体験詳細トップ
wabunka-experienceロゴ
京都│鷹峯
お気に入り登録マーク

京都の奥座敷・鷹峯の茶室「京都わび茶会」で瞑想体験 −季節の京菓子と薄茶付き−

体験詳細サブメイン
イメージ拡大マーク
体験詳細サブ1
体験詳細サブ2
体験詳細サブ3

5 +
もっと見る

体験の概要

世界の名だたるラグジュアリーリゾートに選ばれた京都の奥座敷・鷹峯は、古くは江戸初期の美術家・本阿弥光悦が居を構えた琳派ゆかりの地です。この地にある秘密めいた茶室で、瞑想体験と、古くから京都に伝わる季節の習わしを行います。生粋の“京おんな”である席主が厳選した和菓子とお茶のおもてなしも。昼の部は、緑や紅葉を眺めながら。夜の部では、暗闇にろうそくの炎が揺らめく幻想的な体験ができます。

体験の特徴

・龍神様が住むという清流に面した京都の奥座敷・鷹峯の茶室で行う、神秘的な瞑想体験。
・古くから京都に伝わる季節の習わしを体験し、現代では形式化した季節の行事の本来の意味を学びます。
・席主が厳選した、その時期にしかいただけない絶品京菓子と薄茶を味わうひととき。

11,000円〜
(名/税込)

2〜5名

約120分

開催日を確認

詳しい内容

秘密めいた茶室での瞑想体験

京都・鷹峯(たかがみね)は、日本美術の流派である琳派の始まりの一人とされる本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)が移り住んだ地。左大文字山の麓、龍神様が住むといわれる紙屋川が流れるこの地に、神秘的な地下の茶室で瞑想体験ができる「京都わび茶会」はあります。

龍神様が住むといわれる紙屋川の清流

席主は、京都生まれ京都育ち、生粋の京おんなである藤村道代氏。実際に生活の中で体験してきたからこそ語ることのできる、千年の都に伝わる季節の行事の本当の意味を学びます。陰陽師の結界に守られた京の都の先人の知識と祈りに触れ、日々の生活の知恵として持ち帰りましょう。

古の都に伝わる清めを体験

本体験では、御神水を使った、京都に昔から伝わる清めを体験することができます。例えば、八坂神社の地下に都の東の守護・青龍の泉があるように、京都には御神水と呼ばれる湧き水が数多く存在し、今もなお京都の人々の生活や心を潤しています。

御榊の葉先を御神水に浸け、左肩、右肩の順に清める

数ある御神水のなかからどの御神水を使うかは、席主がその日のお客様のイメージで選びます。御神水は、場所だけではなく汲む時刻にもこだわり、寅の刻(午前4時の前後2時間)に席主自らが汲みに訪れます。夏はまだしも、冬は暗く寒い時刻ですが、大地のエネルギーを最も強くいただけるのがこの寅の刻なのだとか。こうして用意された特別な御神水と御榊を使い、身の穢れを祓い、御神水を飲むことによって、体の内側からも清めを行います。

清らかな川のせせらぎが誘う瞑想体験

心身が清められた後に行う瞑想体験では、普段よりも深い没入感を得られることでしょう。席主の導きによって、深い呼吸と浄化のイメージが可能となり、自分自身が鷹峯の清らかな空気や水で満たされていくことを感じるかもしれません。また、普段はなかなか瞑想に集中できない方でも、耳に届く清流のせせらぎが浄化をイメージさせ、スムーズに瞑想に入ることができます。

ろうそくの揺らめきと清流のせせらぎが癒し効果を増幅させる

瞑想の時間は15分ほど。ろうそくの灯りが消える頃、ヒーリングベルとも呼ばれるティンシャの澄んだ音色が涼しげに鳴り響き、冬には冷たい空気を震わす銅鑼の音で、深い瞑想から呼び戻されます。

瞑想後には、生まれ変わったように感じる方や、日頃のストレスや不満から解放され、満たされた自分自身に気付く方もいるそう。茶室という非日常空間での瞑想が、凝り固まった考えを解き放ち、新しい風を運んでくれるかもしれません。

