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京都│仁王門通 / 祇園

三味線の“侘び寂び”の音に癒される演奏体験 −京都の寺院にて三味線唄音楽家・山田白米氏と共に−

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体験の概要

京都の趣ある寺院の一室を貸し切り、少人数で三味線の演奏を体験できるOtonamiオリジナルプラン。教えるのは、三味線唄音楽家の山田白米氏。やさしい旋律を用いるため、初心者でも1時間ほどで1曲を演奏できるようになります。体験の締めくくりには、講師による唄と三味線の生演奏も。さらに会場によっては、お稽古前にお勤めをして心を整え、お稽古後には仏様への奉納演奏を行う貴重なひとときも(※)。四季のうつろいを感じる寺院で、三味線と唄が紡ぐ“侘び寂び”の世界を、五感で静かに感じてみてください。

体験の特徴

・三味線の奏法や日本の唄を学び、わずか1時間で1曲を奏でる体験ができる、Otonamiだけの特別プラン。
・京都の寺院という特別な空間で、静けさに包まれながら三味線と唄の響きにじっくりと向き合います。
・三味線の演奏を通じて、日本で育まれてきた美意識や“侘び寂び”の世界にふれられる時間。

※お稽古前のお勤めとお稽古後の奉納演奏は、長楽寺での催行日(金曜)のみ行います。木曜の催行日には行いませんのでご了承ください。

9,900円〜(名/税込)

2〜5名

約70分

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詳しい内容

新進気鋭の三味線唄音楽家・山田白米氏が伝える和の感性

日本の伝統楽器である三味線。その繊細ながらも力強い音色は、長い歴史の中で多くの人々に愛されてきました。本体験の講師は、三味線唄を専門とする音楽家・山田白米氏。昔も今も変わらず日本人が持つ和の感性や、心にある風景を伝えるべく、長唄や唱歌、童謡、自作した曲を三味線の弾き唄いで演奏しています。

「三味線唄」という新しい音楽ジャンルを生み出し、京都を拠点に活動している山田白米氏

白米氏によると、三味線は西洋の楽器と比べて不完全なものだとか。音程が曖昧であったり、濁ったり、尖ったりして、和音も完全ではありません。しかし、その侘しい音はなぜか日本人の心を震わせます。また、長唄のような古い唄には大和言葉(古語)が使われ、現代を生きる私たちがすぐに理解することは難しくとも、美しい響きが優しく深く心に入り込んできます。

三味線や撥(ばち)は会場で貸し出してもらえる

「侘び」を三味線の音、「寂び」を大和言葉の歌詞ととらえる白米氏。「“侘び寂び”の思想は本来ひとことでは表せませんが、その入り口を演奏体験を通して楽しんでいただけたら嬉しいです」と話します。

歴史ある京都の寺院で、三味線の音に包まれる

本体験の会場は京都にある2つの寺院です(※)。ひとつは左京区・仁王門通に佇む寺院、もうひとつは、東山区・祇園の黄台山 長楽寺です。長楽寺は『今昔物語』や『平家物語』にも出てくる1000年以上続く寺院で、銀閣寺を作る時に試作したといわれる庭があります。境内には豊かな自然が広がり、鳥のさえずりが響きわたります。 

※会場は催行曜日によって異なります。必ずお確かめのうえ、お間違いのないようご予約ください。

祇園の奥に位置し、東山の自然に抱かれた「黄台山 長楽寺」

三味線の物語を知り、基本の構えと奏法を学ぶ

お稽古のはじめに、三味線の背景にある歴史や文化について理解を深めましょう。どこで生まれ、どのように広まり、どんな音楽とともに歩んできたのか、資料を用いて丁寧に解説されます。

あたたかい雰囲気で行われるお稽古

お稽古で使うのは、細棹(ほそざお)と呼ばれる構造の最も細い三味線。撥も借りられるので、手ぶらで行ってお稽古を受けられるのが嬉しいところ。正座の姿勢、三味線や撥の持ち方は一人ひとり丁寧に教えてもらえます。希望すればイスに座ってのお稽古も可能です。

姿勢や構え、三味線の持ち方などを一人ずつチェックしてもらえる

基本の構えを教えてもらったら、いよいよ音を鳴らします。まずは3本の糸をずらしながら、1本ずつ弦を弾いていく練習からスタート。2本の糸をまとめて弾く方法や、撥をすくい上げて鳴らすやり方などを順を追って教わります。「撥で糸を弾く(はじく)のではなく、糸を押して鳴らす」ような感覚を持つと良いそう。参加者のペースに合わせて進むので、楽器に触れたことがなくても安心です。

いろは唄の演奏と「侘び寂びおと(音)解説」

日本の古謡で、わらべ歌のように口伝えで継がれている「いろは唄」。白米氏がつくった簡単な旋律を弾き、それに白米氏が主旋律や唄を合わせて一緒に演奏します。ヒーリングミュージックなどで使われる528Hzが共鳴するよう三味線を調律しているので、弾くほどに心が安らぐのを感じるでしょう。

いろは唄に込められた和の美意識をわかりやすく解説

「いろは唄は仏教の涅槃経の一部。和の感性や“侘び寂び”の美意識を表しています」と白米氏。楽しい会話のなかで「侘び寂びおと(音)解説」を聞くことができ、日本の古く美しい言葉についても学びます。

いろは唄の楽譜を見ながら演奏に挑戦

【長楽寺のみ】お勤めと奉納演奏で仏様と向き合う

長楽寺での催行日は、お稽古の前にご住職が念仏を唱える「お勤め」を行います。静かな本堂に響くお経に耳を傾ける時間は、心を鎮め、これからの学びに向かう準備ともいえるでしょう。

