
京都の名刹で堪能する宇治茶×コーヒーの出会い「京茶珈琲」 −安楽寺または雲龍院の一室を特別貸切−


体験の概要
世界のコーヒー通・食通が驚きをもって認めた“日本茶×コーヒー”という新しい味わい「京茶珈琲」。京都が誇る宇治茶と世界中で愛され続けるコーヒーのマリアージュ3種を、それぞれに合わせて用意された「甘味処 乃あん」考案のOtonamiプラン限定和菓子と一緒に味わいます。会場は開催日によって異なり、京都・左京区の「安楽寺」もしくは東山区「雲龍院」のいずれか。特別な一室で京茶珈琲と和菓子のペアリングを体験したあとは境内案内が行われ、京都の歴史に触れる時間も堪能できます。寺院内の美しい庭園で、茶懐石の名店「辻留」のOtonamiプラン限定京懐石弁当をいただけるオプションもご用意(有料/安楽寺のみ)。現在実店舗を設けていない京茶珈琲を、バリスタの解説付きで満喫できるOtonami限定の特別な体験です。
体験の特徴
・宇治茶とコーヒーを掛け合わせた「京茶珈琲」の個性豊かな3種の味わいを、バリスタの解説付きで飲み比べるOtonami限定プラン。
・京茶珈琲と合わせるのは圓徳院の境内にある「甘味処 乃あん」が考案するOtonamiプラン限定のオリジナルスイーツ。
・京都の名刹「安楽寺」もしくは「雲龍院」の特別な一室を貸切で体験。ペアリング体験後はご案内付きの寺院参拝が行われます。
13,000円〜(名/税込)
2〜10名
約60分
詳しい内容
世界が驚いた新しい味わい「京茶珈琲」
京都が誇る宇治茶と、世界中で愛され飲まれ続けるコーヒーとの出会いで誕生した新しい味わい、「京茶珈琲」。宇治茶の産地である京都においても、食後にはお茶ではなくコーヒーを求められるという実情に、なんとかして宇治茶の魅力を伝えられないかと思い悩んだことが誕生のきっかけです。

開発までに試行錯誤を繰り返し、「The New York Coffee Festival 2016」や「World Tea Expo 2016」、「Taste of Paris」という世界的な舞台で、食通に驚きをもって認められた新しい味が誕生しました。国内のコーヒー消費量がトップクラスの京都で、宇治茶とコーヒーが手を携え、新しい世界の扉を開いたのです。世界中で愛される“TEA”と“COFFEE”がつくる今までにない味が完成した時には、お茶職人はコーヒーの風味に感動し、コーヒー職人はお茶の旨味に驚いたのだとか。

古くから世界中で愛され、根強いファンを持つ日本茶とコーヒーを使った新しい飲み物を生み出すことは容易ではありませんでした。茶葉とコーヒー豆の選定はもとより、京茶珈琲の誕生までに取り組んだ試みは多岐にわたります。コーヒーから成分が染み出す時間と茶葉が開く時間を読むこと。お互いの香りと味を引き立て合うように火入れや焙煎を調整すること。コーヒーと茶葉の組み合わせによって生まれる試作品の数々……。京都の職人の誇りと、細やかで粘り強い作業、引き算、個性の尊重の結果、京茶珈琲は生まれました。本体験では個性豊かな3種の京茶珈琲を、バリスタの解説と共にそれぞれに合わせて用意された和菓子とペアリングで味わいます。
京都の古刹という特別な空間での体験
普段は一般公開されていないお寺の一間や、格式高い寺院の一室を利用して行われ、しっとりと静かなひとときを楽しめる本体験。体験後には境内の案内時間も設けられていますので、寺社の歴史に触れることもできます。

体験会場のひとつである京都・左京「安楽寺」は、日本屈指の散歩道「哲学の道」の“隠れ道”といわれる東山の山裾に佇む寺院です。法然上人の弟子の住蓮上人と安楽上人を開基とし、後鳥羽上皇の女官であった松虫姫と鈴虫姫の逸話が残ります。紅葉の名所として有名ですが、普段は非公開のためなかなか参拝する機会を得られず、京都観光で心残りに感じていた方も多いのではないでしょうか。本体験では美しい庭園を望む、大きな囲炉裏を囲んだ席を貸し切って体験が行われ、ご本堂のお参りや庭の見学、お寺についてのお話を聞くこともできます。

