職人の街・蔵前で銀の匠に教わる純銀製リング作り −指先を上品に彩るオリジナルアクセサリー−
体験の概要
ものづくりの街特有の静けさと、街歩きに訪れる人の賑わいが混ざり合う東京の下町・蔵前。職人文化が息づく中にも、お洒落なカフェや古い建物をリノベーションしたショップが立ち並ぶ注目のエリアです。この地で12代続く「銀師(しろがねし)」一家の工房にて、希少な純銀99.9%のリングを制作。制作後には、銀にしかない不思議な特性や、世界中で愛される伝統工芸品「東京銀器」の魅力について学ぶことができます。
体験の特徴
・江戸時代から12代続く「銀師」一家の工房に弟子入りするかのような贅沢な時間。職人道具を使って手仕事を体験。
・手元に上品な輝きを添える純銀を99.9%使ったリング作りを、東京銀器の現役江戸銀師職人が直接指導。
・ものづくりだけでなく、銀器の歴史や地域の文化、作品についてのお話を聞き、銀師の魅力に触れます。
※こちらのプランもおすすめです。
〈 職人の街・蔵前で銀の匠に教わる純銀製バングル作り −江戸時代から受け継がれる伝統技を体感− 〉
〈 職人の街・蔵前で銀の匠に教わる純銀製スプーン作り −銀器で味わうアイスクリーム&ドリンク付き−
〉
8,800円〜
(名/税込)
1〜4名
約105分
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詳しい内容
江戸末期から12代継承する「銀師」の技
ものづくりの街として知られる東京・蔵前に工房を構える「日伸貴金属」。江戸時代末期から鍛造の技を脈々と受け継ぎ、12代続く伝統を守り高めています。11代目で代表の上川宗照氏と銀師一家が精励を重ねるのは、台東区や荒川区を中心に作られている「東京銀器」。優美な輝きを放つ銀に伝統文様を施した銀器は、日本を代表する工芸品として広く世界中から注目されています。
趣深い工房に足を踏み入れると思わず背筋が伸びますが、12代目銀師・上川宗伯氏のゆるやかな笑顔に迎えられ、かしこまることなく体験に臨めることでしょう。
使い手とともに変化する不思議な金属「銀」
本体験で使用するのは、世界でも「ピュアシルバー」と称される純度99.9%の純銀。銀は鏡のコーティングに使われるように、磨くほどに落ち着いた光沢を帯びます。銀器は落としても割れず、へこんでも修理がきき、磨けばまた輝きが戻るのが特徴。さらに金属のなかでも可視光線反射率が最も高く、抗菌作用もあるのだそう。手打ちの銀製品は使い続けるほどに風合いが出て、実用性と美しさを兼ね備えた「用の美」を感じられるはずです。
現在、銀細工を制作する銀師は日本にわずか数人。銀の歴史や魅力について直接学べる場所はここだけです。ぜひいろいろなことを尋ねてみてください。
心静かに銀と向き合う
リング作りの体験は、実際の作業場で工具に囲まれながらスタート。使用する道具について説明を聞いたら実際に金槌を持ってみて、まずは試し打ちを。打ち方や力加減によって出る模様が変化するため、均一の強さで打つのがポイントなのだそう。「金鎚を持つ手に力を入れすぎず、脇を締めて肘を支点に動かしてみてください」という宗伯氏のアドバイスのもと、コツをつかみます。
金槌の扱いに慣れたら、いよいよ本番。リングとなる棒状の純銀を打ち延ばし、下地を作っていきます。はじめは細い棒の狙った位置に金鎚を落とすのが難しいと感じるかもしれませんが、慣れてくるとだんだんとリズミカルに打てるように。銀は打つことで強度と硬さが増すため、棒を回しながら全体的に打つことでムラなく鍛金します。
続いてリングの表面部分に模様を施す工程。再び金槌を持ち、模様を打ちます。リングを身に着ける時のことに想いを馳せ、一打一打に心を込めましょう。模様が入ったら、棒の両端に刻印を刻む平らな面を作ります。刻印は、太陽やハートマーク、アルファベットなどから現地で選ぶことができます。刻印が決まったら、先ほど平らにした面に刻印を入れます。
煌めく純銀のリングに心躍る
模様を施した銀は、宗伯氏がリングの形に仕上げます。火入れをした銀の棒を指のサイズに応じた芯金に巻きつけ、金槌で叩きながら成形。だんだんとリングの姿になっていくのを見守ります。
純銀は磨けばさらに風合いが出ます。やわらかなネルの布にクリームを付けて伸ばしていくと、くすみを帯びていた銀がまぶしい光沢を放ち、ずっと眺めていたい美しさです。
さっそく完成したリングを身に着けてみましょう。純銀は金属の中でもっとも熱伝導率が高い素材。指先にしっくりとなじむ心地よさを感じられるはずです。リングは螺旋のような形状なので、着け方によってシンプルにも重ねづけのようにも様々な表情を楽しめます。
指先に光るリングはまるでお守りのよう
制作の終わりには、銀器についてのお話を聞きます。銀器の特性や歴史を知ることで、ますます作品に愛着が湧きそうです。10代目・初代宗照氏が手がけた70年以上前の純銀やかんをはじめ、貴重な品々も手に取って鑑賞することができます。
