
京都の非公開施設で行う香道三品大枝流講師による組香「源氏香」−京都市指定名勝の庭園を望む特別席−


体験の概要
華道・茶道と並び、日本の伝統芸道のひとつとして継承されてきた香道。香道三品大枝流の講師より香道の魅力を学び、『源氏物語』をテーマとした組香「源氏香」を愉しみましょう。場所はこれまでほぼ非公開とされてきた京都の寺院・廣誠院が所有する「食堂ICHIFUNE」の特設カウンター。源氏香の体験後は抹茶とお菓子でひと息。締めくくりに、源氏物語にも描かれている貴族の姿を想像しながら、天然香料を自由に調合してお香袋をつくります。
体験の特徴
・香道三品大枝流の講師から香道の基礎を教わり、なかでも代表的な源氏香を愉しむ贅沢な香道体験。
・一般利用としては初公開となる「食堂ICHIFUNE」の庭園を臨むカウンターを貸し切って行います。
・作庭の天才・伊集院兼常が遺した廣誠院の名園をプライベート鑑賞できるOtonami限定プラン。
※こちらのプランもおすすめです。
〈 京都で香道三品大枝流の香道体験 −作庭の天才・伊集院兼常ゆかりの名園を望む特別席を限定公開− 〉
16,500円〜
(名/税込)
1〜8名
約120分
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詳しい内容
伊集院兼常が遺した廣誠院庭園で雅な香りと時間を楽しむ
高瀬川の起点となる一之船入の南側、「ホテルオークラ京都」に隣接する廣誠院。明治の頃、旧薩摩藩士・伊集院兼常(1836-1909)によって屋敷として建てられました。ホテルオークラ京都は、かつて兼常の敷地の一部でした。伊集院家は紀貫之に姓の起源があるといわれており、薩摩藩では営繕関係の仕事を手がけていました。のちに屋敷は住友家の初代総理事・廣瀬宰平の息子である満正(1860-1928)の手に渡り、1952(昭和27)年からは臨済宗の寺院としてひっそりと守り受け継がれてきました。

明治維新後、実業家として活躍し、宮家の御殿や鹿鳴館などの建築に携わっていた兼常。特に庭園には強くこだわり、随所に工夫が凝らされています。高瀬川の水を庭に取り込み、再び高瀬川へと戻す庭園の構成は、兼常の指示のもと築造されたもの。彼の庭園に対する造詣は深く、京都の「無鄰菴(むりんあん)」の作庭を指示した山縣有朋(1838-1922)や明治の代表的庭師・小川治兵衛(1860-1933)なども、兼常から多くのことを学んだと述懐しています。

水流との見事な調和とともに、園池の中央に架かる花崗岩製の長い橋は、いくつもの矢跡が刻まれていて個性的。京都市指定名勝の庭園は通常非公開ですが、プランの最初にご説明と拝観時間が設けられています。
名園を臨むカウンターを貸し切り、香の世界に浸る
庭園鑑賞後、初の一般利用となる「食堂ICHIFUNE(じきどういちふね)」を貸し切り、カウンターで香道体験を行います。大きく開放的な窓からは美しい名庭を眺めることができ、庭の緑に癒されます。庭側の外壁と室内の青い壁は、日本を代表する左官職人・久住有生氏が手がけたもの。室内の壁の絵は、世界的に注目されるアーティスト・名和晃平氏の作品です。

本プランで香道の魅力を伝えるのは、香道三品大枝流(みしなおおえりゅう)の講師。香道三品大枝流は、香道家であり、煎茶や華道にも明るい文人として名を馳せた大枝流芳を源流とする流派です。

まずは、講師から香道の基礎を学びます。茶道、華道と並んで日本伝統文化の「三道」と称される香道は、香木の香りを聞いて愉しむ芸道として江戸時代に成立しました。香道そのものが歴史深い唯一無二の伝統文化であるだけでなく、和歌、書、花など、日本の様々な文化的要素を含んでいることも香道の魅力のひとつなのだそう。基礎知識を学んだら、複数の香りを聞き分けて当てる遊び「組香」を体験します。
『源氏物語』をテーマとした「源氏香」で組香を愉しむ
本プランでは、紫式部が書き上げた世界最古の長編小説『源氏物語』をテーマとする組香「源氏香」を体験。作品に表現された華やかな宮廷の様子や光源氏の苦悩、源氏を取り巻く登場人物の心情など、物語の内容をイメージしながら香りを聞きます。ゲストは客人として参加し、ルールは講師がその都度丁寧に教えてくれるので、はじめてでも心配ありません。

