堺打刃物の老舗「和田商店」長く愛せるオリジナル包丁作り −名入れ&焼き印付き−
体験の概要
多くの料理人に支持される堺の包丁。「堺打刃物」は完成までの工程が分業制のため、それぞれ高い専門性を持つ職人たちの技が集結した伝統的工芸品です。本体験では、料理のプロに愛される堺打刃物の老舗「和田商店」にて、オリジナル包丁を作り、持ち帰った包丁のご家庭でのメンテナンスを学びます。正しいお手入れを知ることは、世界でたった1本の愛着ある包丁との長いお付き合いにつながります。母から巣立つ娘への贈り物にも最適です。
体験の特徴
・名入れと焼き印を施したオリジナル包丁を製作する、1回1組限定のプライベート体験。
・包丁の種類は出刃・刺身・三徳・ペティの4種類から選べます。
・料理がお好きな方や、長く愛せるこだわりの道具を持ちたい方におすすめ。
12,100円〜
(名/税込)
1〜8名
約120分
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詳しい内容
堺打刃物の老舗「和田商店」
大阪・堺は、線香や鉄砲、和晒などのものづくりが盛んな街。さらには茶の湯文化が花開いた地として、日本の文化・交易において歴史に名を残す都市のひとつです。堺で生まれた伝統的工芸品「堺打刃物」は600年の歴史を持ち、現代では日本における刃物の三大産地の一角を担っています。
金型を用いて作る機械生産とは異なり、打刃物は熟練の職人が手作業で1本ずつ仕上げるもの。堺の包丁は多くのプロの料理人に愛され、本体験の開催場所である「和田商店」は、この堺打刃物の老舗のひとつです。
はじめに、堺の包丁がどのような工程を経て私たちの手元に届くのかを知るため、和田商店の工房からほど近い「堺刃物ミュージアム」で説明を受けます。
和田商店は、堺の包丁が世の中に送り出される“出口”である問屋にあたり、「助松」の屋号で親しまれる老舗。金属を叩いて成型する鍛造や刃付けにはそれぞれ10以上の工程があり、その工程を経た打刃物が、最終的に問屋で柄を付けられて包丁となります。堺打刃物は分業制のため、高度な技術が幾重にも注がれた贅沢な伝統的工芸品。とはいえ生活の中で使われる道具なので、手軽に求めやすい価格も魅力です。
包丁本来の切れ味を知る
まず、研ぐ前の包丁で新聞を切り、その切れ味を確かめる作業を行います。研ぐ前と研いだ後の包丁の切れ味の違いを体感することによって、包丁のメンテナンスの大切さがよりいっそう理解できます。
10年、20年と大切に使われた包丁はよくメンテナンスされていて、研ぐことによってどんどんサイズが小さくなるのだそう。ものにあふれた現代は、包丁も使い捨てにされる時代。実際に新品の包丁と10年間研がれ続けてサイズダウンした包丁を見比べると、これからは使い捨ての包丁ではなく、大事に使い続けられる1本を持ちたいと強く感じることでしょう。
研ぐ前は新聞に刃が入らなかった年季の入った包丁も、職人の指導のもと包丁を研ぐとスパッと切れ味が良くなります。ご家庭でのお手入れを覚えて帰ることで、大切な包丁と長くお付き合いができます。
包丁に柄を付ける体験
本体験では、熟練の職人がわかりやすく和やかに教えてくれます。 まずは柄を付ける流れを説明。熱して赤くなった中子(なかご)を柄の穴に入れると、煙がもくもくと立ち込めます。「熱そう」「難しそう」と思われるかもしれませんが、この工程までは職人が行ってくれるのでご心配なく。
柄に刃物が入り、煙が落ち着いた状態のものが手渡され、ここからが柄付け体験の本番。まだ少し煙が燻っている状態の柄を、底から木槌でトントンと叩きます。こうすることによって、包丁の刃が柄に入っていくのです。適度な位置まで刃が入ると、職人が合図をしてくれます。
柄に好みの焼き印を入れる
柄を付ければほぼ完成ですが、本体験ではお好きな焼き印(助松・古墳・なすび・魚・肉球の5種類から当日選択可能)を入れてもらえます。熱した型を木の柄に押し当てて焼き印を入れますが、柄に丸みがあるので意外とコツのいる作業だそう。焼き印を入れることで、さらにオリジナル感が増します。
正しいメンテナンスで何十年も使える堺打刃物
限りある資源と職人の高度な技による堺打刃物は、大切に使いたい逸品。正しくメンテナンスすれば長く使い続けられる宝物です。本体験では、包丁の種類を4種類(三徳・出刃・刺身・ペティ)からセレクト可能。予約時にオーダーしておくことで、お名前を入れた刃をご用意いただけます。ご自宅用にはもちろん、贈り物としてもおすすめです。
出来上がった包丁は箱に入れて、その日に持ち帰ることができます。名入れがされた包丁を自分の手で仕上げ、焼き印を施すことで、さらに思い入れのある1本に。お手入れの方法も同時に学び、長く大切にお使いください。包丁のメンテナンスに欠かせない砥石も、ご希望の場合はお好みのものをご相談のうえ現地で購入可能です。日本の手仕事による美しさと実用性を兼ね備えた道具として、日々の暮らしに彩りを与えてくれるはずです。
提供 和田商店
提供
和田商店