奉納演奏の様子は撮影可能(写真は長楽寺ではありません)

そしてお稽古の最後に、仏様へ三味線の音を捧げる「奉納演奏」を行います。奉納は芸能の原点ともされる行為で、白米氏もまた、日々の暮らしを仏様に報告し、感謝を込めて演奏しているそうです。仏様に向き合いながら奏でる音色は、静かに心に沁み入り、内なる平穏をもたらしてくれます。

仏様が見守ってくれているかのよう(写真は長楽寺ではありません)

※お稽古前のお勤めとお稽古後の奉納演奏は、長楽寺での催行日(金曜)のみ行います。木曜の催行日には行いませんのでご了承ください。

自然豊かな境内で長唄弾き唄いの生演奏を堪能

体験の締めくくりには、プロの音楽家として活動する白米氏による生演奏を鑑賞します。風情ある寺院で聴く生演奏は、三味線と唄の迫力が身体全体に伝わり臨場感たっぷり。演目の解説もしてもらえるので、演目に込められた音と言葉の意味に触れながら、その世界をじっくりと堪能することができます。

豊かな表現力で、歌詞に唄われている景色が目に浮かぶ

わずか1時間で三味線の演奏がかない、和の感性にふれながら心身がととのっていくようなひとときを過ごせる本体験。心に響く三味線の音色と、大和言葉に込められた侘び寂びの世界に浸る時間は、白米氏が語る「風景を聴き、音を眺める」という感覚をそっと開くきっかけになるかもしれません。

静寂に響く三味線の音。寺院の空間で奏でられる侘び寂びの世界
事業者画像

提供
山田白米

京都造形芸術大学でパフォーミングアートを学ぶかたわら、2002年より長唄を始める。2007年からは伝統芸能「長唄」の唄方として、歌舞伎興行や日本舞踊会などに出演。2014年、「山田白米」としての活動を開始。2019年にはオリジナルアルバム『今昔おと風景』を発表。現在は京都・東山三条教室およびオンラインにて、唄と三味線の稽古を行っている。

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お客様の声

お客様の声の写真

歴史あるお寺で住職様のお経とお話しがとても有り難かったです。三味線体験は、初めてでも楽しかったです。三味線に実際に触れることができ、持ち方、弾き方など勉強になりました。本堂での演奏は、自然と一体となったようで、とても心地良く聴くことができました。

40代 滋賀県 女性

お客様の声の写真

なかなか触れる機会のなかった三味線ですが、演奏体験ができてとても楽しかったです。長楽寺は静かで落ち着く素晴らしい場所でした。想像力が掻き立てられ、三味線の音色や講師の長唄を聴きながら、日本のわびの感覚を感じることができました。いつか三味線のお稽古を始めたいと思います。

40代 大阪府 女性

お客様の声の写真

楽器初心者だったのですが、三味線の持ち方から丁寧に教えてもらえてすぐに演奏することができました。とても簡単に思えたのは先生の教え方が上手いからですね。唄に合わせてみんなで演奏する一体感を味わえ、先生の生演奏も聴けて感動しました。ヒーリングミュージックと同じ効果があると聴きましたがまさにその通りで、体験後、心はもちろん身体も軽くなった気がします。

40代 女性 奈良県

開催場所

【催行日によって会場が異なります。お間違いのないようご注意ください。】

▼木曜開催の回
京都市左京区の寺院
住所非公開(京都府京都市左京区仁王門通)
・京阪本線 三条駅 または 地下鉄 三条京阪駅より徒歩圏内
※場所の詳細はご予約後にご案内します。必ずご案内のメールをご確認ください。

▼金曜開催の回
黄台山 長楽寺(地図
〒605-0071 京都府京都市東山区円山町626
・京阪本線 祇園四条駅より徒歩約20分
・京都市バス「祇園」下車、八坂神社より徒歩約10分

※Google Mapは長楽寺(金曜の会場)の場所を示しており、木曜の会場の寺院とは異なります。詳細についてはご予約後に届くご案内のメールをご確認ください。

予約について

カレンダーから、ご希望の日付を選択してください

催行日時│木曜・金曜 13:30〜14:40 ※催行曜日によって会場が異なりますのでご注意ください。 ・木曜:京都市内の寺院(左京区) ・金曜:長楽寺(東山区) ※催行予定日以外で、1ヶ月以上先の日程をご希望の場合はお問い合わせください。 (可能日は月〜土曜となります)

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

現在ご予約が可能な催行日がございません。

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。

料金

9,900円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、施設利用料、講習料



催行人数

最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回5名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.各開催場所の寺院の門前に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.お稽古前のお勤め(長楽寺での催行日のみ)
3.三味線のお稽古
4.お稽古後の奉納演奏(長楽寺での催行日のみ)
5.山田白米氏による弾き唄い生演奏
6.解散

※体験の前後は境内の散策をお楽しみいただけます。
※真夏と真冬に関しては空調の関係で、本堂ではなく奥座敷で行うこともございます。
※非公開寺院での催行日(木曜)はお稽古前後のお勤めと奉納演奏がないため、三味線のお稽古の時間が少し長くなります。
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

特にございません。


服装

・パンツスタイルが好ましいですが、スカートで参加される方は手ぬぐいをご持参ください。
・演奏体験のため、腕まくりしやすい服装がおすすめです。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

6歳以上
※12歳未満の方は保護者の同伴が必要となり、参加者と同伴者それぞれに1名様分の料金を申し受けます。


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

・やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。
・催行曜日によって会場が異なりますので、お間違いのないようご注意ください。

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