名古屋「文化のみち橦木館」文化財指定の茶室で盆栽作りと植苔体験 −盆栽講師による特別レッスン−
体験の概要
名古屋「文化のみち橦木館」の文化財指定の茶室を貸し切って、盆栽作りを体験するOtonami限定プランです。盆栽作りや料亭・展示会などでの植物装飾を手がけ、地元の文化人から支持される講師による、1~3人の少人数で行う特別レッスン。苗木はその時々に旬のものがセレクトされ、盆栽に使う鉢はお好きなものを選べます。盆栽作りの後は、茶室の外の庭園に苔を植える体験も。生命力あふれる自然とふれあいながら、季節の移ろいを感じてみてください。オプション(有料)で、茶室にてお茶と生菓子をいただくことも可能です。
体験の特徴
・歴史ある文化財指定の茶室を少人数で貸し切り、盆栽作りを楽しむOtonami限定プラン。
・独創的な盆栽が評判で、料亭や展示会などでの植物装飾も行う「枝露地」の渡辺浩子氏による、1回1〜3名限定の特別レッスン。
・庭園内のお好きな場所に苔を植える体験も可能。茶室を囲む庭園の美しい自然を愛でながら心安らぐ時間を過ごします。
※こちらのプランもおすすめです。
〈 名古屋「文化のみち橦木館」文化財指定の茶室で全身リラクゼーション −1回1名限定・お抹茶付き− 〉
9,900円〜
(名/税込)
1〜3名
約90分
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詳しい内容
大正時代の趣を残す大邸宅の庭園へ
名古屋市の東側に位置する橦木町(しゅもくちょう)は、レトロな洋館が建ち並び、市内有数の美しい街並みを楽しめるエリア。なかでも、大正時代の華やかな暮らしの様子を今に残しているのが、「文化のみち橦木館」です。
橦木館が建てられたのは、1925(大正14)年頃のこと。明治~昭和前期に陶磁器の輸出を行っていた実業家・井元為三郎(1874-1945)が自邸として建築したものです。2階建ての洋館に、平屋の和館、2棟の蔵、庭園内の茶室で構成されており、名古屋市指定有形文化財にもなっています。
数々の建築物からなる橦木館で最古の建物が、茶室「撫松庵(ぶしょうあん)」です。約160年以上前の幕末期に京都で建てられたものが、昭和初期にそのまま移築されたのだとか。本プランでは、歴史ある茶室内での盆栽作りと、四季折々の美しさを見せる庭園での植苔体験を楽しめます。趣ある空間で日本ならではの自然を愛でる心に触れられる、癒しの時間が過ごせるでしょう。
独自のスタイルで支持を集める講師と盆栽に親しむ
本プランの講師は、「枝露地(エダロジ)」という屋号で盆栽作りや料亭・展示会などでの植物装飾を手がける渡辺浩子氏。華道やフラワーデザインに加えて、文学・美学・茶道・書道・陶芸や骨董などにも造詣が深く、その知識を生かして植物本来の姿を楽しむ盆栽のスタイルを日々模索しています。
渡辺氏は自身のアトリエを持たず、普段はカフェやギャラリーなどで数人を対象にレッスンを行っています。しかし本体験では、1回1~3人の少人数制で実施。よりプライベートな空間で丁寧なレクチャーを受けることができます。
苗木や土の生命力を感じながら、鉢の中に自分だけの世界を作る
盆栽作りは、鉢を選ぶところから始まります。鉢は信楽焼・萬古焼・常滑焼から3種ほどを用意。当日の気分や飾る場所のイメージなどから、好きなものを選ぶことができます。鉢に植えるのは、主役となる植物、枝物、山野草。どれも渡辺氏がその時々の季節に合わせてセレクトしたものです。
まずは、それぞれの土や根を鉢に納まりやすいように下準備。その後は苗の向きを調整しながら土を加え、苔を被せます。
美しい作品に仕上がるよう、一つひとつの工程で渡辺氏がコツやポイントを教えてくれます。例えば「葉が落ちたときに綺麗に見える角度を意識するのが大切なんです」「苔が少し膨らんで見えるように被せると表情が出ますよ」といったように、盆栽の基礎をふまえながらわかりやすく説明してもらえるため、盆栽作りがはじめてでも綺麗に仕上げられるでしょう。最後に水をたっぷりかけたら盆栽の完成です。
庭園に苔を植え、体験の記憶を刻む
盆栽作りの後は、茶室を出て庭園へ。苔を自分の好きな場所に植える「植苔(しょくたい)」を体験します。植える場所は自分で選べるほか、庭園の日当たりや他の植物とのバランスなどを見て、講師におすすめの場所を教えてもらうこともできます。
苔を植える場所を探すときは、植える苔や庭園の植物についての解説も受けられます。あちこちに植えられた植物、これから植えようとする苔の名前や特徴などを聞いた後にもう一度庭園に目をやると、その印象が一変。“庭園”として見ていた景色が、“とりどりの植物たちが集う場所”として見えてくるはずです。
伝統と自然の素晴らしさを堪能する体験
苔は古くから縁起の良いものとして親しまれてきた植物。その苔に、同じくお茶を楽しむ特別な空間として長く受け継がれてきた茶室でじっくりと向き合う時間は、とても貴重だと実感できます。生命力あふれる苗木たちや土台となる土に触れていると、自然からエネルギーをもらえるような感覚になるかもしれません。
