職人の街・蔵前で銀の匠に教わる純銀製スプーン作り −銀器で味わうアイスクリーム&ドリンク付き−
体験の概要
ものづくりの街特有の静けさと、街歩きに訪れる人の賑わいとが混ざり合う東京の下町・蔵前。職人文化が息づく中にも、お洒落なカフェや古い建物をリノベーションしたショップが立ち並ぶ注目のスポットです。この地で12代続く「銀師(しろがねし)」一家の工房にて、希少な純銀100%の贅沢なスプーンを製作します。出来上がったスプーンでアイスクリームを食べたり、職人お手製の銀器でドリンクを飲み比べたりしながら、銀にしかない不思議な特性や、世界中で愛される伝統工芸品「東京銀器」の魅力について学びます。
体験の特徴
・江戸時代から12代続く「銀師」一家の工房に弟子入りするかのような贅沢な時間。
・純銀を100%使ったかわいらしいフォルムのスプーン作りを、東京銀器の職人が直接指導。
・体温がアイスクリームに伝わるさまや銀器に注いだドリンクの味わいの変化から、銀の魅力を体感。
※こちらのプランもおすすめです。
〈 職人の街・蔵前で銀の匠に教わる純銀製バングル作り −江戸時代から受け継がれる伝統技を体感− 〉
〈 職人の街・蔵前で銀の匠に教わる純銀製リング作り −指先を上品に彩るオリジナルアクセサリー− 〉
16,500円〜
(名/税込)
1〜4名
約120分
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詳しい内容
江戸末期から12代継承する「銀師」の技
ものづくりの街として知られる東京・蔵前に工房を構える「日伸貴金属」。江戸時代末期から鍛造の技を脈々と受け継ぎ、12代続く伝統を守り高めています。11代目で代表の上川宗照氏と3男1女の銀師一家が精励を重ねるのは、台東区や荒川区を中心に作られている「東京銀器」。優美な輝きを放つ銀に伝統文様を施した銀器は、日本を代表する工芸品として広く世界中から注目されています。
趣深い工房に足を踏み入れると思わず背筋が伸びますが、12代目銀師・上川宗伯氏のゆるやかな笑顔に迎えられ、かしこまることなく体験に臨めることでしょう。
使い手とともに変化する不思議な金属「銀」
本体験で使用するのは、世界でも「ピュアシルバー」と称される純度99.9%の純銀。銀は鏡のコーティングに使われるように、磨くほどに落ち着いた光沢を帯びます。銀器は落としても割れず、へこんでも修理がきき、磨けばまた輝きが戻るのが特徴。さらに金属のなかでも熱伝導率が抜群に高く、抗菌作用もあるのだそう。手打ちのスプーンは使い続けるほどに風合いが出て、実用性と美しさを兼ね備えた「用の美」を感じられるはずです。
現在、銀細工を製作する銀師は日本に数人。銀の歴史や魅力について直接学べる場所はここだけです。ぜひ色々なことを尋ねてみてください。
日常を忘れ、一意専心して銀に向き合う
スプーン作りの体験は、実際の作業場で工具に囲まれながらスタート。銀よりも硬い銅板で金鎚を扱う練習をしたら、スプーンの柄(え)に施す模様を考えましょう。宗伯氏にイメージを伝えると、金槌で表現できるデザインを一緒に考えてくれます。
油性ペンで描いたガイドに沿って模様打ち。金鎚を持つ手には力を入れすぎず、脇を締めて肘を支点に動かします。はじめは思った位置に金鎚を落とすことすら難しく感じますが、慣れてくるとだんだんとリズミカルに打てるようになります。「カン、カン」と響く乾いた音に身を委ねて、一心に模様を刻みましょう。
磨き上げることで現れる本物の輝きにため息
スプーンのくぼみを作る工程では、丸底の木型に合わせて銀を打つことでゆるやかなカーブに整えていきます。使うのは先ほどの金鎚よりも大きな木槌。同じように脇を締めて、今度は木槌の重みを利用して手首を振るようにして落とします。アイスクリームをすくって口に運ぶ場面をイメージしながら、好みの形に仕上げていきます。
純銀は磨けばさらに風合いが出ます。やわらかなネルの布にクリームを付けて円を描くように伸ばしていくと、くすみを帯びていた銀がまぶしい光沢を放ちます。金槌で刻んだ模様はまるで星屑がキラキラとあふれだしたよう。ずっと眺めていたい美しさです。
味わって、銀の特性にますます夢中に
出来上がったスプーンを使って、さっそくアイスクリームをいただきましょう。柄を握ると体温がスプーン全体に伝わり、アイスクリームをなめらかにすくうことができます。口に運ぶ時には、今度はスプーンがアイスクリームの冷たさに反応して口も手もひんやり。銀の輝きは見た目にも涼しげです。
銀器に注ぐと飲みものの味がまろやかになるのも、不思議な特性のひとつ。銀器とガラスコップで飲み比べると、黒酢やオレンジジュースの酸味はマイルドに。お茶の渋みは丸くなり、茶葉本来の風味を豊かに広げてくれます。
シックに煌めく自分だけのスプーンに心躍る
優雅に輝く手打ちの純銀製スプーン。上質な桐箱に納めて、お手入れ用のクロスとともにお持ち帰りいただけます。「銀器は見て楽しむよりも、日常的に使って育ててほしい」と宗伯氏。しまいこまずに暮らしに溶け込ませてください。
