experienceロゴ
京都|出町柳
お気に入り登録マーク

京都市内最古の酒蔵「松井酒造」解説付き蔵見学とテイスティング −若女将こだわりの肴と共に−

experience-image-1
experience-image-2
experience-image-3
experience-image-4
experience-image-5
experience-image-6
experience-image-7
experience-image-8
experience-image-9
experience-image-10
experience-image-11
experience-image-12
experience-image-13
experience-image-14
イメージ拡大マーク
experience-image-1
experience-image-2
experience-image-3
experience-image-4
experience-image-5
experience-image-6
experience-image-7
experience-image-8
experience-image-9
experience-image-10
experience-image-11
experience-image-12
experience-image-13
experience-image-14

体験の概要

京都の街中に蔵を構え、まもなく創業300年を迎える市中最古の造り酒屋「松井酒造」。日本酒「神蔵(かぐら)」や「富士千歳」を醸す酒蔵で、各種品評会では高い評価を受け、京料理の有名店も松井酒造のお酒を揃えています。本プランでは、スタッフの解説付きで蔵見学を体験。ツアー後はテイスティングカウンターで松井酒造の酒造りの歴史を学びながら、いち押しの日本酒やスピリッツなどを飲み比べ、若女将こだわりのおいしい肴やスイーツとのペアリングを楽しめます。

体験の特徴

・京都・東山の鴨川にほど近い蔵元にて、最新技術を駆使した酒蔵を解説付きで見学。
・代表銘柄「神蔵」など、松井酒造いち押しの日本酒やリキュール、スピリッツなどをテイスティング。
・松井酒造の歴代の日本酒と酒造りの歩みについて学びながら、お酒に合う料理やスイーツとのペアリングを楽しみます。

6,900円〜
(名/税込)

2〜10名

約60分

開催日を確認

詳しい内容

復活を遂げ、伝統と革新を大切に酒を醸す老舗の蔵元

1726(享保11)年創業の「松井酒造」。京都市内に残る最古の酒蔵で、生産したお酒の多くは京都市内での流通が主。相国寺・金閣寺・銀閣寺など、名だたる神社仏閣の御神酒の製造も手がけています。

近隣には下鴨神社や吉田神社があり、観光客も多いエリアに蔵を構える松井酒造

しかし、今日までいつでも順風満帆であったわけではありません。高度成長期を迎えた頃、地下鉄の発達による地下工事の影響によって水質が変化。酒造りの要である井戸水が使えなくなると、輸入酒などの台頭の煽りを受けたこともあり一時休造を余儀なくされました。その後、復活を決意したのは14代目松井治右衛門氏。「もう一度、先代が清らかな水を求めた地で酒造りを」との想いから、2009(平成21)年に酒造りの再開を決断しました。現在は以前よりも深い場所から、良質な水を汲み上げています。

2019年に15代目を襲名した松井治右衛門氏。枠にとらわれない発想で日本酒の発展を目指す

松井酒造では代々「治右衛門(じえもん)」の名を引き継ぎ、現在お酒を造るのは15代目です。現当主の松井治右衛門氏は、伝統の酒造りを守りながら太陽光発電を用いたお酒造りなど革新的な取り組みを実践。日本酒を使ったリキュールの販売や、スピリッツの製造免許を取得したことからジンやラムも製造しています。本プランでは、自由な発想で独創的な酒造りを続ける松井酒造の歴史を解説付きで学びながら、創業から守り継いできたこだわりのお酒をテイスティングします。

最新技術を駆使した酒蔵を解説付きで見学

松井酒造の蔵はお店の奥にあります。40坪程度の小規模な蔵ゆえに、酒造りの工程に様々な工夫を凝らしている松井酒蔵。そのひとつが酒蔵には珍しい太陽光発電です。環境への負荷を少しでも軽くするために、製造に使う電力の約60%を太陽光発電でまかなっているそうです。

