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Exclusive

神奈川|箱根

食空間プロデューサー・戸口絢賀氏が誘う幻想的な芸術の旅 −箱根ラリック美術館にて限定ランチ付き−

催行予定なし

こちらの体験は開催を終了しております。読み物としてお楽しみください。

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体験の概要

箱根・仙石原の「箱根ラリック美術館」を閉館後に貸し切り、ルネ・ラリックの世界に触れるOtonami限定プランです。食空間デザインにおいてラリック社と長年関わりのある食空間プロデューサー・戸口絢賀氏が館内をナビゲート。併設する「Hakone Emoa Terrace by 温故知新」での特別ランチと、豪華なサロンカー「オリエント急行」で愉しむ優雅なティータイムも。四季折々の景色を望む大自然のなかで、珠玉のアートと美食を巡る旅を堪能しましょう。

体験の特徴

・食空間プロデュースの第一人者として海外での実績があり、豊富な経験を積む戸口氏に学ぶOtonami限定プラン。
・ラリック社との交流歴が長い戸口氏を囲んで味わう、美術館開館20周年記念の限定ランチと至福のティータイム付き。
・当日は体験開始前も美術館に入館可能。1日を通して幻想的なラリックの世界に浸れる贅沢なひとときです。

15,400円〜(名/税込)

3〜20名

約195分

詳しい内容

数え切れないほどのガラスのきらめきに包まれる

箱根・仙石原に佇む「箱根ラリック美術館」。フランスを代表する工芸家ルネ・ラリック(1860-1945)の1500点もの作品から、常時約230点を選りすぐったゆとりある展示が魅力です。入口に飾られている3枚のパネルは、ラリックの代表作「マスク・ド・ファム」のレリーフ。今でも「アレトゥーズ」という名で、ラリックの精神を受け継ぐブランド「ラリック社」のジュエリーや、インテリアのモチーフにも使われています。

エントランスのガラス扉上部に飾られている作品は、1935年にデザインされた「マスク・ド・ファム」のレリーフ

ジュエリーをはじめ、フラワーベースや室内装飾など、ラリックが手がけた様々な作品を一度に鑑賞できる箱根ラリック美術館。Otonami限定プランでは、閉館後の美術館を特別に貸し切り、心ゆくまでラリックの世界を堪能します。

岐阜県の郡上八幡から運ばれたけやきの大木が、自然を愛したラリックの作品によくなじむ

ゲストをきらびやかなラリックの世界へ導くのは、東洋と西洋の融合をコンセプトに食空間プロデュースを手がけている戸口絢賀氏。日本の年中行事における室礼など伝統を大切にしながらも、スタイリッシュな演出を得意としています。有名百貨店での催事をはじめ、インテリア・ブライダル関連、フラワー装飾など国内外で豊富な経歴を持つ戸口氏。名門ブランドからの信頼も厚く、とりわけラリック社とは長年にわたり協働してきました。

葡萄と小鳥が遊ぶ情景を描いたフラワーベース「メルル エ レザン」に花を生ける戸口氏(協力:ラリック ジャパン株式会社)

クリエイターとして洗練された独自のスタイルに定評がある戸口氏。ラリックについて、「流行したジャポニズムに影響を受け、表現の幅を広げた点に共鳴しています」と語ります。ラリック社との関係は、まさに運命の巡り合わせのようです。

最高の評価を得たワインだけに与えられる称号 “100ポイント”を名に冠したシャンパンクープ。アール・デコを彷彿とさせる繊細で美しい佇まい(協力:ラリック ジャパン株式会社)

ラリックが愛したフランスの郷土料理を味わう

はじめに訪れるのは、ラリック美術館に併設された箱根エモアテラス内の「レストラン・エモア」。自然光をたっぷり取り込む開放的な空間で、戸口氏を囲んで優雅な旅をスタートさせましょう。窓の外には、日差しを受けて輝く大自然。ラリックがこよなく愛した草花や、四季折々に表情を変えるガーデンを眺めながら、美食に舌鼓を打つ至福のひとときです。

