
【期間限定】長浜盆梅展の案内付き鑑賞&遠州流茶道教授者に学ぶ武家茶道 −国指定名勝 慶雲館にて−
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体験の概要
明治天皇の行在所として1887(明治20)年に滋賀・長浜の地に建てられた「慶雲館」。ここで毎年1〜3月に開催される日本最高峰の梅の盆栽展「長浜盆梅展」を、梅の木の手入れを担う専門の職人による特別解説を聞きながら見学します。さらに、長浜ゆかりの茶道の流派である遠州流の教授者による手ほどきで、薄茶やお菓子のいただき方を初歩から学びます。紅白の梅の盆栽が並ぶ圧巻の光景を眺め、ほのかな梅の香りを感じながら、春の息吹を感じるひとときを楽しみましょう。
体験の特徴
・関西の新春の風物詩として親しまれる「長浜盆梅展」を、専門の職人による特別解説を受けながら鑑賞します。
・茶室「恵露庵」にて、長浜ゆかりの遠州流茶道の教授者による武家茶道を体験します。
・体験後は、近代日本庭園の先駆者と評される庭師・七代目小川治兵衛作の迫力ある庭園を自由に散策できます。
※本体験は「長浜盆梅展」の開催にあわせた期間限定プランです。Otonamiのプランは2026年1〜3月の催行を予定しております。
※「長浜盆梅展」開催期間中以外(4〜12月)はこちらのプランにご参加ください。
〈 長浜「慶雲館」国指定名勝のガイド付き鑑賞&遠州流茶道の教授者による武家茶道体験 〉
9,990円〜(名/税込)
2〜10名
約120分
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詳しい内容
皇族や政府高官をもてなしてきた長浜の迎賓館
慶雲館は、1887(明治20)年、明治天皇の京都行幸の折に長浜での休憩所として建てられました。長浜の豪商・浅見又蔵が私財を投じて自らの土地に建設し、吟味された尾張産の檜などを使用。入母屋造り妻入りの玄関を設け、寄棟造りの木造二階建てとなった和風建物は、当時の総理大臣・伊藤博文によって「慶雲館」と命名されたと伝わります。
その後慶雲館は、浅見又蔵の別荘として、また長浜の迎賓館として利用されました。1912(明治45)年には、2代目の浅見又蔵によって現在の庭園が完成。作庭を手がけたのは、近代日本庭園の先駆者と呼ばれた京都の「植治」こと7代目小川治兵衛です。植治の庭を丁寧に復元し、2006年には国指定名勝となった慶雲館。約6,000平米もの広大な敷地内に多くの見どころがあり、明治時代の歴史や文化の名残を留めています。
職人から解説を受けながら「長浜盆梅展」を鑑賞
慶雲館は、新春に「長浜盆梅展」の会場になることでも知られます。長浜盆梅展とは、戦後まもない1952(昭和27)年に始まり、例年1月上旬から3月上旬にかけて開催される日本最高峰の梅の盆栽展。どの花にも先駆けて咲く梅を愛でる心を、多くの人々に伝えてきました。期間中は、慶雲館の座敷や庭園などにおよそ300鉢の中から開花状況に合わせて約90鉢が並べられ、その光景は圧巻です。
長浜盆梅展の梅の盆栽は、その大きさに特徴があります。中には3m近い高さの木、樹齢400年になる木などもあります。また、第1回から登場している「昇龍梅」のようにファンが付いている盆梅も。これら多数の盆梅は、専門の職人が一年を通して手入れしています。
本体験では、長浜盆梅展の期間中は夜間にのみ入場が許可されている慶雲館の本館2階も特別に見学可能。明治天皇と皇后をお迎えするために設えられた「玉座の間」があります。建設当時は、東側に伊吹山、南西側に広大な琵琶湖を一望でき、すばらしい眺望だったそう。現在は琵琶湖は見えませんが、美しい庭園を高い位置から眺めることができます。
長浜ゆかりの流派 遠州流の教授者に学ぶ、本格的な武家茶道
館内の特別見学の後は、茶室へ移動して茶席を体験します。会場は、本館とともに1887(明治20)年に建設された茶室「恵露庵」。長浜ゆかりの流派として知られる遠州流茶道の教授者が手ほどきします。
江戸時代初期の大名茶人であり、遠州流茶道の流祖である小堀遠州。近江長浜で生まれ、幼い頃より英才教育を受けた遠州は、千利休や古田織部と続いた茶道の本流を受け継ぎ、徳川将軍家の茶道指南役も務めました。
武士の精神修養と品格を重視した武家茶道には、“綺麗さび”という美意識が根底にあります。そのお点前に宿るのは、凛々しさと品格を兼ね備えた美しさ。じっくりと所作を観賞しながら、心静かにおもてなしの時間を堪能しましょう。
お茶会では、教授者が薄茶のお点前を披露。お茶やお菓子のいただき方も丁寧に教わることができ、茶道がはじめての方も気軽に参加しやすい内容です。また、“遠州好み”という言葉があるように、遠州の美的センスは茶室のしつらえや茶道具にも色濃く反映されています。遠州流ならではの美学を存分に感じながら、武家茶道の奥深い世界に触れてみてはいかがでしょうか。
七代目小川治兵衛作の美しい日本庭園を自由散策
