名古屋「料亭 河文」会席料理を堪能しながら学ぶマナー講座 −箸の扱い方から室礼の愉しみ方まで−
体験の概要
400余年もの歴史を持つ、名古屋最古の料亭「河文」にて、箸やお椀の持ち方など基本的な会席料理のマナーを学びながら、会席料理のコース(全8品程度)をいただくOtonami限定プラン。講座を担当するのは、和食のマナーを知り尽くした仲居頭もしくは、茶道をたしなみ、マナー指導の経験豊富な講師。季節の食材を存分に取り入れた河文特製の会席料理をゆっくりと味わいながら、マナーに加え、和のしつらえの愉しみ方まで学びます。
体験の特徴
・老舗料亭・河文の庭園を一望できる和室にて、会席コースをいただきながら和食のマナーを学ぶOtonami限定プラン。
・和食のマナーについて豊富な経験と知識を持つ講師が直接指導。会席料理の配膳の流れに沿って実践的に学べます。
・基本的なマナーをはじめ、室内のしつらえや器の愉しみ方、しきたりに捉われすぎずに料理をおいしくいただく方法まで丁寧に解説。
※こちらのプランもおすすめです。
〈 名古屋最古の料亭「河文」館内特別見学とTHE KAWABUN NAGOYAのランチコース 〉
15,000円〜
(名/税込)
2〜10名
約120分
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詳しい内容
名古屋城の築城とともに歩む老舗「料亭 河文」
名古屋最古の料亭「河文」。その歴史は今から400余年ほど前、名古屋城・築城とともに始まります。尾張徳川家の御用達であった初代・河内屋文左衛門が「清州越し(名古屋城築城に伴う都市の移転)」で名古屋へと移住し、この地で魚を売る店として商いをスタートさせました。目利きの良さが評判となり、仕出し店、料理店へと変遷を遂げます。明治以降は、伊藤博文、吉田茂、田中角栄ら歴代の首相をはじめ、フランスのミッテラン元大統領など、国内外の多くの要人をおもてなしする中部の迎賓館としての役割も果たしています。
河文の献立は月替わり。各地より取り寄せたこだわりの食材を用い、季節らしい味わいを引き出します。さらに、二十四節気に基づく催事や古くからの日本の伝統文化を大切に、料理だけでなく室礼から季節を感じられるのも大きな魅力。玄関先では、1月は餅花や正月飾り、桃の節句までは雛人形というように、花や掛け軸などの調度品が装いを変えてゲストを迎えます。
また、河文といえば、歴史ある建物や庭も見どころのひとつです。国指定の登録有形文化財である主屋は、名古屋を代表する建築家・篠田進氏、川口喜代枝氏が手がけたもの。さらには近代建築の匠・谷口吉郎氏が設計した中庭と「水鏡の間」、名古屋城築城の際に真南の目印として植樹された椎の古木、名古屋城へと続いているという逸話を持つ古井戸なども。歴史と伝統、日本の文化が随所に感じられる趣ある空間で、会席マナーを学びながら季節の恵みを味わうひとときを堪能しましょう。
伝統と革新が織りなす空間でいただく月替わりの会席コース
会席マナー講座の会場となるのは2階の和室(体験日により変更になる場合があります)。庭の光が障子に差し込み、室内をやわらかく照らします。畳敷きではあるものの、会席料理をいただくのはテーブル席。400余年もの長き歴史を持つ河文ですが、時代の変化に寄り添って柔軟に変革を続けてきました。多世代・多国籍のゲストにおもてなしの心を届けるべく、どの部屋も主にテーブル席での料理提供を行っているのだそうです。
本体験で用意されるのは月替わりの会席コース。蓋付きの椀物に始まり、季節の炊き込みご飯と汁物まで全8品ほどのお料理を、マナーに関する講師の説明を聞きながら、実践形式でいただきます。
和食マナーの基本のき・箸の持ち上げ方からレクチャー
着席し、最初に教えてもらうのが箸の持ち方です。毎日のように使用する箸ですが、正しい扱い方を知っている人は意外に少ないようです。持ち上げる際には箸の中央部分を利き手で持ち上げ、箸の先側を利き手でない方の手の平に置き、利き手を滑らせるように動かしてから持ち替えます。何気ない動作ではあるものの、日々意識することで食事会や祝いの席での身のこなしに自信がつくでしょう。
お箸の持ち方をマスターしたら、さっそく一品目のお料理が登場。美しい柄の入ったお椀に手を添えてお膳の上で開け、蓋を裏返して置いてから両手でそっと口元に運びます。このようなスタンダードな作法のほか、「吸い口(香りに用いる柚子の皮や生姜などの素材)や出汁の香りを楽しむのなら、蓋をしたまま鼻先まで運び、鼻のすぐそばでそっと蓋をずらすように開けると、より香りを感じられます」といった解説も。試してみると、旬の食材の香りが鼻先にふわっと広がり、何とも贅沢。美しい所作だけでなく、料理をよりおいしく味わうポイントまで学ぶことができる濃密なひとときです。
室内のしつらえや器の愉しみ方まで丁寧に解説
会席をいただく室内には、季節や会の目的に合わせた掛け軸や花が用意されているのが一般的。料理を堪能しながらそれらに目を向けたり、料理のあしらいや器を愛でたりと、ただ味わうだけでない会席料理の愉しみ方まで教えてもらいます。「料理の味わいはもちろん、香りや食感、見た目の美しさなど五感を使って料理をいただくポイントや、基本のマナーを押さえながらも、しきたりに捉われすぎず心地よく過ごす方法をお伝えします」と、仲居頭は話します。