戸口氏と歓談しながらのランチは、庭園の緑や自然光をダイナミックに取り込むレストランで

場がなごやかにあたたまった頃、美術館の開館20周年を記念した限定ランチが運ばれてきます。メインディッシュの「ブッフ・ブルギニョン」は、ラリックの愛娘スザンヌが得意としたメニュー。牛ほほ肉を赤ワインでじっくり煮込んでつくるフランスの郷土料理で、ビーフシチューの原点ともいわれています。

「ブッフ・ブルギニョン」はナイフを入れるとほろりと崩れる柔らかさ。付け合わせにはパン・サラダ・スープが付く

談話に交えて、戸口氏のスタイリング術を聞ける機会も。専門性に富んだ知識と共に、日々の暮らしをうるおすテーブルコーディネートについて知りたいことがあれば、気軽に質問してみましょう。

贅を極めるオリエント急行で戸口氏によるレッスン

食後は、ラリックが晩年に室内装飾を手がけた豪華サロンカー「オリエント急行」へ。1929年製の車両は、長らくフランスのコート・ダジュールを駆け抜けた後、パリとトルコのイスタンブールを結ぶ路線を運行。役目を果たした3年後の2004年に、箱根ラリック美術館に移設されました。

乗客の気分を味わえるようにと、展示スペースは自然光が降り注ぐプラットフォームをイメージしてデザイン

本体験では、戸口氏による解説付きでオリエント急行を見学。内装の贅沢な設えからは、ラリックの芸術家としての矜持と、とどまることのなかった創作意欲が見て取れます。室内装飾の作品は東京都庭園美術館などにも残りますが、創作の背景まで意識して観る機会はそう多くはないでしょう。

「ラリックの魅力をもっと広い層に時間をかけて伝えたいと、かねてから望んでいました」と戸口氏。こうした思いから、通常は事前予約ができないオリエント急行を、特別に席を確保して行うOtonami限定プランが実現しました。

オリエント急行内のガラスパネル「彫像と葡萄」は、1両の壁面に150枚以上飾られている

往時のシーンに思いを馳せる至高のティータイム

オリエント急行でのさらなる楽しみは、往時を思わせるテーブルウェアで体験する至高のティータイム。パティシエが旬の味覚で仕立てるこだわりのスイーツと、フレーバーティーやハーブティーなどのドリンクを味わいます。

クラシカルなテーブルウェアでくつろぐひととき

特別なムードを引き立てるのは、ガラスパネルに反射してゆらめく車窓から入る光。オリエント急行の設えについて深く学んだ後は、美しい光景がよりいっそう輝きを増して見えることでしょう。滞在時間は1時間ほど。隅々まで余すことなく目に焼き付けられます。

優美な空間で至高のティータイム

ルネ・ラリックが残した幻想的な名作に対峙する

締めくくりに、閉館後の「箱根ラリック美術館」を貸し切って行われる解説付きの館内ツアーへ。ラリックが残した多岐にわたるジャンルの作品のなかから、特に見逃せない名作を戸口氏がセレクトして案内。ラリックが作品に込めた思いやモチーフ、素材やディテールに関する見どころなど、戸口氏の話に耳を傾けながらじっくりと鑑賞します。

装飾パネル「花束」を照らす柔らかい光が印象的なエントランス

ラリックの歴史のはじまりは、ミュシャの絵画にも登場する大女優サラ・ベルナールも愛した華やかなジュエリーから。やがてアールデコの時代が訪れると、フラワーベースやシャンデリア、室内装飾にいたるまで、ガラス工芸に傾注します。色ガラスを組み合わせた作品で知られるエミール・ガレ(1846-1904)とは対照的に、単色を好んだラリック。女神をはじめ多様なモチーフと彫刻的技法により、均質なガラスを鮮やかに彩りました。