30畳ほどのスペースに、発酵タンクと貯蔵タンクがぎっしり並ぶ

ここでしかできない酒造りを目指す松井酒造の製法のこだわりを学びながら、蔵見学は進んでいきます。発酵タンクが置かれた蔵の中は、ややひんやりとした空気。松井酒造では基本的に人の手で酒造りを行っていますが、機械設備によってより精密な温度管理を徹底。人間では難しい0.1℃単位のコントロールを機械で行い、お酒の品質を高めています。

発酵中のタンクの中。お酒の芳醇な香りが立ちのぼる

基本的な工程はもちろんのこと、松井酒造ならではの取り組みまで、酒造りの詳細について何でもオープンに解説してもらえます。夏場に休造期間を設ける蔵元が多いところ、松井酒造は四季醸造のため一年を通して見学が可能。タイミングが良ければ、発酵中のタンクをかき混ぜる「櫂入れ(かいいれ)」の様子を間近で見ることもできます。

お酒の製造工程を眺めながら歴史を学ぶミニ講座

蔵見学のあとは、「テイスティングルーム 酒中仙」に移動。2022年に店内をリニューアルした際に設置された、試飲ができるカウンターです。腰かけた位置からは、新たに設けた蒸留器とスピリッツの製造過程を眺められます。さらに、京都独自の酒米「祝(いわい)」を使ったおむすびや、酒粕のみで味付けされた大人気メニューの濃厚な粕汁など、若女将おすすめの肴を味わうこともできます。

ガラスの向こうにスピリッツの蒸留器が見える「テイスティングルーム 酒中仙」

広々としたカウンター席に座り、Otonamiプランオリジナルの資料をもとに、松井酒造と日本酒の歴史についてレクチャーを受けます。松井酒造はかつて、兵庫県北部の香住で酒造りをしていました。江戸時代後期に、酒造りの技術の向上と良質な水を求めて京都の河原町竹屋町へ移転。大正時代、13代目の頃に現在の吉田の地に移りました。しかし昭和の終わり頃、地下工事の影響で水質が変わり酒造りを中断。伏見にて数社の合同の会社でお酒造りを行っていたそうです。

杜氏でもある松井氏のお話は軽快でわかりやすい

2009年に酒造りを再開した当時は、杜氏を手放し、酒の造り手がいない状態だった松井酒造。石川県から名杜氏を招いて3年間酒造りを学び、2012年より15代目の松井氏が杜氏として独り立ちを果たしました。以降、数名の蔵人とともに酒を醸しています。松井氏が目指すのは、香りと味のバランスの調和。「香りと味を両立させるのは至難の業ですが、ここは造り手の努力次第。高いレベルで香りと味のベストバランスを実現したい」と語ります。

いち押しのお酒の飲み比べで懐の広さを知る

テイスティングではまず、本プランだけで楽しめる特別な一杯をウェルカムドリンクとして用意されます。代表銘柄「神蔵」のスパークリング清酒やシソを用いたお酒など、フルーティーで飲みやすいお酒で、メインの飲み比べに向けて気分を盛り上げます。

香りと味わいの調和がとれた松井酒造のお酒と若女将が提案する肴がぴったり

日本酒の飲み比べで登場するのは、松井酒造の代名詞ともいえるお酒を含めた3種類。大吟醸の製造法で華やかな香りを実現した純米酒「純米 神蔵KAGURA 無濾過・無加水・生酒(ルリ)」、昔ながらのどっしりとした味わいの「富士千歳 しぼりたて生原酒」、そしてその時期ごとに製造している大吟醸酒です。同じ日本酒でも、酒米や酵母、製造方法が異なれば味わいが変わることを体感でき、松井酒造の歴史を学べる銘柄が揃います。

リキュールやスピリッツは雰囲気に合ったアンティーク調のグラスで提供される

日本酒のお供にペアリングするのは、おむすび、粕汁のほか、3種盛りも。神蔵で仕込んだ「えいひれの炙り」と「烏賊そうめん」の定番の肴に、季節の小料理を組み合わせて提供されるのはOtonamiプラン限定です。さらに、その時期におすすめのリキュールやスピリッツも2種類味わえます。「神蔵ジン」ならチョコレート、「和三盆ラム」には和菓子など、一つひとつ甘いもの好きの若女将がセレクトしたメニューが登場し、それぞれのお酒に合うペアリングを学べます。

