千葉「此君亭」四季折々の本懐石による本格茶事体験 −緑に囲まれた茶室にて季節を五感で楽しむ−
体験の概要
凛とした竹林や苔むす露地を擁し、緑あふれる空間で非日常のひとときを過ごせる茶室「此君亭」。茶道を習っていなければ、本格的な茶事に参加する機会はなかなかないかもしれません。此君亭では、炭点前・本懐石から濃茶・薄茶までの略式ではない本格的な茶事を体験できます。本体験は、表千家教授の岡田宗梵氏が直接指導してくださる、またとない貴重な機会。茶道を習っていても、本格的な茶事に参加する機会は少ないもの。流派を問わず、茶道経験者の方はもちろん、初心者も安心して参加できます。
体験の特徴
・竹林を控えた静謐な空間でゆったりと非日常の世界に浸りながら、寄付から始まる本懐石を含めた貴重かつ本格的な茶事を体験できます。
・表千家教授の岡田宗梵氏が丁寧に案内・指導を行うOtonami特別プランで、茶道初心者も安心。茶道経験者の方も流派を問わず歓迎。
・夏の朝茶事や秋の重陽の茶事、冬の夜咄茶事など、季節ごとに趣が異なる茶事をご用意。
20,000円〜
(名/税込)
1〜8名
約240分
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詳しい内容
のどかな田園地帯に位置する茶室
此君亭があるのは、千葉県印西市ののどかな田園地帯。“此君”とは竹のことで、その名の通り此君亭の一角には竹林があり、よく手入れされた竹が目を引きます。
主宰の岡田宗梵(そうはん)氏は、中学校で英語教師として働きながら茶道を習得。「海外研修中に日本文化について聞かれる機会が多く、あらためて日本文化を見直しました。茶道は、お茶だけではなく、着物、懐石料理、茶室と、衣食住すべてに関わる総合芸術です。そこに魅力を感じて学びはじめました」と話します。定年退職後に此君亭を開設し、表千家教授として茶道を指導し続けています。
眼前に広がる自然を楽しみながら茶室へ
本体験の特徴は、茶室に加え、寄付や外腰掛、茶室への露地が備わっている此君亭ならではの、本格的な茶事を体験できること。自然に囲まれたお茶室で、日常から離れ、目で、耳で、五感で季節を感じられます。都心では体験できない贅沢な時間です。
此君亭に到着したら、まずは寄付へ。岡田氏が流れを説明をしてくださるので、初心者も安心です。指導に従い、身支度を整えましょう。
露地を通り、外腰掛で亭主が出迎えてくれるのを待ちます。目の前の豊かな自然を眺めていると、気持ちがほぐれていきます。
蹲(つくばい)で手を清めた後は、躙口(にじりぐち)より茶室へ。まずは床の間に飾られた季節の掛軸をゆっくりと鑑賞しましょう。
おもてなしの心に触れられる炭点前
夏は風炉、冬は炉を使い、炭をついでお湯を沸かすための火を用意します。岡田氏から「冬はお客様に暖をとってもらうため部屋の中央に、夏はお客様が暑くないように、風炉はお客様から離れた場所に置いています」と聞き、おもてなしの心を感じます。炭点前の後は、香合も手に取って拝見しましょう。
茶事における懐石は、濃茶をおいしくいただくために用意されています。向付や焼物、炊合と次々と運ばれてくる料理には、旬の食材が満載。この日の向付には鱧に梅が添えられ、初夏らしい味わいです。
※本懐石のお品書きについては「予約について」をご覧ください。
格式高い濃茶をじっくり堪能
懐石の後は、中立と呼ばれる休憩を挟みます。その間に亭主は床の間の掛軸を花に替え、茶室の雰囲気ががらりと変わります。後座の準備ができたことを知らせる鐘の音が聞こえたら、再び躙口から茶室へ入りましょう。
この日、主菓子として提供されたのは、6月に食べる風習がある「水無月」に特別に柚子を加えた此君亭オリジナルのものです。
いよいよ濃茶。お茶を練っている間、静かにその様子を拝見します。出来上がった濃茶は出し服紗とともに出されるので、お茶碗を出し服紗の上に載せ、そっと口に運びます。とろりとした濃厚な濃茶は、体の奥まで染み渡っていくようです。
濃茶とは異なる雰囲気の薄茶
濃茶の後は、薄茶をいただきます。濃茶に比べて、薄茶はカジュアルな雰囲気なのが特徴。用意された干菓子を懐紙にとり、隣の人へと皿を回しましょう。口に含むと、上品な甘さに思わず頬がゆるみます。
お茶を点てはじめると、釜から立ち上る湯気、お茶を点てる音、お茶の香りと五感が刺激されます。いただく時は、時計回りに90度回し、茶碗のほどよい重みを感じながら、口に運びましょう。飲み口はさらりとしつつも、深い味わいが口いっぱいに広がっていきます。
趣向を凝らした月ごとの茶事をご用意
茶事は季節に応じてしつらえを変えて執り行われます。此君亭では、多くの人に茶事を通じて季節を感じてもらいたいと、春はひなまつりの茶事、夏は朝茶事、秋は名残の茶事や開炉、冬は夜咄茶事・クリスマス茶事など、四季折々の茶事を開催。日々の喧騒を離れ、季節の移ろいを感じながらお茶を味わう極上のひとときをお楽しみください。
提供 此君亭
提供
此君亭
表千家の本格的な茶道を学べる教室を開くほか、茶事や茶会も開催。非日常を体感できる茶室の魅力に加え、初心者にも配慮した指導が好評。主宰する岡田宗梵氏に習いたいと、千葉県内外から生徒が通っている。ギャラリーや絵画館、陶芸の工房も併設。
