
【終了しました】「丸福樓」任天堂旧本社と安藤忠雄氏設計監修の建築が融合したホテル館内ツアー


体験の概要
任天堂旧本社の社屋だった既存の3棟に、世界的な建築家・安藤忠雄氏の手による新たな棟を加えホテルとして歩み始めた京都・鍵屋町の「丸福樓」。館内の解説付き見学ツアーと、料理家・細川亜衣氏が監修するレストラン「carta.」の洋食ディナーを楽しめるOtonami限定の特別なプランです。ディナーのあとには、通常のレストラン利用では立ち入ることのできないライブラリーで、アフタードリンクを片手に贅沢な時間を過ごせます。
体験の特徴
・アール・デコ様式が美しい任天堂旧本社社屋を改築した「丸福樓」の既存棟と、建築家・安藤忠雄氏が手がけた新築棟を解説付きで見学する館内ツアー。
・料理家・細川亜衣氏監修のレストラン「carta.」で、日本古来の調味料を使った洋食コース(フリードリンク付き)を味わいます。
・ディナー後には、通常立ち入れないライブラリーでアフタードリンクのウイスキーを嗜みます(ノンアルコールドリンクへの変更が可能です)。
※本プランは2025年5月末をもって終了いたしました。今秋スタート予定の新プランをただいま準備中です。どうぞご期待ください。
※こちらのプランもおすすめです。
〈 京都「丸福樓」名建築を愛でる館内ツアー&任天堂の歴史と美学を紐解くライブラリーでのカフェタイム 〉
〈 【1泊2日】京都「丸福樓」任天堂の歴史と安藤忠雄氏の建築思想にふれる、館内ツアー付き宿泊プラン 〉
【Important Notice】
This experience will be conducted in Japanese.
Please make a reservation through our global site
if you request English or other language support.
Available dates can be different from the calendar on this page.
18,850円〜(名/税込)
1〜6名
約180分
詳しい内容
任天堂旧本社社屋を改築し、ホテルへと生まれ変わった丸福樓
任天堂創業期の旧本社社屋を改築し、新たに建築家・安藤忠雄氏設計の新築棟を加えホテルとして開業した京都・鍵屋町の「丸福樓(まるふくろう)」。100年の時を刻むアール・デコ様式の美しい建物に、世界的な建築家・安藤氏の手で新たな命が吹き込まれ、現代によみがえりました。

任天堂といえば今や世界中に知られる日本を代表する大企業ですが、もともとは創業者の山内房治郎氏が花札の製造・販売を目的に立ち上げた「丸福」という屋号の小さなお店でした。

2022年4月、この旧本社社屋は創業期からの屋号を冠したホテル・丸福樓として歩み始めました。ホテルは既存の3棟に加え、安藤氏の設計・監修による新築棟を加えた4棟で構成。古いものを尊び新しいものを受け入れる京都の街で、新たな美しさを見せる丸福樓。新旧、時代を超えた美意識が溶け合い生まれた建築を楽しむ、Otonami限定の特別なプランが誕生しました。
時代の境界線を越えるような館内へ
ホテルの入り口がある正面通から窺い見る丸福樓は、まるで違う時代に吸い込まれるかのような佇まい。館内へと一歩足を踏み入れると、こだわりを感じる照明やタイル、ガラスの美しさに目を奪われることでしょう。これらはホテルに改築するにあたって新たにつくったものではなく、もともとの建物をそのまま生かしたもの。よく見るとあちらこちらに当時の商いの名残を見つけることができます。

まずは任天堂の創業家である山内家がプロデュースした独創性あふれるライブラリーで、スタッフによるウェルカムスピーチに耳を傾けましょう。館内ツアーの見どころや、ライブラリーで見られる任天堂の創業理念について説明を受けます。ライブラリーには初代ファミコンなど任天堂の代表アイテムがディスプレイされています。そのシンプルな姿に驚く方もいれば、懐かしく感じる方もいるかもしれません。

新旧の美意識に触れる館内ツアー
館内ツアーでは、100年近く前のアール・デコ様式の建物と、それに寄り添う安藤氏による現代の洗練された感性の新築棟、新旧2つの美意識の融合を楽しめます。安藤氏は建築分野で最も権威のある賞のひとつといわれる「プリツカー賞」を受賞した経歴を持つ、日本を代表する建築家の一人。新築棟では、安藤氏の建築の特徴であるコンクリートの打ち放しや、安藤氏が“いつまでも輝きを失わない、永遠の青春”とする青りんごの画も見られます。

事務棟・住宅棟・倉庫棟として使われていた建物は丸福樓への改築で客室へと姿を変えましたが、館内の至るところに花札やトランプを扱っていた当時の面影を色濃く残しています。新たに“古めかしく作った”のではなく、装飾や設備など、当時実際に使われていたものがそのままの形で残され、デザインの一端を担っているということに驚かされることでしょう。

