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東京|代々木
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水引作家・田中杏奈氏に教わる季節の水引と手漉き和紙の包み −人気和菓子作家の和菓子付き−

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体験の概要

東京・代々木のアトリエ「hitotoe」にて、水引作家・田中杏奈氏から直接水引の基礎と手漉き和紙の包みを習います。二十四節気の「色」をテーマにした水引を使い、日常でも取り入れやすい水引の基本の結びと金封の包み、包みに使用する和紙について学べるOtonami限定プランです。日本で古来より大切にされてきた“贈る”ための伝統文化に触れ、体験の最後には、和菓子作家・松波佐知子氏(wagashi moments)が手がけた四季折々のオリジナル和菓子と共に、ティータイムをお楽しみください。

体験の特徴

・教室の主催や書籍の出版など幅広く活躍する水引作家・田中杏奈氏より、モダンな水引と包みを習います。
・二十四節気の色をテーマにした月替わりカラーで、基本の結びと和紙の基礎知識を学べるOtonami限定プラン。
・制作後のティータイムには、和菓子作家・松波佐知子氏(wagashi moments)によるオリジナル和菓子をいただきます。

※こちらのプランもおすすめです。
九段下「Paper Tree」カリグラフィーアーティスト・原田祥子氏に習う和モダンカリグラフィー
書家・斉藤美苑氏に習う、かな文字でつくる季節の文香封筒 −光あふれる代々木のアトリエにて−

8,800円〜
(名/税込)

2〜8名

約120分

開催日を確認

詳しい内容

贈り物に心を添える日本の伝統文化「水引」

新宿御苑のほど近く、明治通りから一本入った閑静な場所にあるアトリエ「hitotoe(ひととえ)」。「人と人とが繋がり、幾重にもご縁が生まれ、結ばれていくような場所に」という想いから生まれたこの場所を貸し切り、日本の伝統である水引の基本の結びと、和紙を使った包装を学ぶOtonami限定プランです。

本体験の講師・田中杏奈氏の作品。水引の曲線の美しさはもちろん、和紙の素材選びにもこだわりが光る

水引とは、飛鳥時代からの歴史を持つ贈答における特徴的な日本の礼法で、結びの形によって贈る相手への想いや敬意を表したもの。水引の基本「あわび結び」と金封の包み、和紙の基本知識を水引作家・田中杏奈氏に習います。

田中氏から聞く水引の歴史や魅力に胸が弾む

文具店で水引と出会ったことをきっかけに、2017年から作品制作をスタートした田中氏。同年に水引手仕事ブランド「hare(ハレ)」を立ち上げ、水引雑貨や水引装身具などのアイテムを展開します。さらに「水引結び教室 晴れ」を開講し、一般向けに水引を教える活動にも注力。水引の歴史と伝統を守りながら、日常生活を豊かに彩るモダンな水引、四季や年中行事を表現した作品を制作するなど、水引が持つ魅力と奥深さを広く発信しています。

田中氏が、書家・斉藤美苑氏とカリグラフィーアーティスト・原田祥子氏と共に立ち上げたアトリエスペース

移ろいゆく日本の四季と暦を水引の色に宿す

本体験で使用する水引は、田中氏がOtonamiのために整えた二十四節気を表したカラーアソートから、体験当日の節気に合わせた色をご用意。二十四節気は6世紀頃に中国から伝わった暦の一種で、1年を24等分し、それぞれに季節の変化を表す名前を付けたものです。4色で構成されたそれぞれの色に込められた田中氏の想いを聞きながら、視覚と指先から季節を感じてみましょう。

二十四節気をテーマにしたカラーアソート。ずっと眺めていたくなる美しさ

はじめに、水引1本で「あわび結び」を練習します。縁起が良いとされる鮑(あわび)に形が似ていることからその呼び名が付いたそうですが、最近では「あわじ結び」と呼ばれることも多いそう。「水引の素材は紙なので結び直すと跡がついてしまいます。そのため、正しい手順と所作がとても大切なんです」と田中氏。すべての結びの基本となるあわび結びですが、田中氏が丁寧にレクチャーしてくれるため手先に自信がなくても心配ありません。ゆっくり結んでいきましょう。

まっすぐ伸びた1本90センチの水引が、優しく弧を描きながら結ばれていく

指先に想いを込める心地よい時間

水引1本でのあわび結びを習ったら、いよいよ3本であわび結びに挑戦します。1本での作業より少し難しく感じるかもしれませんが、習った手順と所作に忠実に、丁寧に結んでいきます。両端の水引を1本、また1本と引き締めるたびに、色鮮やかな水引がきりりと列をなして並びます。

心地よい緊張を保ちながら、水引3本を使った結びに挑戦

3本でのあわび結びを完成させ、時間に余裕があればあわび結びを応用した「梅結び」に挑戦することもできます。日本古来の「松竹梅」から、梅結びもまた縁起のよい結びとされているそう。贈りたい相手の喜ぶ姿を思い浮かべながら水引を結ぶ瞬間は、慌ただしい日常を忘れさせてくれる豊かなひとときとなるでしょう。

色と結び方次第で何通りもの表情を見せてくれるのも水引の魅力

和紙に触れ、その趣を感じる

水引が結べたら、次は手漉き和紙を使った包みに挑戦します。体験するのは、「折形礼法」に基づいた、最も基本的な金封の包みである「たとう折り」です。折形とは600年以上の歴史を持つ武家社会の礼法で、和紙を折り目正しく折って贈答品を包み渡すこと。使用する手漉き和紙は、楮・三椏(みつまた)・雁皮(がんぴ)などの靭皮(じんぴ・樹木外皮のすぐ内側にある柔らかな部分)繊維を原料とした、手漉きで作る日本古来の紙。本体験では、職人が1枚1枚手間をかけて漉いた様々な手漉き和紙を中心に田中氏がセレクト。桜や紫陽花の花びらが漉き込まれたものや、水滴模様が付いた落水紙など、厳選された美しく趣深い和紙を用意しています。