重要文化財に指定されている場所への植苔も、特別感たっぷり。この地を訪れた証を残せる喜びだけではなく、後日あらためて訪れ、その成長を見守る楽しみも増えるでしょう。作った盆栽は、当日持ち帰りができます(着払いでの配送も可能)。どこに置こうかあれこれ考えながら、ゆったりと体験の余韻に浸ってみてください。オプション(有料)にて、茶室で点出しのお茶と生菓子をいただくことができるほか、体験終了後は希望により橦木館を解説付きで案内してもらうことも可能。館内の見学を通して、往時の面影を偲んでみてはいかがでしょうか。
提供 文化のみち橦木館
提供
文化のみち橦木館
1925(大正14)年頃に、陶磁器の輸出を行っていた実業家・井元為三郎によって建てられたもので、洋館のほかに和館、東西2棟の蔵、茶室、庭園といった、趣向を凝らした様々な建物が残る大邸宅。和洋折衷の趣あふれる建築で、名古屋市指定有形文化財にもなっている。本体験の会場となる茶室「撫松庵」は、敷地内の庭園に佇む。
提供 「枝露地」主宰・渡辺浩子
提供
「枝露地」主宰・渡辺浩子
華道やフラワーデザインを学んだのち、盆栽講師としてのキャリアをスタート。「枝露地」という屋号で盆栽を手がけ、料亭や展示会などでの植物装飾なども行う。文学・美学・茶道・書道・陶芸や骨董などにも造詣が深く、その知識を生かして植物本来の姿を楽しむ盆栽のスタイルを日々模索している。
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お客様の声
庭園内の茶室にて、室礼も感じながら盆栽枝、下草、鉢を数種類のなかから選べるという楽しみもあり、穏やかな時を過すことが出来ました。マンツーマンでしたので、先生との会話も楽しめて満足いたしました。
愛知県 60代 女性
開催場所の雰囲気も大変良く、講師の先生も丁寧でセンスが抜群に良かったのでまた参加したいと感じました。
愛知県 50代 女性
盆栽をずっとやってみたかったので、今回とてもかわいらしい作品ができて良かったです。先生もとても丁寧に教えてくださり、椿の手入れの仕方などもわかりました。
愛知県 50代 女性
開催場所
文化のみち橦木館
〒461-0014 愛知県名古屋市東区橦木町2-18
・地下鉄桜通線 高岳駅から徒歩約10分
・名鉄瀬戸線 尼ヶ坂駅から徒歩約12分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時│平日(水・木曜)・土日、10:30〜12:00 / 14:00 - 15:30
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
2024年12月
日
月
火
水
木
金
土
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
9,900円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、施設使用料、材料費(3号サイズ程度の鉢と山野草)
〈オプション〉
お茶と生菓子
+1,500円(名/税込)
植苔体験の後に、茶室にてお茶と生菓子をご用意します。
※お茶は点出し(呈茶)となります。
催行人数
1回3名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.文化のみち橦木館に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.盆栽作り(約60分)
3.庭の苔の説明と鑑賞、植苔体験(約30分)
4.解散
※オプションのお茶と生菓子をお申し込みの場合は、植苔体験の後に茶室にてお過ごしいただきます。
※体験終了後に文化のみち橦木館の解説付き案内をご希望の場合は、ご予約時に「主催者からの質問」よりお知らせください。
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催120時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
特にございません。
服装
特にございません。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
6歳以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※お子さまと保護者の方が一緒にご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。
※お子さまのみがご参加される場合、保護者の方には文化のみち橦木館内を見学するなどしてお待ちいただきます。
予約期限
開催日の5日前まで。
特記・免責事項
・当日、ご連絡なく10分以上遅刻された場合は、体験にご参加いただけませんのでご了承ください。ご返金もいたしかねます。
・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
よくあるご質問
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