南青山「うつわ 御結 HANARE」プロに学ぶ現代風金継ぎ体験と和食器講座 −お茶とお菓子付き−

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体験の概要
全国から集めた和食器を展示する、東京・南青山のうつわギャラリー「うつわ 御結 HANARE」を貸し切り、新漆(合成うるし)を使った現代風の金継ぎを体験します。金継ぎの手法を伝えるのは、日本金継ぎ協会公認の金継ぎ師・萩原利之氏をはじめとしたうつわ選びのプロ。体験後にはお茶とお菓子をいただきながらうつわの選び方や扱い方を教わり、審美眼を磨きましょう。ギャラリーに展示中の和食器や作家作品の鑑賞も楽しめます。
体験の特徴
・和食器専門ギャラリーを貸し切り、サステナブルな日本の伝統文化を教わる金継ぎ入門講座。
・手持ちのうつわを持ち込めるほか、会場にて金継ぎ用のうつわを種類豊富に用意(※)。完成品は当日お持ち帰り可能。
・体験後にはお茶とお菓子を味わいながら、うつわの選び方・扱い方を学びます。
※修復用の器は有料のオプションです。

8,800円〜
(名/税込)

1〜6名

約150分
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詳しい内容
うつわのプロが選ぶ和食器専門ギャラリー「うつわ 御結 HANARE」
「うつわ 御結」は、創業120余年の老舗器問屋・京橋白木が運営するうつわのセレクトショップです。国内外のさまざまな料理店やレストランへ陶磁器を納めてきた経験を活かし、家庭でも使いやすいうつわを日本各地の窯元や作家作品から選りすぐり、展示・販売しています。

本体験は、うつわ 御結 本店からほど近い南青山の隠れ家ギャラリー「うつわ 御結 HANARE」を貸し切って行います。静かで落ち着いた空間には、本店と同様に日本各地から取り寄せた数々の器が並び、知識豊富な講師との会話を楽しみながら器と向き合うことができます。

本体験の講師の一人である萩原利之氏は、日本各地の窯元や和食器の特長を熟知した器選びのプロ。数々の料理店の要望に合わせて全国の食器を取り扱ってきた経験から、家庭での和食器の選び方や扱い方を教えます。陶器を使い始める時に水分の染み込みを防ぐために行う「目止め」の方法や、陶器の美しさを保つための洗い方など、お気に入りのうつわを長く大切に使い続けられるよう、正しい扱い方を学びましょう。

香川で三代続く漆芸家・伝統工芸士の中田陽平氏に学んだ萩原氏。現在は日本金継ぎ協会公認の金継ぎ師として、金継ぎの普及のために料理人や一般の方向けにワークショップを行っています。「うつわ業界に携わり25年、金継ぎに出会ってからはうつわへの考え方がより深くなりました。割れや欠けが生じた思い出の品を金継ぎによってよみがえらせ、喜んでいただけることが大きなやりがいです」。
こだわりの和食器からお好みのうつわを選んで金継ぎ体験
金継ぎは、ご自身のうつわを持ち込めるほか、オプション(有料)でギャラリーに用意された和食器からお好きなうつわを選んで体験することもできます。一流の料理店で使用されていたものや、窯元で破損したものなど、品質に優れた和食器と出会えるのも魅力のひとつです。

割れたうつわや欠けたうつわを持ち込むこともできます。破損の状態に不安がある場合は、修復できるかどうか事前に相談することも可能です。
サステナブルな日本の伝統技術を体感
今回体験するのは金継ぎの入門編ですが、修復の工程は本格的。まずは欠けた面へと丁寧にパテを塗りこみ、硬化後に耐水性のやすりを使って形を整えます。割れた器の場合は断面カドを削って、接着剤を薄く均一に塗ってつなぎ合わせます。はみ出したところは、先の丸いナイフや耐水性の紙やすりを使ってなめらかに整えます。講師による直接指導のもと、うつわの個性と向き合いながら集中して進めましょう。

いよいよ体験のハイライトです。新漆(合成うるし)に金属粉とテレピン油をスポイトで垂らして混ぜ、細筆を使って継ぎ目に金線を描いていきます。欠けた部分には刷毛を使って、塗り残しのないように。うつわと持つ手をしっかりと固定して行うのが、美しく仕上げるポイントだそうです。
うつわに新たな命を吹き込み、割れたうつわがアート作品に
修復したうつわは、体験当日にお持ち帰りいただけます。本講座で使用する新うるしは食品衛生検査にて安全が確認されているため、修復後に食器として再び利用することができます。ただし耐熱温度が120℃のため、食器としての使用がふさわしくない場合があります(電子レンジやオーブン、直火にかけるなど)。ご自身のアート作品として、部屋に飾ったり小物入れにしたりするのも素敵です。