優雅に輝く手打ちの純銀製リング。専用ケースに納めて、お手入れ用のクロスとともにお持ち帰りいただけます。「銀器は見て楽しむよりも、日常的に使って育ててほしい」と宗伯氏。ぜひ毎日のコーディネートに取り入れてください。
日伸貴金属の銀師とともに制作に励むプレミアムなひととき。銀の不思議な魅力を体感すれば、「今度はこの人と作ろうか」「あの人への贈り物にも」と、大切な人たちの顔が浮かんできそうです。ハッとするような純銀の煌めきを、ぜひ間近でご覧ください。
提供 日伸貴金属
提供
日伸貴金属
12代続く銀師一家が営む工房。1700年頃から金銀で兜を作っていた平田派の技法を継承し、現在も江戸時代さながらの鍛造によって銀器を製作。年々職人が減るなか、多くの人に銀の魅力と歴史を伝えていきたいと製作体験にも力を入れる。
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お客様の声
伝統工芸についてや職人さんの昔から受け継がれる高い技術などを知ることができました。また、実際にリングの制作を体験し、愛着の持てるステキな品を作らせていただけて、とても楽しく充実した時間になりました。
千葉県 40代 女性
とても丁寧にご指導いただきました。お話も興味深く伺いました。定員が少人数のため細かく見ていただけて良かったと思います。工房の一角での作業は自分が職人になった感じがして、とても楽しかったです。
千葉県 50代 女性
職人さんに手取り足取り教えて頂きながらオリジナルのリングが作れるという、非常に貴重な体験でした。
茨城県 30代 男性
開催場所
日伸貴金属
〒111-0055 東京都台東区三筋1-3-13
・蔵前駅より徒歩約5分
・新御徒町駅より徒歩約5分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時|平日・土日 10:00〜11:30 / 14:00〜15:30 ※時間は開催日によって異なります。 ※当日の状況により15分ほど延長する場合がございます。
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
2024年11月
日
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木
金
土
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
8,800円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費、施設利用料、見学料
催行人数
1回4名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.日伸貴金属工房に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.純銀製リングの制作体験(約75分)
3.純銀製リングの試着、銀製品のご説明(約30分)
4.解散
※本体験は座椅子などに座って作業を行います。膝や腰にご負担がかからないよう、膝を伸ばしたり適度に休憩をとったりしながらご自身のペースで作業ができます。作業時の体勢についてご心配な点がある場合は、ご予約時に「質問・ご要望」欄よりお知らせください。
※集合が遅れると時間内に仕上がらない場合がございます。お時間に余裕を持ってお越しください。
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催48時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
細かい銀細工の作業が必要な体験のため、メガネを使用されている方はご持参ください。
服装
作業しやすい服装でご参加ください。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
6歳以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※お子さまがご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。
予約期限
開催日の3日前まで。
特記・免責事項
・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・ご希望の指・リングサイズで制作します。完成品の画像とはイメージが異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
よくあるご質問
お時間に遅れる場合、体験開始時刻にはすでに説明・制作が始まっていること・終了時間の延長はできかねますことご了承ください。
木の当て台、金床、金鎚、木槌など、伝統的な道具を使用する江戸時代からの作業スタイルを楽しみながら、無理のない体勢で適宜休憩を取って体験をお楽しみください。
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