松井酒造の新たな試みであるリキュールやスピリッツは、若女将セレクトの和菓子と好相性

日本酒の魅力を届けるための挑戦は続く

何度も危機に見舞われながらも復活し、現在はスピリッツなど新しい分野への取り組みでも注目を集めている松井酒造。それでも松井氏は、業界の未来に危機感を抱いているとか。「酒離れが著しい若い世代に良さを知ってもらってこそ、日本酒の裾野は広がるはず。だからこそ、はじめて飲んだ人もおいしいと思う日本酒を追求しています」と話します。

リニューアルにより大きな冷蔵庫を備え、松井酒造の全ラインナップが揃う直売所

チャージ式のカードを使い、非接触でお酒をテイスティングできる「日本酒サーバー」のシステムを取り入れたのも、気軽に試飲できるようにとの思いから。体験後、気になるお酒があればぜひこのサーバーを利用してみましょう。テイスティングで好みのお酒が見つかれば、直売エリアで購入できます。さらに松井酒造の酒瓶は、専用アプリを開いてスマートフォンをかざすと、酒造りの工程を紹介する動画が流れます。ご自宅でも松井酒造の酒造りを身近に感じながら、体験の思い出を反芻し、じっくりと日本酒を味わってみてはいかがでしょうか。

小規模な仕込みにこだわる松井酒造の幅広いラインナップを一挙に堪能する、贅沢なひとときを

提供
松井酒造

1726(享保11)年に兵庫県香住に創業した、京都市内に残る最古の酒蔵。江戸時代後期から京都に蔵を移し、相国寺や金閣寺をはじめとする寺社仏閣の御神酒の製造を手がけるようになる。昭和後期に地下工事の影響で酒造りを断念するも、14代目当主が復活を決意し、2009年に蔵元を再開。現在も多くの社寺の御用達を務める。現在は15代目当主の自由な発想で、太陽光発電の活用や日本酒を使ったリキュールの販売、ジンやラムの製造など、伝統の酒造りを守りながらも革新的な取り組みを実践する。

開催日を確認

お客様の声

お客様の声の写真

コンパクトな酒蔵を見学して、効率的で現代に即した酒造りをしている印象を受けました。一方で、ご主人のお話を伺うと蔵人の経験や手作業を大事にしている部分もあり、より魅力的に感じました。いろんな種類のお酒とおいしい小料理や小菓子のペアリングも楽しかったです!もっと松井酒造のお酒を知りたいと思いました。

奈良県 40代 女性

開催場所

松井酒造


〒606-8305 京都市左京区吉田河原町1-6
・京阪本線 出町柳駅から徒歩約5分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時|平日 13:00~14:00 / 15:00~16:00、土曜 11:00~12:00 ※本体験は2024年2月よりスタートします。 ※2024年2〜3月は工事を行う可能性があります。見学の受け入れは可能ですが、場合により工事の音や匂いなどが生じることがあります。また、状況により蔵の見学できる場所が縮小される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

現在ご予約が可能な催行日がございません。

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

6,900円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費、施設利用料、日本酒、おつまみ(和菓子)


催行人数

最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回10名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.松井酒造に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.蔵見学(約15分)
3.松井酒造と京都の日本酒について学ぶミニ講座(約15分)
4.お酒のテイスティングと肴・スイーツとのペアリング(約30分)
5.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催24時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

メモを取りたい方は筆記用具をお持ちください。


服装

特にございません。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

20歳以上
※お車でのご来店と当日の運転はお控えください。


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・2024年2〜3月は工事を行う可能性があります。見学の受け入れは可能ですが、場合により工事の音や匂いなどが生じることがあります。また、状況により蔵の見学できる場所が縮小される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

開催日を確認