お茶とお菓子をいただきながら、器の正しい扱い方を学ぶ
金継ぎ体験の後には、お茶とお菓子のおもてなしが待っています。使われるのは、うつわ 御結がひとつずつセレクトした和食器。湯呑みやお皿をじっくり鑑賞しながら、講師とのうつわ談義をお楽しみください。自宅でのメンテナンス方法や家庭料理とのコーディネートのコツなど、うつわに関する質問を投げかけてみるのもよいでしょう。

私たちの生活に欠かせない道具であるうつわ。うつわ 御結 HANAREでは、有田焼、伊万里焼、九谷焼など、全国的にその名が知られる焼き物をはじめ、日本の素晴らしい作り手の作品を展示しています。その一つひとつを眺め、金継ぎを通じてうつわとじっくり向き合えば、うつわが与えてくれる喜びを噛みしめることができそうです。うつわ 御結のうつわへのこだわりを知り、和食器の魅力を再発見してみませんか。

提供 うつわ 御結

提供
うつわ 御結
1896(明治29)年創業の老舗器問屋・京橋白木が運営する、うつわのセレクトショップ。店名の由来は「うつわがもたらす喜び、人と人の笑顔をむすびたい」という想いから。東京・南青山の骨董通り沿いに建つ本店のほか、香川県高松市に分店、オンラインストアを展開。2022年11月にワークショップスペースを設けたギャラリー「うつわ 御結 HANARE」をオープン。金継ぎ体験や展示を通して、日本のうつわの魅力を伝えている。
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お客様の声
金継ぎは完成に時間がかかるイメージがあったので、当日に持ち帰ってすぐに使えることが嬉しかったです。とはいえ、作業は本格的。ギャラリーをゆっくりと見る時間もあり、器好きとして幸せな時間を過ごすことができました。
埼玉県 30代 女性
開催場所
うつわ 御結 HANARE
〒107-0062 東京都港区南青山6-12-12 南青山マンション205(骨董通り裏手)
・東京メトロ 表参道駅から徒歩約7分
※エントランスで「205」をお呼びください。うつわ 御結 本店から徒歩約1分です。
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時│第3金曜・土曜 9:00~11:30 / 14:00~16:30 ※午前は9:30〜12:00の日もございます。お時間はカレンダーよりご確認ください。
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
現在ご予約が可能な催行日がございません。
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
8,800円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費、施設利用料、お茶・お菓子
〈オプション〉
・修復用の器
+1,100円(税込)
修復用の器をご用意します。当日数種類からお選びいただきます。
催行人数
1回6名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.「うつわ 御結 HANARE」に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.金継ぎ体験
3.ティータイムとうつわ講座
4.解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催3日前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
・汚れが気になる方はエプロンやアームカバーなどをご持参ください。
・細かな手作業があるため、必要な方はメガネをご持参ください。
※お持ち帰り用の袋はギャラリーにて用意しております。
※ご自身の器を持ち込む方は、器を水平にして持ち帰れるひとまわり大きめの箱をご持参ください。
服装
汚れてもよい服装でおいでください。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
6歳以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※お子さまがご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。
予約期限
開催日の3日前まで。
特記・免責事項
やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。
よくあるご質問
はじめての方でもわかりやすく丁寧な指導を心がけていますので、安心してご参加ください。
はい、当日お持ち帰りいただけます。
金継ぎしたい器がある方はお持ちください。ただお時間の都合上、おひとり様2点までとさせていただきます。その他の道具は会場でご用意しております。
うつわの破損状態によって修復が難しい場合があります。陶磁器以外は、ガラスの器でも金継ぎはできますが難易度が上がります。事前にお写真で確認させていただきますので、ご予約直後にお送りするご案内に従ってお写真をお送りください。
表参道駅から徒歩7分ほどです。オートロックのため、エントランスで「205」をお呼びください。駐車場のご用意はございませんので、公共交通機関でのご来場をおすすめします。お車の場合は、近隣のコインパーキングをご利用ください。
本体験では合成漆を使用するため漆かぶれの心配はありませんが、接着剤などの成分に反応する方もいらっしゃるので、ご心配な場合はご持参ください。
本漆の場合は、重ね塗りや乾燥に時間がかかり複数回にわたっての工程が必要ですが、こちらの現代風金継ぎ体験では新漆(合成うるし)を使用しているため乾燥時間が短く、完成までの工程も簡略化されております。
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