
北鎌倉のアトリエにて観音画家・木綿花氏に学ぶミニアート制作 −やすらぎの空間で描く祈りの世界−


体験の概要
歴史ある寺院群と移りゆく四季の風景が、日本に根ざす禅の文化を感じさせる北鎌倉エリア。この地を拠点に活動する観音画家・木綿花氏のアトリエ「kokotama gallery」にて、極楽浄土に咲くといわれる「蓮の花」を描くOtonami限定プランです。これまで個展や作品制作を中心に活動してきた木綿花氏が、自身のアトリエではじめて開催するワークショップ。仏教的モチーフを現代アートとして表現し、観音画の旗手と称される作家から直々に学べる貴重な機会です。自然に囲まれたやすらぎの空間で、宗教観を超えた祈りの世界に触れましょう。
体験の特徴
・奈良・長谷寺への作品奉納、京都 ・東寺での展示など数々の実績があり、国内外で評価される観音画家・木綿花氏によるOtonami限定プラン。
・四季の彩りに包まれた癒しの空間で、蓮の花のミニアートを制作。完成した作品は当日持ち帰ることができます。
・描くモチーフを観音様に変更するオプション(有料)もあります。木綿花氏の手ほどきで、より観音画の世界観に触れたい方におすすめ。
※こちらのプランもおすすめです。
〈 観音画家と巡る鎌倉五山の名刹・円覚寺&癒しのミニアート制作 −北鎌倉にて触れる祈りの世界− 〉
11,000円〜(名/税込)
1〜4名
約120分
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詳しい内容
みずみずしい草花に囲まれたやすらぎの空間
観光地の賑わいから少し離れ、緑あふれる風景にいにしえの建築が溶け込む北鎌倉エリア。鎌倉五山に数えられる円覚寺や建長寺、隠れキリシタンを保護した光照寺など、日本の歴史を語る上で欠かせない寺院が点在しています。北鎌倉駅からゆっくりと坂道を歩いて15分ほど。高台に吹く風を感じながら、日差しを受けて輝く枝葉や野花が彩る小道を抜けると、体験の舞台となる「kokotama gallery」が見えてきます。

陽光が差し込む心地良いアトリエには、観音様を中心とする仏教的モチーフが描かれた色彩豊かな作品が展示されています。扉を開けた正面にある雫型の窓は、仏様が持つ「宝珠」をかたどったもの。宝珠はあらゆる願いを叶える珠であり、仏の功徳の象徴とされてきました。穏やかな環境と調和する空間へ一歩足を踏み入れると、まもなく始まる特別な時間を前に、心に静かな高揚感が広がります。

国内外で活躍する観音画の旗手
アトリエの主宰で本体験の講師を務める木綿花(ゆうか)氏は、仏教と密接な仏画をもとに、仏教という枠を超えた祈り、癒し、調和の象徴とした観音画を、独自の感性と現代的な手法で表現してきました。初個展を開いた翌年の2015年に、ネパールのゴールデン・テンプルへ作品を奉納。そのほか奈良の長谷寺や滋賀の三井寺といった寺院への作品奉納、京都・東寺での展示、東京国立博物館での作品販売など数々の実績があり、観音画の旗手と称されています。

アートを総合的に学びたいという思いから高校卒業と同時に渡米し、ニューヨーク大学美術学士を優等で修了した木綿花氏。海外生活を送るなかで、自身のルーツとなる日本の伝統や文化を見つめ直したといいます。「歴史書を読み返したり、帰国時に寺社仏閣を巡ったりするなかで特に惹かれたのが観音様でした」。親しみやすい姿をした観音様と向き合った際に、その奥深い美しさと包容力に感動したそう。さらに、人々が観音様に託してきた真摯な想いに触れ、心を打たれたといいます。

大学卒業を控えていた2011年に起きた東日本大震災も、木綿花氏の創作に大きな影響を与えました。「甚大な被害の報に心を痛めましたし、全世界の人が日本のために祈ってくれたことに深い感謝の念を抱きました」。祈ることは、人類が心を通わせられる尊い行為だとあらためて感じたという木綿花氏。自ら寺院へ赴き、観音様や仏教的モチーフを描くことの了承を得ながら、宗教の垣根を超えて愛される画風を確立していきました。また、「観音像は昔から人々が美と祈りを託す存在として、その時代の最新の技術や鮮やかな色彩で表現されてきたのではないかと思います」という木綿花氏。かつての技術では叶わなかった色彩を新たに付け加えることで、自身が創作する意義を見出したかったのだそう。

