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京都│東山
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京都・東山のお寺で三味線の“侘び寂び”の音に癒される演奏体験

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体験の概要

京都の趣あふれるお寺の一室を貸し切り、少人数で三味線の演奏を体験できるOtonamiオリジナルプラン。教えてくれるのは三味線唄音楽家の山田白米氏。講師が考案したやさしい旋律で、初めての方でもすぐに1曲演奏が可能になります。奏法を学ぶだけでなく、仏様に演奏を奉納する体験も。お稽古前には、ご住職による法話やお参りで心整え、最後には講師による唄と三味線の演奏も楽しめます。境内の四季を感じながら、三味線と唄が生み出す”侘び寂び”の世界を五感で堪能しましょう。

体験の特徴

・お寺で三味線の奏法や日本の唄を学び、1時間で簡単な演奏ができるようになるOtonamiオリジナルプラン。
・芸能の本質ともいえる仏様への奉納演奏を体験できます。
・プロによる三味線の生演奏も堪能でき、侘び寂びの世界に触れて心も体も整うひととき。

値段

8,500円〜
(名/税込)

参加人数

2〜5名

体験時間

約60分

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詳しい内容

お稽古前に念仏や法話で心を整えて

日本の楽器「三味線」を和の空間で学ぶ、その体験場所は京都の2つのお寺。東山の「浄土宗 金剛寺」と祇園の「黄台山 長楽寺」です。

金剛寺は400年以上の歴史を持ち、本堂と観音堂は江戸期の建造物。貴重な建造物として、京都府より「暫定登録文化財」の指定を受けています。

静かで温かい雰囲気が漂う「浄土宗 金剛寺」

長楽寺は、『今昔物語』や『平家物語』にも出てくる1000年以上続くお寺で、銀閣寺を作る時に試作したといわれる庭があります。境内には豊かな自然が広がり、鳥のさえずりが響きわたります。

祇園の奥に位置し、東山の自然に抱かれた「黄台山 長楽寺」

金剛寺の体験では、まずご本尊の阿弥陀如来像にお参りし、ご住職から金剛寺の歴史についてお話を伺います。金剛寺は浄土宗で、「南無阿弥陀仏」を日々唱えることにより極楽浄土へ行けるという教えを説いています。

ご住職が仏教についてわかりやすく解説

法話の最後には、ご住職に合わせて木魚をたたきながら「南無阿弥陀仏」を唱えます。 お稽古に向けて心を整え、自分と向き合う時間を体験できます。

木魚をたたく貴重な体験

新進気鋭の三味線唄音楽家・山田白米氏が伝える和の感性

本体験の講師は、三味線唄を手がける山田白米氏。昔も今も変わらず日本人が持つ和の感性や、心にある風景を伝えるべく、長唄や唱歌、童謡、自作した曲を三味線の弾き唄いで演奏しています。「三味線唄」という新しい音楽ジャンルを生み出し、京都を拠点に活躍している音楽家です。

神社仏閣や催事などで三味線の弾き唄いを行う

白米氏によると、三味線は西洋の楽器と比べて不完全なものだとか。音程が曖昧であったり、濁ったり、尖ったりして、和音も完全ではありません。しかし、その侘しい音はなぜか日本人の心を震わせます。また、長唄など古い唄には大和言葉(古語)が使われて、現代の私たちがすぐに理解することは難しくとも、美しい響きが優しく深く心に入り込んできます。

三味線や撥(ばち)は貸し出してもらえる

「侘び」を三味線の音、「寂び」を大和言葉の歌詞ととらえる白米氏。「“侘び寂び”の思想は本来ひとことでは表せませんが、その入り口を演奏体験を通して楽しんでいただけたら嬉しいです」と語ります。

三味線の基本の構えと奏法を習う

お稽古で使うのは、細棹(ほそざお)と呼ばれる構造の最も細い三味線。撥も借りられるので、手ぶらで行ってお稽古を受けられます。正座の姿勢、三味線や撥の持ち方を一人ひとり丁寧に教えてもらえます。希望すればイスに座ってのお稽古も可能です。

姿勢や構え、三味線の持ち方などを一人ずつチェック

基本の構えを教えてもらったら、いよいよ音を鳴らします。まずは3本の糸をずらしながら、1本ずつ弦を弾いていく練習からスタート。2本の糸をまとめて弾く方法や、撥をすくい上げて鳴らすやり方などを順を追って教わります。「撥で糸を弾(はじ)くのではなく、糸を押して鳴らす」ような感覚を持つと良いそう。参加者のペースに合わせて進めてもらえるので、楽器に触れたことがなくても安心です。

いろは唄の演奏と「侘び寂びおと(音)解説」

日本の古謡で、わらべ歌のように口伝えで継がれている「いろは唄」。白米氏がつくった簡単な旋律を弾き、それに白米氏が主旋律や唄を合わせて一緒に演奏を楽しみます。ヒーリングミュージックなどで使われる528Hzが共鳴するよう三味線を調律しているので、弾くほどに心が安らぐのを感じます。

いろは唄に込められた和の美意識をわかりやすく解説

いろは唄は仏教の涅槃経の一部。和の感性や“侘び寂び”の美意識を表していると白米氏は言います。楽しい会話のなかで「侘び寂びおと解説」を聞くことができ、日本の古く美しい言葉についても学びます。