日伸貴金属の銀師とともに製作に励むプレミアムなひととき。銀の不思議な魅力を体感すれば、「今度はこの人と作ろうか」「あの人への贈り物にも」と、大切な人たちの顔が浮かんできそうです。ハッとするような純銀の煌めきを、ぜひ間近でご覧ください。
提供 日伸貴金属
提供
日伸貴金属
12代続く銀師一家が営む工房。1700年頃から金銀で兜を作っていた平田派の技法を継承し、現在も江戸時代さながらの鍛造によって銀器を製作。年々職人が減るなか、多くの人に銀の魅力と歴史を伝えていきたいと製作体験にも力を入れる。
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お客様の声
とても良い体験をさせていただきました。丁寧に優しくご指導くださり、ありがたかったです。大事な伝統工芸を次世代につなげていくためにも、こういう体験を通してより多くの方が身近に感じて広げていくのも大切なのだと感じました。
東京都 50代 女性
わかりやすく親しみのある説明・解説で、大変楽しく体験できました。不器用な私でも安心して作業できて大満足です。職人さんの意気込み、熱さも伝わってきました。おすすめしたい体験です。
千葉県 60代 女性
先生が丁寧に指導してくださったおかげで、不器用な私でも無事にスプーンを作ることができました。熱伝導率の実験も、プラスチックとこんなに違うのかと勉強になりました。工房で作らせていただいているからこそ、江戸時代の方々が作っていた時と同じ環境や道具で製作をしていると実感できましたし、とても感慨深いものがありました。また同じ金槌でも斜めにしたり、前方に力を入れたり、叩くテンポを変えたりと、使う面を微細に使い分けることにより、違う模様を作り出すことができる点は、とても興味深く、職人さんの手仕事の奥深さを感じられました。今回はプレゼントを製作させていただきましたが、次回は是非自分のものを製作したいです。素敵な体験をありがとうございました。
神奈川県 30代 女性
開催場所
日伸貴金属
〒111-0055 東京都台東区三筋1-3-13
・浅草線・大江戸線 蔵前駅より徒歩約5分
・大江戸線 新御徒町駅より徒歩約5分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時|平日・土日 10:00〜 ※午後(14:00〜)の開催も可能です。お気軽にお問い合わせください。
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
2024年12月
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残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
16,500円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、材料費、工房見学料
催行人数
1回4名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.日伸貴金属工房に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.銀製品のご説明と純銀製スプーン製作体験(約90分)
3.純銀製スプーンでのアイスクリーム食べ比べ・銀器での飲み比べ体験(約30分)
※本体験は座椅子などに座って作業を行います。膝や腰にご負担がかからないよう、膝を伸ばしたり適度に休憩をとったりしながらご自身のペースで作業ができます。作業時の体勢についてご心配な点がある場合は、ご予約時に「質問・ご要望」欄よりお知らせください。
※集合が遅れると時間内に仕上がらない場合がございます。お時間に余裕を持ってお越しください。
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催48時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
細かい銀細工の作業が必要な体験のため、メガネを使用されている方はご持参ください。
服装
作業しやすい服装でご参加ください。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
6歳以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※お子さまがご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。
予約期限
開催日の3日前まで。
特記・免責事項
・やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。
・キャンセルの場合は必ずご連絡ください。無断キャンセルにつきましては、次回からのご予約をお断りさせていただく場合があります。
よくあるご質問
木の当て台、金床、金鎚、木槌など、伝統的な道具を使用する江戸時代からの作業スタイルを楽しみながら、無理のない体勢で適宜休憩を取って体験をお楽しみください。
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