本プランの会場となるアトリエ「kokotama gallery」がオープンしたのは2015年。創作の拠点にふさわしい静かな環境を求めて辿りついた北鎌倉には、地域の営みとともに生まれた里山の風景が広がっています。空や風を感じる高台からの眺望、木々や草花、鳥や虫の鳴き声……。「アトリエを取り巻くあらゆる要素が、癒しとインスピレーションをもたらしてくれるんです」と木綿花氏はいいます。
かつての人々が夢見た色鮮やかな世界
Otonami限定プランでは、国内外で観音画家として活躍する木綿花氏の手ほどきで、蓮の花をモチーフとしたミニアートを制作します。静寂に包まれた穏やかなアトリエにて、祈りの世界を描く本体験。これまで個展や作品制作を中心に活動してきた木綿花氏が、自身のアトリエではじめて開催する特別なプログラムで貴重な機会です。

まずは、木綿花氏による仏教的モチーフの作品や観音画の解説に耳を傾けます。本プランで描く蓮の花は「極楽浄土に咲く花」ともいわれ、仏教において清浄さ・悟り・再生を象徴するのだそう。また、アクリル画の道具の特徴や扱い方、描き方についてなど基礎的な座学も。優しくゆったりとした口調の木綿花氏による丁寧なレクチャーがあるため、アート制作がはじめてでも安心して参加できます。

塗り絵のように楽しむミニアート制作
ミニアートの制作体験では、ハガキよりもひと回り大きなキャンバスボード(サイズ:横18cm×縦14cm)を使用。ボードにはあらかじめ下絵が描かれており、好きな色のアクリル絵の具で塗っていきます。また、木綿花氏が調合した3色の絵の具もご用意。やわらかな色の世界に癒されながら着彩を進めたら、扱いやすいペンで金のラインをあしらいましょう。木綿花氏の穏やかな指導のもと、清らかに咲き誇る蓮の花を描きあげることができます。

本プランでは、描くモチーフを観音様に変更するオプション(有料)もあります。「絵画ならではの特徴を活かして、観音様にのびやかな動きや表情をつけられます」と話す木綿花氏。自身の素直な感性を頼りに、生き生きと微笑みかけるような観音画を完成させましょう。

祈りの世界を描き自身の内面と向き合う
「観音様の慈悲のあたたかさに気付くことで、心が穏やかになるアートを描いていきたい」と語る木綿花氏。会場となる北鎌倉のアトリエは、四季折々の草花に囲まれ、ゆったりとした時間が流れています。現代の暮らしでは親しむ機会が少ない観音様の世界。その息吹を感じながら祈りの世界に触れ、自身の内面と向き合うひとときを過ごしてみませんか。

提供 木綿花

提供
木綿花
観音画家として活動し、観音様や祈りの心を描く。2011年、ニューヨーク大学美術学士を優等で修了。2014年の東京・青山での初個展を皮切りに国内外で作品を発表。奈良の長谷寺や滋賀の三井寺といった名だたる寺院への作品奉納も多数。京都の東寺での展示や東京国立博物館での作品販売のほか、様々な分野のアーティストとのコラボレーションにも積極的に取り組む。2015年、北鎌倉にアトリエ「kokotama gallery」をオープン。
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開催場所
kokotama gallery
〒247-0061 神奈川県鎌倉市台1718-9
・JR横須賀線 北鎌倉駅(西口)より徒歩約15分
予約について
カレンダーから、ご希望の日付を選択してください
催行日時│月5日程度 10:00〜12:00
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
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残数僅か
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〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
料金
11,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費、施設利用料
〈オプション〉
+3,000円(税込)
制作する作品のモチーフを観音様へ変更できます。
催行人数
1回4名限定
※2025年9月までの催行日は1回3名限定となります。
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.kokotama galleryに集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.観音画について&筆や絵の具の使い方についてのお話(約15分)
3.ミニアート制作(約90分)
4.kokotama galleryの作品を鑑賞(約15分)
※この間に制作した作品を乾燥させます。
5.解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催24時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
・メガネ(細かい作業を行うため必要な方はお持ちください)
・手を拭くためのハンドタオル
・作品を持ち帰るためのエコバッグ(A4サイズが入るもの)
服装
絵の具が付く可能性があるため、汚れても良い服装でお越しください。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
13歳以上
※18歳未満の方は保護者の同伴が必要となり、参加者と同伴者それぞれに1名様分の料金を申し受けます。
予約期限
開催日の3日前まで。
特記・免責事項
・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・隣接する室内に小型犬がいるため、アレルギーや動物にご不安のある方はご予約時に「質問・ご要望」欄よりご相談ください。(会場には入ってきません)
よくあるご質問
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