当時のものがそのまま残されているだけではなく、鍵や帳簿などが形を変えてアートとして生まれ変わったものも。タイルや照明、アートなど、細部にまで目を凝らして見学すると時間が経つのを忘れてしまうことでしょう。新築棟はもちろん、事務棟・住宅棟・倉庫棟もそれぞれに特徴が異なります。異なるデザインやアール・デコ様式の装飾、時とともにアートのような佇まいに姿を変えた実用品などをじっくりと鑑賞します。

料理家・細川亜衣氏監修の「carta.」で味わう特別ディナー
ツアーのあとには館内にあるレストランへと移動。特別ディナーは、イタリア料理を礎に、素材と向き合うことを信条とする料理家・細川亜衣氏が監修する「carta.(カルタ)」で提供されます。

細川氏が「大切な友人を自宅に招くようなおもてなし」をイメージしたという空間で、ぬくもりを感じるナチュラルなデザインに囲まれ、創作の洋食コースを味わいましょう。細川氏のご主人である陶芸家・細川護光氏の器や、店内の天井照明を手がけたガラス職人・横山秀樹氏の器をはじめとした作品との出会いもcarta.での楽しみのひとつ。食材だけでなくアイテムと空間にもこだわった、五感が満たされる時間を過ごせます。

ディナーは前菜からメイン、デザートまでの7品前後のコース仕立てで提供され、だしや発酵食品など日本の食文化を取り入れた、四季の移ろいを感じる優しい洋食メニューです(内容は季節によって変わります)。旬の食材の滋味と豊かな味わいに、心と体が満たされてゆくのを感じられるはず。普段は著述や料理教室での活動を主体としている細川氏の料理を実際に味わえる貴重な機会です。

飲み物はビールやワイン、日本酒、ソフトドリンクなど、アルコール・ノンアルコールを含めたフリードリンクで楽しめます。国産ドリンクを数多く取り揃え、なかには京都ならではのドリンクも。食事とのペアリングを希望する場合は、気軽に相談してみてください。
ライブラリーで任天堂のものづくりの真髄を垣間見る
ディナーのあとはウェルカムスピーチが行われたライブラリーに場所を移し、アフタードリンクとしてウイスキーを味わいましょう。ウイスキーが苦手な方には、ノンアルコールドリンクを用意しています。「dNa(ディーエヌエー)」と名付けられたこのライブラリーは、一般のレストラン利用では足を踏み入れることのできない特別な場所。dNaの名が示す通り、任天堂のこれまでの歩みや創業理念に触れることができます。

デジタルアートで表現された花札や、最初に目にしたファミコン、創業者・山内房治郎氏の事業に対するストイックな考えを表現した、目を描き入れることのできない“目がくり抜かれたダルマ”など、任天堂ファンならずとも興味深く鑑賞できる数々のコレクションを目にしながら流れるくつろぎの時間。ドリンクを片手に、体験の余韻に浸りましょう。

創業者の思いと歴史が詰まった丸福樓の館内を解説付きで巡り、carta.のこだわりの空間で新しい洋食ディナーをいただくOtonami限定の特別なプラン。まるで別世界に迷い込んだような、ここにしかない贅沢な京都の夜をお楽しみください。
提供 丸福樓

提供
丸福樓
旧任天堂本社の社屋を改築し、世界的建築家・安藤忠雄氏の手でホテルとして生まれ変わる。3つの既存棟と安藤氏による新築棟が見事に融合し、洗練された審美眼で新旧の文化を受け入れる京都の街に溶け込む。昭和初期に流行したアール・デコ様式の建物と創業当時の記憶をアートとして閉じ込め、任天堂創業の理念を今に伝える。館内には料理家・細川亜衣氏の世界観を体現したレストラン「carta.」を併設。
お客様の声
一歩足を踏み入れた瞬間にタイムスリップしたような空気感のある建物です。壁・床のタイル、天井照明、ガラス、何もかもが美しく、うっとりするような時間を過ごせました。館内ツアーも大変興味深く、今度は宿泊してじっくりと過ごしてみたいと感じました。
大阪府 50代 女性
夫婦で参加いたしましたが、とにかく素晴らしい空間でした。お料理の美味しさに驚きました。建築的に価値のある建物に関して、スタッフの方の説明も淀みなく鮮やかで、あっという間の3時間でした。
大阪府 50代 女性
貴重な建物の見学ができて、案内してくださったスタッフの方のお話もとても分かりやすかったです。知識も豊富にお持ちで、こちらの質問にも丁寧に答えていただけました。ディナーもとても趣向を凝らしたもので、シェフの方、給仕をしてくださる方も素敵な方々でした。 食事の後のバーでの時間も貴重な体験で、参加した4人とも大変幸せな時間を過ごすことができました。
京都府 50代 女性
開催場所
丸福樓
〒600-8126 京都府京都市下京区正面通加茂川西入鍵屋町342番地
・京阪本線 七条駅から徒歩約6分
・JR各線、近鉄京都線、京都市地下鉄鳥丸線 京都駅から徒歩約15分