美しい庭園も、慶雲館の魅力のひとつ。茶道体験の後は、約6,000平米もの敷地に広がる庭園を自由に散策できる。平安神宮神苑などを手がけた七代目小川治兵衛の作風は、それまでの日本庭園にはなかった開放的な趣にあり、その特徴が慶雲館の庭園にもあらわれています。
本館の南に広がる主庭は、地形に大きな起伏をつけた立体的な構成の池泉回遊式庭園。滝に見立てた立石などの巨石が調和し、見る人を圧倒します。ほかにも、表門の前庭にある高さ5mの巨石を使った大灯籠や、日本一大きいといわれる芭蕉の句碑など、随所に様々な見どころがあります。ゆっくりと見て回りましょう。
梅の花とお茶の香りに包まれ、春の訪れを感じる一日を
毎年多くの観光客でにぎわう早春の長浜盆梅展。職人による案内付きで鑑賞でき、さらに茶席も楽しめるのは、Otonamiプランならではの魅力です。体験が終わるころには、盆梅や茶道、そして長浜の地に対する興味がいっそう深まっているかもしれません。春の息吹を感じる穏やかな一日を、慶雲館で過ごしてみてはいかがでしょうか。
提供 慶雲館

提供
慶雲館
1912(明治45)年、明治天皇の行在所として建てられ、長浜のまちの迎賓館として歴史を刻んできた。実業家の浅見又蔵が建設し、伊藤博文が「慶雲館」と命名したと伝わる。敷地内にある庭園は、近代日本庭園の先駆者といわれ多くの造園を手がけた七代目小川治兵衛が作庭。毎年1月上旬から3月上旬に「長浜盆梅展」が開催され、多くの人が訪れる。
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お客様の声
遠州流のお茶席ははじめてでしたが、きれいな所作にほれぼれしました。長年いつか来たいと思っていた長浜盆梅展も見学することができ、有名な梅の木を見られてうれしかったです。慶雲館の庭園もゆっくり巡ることができて、タイムスリップしたような貴重な時間を過ごすことができました。
奈良県 40代 女性
薄い幹から咲く梅や樹齢400年の梅など見ごたえのある盆梅展でした。その後の遠州流のお茶もとてもおいしかったです。
大阪府 50代 女性
開催場所
慶雲館
〒526-0067 滋賀県長浜市港町2-5
▼電車の場合
・JR北陸本線 長浜駅(西口)より徒歩約3分
▼車の場合
・北陸自動車道 長浜ICより約15分
予約について
カレンダーから、ご希望の日付を選択してください
【2026年の開催日程は現在調整中です】
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
料金
11,110円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、施設利用料、入館料、案内料、お茶・お菓子
催行人数
最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回10名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.慶雲館 受付に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.職人の案内で長浜盆梅展を巡る(約45分)
3.茶室「恵露庵」への移動(約5分)
4.茶道体験(約60分)
5.庭園の自由見学(約15分)
6.解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催480時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
特にございません。
服装
・暖房がないため暖かい格好でお越しください。
・白い靴下をお持ちください。
・パンツまたは正座した時に膝が隠れる長さのスカートでお越しください。
・体験中はアクセサリー類(指輪、ピアス・イヤリング、ネックレス、時計など)を外していただきます。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
12歳以上
※18歳未満の方は保護者の同伴が必要となり、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。
予約期限
開催日の7日前まで。
特記・免責事項
・お茶席では和菓子をご提供します。和菓子によって、原材料にそば、大豆、小麦粉、卵が含まれる場合があり、食物アレルギーをお持ちの方は召し上がれない可能性があります。なお、アレルギー対応はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
よくあるご質問
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満員御礼
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