金・七宝・ガラス・グレーパールを組み合わせたペンダント「冬景色」は戸口氏が好む作品のひとつ。ガラスの粉末を型に入れ焼成する技法で木立の情景が描かれている

自然とアートが共鳴する館内には、季節ごとに変わる景色が楽しめる「サロン・ド・サラ」という名の休憩室も。初夏から初秋にかけては、次々と咲き誇る睡蓮の池が見どころです。ラリックを巡る旅の途中で、気軽に立ち寄ることができます。

上質な学びを暮らしのなかへ

身近な自然にもあたたかな眼差しを向けたラリック。ラリック社のロゴにも採用されたツバメを筆頭とする鳥から、無類の愛情を注いだという昆虫、風にそよぐ草花……。美術史における激動の時代にラリックを癒した情景が、作品のなかに描き留められています。ラリック社が手がけた様々なアイテムに出逢えるミュージアムショップ(※)には、体験開始前に入場することができます。

※16:00閉店のため体験終了後はご利用いただけません。

林に留まる雀をモチーフとした室内装飾

閉館後のラリック美術館を貸し切り、ルネ・ラリックの幻想的な世界を堪能するOtonami限定の貴重なプラン。繊細できらびやかな作品の向こうには、ラリックの穏やかで慈愛に満ちた横顔が浮かびあがってくることでしょう。アートと美食に触れ、感性が豊かになる特別な時間。日常の喧騒から離れ、自然に囲まれた箱根にて芸術を巡る旅をしてみませんか。

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提供
食空間プロデューサー 戸口絢賀

インテリアコーディネートの仕事に従事する傍ら芦屋でフラワーアレンジメント教室を開講。1999年、芦屋を拠点にライフスタイルクラスからスクール事業を開始。現在「戸口絢賀 食空間デザインスクール」を主宰し、東京、福岡、金沢にて様々なカリキュラムを展開。有名百貨店の催事にて食空間プロデュースを長年担当するほか、個人邸から商業空間まで多岐にわたる仕事を手がける。季節を取り入れ、和と洋の文化を融合した独自のスタイルに定評がある。ラリック社との関わりは長く、大阪「ラリック リーガロイヤル」リニューアルオープンの装花・スタイリングを担当、金沢でのインスタレーションなど国内外での実績多数。

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提供
Hakone Emoa Terrace by 温故知新(箱根エモアテラス by 温故知新)

2023年春にリニューアルオープンした、箱根・仙石原「箱根ラリック美術館」に併設する複合施設。カジュアルフレンチをセミビュッフェスタイルで味わえるレストラン・エモアのほか、専属パティシエが手作りするこだわりのスイーツを提供する「エモア・パティスリー」も新設。ルネ・ラリックが室内装飾を手がけ、2004年に箱根に移設されたサロンカー「オリエント急行」では、豪華な列車内でゆったりとティータイムを楽しめる。

お客様の声

ラリックのきらびやかな作品に終始うっとり。解説を聞きながら美術鑑賞をする初めての機会でした。講師の戸口先生は気さくなお人柄で、わからないことをどんどん質問できました。ラリック社の器を活かしたテーブルコーディネートについても教えていただき、いつか実践してみたいと憧れをふくらませています。

東京都 30代 女性

開催場所

Hakone Emoa Terrace by 温故知新(箱根エモアテラス by 温故知新)


〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186番1 箱根ラリック美術館併設

▼鉄道・バスの場合
・箱根登山鉄道「箱根湯本駅」より箱根登山バス「湖尻・桃源台」行きで約30分「仙石案内所前」下車すぐ

▼高速バスの場合
・小田急ハイウェイバス「新宿駅」より約120分、「箱根仙石案内所」下車すぐ

▼車の場合
・東名御殿場ICより乙女峠経由、 仙石原まで約20分