「京からかみ丸二」主催 100年前の版木で作る御朱印帳 −美術史を学ぶ視聴会付き−
体験の概要
1902(明治35)年創業。伝統工芸「京唐紙」の専門店として名高い「丸二」が展開する体験工房&ショップにて、店舗スタッフが紙の選び方から摺り方までをレクチャー。20種類以上の和紙と3種類の版木からお好きな組み合わせを選び、世界にひとつだけの御朱印帳を仕立てます。金色の絵具が映える高級感のある仕上がりで、持ち歩くのが楽しみになる一品。京都で1000年以上にわたって受け継がれてきた熟練の手さばきを、ぜひ間近で体感して歴史に思いを馳せてみてください。
体験の特徴
・20種類以上の鳥の子和紙と3種類の版木(月替わり)を組み合わせてオリジナルの御朱印帳を制作します。
・京唐紙のルーツや説明を聞きながら魅力を知り、そのバリエーションに触れることができるので工芸がお好きな方におすすめ。
・工房は京都の繁華街・四条烏丸エリアにあり、体験の前後にショッピングやお茶を楽しめます。
※2024年12月までの体験日は5,500円(名/税込)です。
6,000円〜
(名/税込)
1〜6名
約90分
開催日を確認
詳しい内容
格調高い老舗が贈る贅沢な時間
襖や屏風、掛け軸といった和のしつらえに携わる京表具店の老舗「丸二」。平安の時代より京都にて受け継がれてきた唐紙の魅力を、現代の生活スタイルにも調和するかたちで発信しています。そんな伝統工芸「京唐紙」に触れる本体験の開催場所は、京唐紙の魅力を発信するべく丸二が設立した、体験工房&ショップ「唐丸」。店舗スタッフが紙の選び方から摺り方までを直接レクチャーしつつ、オリジナルの御朱印帳に仕立てます。
歴史と本物に触れる伝統工芸体験
美術紙としてのルーツをもつ、中国伝来の京唐紙。日本人の生活に寄り添った親しみ深い紙ではあるものの、その歴史や概要について知らない方も多いのではないでしょうか。京唐紙の真髄といえば、高級和紙「鳥の子紙」を用いた伝統文様の美しさ。本体験では、生活感や家主の社会的地位により「公家好み」「寺社好み」「武家好み」「茶方好み」「町家好み」と好まれる文様が異なる点など、京唐紙の奥深さや歴史的背景も映像を見ながら学びます。
20種類以上の越前和紙と、3種類の版木の組み合わせ
製作体験では、はじめに20種類以上もの色とりどりの越前和紙から、御朱印帳に使う紙を1枚セレクトします。紙の種類により水分の滲み方や質感など扱う難易度も変わるため、迷った際はスタッフにアドバイスを聞くのもおすすめ。続いて和紙同様に伝統文様の版木を選びますが、こちらは古いものでは江戸時代に彫られたという貴重品。通常の木版とは異なる深く刻まれた模様が、当時と変わらない優美な世界を生み出します。
※写真は2階の工房で撮影したものです。実際は1階の体験スペースでの開催となります。
手のひらを使い摺る伝統工芸体験
京唐紙の特徴は「篩(ふるい)」と呼ばれる道具で版木にふんわりと絵具をつけ、バレンなどを用いず手のひらを使って摺るところ。篩の肢を持ちトントンと叩くようにまんべんなく絵具をつけ、絵柄がしっかりと出るよう1枚の紙に対して2回摺りを行います。手作業のため仕上がりが一定ではないところも京唐紙の魅力。印刷では難しい独特の風合いを生み出すことができます。
高級感あふれる御朱印帳に仕立てる
伝統工芸に触れるだけでも貴重なひとときですが、さらに本体験では完成した京唐紙を御朱印帳へと仕立てていきます。完成した京唐紙は専用スケールを使い、表紙と裏紙を御朱印帳のサイズにカット。本体に取り付けると、和紙の柔らかな風合いに金色の優美な文様が映える、世界にひとつだけの御朱印帳の完成です。
金色の絵具が映える高級感のある仕上がりは、次の参拝が楽しみになる一品。残った京唐紙はおみやげとして持ち帰り可能で、小物やインテリアの装飾としてもご利用いただけます。
提供 株式会社 丸二
提供
株式会社 丸二
1902(明治35)年に表具師として開業した後、材料卸に事業転換。襖建具・表具(屏風,掛軸,額装等)・インテリア材料の卸業を営むと共に、京都の伝統工芸品「京唐紙」の自社工房を構え、主に寺社・茶室・一般住宅等の襖紙や壁紙の用途として唐紙の製作販売、施工を行う。歴史ある唐紙や版木を活かしたものづくりを強みに、伝統を現代空間に伝えている。