いろは唄の楽譜も用意

仏様への奉納演奏で心身を清める体験を

お稽古の集大成として仏様に向けて音色を奏で、演奏を奉納をします。奉納演奏は芸能の本質ともいわれます。敷居が高いイメージがありますが、白米氏は日常の中に息づく奉納を目指し、暮らしを仏様に報告し感謝する気持ちで演奏するそう。仏様に相対して演奏する奉納は、身も心も清められるような気持ちになります。

奉納演奏の様子は撮影可能

いろは唄に加えて、四季が感じられる唱歌や童謡も習い、演奏を奉納。撮影を行った日は、白米氏が和の音をつけた『椰子の実』をお稽古。白米氏の唄に合わせて伴奏します。最初に習った弾き方で行うので難しくありません。

見守ってくれているかのような仏様たち

自然豊かな境内で長唄弾き唄いの生演奏を堪能

体験の締めくくりには、プロの音楽家として活動する白米氏による生演奏を鑑賞。金剛寺の庭に立派な松があることにちなみ、演奏されたのは長唄『松の緑』。三味線の音で「松風の流れ」や「花魁の歩く風景」を表現していることなど、演目の解説もしてもらえます。

豊かな表現力で、歌詞に唄われている景色が目に浮かぶ

風情あるお寺の庭で聴く生演奏は、三味線と唄の迫力が身体全体に伝わり臨場感たっぷり。もうひとつの会場の長楽寺では、歌詞に長楽寺が出てくる『京の四季』の演奏を予定しているとか。

こじんまりとしながら美しい金剛寺の庭

わずか1時間で三味線の演奏がかない、和の感性を磨きながら心身も整う感覚を身をもって味わえる本体験。心に響く三味線の音色と大和言葉の侘び寂びの世界を感じることは、白米氏が考える「風景を聴き、音を眺める」世界の一端を見せてくれます。そんな貴重な体験を、ぜひこの機会にご堪能ください。


事業者画像

提供
山田白米

2002年より京都造形芸術大学でパフォーミングアートを学び、同時に長唄を始める。2007年より伝統芸能「長唄」の唄方として歌舞伎興行や日本舞踊会などに出演。2014年「山田白米」として活動を開始。2019年オリジナルアルバム「今昔おと風景」を発表。京都・東山三条教室とオンラインにて、唄と三味線の稽古をつけている。

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お客様の声

お客様の声の写真

創建800の歴史あるお寺で、住職様のお経とお話しがとても有り難かったです。三味線体験は、初めてでも楽しかったです。三味線に実際に触れる事ができ、持ち方、弾き方など勉強になりました。本堂での演奏は、自然と一体となったようで、とても心地良く聴く事ができました。

40代 滋賀県 女性

お客様の声の写真

なかなか触れる機会のなかった三味線ですが、演奏体験ができてとても楽しかったです。長楽寺は静かで落ち着く素晴らしい場所でした。想像力が掻き立てられ、三味線の音色や講師の長唄を聴きながら、日本のわびの感覚を感じる事ができました。いつか三味線のお稽古を始めたいと思います。

40代 大阪府 女性

お客様の声の写真

楽器初心者だったのですが、三味線の持ち方から丁寧に教えてもらえてすぐに演奏することができました。とても簡単に思えたのは先生の教え方が上手いからですね。唄に合わせてみんなで演奏する一体感を味わえ、先生の生演奏も聴けて感動しました。ヒーリングミュージックと同じ効果があると聴きましたがまさにその通りで、体験後心はもちろん身体も軽くなった気がします。

40代 女性 奈良県

開催場所

【開催日により体験場所が異なります。お間違いのないようご注意ください。】

浄土宗 金剛寺 (水曜)(地図
〒605-0036 京都市東山区三条通り白川橋東入る五軒町124
・地下鉄東山駅から徒歩すぐ

黄台山 長楽寺(金曜)(地図
〒605-0071 京都市東山区円山町626
・京阪祇園四条駅から徒歩約20分
・京都市バス「祇園」下車、八坂神社より徒歩約10分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

時間│13:30〜14:40 / 15:00〜16:10 ※会場には開始15分前にご到着ください。 ※本体験の所要時間は70分前後となっております。 ※下記カレンダーを選択していただいた際に表記されるお時間と上記お時間に誤差がございますが、催行は上記お時間に則り進行いたします。 会場│曜日によって開催場所が異なりますのでご注意ください。 ・水曜:金剛寺 ・金曜:長楽寺 ※開催予定日以外で、1ヶ月以上先の日程をご希望の場合はお問合せください。 (開催可能日は月〜土となります)

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

現在ご予約が可能な催行日がございません。

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

8,500円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、施設利用料、講習料



催行人数

最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回5名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.各開催場所のお寺の門の前に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.ご本尊へのお参り+住職による法話
3.三味線の構えと基本奏法をお稽古
4.日本に古くから伝わる「いろは唄」をお稽古
5.仏様に「いろは唄」を奉納演奏
6.季節の唱歌・童謡をお稽古
7.仏様に季節の唱歌・童謡を奉納演奏
8. 山田白米氏による弾き唄い生演奏

※体験の前後は境内の散策をお楽しみいただけます。
※真夏と真冬に関しては空調の関係で、本堂ではなく奥座敷で行うこともございます。
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催7日前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

特にございません。


服装

ズボンが好ましいですが、スカートで参加される方は手ぬぐいをご持参ください。演奏体験のため、腕まくりしやすい服装がおすすめです。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

6歳以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。

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