京ことばで語られる、季節の行事に隠された京都の秘密

現代では、季節の行事がイベントのように行われることも少なくありません。しかし本来は、それぞれに意味のある神事です。例えば6月は「夏越の祓(なごしのはらえ)」が行われます。夏越の祓は1年の折り返しとなる6月30日に半年の間に身に溜まった穢れを落とし、残り半年の息災を祈る神事で、大晦日の「年越しの祓」と対になるもの。神社には大きな茅の輪(ちのわ)が据えられ、人々はこれをくぐることによって厄祓いを行います。6月の体験では、神社に参拝できない人が自宅でできる夏越の祓を学びます。

身代わりとなる形代には紙など略式のものは使わず、神様が宿る生の草木を使う

体内の穢れは、形代(かたしろ)に託します。厄祓いの言葉を3度唱え、お腹の底から深い息を形代に吹きかけることによって、穢れが形代へと移ります。穢れが体内に残らないように、息を吐き切るのがポイント。厄祓いの言葉や形代の姿は季節によって異なるため、その時々の祓いの意味を学ぶのも興味深い体験となることでしょう。自身の穢れを託した形代は御神水に浮かべ、後に席主がお茶室の横の紙屋川に流すことによって浄化されます。

いつまでも聞いていたくなる、席主が語る京都の秘密

古の都で、子や孫へ脈々と伝えられてきた季節の行事の数々。それらは、楽しいだけのお祭りではなく、子孫の健康や幸せを願う、呪術的要素のあるものです。かわいらしいお雛様も、実はれっきとした形代信仰によるもの。古くから伝わるお約束どおりに行うと、強力な厄祓いとなり、女の子の成長を守ってくれるそうです。

また、七夕も実は厄祓いのひとつ。現代では、七夕が厄祓いという認識はありませんが、本来は、厄祓いをして開運・恋愛成就に導く行事です。リズミカルな京ことばで優しく語られる京都の行事の秘密の数々に、時間が経つのも忘れて聞き入ってしまうことでしょう。

京都のお菓子と薄茶のおもてなし

席主が厳選した季節のお菓子と薄茶の時間も、本体験の楽しみのひとつ。季節によっては、夏越の祓に用いられる茅の輪や斎串(いぐし・いみぐし)が描かれたお茶碗を拝見できます。

夏越の祓にちなんだ茅の輪のお茶碗

その日のお菓子の由来や、京都人ならではのお店選びのポイントなどを伺うのも、楽しいひととき。時には「このお菓子はこの季節に食べるもんやといわれてますけど、ほんまは…」という裏話が聞けるかもしれません。お菓子や行事の由来に隠された京都と京都人の秘密を知ることによって、今までとは違った目線で京都を眺めることができ、2倍楽しい京都旅が叶うでしょう。

6月の撮影時にいただいたお菓子は、悪魔祓いの意味がある小豆を用いた「水無月」

京都ならではの風情をさらに堪能したい場合は、オプションでお食事を付けることができます。茶懐石料理店「三友居」の季節感あふれるお食事をお楽しみください。内容は月によって異なります。

四季を感じられる「三友居」の茶懐石

伝統行事の意味と先人の祈りに触れ、季節の移ろいを身近に感じる

時間の流れも季節の移ろいも感じることができないほど、せわしなく忙しく過ごす現代人。気が付けば、ひとつの季節が過ぎ去り、また忙殺される季節を過ごす……という方は多いのではないでしょうか。古くから伝わる季節ごとの伝統行事を学び、その意味を知る。千年の都の知識と祈りに触れることが、季節を先取りし、季節を楽しむことのできる日常につながるかもしれません。

外の自然に目をやり、川のせせらぎに耳を澄ませ、ろうそくの揺らめきに癒しを感じ、おいしいお茶とお菓子に心がふわりとほどける瞬間。京都わび茶会で、先人の感性や生きるヒントに五感で触れ、自分自身を見つめ直してみてはいかがでしょうか。