もうひとつの体験会場である京都・東山「雲龍院」は泉涌寺(せんにゅうじ)山内のもっとも奥にあり、真言宗泉涌寺派の別格本山とされている寺院です。台所に安置されている走り大黒天尊像と、4枚の色紙のような障子窓からの美しい眺めで知られています。本体験では「悟りの窓」で有名な悟りの間を貸し切ってプライベートな時間を過ごすことができます。丸窓から望む四季折々の美しい景色は、テイスティング体験に特別な価値を添えてくれることでしょう。
3種それぞれが唯一無二の味わい

テイスティングする3種の京茶珈琲は、見比べると色の濃淡に違いが見られますが、わかりやすいのはコーヒーから立ち上る香りです。「焙(ほうじ)」は宇治ほうじ茶×中煎りコーヒー、「煎(せん)」は宇治深蒸し煎茶×浅煎りコーヒー、「番(ばん)」は宇治番茶×深煎りコーヒーで、合わせるお茶の種類によってコーヒー豆の焙煎を変えています。茶葉の違いによる味の変化だけではなく、コーヒー豆の焙煎の違いでも個性を際立たせているので、印象がまったく異なる唯一無二の味わいを堪能できます。

人それぞれ、味わった瞬間のリアクションが異なるのが京茶珈琲の面白いところ。「あ、お茶だ」と感じた瞬間、隣の人から「コーヒーだ」という感想が聞こえてくることも。それぞれの味の感じ方を伝え合い、ここから会話が広がります。
深蒸し煎茶が使われている「煎」は、お湯が注がれるとコーヒーの粉の中に緑の茶葉が広がり、見た目にも新鮮な感動があります。温度によって味に違いが出やすいのも、煎茶の特徴をそのまま引き継ぐ「煎」の味わい。番茶が使われている「番」はスモーキーな味と香りで、ミルクともよく合います。

京茶珈琲はお湯を足してお茶のような飲み方もできるので、普通のコーヒーでは味わえない楽しみ方も魅力です。テイスティングではバリスタと一緒に様々な角度から京茶珈琲の可能性を探ってみてください。
それぞれの個性に合わせた甘味とのペアリング
京茶珈琲に合わせる和菓子を作るのは、圓徳院の境内に店を構える「甘味処 乃あん」。滋賀県の江州米や丹波大納言など、地元のものを使った地産地消のお菓子を提供しています。京茶珈琲の味わいを引き立たせるような、中にクリームが入った洋風和菓子も考案。どんな和菓子に出会えるかは当日のお楽しみです。

持ち帰ったおみやげで自分だけの京茶珈琲を探求する
本体験では自宅でも京茶珈琲を楽しめるように、ドリップバッグがおみやげとして用意されています。ぜひ、温度やお湯の量を変えて、日常のシーンにぴったりの味を見つけてみてください。体験で教えてもらったようにミルクを入れてみたり、暑い季節ならアイスに挑戦してみたりするのもよいかもしれません。

オプションにて、茶懐石の名店「辻留」のお弁当のご用意が可能です(有料/安楽寺のみ)。料理内容は本プランオリジナル。お食事に合わせて、和菓子といただいたものとは異なる種類の京茶珈琲を、バリスタの解説付きで淹れてもらうことができます。さらに、寺院内の美しい和室を貸切でご提供。京都の旬を閉じ込めた洗練された味わいを、特別な空間でお楽しみください。

歴史の中に新しい発見を見出す千年の都、京都。この地で鎌倉時代から続く歴史ある宇治茶に、世界で愛されるコーヒーを加え、和と洋の融合を発見した京茶珈琲の新たな味わいを、ぜひ京都の名刹の特別な空間で味わってみてください。
提供 京茶珈琲

提供
京茶珈琲
宇治茶とコーヒーが生み出す新しい味わいで、世界のコーヒー好きが集まる「The New York Coffee Festival 2016」 や、ラスベガスで開催された「World Tea Expo 2016」、美食の祭典「Taste of Paris」で注目を集め、各国の食通の話題をさらう。焙煎職人の経験、宇治茶匠の技、世界から厳選したコーヒー豆、高級宇治茶がひとつのカップの中で溶け合い、試行錯誤を経て奇跡のように誕生した新しい味わいを楽しめる。
お客様の声
見た目はコーヒーなのに想像以上にお茶の味を感じ、大変驚きました。特に「番」にミルクを加えた味わいが美味しく、初めて出会った全く新しい味に感動しました。自宅ではアイスに挑戦してみたいと思います。普段非公開のお寺でゆっくりと楽しめたことも貴重な時間でした。
大阪府 50代 女性