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京都|西陣
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京都「西陣 くらしの美術館 冨田屋」プロが見立てた着物をまとって有形文化財の京町家見学&茶席体験

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体験の概要

西陣の町衆文化としきたりを伝える「西陣 くらしの美術館 冨田屋」。国登録有形文化財、京都市景観重要建造物に指定されている歴史深い町家にて、着付けとお茶席を体験します。西陣の呉服問屋だからこそ揃う、職人の技が光る上質な着物と帯の中から、プロとともに自分にぴったりの一着を選びます。美しい着物に身を包み、京都の暮らしとしきたり、お茶席での作法を学ぶ、豊かな時間をお過ごしください。

体験の特徴

・明治期の呉服問屋の趣を残す西陣の町家にて、着付けと町家見学、茶席を体験します。
・Otonamiプラン限定でグレードの高い着物と帯をご用意。お好みやお顔映りをもとにプロが見立てた着物から、好きなものををセレクトできます。
・着物で町家の空間を見学し、立礼にて茶席を体験。西陣の歴史や茶席の作法だけでなく、着物の所作も身につきます。

15,000円〜
(名/税込)

1〜20名

約120分

開催日を確認

詳しい内容

西陣の暮らしやしきたりを伝える「西陣くらしの美術館 冨田屋」

応仁の乱で西軍が陣を構えたことがその名の由来である京都・西陣は、高級絹織物“西陣織”の地として広く知られ、着物好きにとっては憧れの場所のひとつです。「西陣 くらしの美術館 冨田屋」は約150年前に建てられた商家で、通りに面した母屋と表蔵は典型的な表屋造りの特徴をもち、現代では使用されないような高級木材をふんだんに使用。明治期の大店(おおだな)の姿を今に伝えています。

国の登録有形文化財、京都市景観重要建造物に指定されている町家

当代は冨田屋籐兵衛13代・田中峰子氏。西陣で古くから受け継がれてきた伝統や文化、しきたりが姿を消しつつあることを憂うなか、代々守り継いできた町家が、国の登録有形文化財、京都市景観重要建造物として指定されました。これをきっかけに「西陣 くらしの美術館 冨田屋」として一般公開をスタートし、日本の心を伝える活動を進めています。

冨田屋籐兵衛13代を務める田中峰子氏

呉服問屋で着物を選ぶ特別な体験

呉服問屋で反物を選ぶというのは、現代では珍しいことではないでしょうか。本体験ではご予約時に記入いただいたお好みをもとに、プロが事前に複数の着物と帯の組み合わせをご用意。Otonamiプラン限定で特別に、綴れ織り(つづれおり)や西陣織の帯・染め帯、蝋彩友禅や手描き友禅の着物など、通常よりもグレードの高い着物と帯をセレクトできます。

西陣の呉服問屋ならではの上質な品揃え

ひと目で上質とわかる艶やかな着物は、手に取るとしっとりとしていて、驚くほど体に沿います。豪華な刺繍があしらわれた西陣の帯はため息がでるほど美しく、どれも職人の技が光る逸品。素晴らしい着物と帯の数々に目移りしてしまい、体がひとつでは足りないと感じるかもしれません。

着物のプロが見立てた「たたき染め」の着物と、希少な「爪掻き本綴(つめかきほんつづれ)」の帯

ご自身の好みで選ぶのも良いですが、ぜひおすすめしたいのが長年着物に携わってきた着物のプロの見立て。普段自分では手に取らないような、それでいて顔映りがパッと晴れやかになるような極上の一着を選んでいただけます。完全なおまかせではなく、「華やかな雰囲気」や「クール系」など、イメージを伝えておくとよりいっそう素敵なコーディネートに出会えるでしょう。

選んだ着物と帯で着付け体験

着付けは洋服の上から行います。時間の短縮になり、着替えの負担もないということでお客様に喜ばれているのだとか。体験の際は衿元に余裕のある服だと脱ぎ着する必要がなく、スムーズに着付けが進むでしょう。帯が苦しい、重ね着が重いなどといったイメージとは異なり、楽に過ごせる着付け方法なので、どなたでも安心して体験できます。

服の上から着付けしてもらえるので時短になり、体験時間を有意義に過ごせる

髪が肩につく長さの方は、あらかじめ簡単に束ねてお気に入りのコームや簪(かんざし)などを挿しておくと良さそうです。着物をまとった姿を鏡に映すと、普段とは異なる自分に出会えるかもしれません。日頃から着物に接する着物のプロの目を通して、似合う色や柄を発見できるチャンスです。