事業者画像

提供
京都わび茶会

京都の奥座敷・鷹峯に佇む「京都わび茶会」。茶道研究家であり武者小路千家官休庵準教授でもある席主の藤村道代氏が、従来の茶道の枠を超え、現代人のメンタルヘルスケアのための茶の湯も実践。茶室という日常とは異なる時間が流れる空間で、他では体験できない心を解きほぐす贅沢な時間を提供する。優しい京ことばで語られる、伝統行事や古くからの習わし、京都の秘密の語りも魅力。

開催日を確認

お客様の声

お客様の声の写真

日本の奥ゆかしい文化を教えて頂き、大変良いお話を聞けました。また茶室で瞑想をしたり、茶室の外の自然に触れたりしていると、普段は気づかなかった感情に触れ、とても不思議な感覚になりました。

広島県 40代 女性

お客様の声の写真

鷹峯の自然豊かな環境ならではの日本文化の経験をさせていただきました。早朝まだくらいうちに八坂神社さんでお水を汲んでくださったことに、特に感動いたしました。

東京都 60代 女性

お客様の声の写真

普段とは違った有意義な時間を過ごすことが出来ました。また先生のお話しをお聞きしたいと思います。

大阪府 40代 男性

開催場所

京都わび茶会


〒603-8469 京都府京都市北区鷹峯千束町2-5
・京都市営バス6号系統「鷹峯源光庵前」バス停から徒歩約8分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時│火~金・土日(昼の部 13:00〜 / 夜の部 17:30〜) ※その他の時間でも開催可能ですのでご相談ください ※夜の部は各月の日の入り時刻に準じます(詳細は予約カレンダーにてご確認ください) <オプションをお申込みのお客様へ> ・お弁当は時期により変更される場合がございます。 ・お食事の時間含め、所要時間が150分程度になります。 ※当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

2024年5月

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

11,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、施設利用料、講習料、見学料、お茶・お菓子

〈オプション〉
・お食事 7,000円(名/税込)



催行人数

最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回5名限定
※1名からご予約いただけます
※貸切のご対応につきましてはお問い合わせください


体験の流れ

1.京都わび茶会に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
※体験会場は自然豊かな山の中にございます。お時間に余裕を持ってお越しください。
2.手水の後、お茶室へ(約5分)
3.席主ご挨拶、御神水、清めと瞑想(約45分)
4.季節の行事体験と京都の楽しみ方のお話(約40分)
5.最高級京菓子と薄茶、質疑応答(約30分)
※オプションをお申し込みのお客様は体験後にお食事をお楽しみいただけます。
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


季節の行事について

1月…お正月迎え(幸福を叶える歳神さんをもてなす)
2月…節分(「肩ごしの祓」で鬼をやっつける)
3月…おひな祭り(女性の自分磨き)
4月…桜のお花見(神々との交信)
5月…菖蒲と蓬(魔を断ち切る)
6月…夏越の祓(半年の間に身に溜まった穢れを落とす)
7月…祇園祭(平安時代から続く疫病退散の神事)
8月…京のお精霊迎え・秘密の作法(怖い怖い京都を楽しむ)
9月…菊を楽しむ重陽の節句(女性の美しさを磨く)
10月…十五夜と十三夜(お月さんに願いを叶えてもらう)
11月…赤の祓(パワーチャージ)
12月…師走の作法(旧年を終わらせて新年の福を受け取る)

※内容は変更になる場合がございます。


キャンセルポリシー

開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

特にございません。


服装

特にございません。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

中学生以上(皆様に椅子をご用意いたします)


予約期限

開催日の3日前まで。


特記・免責事項

やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。

よくあるご質問

ご用意しております。建物隣の「吟松寺関係者利用地」と書かれた駐車場をご利用ください。

撮影していただいてかまいません。ただし、他のお客様へのご配慮をお願いいたします。

お着物でのご参加も可能です。

ご予約の際に手配が必要な旨をお知らせください。開催場所は自然豊かな山の中にあります。開催時間が日没後の場合、特にお帰りの時はタクシーのご利用をおすすめします。

開催日を確認

おすすめの記事

Recommended Articles