まるで花が散る瞬間を閉じ込めたような可憐な和紙。水引との色合わせを考えるのも楽しい

和紙に触れる前に、様々な和紙が収められた見本帳を眺めながら、田中氏から職人の技法や産地、漉き込まれた植物についての話を聞きましょう。和紙とひとことで言っても、その表情はそれぞれ。あえて線や模様を入れる「刷毛目(はけめ)」という技法を使ったり、乾かし方を変えることで木目を表現したりすることもできます。知られざる和紙の魅力に一歩踏み込む、心躍るひとときとなるでしょう。

真心まで伝わる、優しい和紙の作品が完成

和紙についての知識を蓄えたあと、田中氏の手ほどきを受けながら、手順に従って丁寧に和紙を折っていきます。折りあがったら、先の水引を結んで作品を完成させます。お年玉やご祝儀、ちょっとしたお礼をしたい時やおもてなしのシーンなど、日常の何気ないところで活かせる粋な嗜み。自宅でも復習して、ぜひ身につけたいものです。

季節の花や自然、日々の中で得たひらめきなどをモチーフにした松波氏の和菓子をお茶と共に

体験後のティータイムには、田中氏と親交のある人気和菓子作家・松波佐知子氏(wagashi moments)が本プランのために手がけた二十四節気をテーマにした和菓子をご用意。お茶と共にいただきながら、田中氏との会話の時間をお楽しみください。

心を包み、縁を結ぶ

田中氏が水引に惹かれた理由に、生まれ育った兵庫県淡路島での原体験があるといいます。「故郷の村では、神事など古くからのしきたりや風習が大切に受け継がれていて、それらの体験が日本の伝統文化に興味を持つようになった根幹にあるんです」。脈々と受け継がれてきた文化が消えつつある昨今。水引を結ぶことは、大切な文化と精神性を失くさぬよう今に結ぶことにつながるのかもしれません。

あえて言葉を使わず“想い”を具現化させる愛すべき日本文化

心を包み、結ぶ。贈られる人と贈る人をつないで縁を結ぶ。手に取る水引から四季の美しさを感じながら“贈る”伝統文化に触れる時間は、日常にも新たな彩りと気づきをもたらしてくれるでしょう。そんな豊かな時間を、田中氏と共に水引で結んでみてはいかがでしょうか。


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水引作家・田中杏奈

水引手仕事ブランド「hare(ハレ)」、「水引結び教室 晴れ」主宰。2017年に水引に出会い、作品制作をスタートさせる。伝統的な水引結びに着想を得ながら、現代の暮らしになじむモダンな水引を提案。書籍の出版、ワークショップイベントや展示会の開催、水引教室の主催など、水引の魅力と奥深さを伝えるべく幅広く活動している。

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提供
hitotoe(ひととえ)

水引作家・田中杏奈氏、書家・斉藤美苑氏、カリグラファー・原田祥子氏の3名が2024年2月に共同で立ち上げたアトリエ兼レッスンスペース。「hitotoe」の名前には、「人と人とが繋がり、幾重にもご縁が生まれ、結ばれていくような場所に」という想いが込められている。

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お客様の声

お客様の声の写真

初めての水引結び体験でした。不器用なので心配でしたが、田中先生の優しいご指導のもと、とても素敵な水引が完成しました。体験中の会話で水引や、それにちなんだ日本文化や風習についてのお話が興味深く、ますます日本の伝統文化や工芸に惹かれました。出来上がった作品は、大切な姪のお誕生日のお祝いに贈りたいと思います。また違う季節に参加したいと思っています。ありがとうございました。

東京都 40代 女性

お客様の声の写真

田中先生の水引と和紙に関してのお話が大変良かったです。古稀を迎えた歳ですが、恥ずかしながら知らないことも多く、大変勉強になりました。普段から和菓子を良くいただく方なのですが、練り切りの和菓子をいただくことは少なく、芸術品のような和菓子を目で楽しめました。また、お味は甘さ控えめで、大変美味しかったです。

東京都 70代以上 女性

お客様の声の写真

ゆっくり丁寧に教えていただいたので、水引と包みをきれいに作ることができて、うれしかったです。同じ材料から作ったのに受講生それぞれで包みの出来上がりが違っていて、見比べることができたのも良かったです。

神奈川県 60代 女性

開催場所

hitotoe(ひととえ)


〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷5丁目6-8 メゾン千駄ヶ谷102
・東京メトロ副都心線 北参道駅より徒歩約7分
・JR山手線、都営大江戸線 代々木駅より徒歩約7分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時|月1回 10:30〜12:30 / 14:00〜16:00

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

現在ご予約が可能な催行日がございません。

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

8,800円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費、お茶・お菓子


催行人数

最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回8名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.hitotoe(ひととえ)に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.水引と和紙についてのお話(約20分)
3.結びと包みを学ぶ(約85分)
4.お茶とお菓子をいただく(約15分)
5.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

はさみ、作品を持ち帰るための紙袋やエコバッグなどをご持参ください。


服装

特にございません。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

中学生以上。
水引にはじめて触れる初心者の方からご経験者まで、どなたでもご参加可能です。
※お子さまがご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。

よくあるご質問

駐車場はございません。お車でお越しの場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。

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