源氏香でのみ使われる美しいお道具の数々にも注目。たとえば「お答え」に使われる「源氏香之図」のデザインは、伝統文様として日本の伝統工芸品や着物などに広く使用されているものです。また、香道の世界では香りを「聞く」と表現します。静寂に身を委ねて香りを聞き、創造力を膨らませながら自分自身の心と向き合えば、奥深い非日常のひとときを体感できるでしょう。

物語の世界観に思いを馳せながら、自分だけのお香袋づくり
源氏香を体験した後は、天然香料を自由にブレンドしてオリジナルのお香袋づくり。平安時代の貴族たちは、自らの着物に香料を調合してつくった香りを焚きしめて愉しんだそう。源氏物語にも描かれているその様子を思い浮かべながら、気に入った香りを集めて“自分だけの香り”をつくりましょう。出来上がったお香袋は体験当日に持ち帰れます。

お抹茶を傾けて浸る香の余韻
体験の最後は、点て出しのお抹茶と季節のお菓子でひと息を。お茶は、京都・宇治にて6代続く茶農家によるお茶屋「山本甚次郎」のもの。約400年続く伝統的な栽培方法「本簀(ほんず)」で栽培し、手摘みのみで収穫、日本最古の堀井式碾茶乾燥炉で製茶した単一品種の味わいを楽しめます。苦みが少なく、旨みが強いのが特徴です。

一緒に参加した方と香りの感想を交わしながら、源氏香の余韻を味わうひととき。終了後は庭園を自由に拝観するのもおすすめです。

歴史・書道・華道・茶道など、あらゆる文化領域が交錯する香道の世界。実際に体験してみることで、幅広く日本文化に親しむきっかけにもつながりそうです。江戸時代の貴族たちの姿を想像しながら、香りに集中する心静かな時間を体験してみませんか。
提供 食堂ICHIFUNE(じきどういちふね)

提供
食堂ICHIFUNE(じきどういちふね)
廣誠院敷地にある一般初公開の施設。庭側の外壁と室内の青い壁は日本を代表する左官職人・久住有生氏が手がけ、室内の壁の絵は世界的に注目されるアーティスト・名和晃平氏によって描かれたもの。伊集院兼常によってつくられた名庭を望むカウンターは特等席。
提供 香道三品大枝流(みしなおおえりゅう)

提供
香道三品大枝流(みしなおおえりゅう)
香道家であり、煎茶や華道にも明るい文人として名を馳せた御家流三代目・大枝流芳を源流とする流派。「香道を入り口に文化の特徴や原理をよく知り、やり方は自由に、表現は雅に上品に、より洗練されたものを目指して」という理念のもと、香道の発展や日本文化の継承に尽力している。
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開催場所
食堂ICHIFUNE
〒604-0924 京都府京都市中京区一之船入町538-1
・京都市営地下鉄東西線 京都市役所前駅より徒歩約5分
・京阪電気鉄道 三条駅より徒歩約10分
予約について
カレンダーから、ご希望の日付を選択してください
催行日時│不定期開催 13:00~15:00
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
現在ご予約が可能な催行日がございません。
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
16,500円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費、施設利用料、見学料・拝観料、お茶・お菓子、おみやげ(香袋)
催行人数
1回8名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.食堂ICHIFUNE(廣誠院敷地内)に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.京都市指定名勝の庭園をご案内(約15分)
3.香道三品大枝流家元による「源氏香」を体験(約75分)
4.お香袋づくり、お茶菓子で休憩(約30分)
5.解散
※体験終了後は自由に庭園を散策いただけます。
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
特にございません。
服装
・体験当日は、香水や香りの強い整髪料、ハンドクリームなどの使用をお控えください。
・体験中は装飾品(指輪、イヤリング、ネックレスなど)を外していただきます。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
5歳以上、中学生以下の方は保護者の同伴が必要です。
※お子様がご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。
予約期限
開催日の7日前まで。
特記・免責事項
・やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。
・食堂ICHIFUNE内または食堂ICHIFUNE敷地内から庭園を撮影することは可能ですが、京都市指定名勝である庭園内での撮影はできません。
・庭園内の一部は、植物や景観の保護のためお入りいただけないエリアがあります。
・体験中にお貸し出しした道具を破損された場合は、道具代を申し受けます。
・円滑な進行の妨げや他の参加者への迷惑となる行為はご遠慮ください。
よくあるご質問
※ご利用いただけない場合もございますのでご了承ください。
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