マナーを意識しながらの食事は少し緊張するかもしれませんが、おいしい料理と講師のあたたかい雰囲気で少しずつ心がほぐれてゆきます。食べ進めるうちに、どの料理にも旬の食材がふんだんに用いられていると気がつくでしょう。
季節の味わいとの出会いを楽しみながら学ぶ極上のひととき
長き歴史と伝統文化が織りなす格調高い雰囲気はそのままに、時代の流れに寄り添いながら変化を続けてきた河文で過ごす唯一無二のひととき。旬の素材の持ち味を活かした逸品をいただきながら会席マナーを学び、食事の席に自信が持てる大人の嗜みを身につけてみませんか。
提供 料亭 河文
提供
料亭 河文
名古屋城築城の頃より400年以上続く、名古屋市内最古の料亭。国指定の登録有形文化財である数寄屋造の主屋のほか、歴史と趣が感じられる空間では、豊かな自然の恵みである四季折々の食材を使った豊かな味わいの会席を楽しめる。敷地内にはかつての大広間の座敷跡をリノベーションしたイタリアンレストラン「THE KAWABUN NAGOYA」を構え、当時の建材を生かして改修を行うなど、伝統を重んじながらも時代の流れに合わせて変革を続けている。
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お客様の声
いつか料亭で会席料理を楽しんでみたいと思いつつも、マナーなどが気になり、なかなか行けずにいました。そんな時、友人から誘われたのがこちらのプランでした。マナー講座といっても堅苦しすぎず、会席の基本を教えていただきながら、美味しく食事を楽しむことができました。これを機会に料亭での食事を楽しめそうです。
40代 女性 愛知県
以前から気になっていたお店にうかがえて、大変よい時間を過ごせました。講師の方の楽しいお話を聞きながらのランチは楽しく勉強にもなり有意義で満足です。
愛知県 50代 女性
丁寧に解説してくださり、お料理の味や雰囲気も良く素敵なひとときを過ごせました。
愛知県 40代 女性
開催場所
料亭 河文
〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内二丁目12-19
【電車の場合】
・名古屋市営地下鉄桜通線・鶴舞線 丸の内駅(2番もしくは4番出口)より徒歩約5分
【バスの場合】
・名古屋市営バス・名鉄バス基幹2号「名古屋駅」バス停より「光ヶ丘・猪高車庫」行きに乗車、「桜通本町」バス停にて下車、徒歩約1分
・名古屋市営バス栄13号「栄」バス停より「安井町西」行きに乗車、「桜通本町」バス停にて下車、徒歩約1分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時|月10回程度(平日)12:00〜14:00
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
2024年12月
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即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
15,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、施設利用料、会席料理
催行人数
最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回10名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.料亭 河文 玄関に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.会席マナー講座(約120分)
3.解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
特にございません。
服装
・素足でのご来館はご遠慮ください。(お履き物を脱いでいただく可能性があります)
・ビーチサンダル、タンクトップはご遠慮ください。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
10歳以上推奨、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
・お子様がご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。お食事内容も大人と同じとなりますのであらかじめご了承ください。
予約期限
開催日の7日前まで。
特記・免責事項
・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・会席マナー講座で使用するお部屋と担当講師は体験日によって異なります。
・当日のお問い合わせは10:30以降、予約時のメールに記載の電話番号へご連絡をお願いいたします。
・アレルギーなどに関して体験主催者より内容の確認のため、ご連絡させていただく場合がございます。
よくあるご質問
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