西陣の暮らしに触れる町家見学

着付け体験のあとは町家内の見学へ。京都の伝統行事と文化に関する動画を鑑賞し、展示されている家具や調度品などを見ながら、西陣の暮らしと町家の間取りについてのお話を聞きます。伊勢神宮から10代目当主に送られた礼状や、現代の技術では復元が難しいといわれる手作りのガラス“ギヤマンガラス”といった貴重な品々も間近で鑑賞できます。

建物や庭についての説明を受けながら、奥へと広がる町家特有の建物内を見学する

建物は明治期の大店の様子を今に伝えるもので、座敷のほかに坪庭が6つ、蔵が3つ、茶席が3つあります。生活で使っていた井戸とは別に、神様にお供えする水を汲むためだけの井戸があるのも興味深い点かもしれません。

継ぎ目のない、全長10メートルほどの希少な松の廊下を渡り、能座敷や茶席のある空間へ。長い廊下で頭上を見上げると、天井が舟底のような形をしています。ここから舟に揺られて非日常の世界へと引き込まれるような、不思議な感覚を覚えることでしょう。

畳の下は檜板、床下には甕(かめ)が置かれ、能舞台の役割を果たす

能座敷には能舞台と同じように、床下に音響効果を高めるための甕が仕込まれ、よく響く仕組みになっています。庭には老松に見立てた松が植えられ、この松を背景に仕舞を行うと能舞台そのもの。当時の粋な暮らしぶりがよくわかる空間です。

着物で学ぶ茶席の作法

茶席体験は立礼で行われるため、正座が苦手な方も心配はいりません。会場となる部屋は、以前は書斎として使われていたそう。冨田屋の家訓を目にすることができ、現代に生きる私たちにとっても心に響きます。隣には茶人や作庭家として知られる小堀遠州(こぼりえんしゅう)の書も掛けられています。

実際に茶碗を前にして客の作法を学ぶ(体験当日は立礼にて行われます)

おいしいお菓子とお茶をいただきながら、お茶碗の扱い方やお茶のいただき方を学びます。お茶碗を回してお茶をいただくのは、茶道の嗜みがなくても広く知られていることですが、その動作に込められた意味と、客としての心がまえも教えていただきます。

所作の一つひとつからにじむ日本の心(体験当日は立礼にて行われます)

西陣 くらしの美術館 冨田屋で得られた気づきは、体験したその日限りのものではありません。学んだ所作や立ち居振る舞い、おもてなしの精神などは、日常の生活に活かすことができるものです。ぜひ楽しい思い出とともに、古き良き日本の心を大切にお持ち帰りください。


事業者画像

提供
西陣 くらしの美術館 冨田屋

約150年前に建てられた西陣の商家特有の様式を残した京町家を開放し、この地に受け継がれる伝統、文化、日本の心を今に伝える。内部では、今ではもう製造することのできない美しく揺らぐギヤマンガラスや、当時流行した網代天井など、高い建築技術・工芸技術がうかがえる。また、能座敷や、武者小路官休庵九代目家元監修の茶室を有し、当時の西陣の旦那衆の粋な暮らしを垣間見ることができる。

開催日を確認

お客様の声

お客様の声の写真

観光客向けの着付け体験のお店で使用するレンタル品とは一線を画す素晴らしい着物や帯で、まさに眼福。特に、選んでいただいたコーディネートが素晴らしく、新たな自分との出会いが新鮮でした。お茶席でのマナーも学ぶことができ、有意義な時間が過ごせました。

大阪府 50代 女性

開催場所

西陣 くらしの美術館 冨田屋


〒602-8226 京都府京都市上京区石薬師町697
・京都市交通局(市バス)一条戻橋・晴明神社前下車、徒歩約5分
・京都市交通局(市バス)今出川大宮下車、徒歩約5分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時|13:00~15:00

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

2024年11月

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

15,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 講習料、施設利用料、衣装レンタル費、お茶・お菓子

〈オプション〉
・貸切での体験 1組につき+22,000円(税込)



催行人数

1回20名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.冨田屋(とんだや)に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.着物を選ぶ
3.着物の着付け体験
4.京都の伝統行事と文化に関する動画を鑑賞
5.歴史的な町屋を見学
6.立礼式茶室を体験
7.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催72時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

文化財保護のため靴下をご持参ください(ストッキング不可)。


服装

ハイネックの洋服を避けていただきますようお願いいたします。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

前々日~当日のキャンセルに関しては、直接電話でご連絡頂きますようお願い致します。
※12月28日~1月5日はお正月料金としてすべてのご料金が3割増しになります。


予約期限

開催日の3日前まで。


特記・免責事項

・やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。
・Otonamiプラン以外のお客様と相席になる場合や、館内にほかのお客様が滞在されている場合がございます。

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