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お客様の声
これほど素晴らしい体験ができたことが夢のようです。今でも信じられないほど。四時間の茶事、もっと重ぐるしいものかと想像していましたが、タンポポの花が心地よい風に吹かれてフワフワただよい、気づいたら着地して終わっていたという感じです。先生やお弟子さんたちのお人柄と技量、いろんなお気遣いの成せるわざです。そして一緒に参加した方々との良いご縁ができました。
60代 鳥取県 男性
遠方からでも訪れる価値のある素晴らしいところでした。朝茶事も初体験でしたが、その料理おもてなしも感動させてもらいました。雨つゆに濡れて鮮やかな緑の木々や手入れの行き届いたお庭の景色などは忘れることはないと思います。季節ごとに異なる茶事をご用意されているということなので、ぜひまた伺いたいです。
50代 東京都 女性
初めて伺いましたが、昨今、略式が増える中、本当に本懐石の茶事でした。流派を越えても受け入れてくださる懐深き先生方の姿勢には感嘆致しました。自然が多く、その中での茶事は都会では味わうことが出来ない茶の湯の醍醐味を堪能出来ると思います。日曜日の開催も有り難く、是非また伺いたいと思います。
40代 東京都 女性
開催場所
此君亭
〒270-1605 千葉県印西市平賀2547-2
・京成酒々井駅・印旛日本医大駅よりバス、平賀連絡所で下車、徒歩約15分
※希望者には、「京成酒々井駅 西口」或いは「JR酒々井駅 西口」より無料送迎あり
(催行7日前までに要事前予約。ご希望の方はご予約時に質問・要望欄にご記載ください)
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日│第1・3日曜と月曜 10:30〜(月により変動) ▼季節の茶事について 2024年 1月…新春の茶事 2月…新春の茶事 3月…ひなまつりの茶事 4月…新春の茶事 5月…新春の茶事 6月…初夏の茶事 7月…朝茶 開始時刻 8:00~(時間のご相談にのりますので、8時が厳しい場合はご連絡いただければと存じます) 8月…朝茶 開始時刻 8:00~(時間のご相談にのりますので、8時が厳しい場合はご連絡いただければと存じます) 9月…天然忌の茶事 10月…名残の茶事 11月…口切の茶事 12月…夜咄茶事(和蝋燭をご用意した趣深い特別会となります) ※12月のみ体験料金は23,100円(名/税込)となります。 2025年 1月…新春の茶事 2月…新春の茶事 3月…ひなまつりの茶事 4月…春の茶事 ※内容は変更になる場合がございます。
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
2024年12月
日
月
火
水
木
金
土
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
20,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、材料費、施設利用料、講習料、見学料、食事代
催行人数
1回8名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.此君亭(寄付)に集合(開始時間の15分前には必ずお越しください)
2.席入り(寄付から露地を通り、躙口より茶室へ)
3.初座(亭主との挨拶、炭点前、本懐石と主菓子)
4.中立ち(一度外へ出て休憩)
5.後座(亭主の合図で再び茶室に入り、濃茶と薄茶をいただく)
6.茶道具や絵画の鑑賞(ギャラリーにてコーヒーとお菓子をいただく)
7.解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
本懐石のお品書き
・お膳(飯・汁・向付)
・銚子(お酒)
・煮物椀
・飯器・汁替
・焼物
・飯器
・銚子
・強肴 1・2
・小吸物
・八寸
・湯・香の物
※内容は変更になる場合がございます。
キャンセルポリシー
開催96時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
洋服の場合は白い靴下
※お持ちの場合は、扇子、懐紙、菓子切りをご持参ください
服装
洋服の場合は、正座した時に膝が隠れる長さのスカートまたはパンツ。お着物でのご参加も歓迎です。体験の間は腕時計・アクセサリー類は外していただきます。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
中学生以上の方が参加可能です。保護者同伴であっても小学生以下の方のご参加はご遠慮ください。
予約期限
開催日の7日前まで。
特記・免責事項
やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。
よくあるご質問
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