日本画の巨匠・前田青邨をはじめ、近現代の有名作家による天井画は壮観

正面には、平成に描き写されたという小さな當麻曼荼羅が祀られています。本堂の曼荼羅の4分の1サイズで、極楽浄土を目前に拝むことができます。また、普段は団体拝観で行っている曼荼羅の絵解きを、Otonamiプランの体験者のために特別に実施。古来より當麻寺に伝わる絵解きは、當麻曼荼羅に描かれた内容を解説するもの。極楽浄土の光景を独特の節回しで説く一節があり、現在は中之坊で継承されています。

中之坊に伝わる一節は「絵解き節」と呼ばれる

絵天井のもとで心落ち着く写経・写仏体験を

中将姫は『称讃浄土経』というお経を1,000巻も写経し、夕陽の中に仏様の姿を見て、當麻曼荼羅に表現しました。写仏道場では、姫様にならい写仏・写経体験ができます。

小さな當麻曼荼羅の前で写仏に集中

写仏用紙は、御院主の監修のもと仏画家が制作したオリジナル。「阿弥陀如来」「観音菩薩」「勢至菩薩」「弥勒如来」「導き観音」「中将姫」「弘法大師」「不動明王」の8種類から選べます。線をなぞるにつれて心が静まり、筆を走らせることに夢中になっていきます。

穏やかな表情で見守ってくれるような仏様

當麻寺 中之坊での写経は、実際の中将姫の筆跡をなぞるもの。中将姫が書写したと伝わる奈良時代の称讃浄土経が残され、「中将姫願経」とも呼ばれています。 中之坊では、称讃浄土経から文字を起こして写経用紙を制作し、全15回で完成するようになっています。これを機会に、写経をしに中之坊へ通ってみてはいかがでしょう。また、体験後には写経や写仏した仏様の御朱印も受けることができます。記念にぜひ授与していただきましょう。

写経体験では中将姫が1250年前に書いた文字を書き写す

旧国宝の茶室「丸窓席」で過ごす特別な時間

写仏・写経体験の後は、旧国宝の茶室へ特別にご案内。大和小泉の大名・片桐石州が改修した庭園「香藕園(こうぐうえん)」内にある茶室「丸窓席」は、第111代天皇 後西院(後西天皇)をお迎えするために造られたもの。直径約1.8メートルにもなる大きな円窓が見事です。千利休が好まなかったという竹をあえて用いていることも特徴で、石州公の独創性が垣間見えます。普段「丸窓席」は庭園から中を覗くことはできますが、室内に立ち入ることはできません。本体験では通常非公開の茶室「五畳台目席」とともに拝見できます。

大きな丸窓に対して床の間を小さくすることで、空間を有効活用しているそう

當麻寺 中之坊のお抹茶は、石州公を流祖と仰ぐ石州流。江戸初期に始まった流派で、徳川将軍家も嗜んだとか。大和三名園のひとつに数えられる香藕園の端正なたたずまいを鑑賞しながら、ゆったりとした気分で一服しましょう。

写仏を頑張った自分へのご褒美のような時間

名庭を散策しながら体験の余韻に浸って

お抹茶を堪能し、すべての体験が終了したら、お土産にくすり湯「バスハーブ」をいただけます。中将姫は當麻寺で役行者から伝わる薬学を学び、婦人薬「中将湯」を作りました。その薬草くずから生まれたのが「浴剤 中将湯」で、家庭用入浴剤の発祥になったとか。さらにくすり湯「バスハーブ」に改良されて現在に伝わっています。帰宅後はお風呂で芯まで温まり、1日の疲れを癒しましょう。

背景に国宝の三重塔を拝し、贅沢な景色を楽しめる

解散後は、香藕園を自由に散策できます。第4代将軍家綱の茶道指南役であり風流人でもあった石州公が改修した庭は、池泉回遊式で四季折々の花々を眺めながら楽しめるようになっています。素敵な庭園を歩きながら、中将姫のストーリーに想いを馳せるもよし、今日の体験を振り返るもよし。この地に息づく仏様の世界と中将姫の伝説を、當麻寺 中之坊でぜひ体感してください。


事業者画像

提供
當麻寺 中之坊

當麻寺の前身の万法蔵院が當麻の地に遷造された際に、役行者が道場として開いた中之坊。當麻寺最古の僧坊であり、中将姫の剃髪・修業した道場として知られる。剃髪堂には中将姫の守り本尊とされる十一面観音像が祀られ、「導き観音」として信仰を集める。霊宝殿には中将姫直筆の『称讃浄土佛摂受経』が現存。写仏道場では『称讃浄土佛摂受経』の写経や、當麻曼荼羅や導き観音などの写仏も体験できる。

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お客様の声

お客様の声の写真

贅沢な時間を過ごすことができて満足しています。僧侶からお聴きする中将姫さまや當麻寺の歴史のお話も盛りだくさんで興味深く、また、中之坊での写経やお庭などの空間そのものも素敵でした。

40代 女性 大阪府 

お客様の声の写真

普段は立ち入れない剃髪堂の内部やお茶室の空間を体感できて感激でした。ご案内してくださった御院主や副住職の気さくなお人柄もあり、中将姫様や曼荼羅のお話をじっくり伺うことができました。盛りだくさんの体験内容で、お寺の深い部分まで知ることができた気がします。

40代 女性 奈良県

お客様の声の写真

歴史ある貴重な場での写仏体験は、日常の喧騒を忘れさせてくれ、自分の内面を見つめながら集中でき、心の充電ができました。さらには美しい庭園を見ながらのお抹茶、写仏前のご祈祷等至れり尽くせりで、當麻寺さんとのご縁ができて大変満足しています。

50代 女性 大阪府 

開催場所

當麻寺 中之坊


〒639-0276 奈良県葛城市當麻1263
・近鉄当麻寺駅から徒歩約15分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日|毎週木曜、月1回 土・日曜に開催 ※時間は 10:00~ または 14:00~

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

2024年11月

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

13,800円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、材料費、施設利用料、祈祷料、講習料、見学料、お抹茶、おみやげ



催行人数

最少催行人数:1名
※1回8名限定


体験の流れ

1.當麻寺 中之坊前に集合
2.中将姫剃髪堂内にて導き観音さまの特別参拝と中将姫のお話(約15分)
※お名前を呼んでのご祈祷・札つき
3.伽藍三堂ご案内・参拝
4.中之坊に戻り、道場にて絵天井特別拝観・當麻曼荼羅絵解き(約20分)
5.写仏または写経(約50分)
※御朱印付き(写経・写仏したものと交換可)
6.旧国宝茶室「丸窓席」にてお抹茶をいただく(約30分)
7.おみやげのくすり湯をお渡し
8.解散後、庭園(香藕園)を拝観後、自由解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

素足での入場はできませんので靴下をご持参ください。


服装

特にございません。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

小学生以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。


予約期限

開催日の3日前まで。


特記・免責事項

・本体験はすべて日本語で催行されます。お時間の都合上、進行速度への配慮ができかねるため、通訳を介する必要があるお客様のご参加はご遠慮いただいております。ご理解とご了承をいただけますようお願いいたします。
(This experience will be conducted in Japanese. Due to time constraints, we cannot accommodate adjustments to the pace of the event for translation purposes. Therefore, customers who require an interpreter are kindly asked to refrain from participating. Thank you for your understanding.)
・やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。

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