開催日を確認
お客様の声
楽しいだけでなく勉強になることが沢山あり、あっという間の時間でした。自分で作った御朱印帳で神社やお寺を巡りたいと思います。
50代 女性 兵庫県
古い版木に触れ、唐紙作りの工程を見せていただきとても興味深いものでした。 ありがとうございました。
70代 女性 千葉県
紙の文化、転写に興味があり参加しました。 1日体験にちょうどいい内容でした。体験スペースはとても綺麗で居心地良くスタッフさんの雰囲気も丁寧。最小限で手助けして頂く加減も良かったです。出来上がったご朱印帳も仕立て含めて高級感があり良いものを作れて良い体験でした。スタッフの方と過ごした1時間ほどの時間も楽しかったです。ありがとうございました。
40代 女性 大阪府
開催場所
唐丸(カラマル)
〒600-8076 京都市下京区高辻通柳馬場西入泉正寺町460
・地下鉄烏丸線 四条駅 5番出口より徒歩約5分
・阪急京都烏丸線 烏丸駅 15番出口より徒歩約8分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時|平日、土曜 10:30〜12:00、14:00~15:30(日曜・水曜・祝日休み) 1月 月替わり:根引き松、定番:小瓢箪・遠州輪違 2月 月替わり:花造土、定番:葡萄唐草・小瓢箪 3月 月替わり:角桜、定番:葡萄唐草・遠州輪違 4月 月替わり:花兎市松、定番:葡萄唐草・小瓢箪 5月 月替わり:葵唐草、定番:小瓢箪・遠州輪違 6月 月替わり:龍安寺型、定番:葡萄唐草・小瓢箪 7月 月替わり:変わり観世水、遠州輪違・葡萄唐草 8月 月替わり:花勝見、定番:葡萄唐草・遠州輪違 9月 月替わり:蔓牡丹唐草、定番:遠州輪違・小瓢箪 10月 月替わり:三筋龍、定番:葡萄唐草・遠州輪違 11月 月替わり:霊芝雲、定番:葡萄唐草・小瓢箪 12月 月替わり:月影松竹梅、定番:小瓢箪・遠州輪違 ※版木の種類は変わる可能性があります
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
2024年11月
日
月
火
水
木
金
土
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
6,000円(名/税込)
※2024年12月までの体験日は5,500円(名/税込)です。
料金に含まれるもの 体験料、材料費、施設利用料、講習料
催行人数
1回6名限定
※1名からご予約いただけます
※Otonamiプラン以外のお客様とご一緒になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
体験の流れ
1.唐丸に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.体験内容の紹介、唐紙の概説を視聴(約10分)
3.スタッフ指導のもと、唐紙摺り体験(約20分)
4.摺った和紙で御朱印帳を制作(約30分)
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※通常は約60分ですが、4名以上ご参加の場合は約90分となります。
キャンセルポリシー
開催24時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
特にございません。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
6歳以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
予約期限
開催日の2日前まで。
特記・免責事項
・やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。
・代々伝わる実物の版木を使用しますので、お取り扱いにご配慮をお願いいたします。
・Otonamiプラン以外のお客様とご一緒になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
よくあるご質問
開催日を確認