刃物の街・堺で約150年続く老舗。正しいメンテナンスをすることで長く使い続けることができる「堺打刃物」は、プロが使う特別な道具というだけではなく、生活のすぐそばにある道具として身近な存在。ものが簡単に手に入り、使い捨てが当たり前の現代において、熟練の職人の技と伝統に裏付けられた“本物”の道具を、正しいメンテナンスで長く使い続けることを提案し、堺打刃物の魅力を発信する。
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お客様の声
歴史ある匠の工芸を素人に丁寧に惜しみなく教えてくださり、ものづくりの尊さに触れることができ、たいへん感動しました。講座の内容に包丁製作と包丁ミュージアム見学も付いていて、お値段にも大変満足しています。友人にもすすめたいです。
大阪府 50代 女性
刃物ミュージアムを見学した後、作務衣と前掛けを着用して、ドキドキの包丁研ぎ体験。焼き印と柄付けをした名前入りの包丁は、お気に入りの品になりました。さっそく使用したところ、その切れ味に感動しています。手入れして大切に使っていきたいと思います。
兵庫県 50代 女性
包丁は使い捨ての消耗品だと考えていましたが、和田商店で20年使われて(研がれて)最初のサイズよりも小さくなった包丁を見て、今までもったいないことをしていたと、考えを改めました。これからは思い入れのある1本を大切に末長く使いたいと思います。
大阪府 40代 女性
開催場所
和田商店
〒590-0935 大阪府堺市堺区神明町東1丁1番1号
・阪堺線神明町駅より徒歩約1分
・南海本線堺駅より徒歩約15分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時|平日 13:00〜 / 15:00〜、土・日曜・祝日 10:00〜 / 13:00〜 / 15:00〜 ※休館日 2024年12月まで:第3火曜 2025年1月より:日曜・第三火曜日 <包丁の種類について> 通常は三徳包丁/出刃包丁/刺身包丁/ペティナイフの中から1種類をお選びいただけますが、現在ペティナイフは入荷待ちのためお選びいただけません。 あらかじめご了承ください。 ※再開時期は未定となっております。
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
2024年12月
日
月
火
水
木
金
土
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
12,100円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、材料費、施設利用料、講習料
〈基本プラン〉
下記の中からいずれか1種類をお選びいただきます。ご予約時に「主催者からの質問」欄にてお知らせください。
・三徳包丁
・出刃包丁
・刺身包丁
・ペティナイフ
〈オプションプラン〉
・出刃包丁 / 刺身包丁の左利き用 +5,000円(税込)
催行人数
1回8名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.和田商店に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.刃物ミュージアムを見学
3.包丁研ぎ体験
4.柄を包丁に付ける(柄はお選びいただけません)
5.焼き印を入れる(5種類から選択可能)
6.包丁を箱に入れてお渡し
7.解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催120時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
特にございません。
服装
動きやすい服装でおいでください。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
6歳以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※本体験では刃物を扱います。細心の注意を払って指導・説明にあたりますが、万が一のお怪我については責任を負いかねます。刃物の扱いについては、参加者様ご自身にて十分ご注意ください。
予約期限
開催日の7日前まで。
特記・免責事項
・下記①②にあてはまる場合は、ご予約時にご記入をお願いいたします。
①包丁への名入れをご希望の場合
「主催者からの質問」欄にて、刻印したいお名前をお知らせください。
②お車でお越しの場合
「質問・ご要望」欄にて、お車でお越しの旨をお知らせください。近隣の駐車場をご案内いたしますので到着後にお声がけください。
・やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。
よくあるご質問
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