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兵庫|芦屋
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ポーセリンアート人気講師・佐藤敏衣氏に学ぶ磁器上絵付けと洋食器の美術様式 −趣深い芦屋の洋館で−

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体験の概要

大正初期に建てられた芦屋の旧迎賓館「ギャラリー開雄」にて、磁器上絵付け講師歴20年以上、ドイツの磁器メーカー「マイセン」のセミナーを修了した佐藤敏衣氏と共に、ミニディッシュに繊細な小花を描くOtonami限定プラン。白磁に専用の絵の具で模様を施す伝統的な絵付け技法「ポーセリンアート」を教わります。3ヶ月ごとに替わるテーマで佐藤氏より洋食器の美術様式を学び、絵付けのデモンストレーションを見学。佐藤氏が手がけた食器でお茶菓子をいただき、会話を楽しみながら制作に臨みます。クラシカルな空間で、華やかなひとときを堪能しましょう。

体験の特徴

・阪神間モダニズムの魅力が詰まった歴史ある洋館を貸し切って行う、座学と制作鑑賞付きの磁器上絵付け体験。
・制作前には、庭の緑が美しいサンルームで作品鑑賞をしながら、佐藤氏の作品でお茶とお菓子をいただきます。
・絵付けを施すミニディッシュのデザインは月替わり。繰り返し参加してコレクションにするのもおすすめ。

※こちらのプランもおすすめです。
テーブル茶道で季節の見立てを楽しむ「茶箱点前」 −芦屋の旧迎賓館にて限定和菓子付き−

11,500円〜
(名/税込)

2〜8名

約120分

開催日を確認

詳しい内容

ステンドグラスが美しい大正期の旧迎賓館

関西屈指の高級住宅街として知られ、松の並木や海のある風景が印象的な兵庫・芦屋の街。明治時代から昭和時代にかけては独自の芸術文化「阪神間モダニズム」が花開き、西洋文化を取り入れた洋館が競い合うように立ち並びました。

映画やドラマに登場するような重厚感のある内装。絨毯やランプなども大正時代から残る貴重なもの

本体験の舞台となる「ギャラリー開雄」も、迎賓館という位置づけで建築されたスパニッシュスタイルの洋館。戦前にはピアノやお琴などお稽古事の場として使用され、小説家・谷崎潤一郎が稽古後の松子夫人を迎えに来ていたという逸話も残ります。近隣には「虚子文学館」や「芦屋市谷崎潤一郎記念館」などがあり、文豪ゆかりの地としても知られています。

シンプルなデザインながらも洗練された美しさが際立つステンドグラス

会場はかつて応接室として使われていた部屋。室内はアンティークな調度品で設えられ、クラシカルな雰囲気です。非日常をたっぷりと感じられる空間に心ときめかせながら、体験前にじっくりと眺めてみましょう。

アートへの造詣を深める学びの時間

大正期の趣が残る洋館の一室で学ぶのは、洋食器に絵付けを行う「ポーセリンアート」です。講師は、「磁器絵付け教室 Atelier champ de fleurs(アトリエ シャン ド フルール)」を主宰する佐藤敏衣氏。白磁に専用の絵の具を使って描くポーセリンアートの面白さに魅せられ、20数年前に宝塚市にアトリエを開設しました。ドイツの最高峰磁器メーカー「マイセン」の工房でのセミナーも修了した、ポーセリンアートに造詣が深い人気講師です。

柔らかい語り口と丁寧な指導が好評の佐藤氏

本体験の始まりは、佐藤氏から絵付けの美術様式について学ぶ座学から。絵付けの歴史や絵柄に隠された意味など、月ごとのテーマで絵付けの美術様式を学びます。豪華な装飾が特徴的な「バロック様式」や、優美で繊細な装飾が魅力の「ロココ様式」などを取り上げ、西洋の歴史を交えながらの解説は、アート作品を鑑賞する時にも役立つ知識が詰まっています。

白磁をキャンバスに装飾するポーセリンアートの洋食器は、世界中の愛好家を魅了する

座学の後は、佐藤氏による絵付けのデモンストレーションを見学。磁器の絵付けは焼成が必要となるため、通常1日では完成しませんが、ポーセリンアートの基礎となる「地描き」「線描き」「シャドー」などの工程を実際に見学することで、ポーセリンアートへの理解を深められます。細い筆でさらさらと描き、次第に色づく花びらの儚い美しさに思わず感嘆の声が漏れます。なかなかお目にかかれないプロの技をぜひじっくりと鑑賞してください。

日差しが心地良いサンルームでいただく優雅なティータイム

座学と佐藤氏のデモンストレーション鑑賞後は、制作前のひとやすみ。会場に隣接するサンルームでミニティータイムを楽しみましょう。作品鑑賞をしながら、佐藤氏が絵付けした洋食器を使って、コーヒーまたは紅茶、季節のお菓子をいただきます。「絵付けした作品を飾って愛でるのも素敵ですが、実際に使って楽しめるのもポーセリンアートの醍醐味です」と佐藤氏。

陽光がやさしく差し込むサンルーム。窓の外に見える緑にも癒される

ティータイムで使用する食器や提供されるお菓子は季節によって異なります。繊細なタッチで描かれたカップやディッシュでお茶菓子をいただくと、自然と背筋が伸びるよう。取材日には、佐藤氏が散歩をしている時に目に留まった野の花を描いた洋食器が登場。装飾にまつわるストーリーを聞きながら、ゆったりとティータイムを満喫してください。

華やかな洋食器でいただくティータイムは格別

丁寧に作品と向き合い、自分だけの小花を描く

ティータイムの後は、お待ちかねの絵付け体験の時間です。佐藤氏が事前に下絵を描いたミニディッシュに、自由な感性で色付けを行います。小花のデザインは月替わりなので、繰り返し参加してコレクションしても良いでしょう。

最初は細い線をのせることすら緊張するかもしれませんが、「まずは作品をじっくりと観察し、花びらの構造をイメージしながら色を付けてみてください」との佐藤氏のアドバイスを参考に、一筆一筆大切に描き進めましょう。

下絵への色付けからスタートするため、ポーセリンアートがはじめてでも挑戦しやすい

「体験では、私がドイツ・マイセンの絵付けセミナーで過ごした時間を再現したような楽しいレッスンを心がけています。肩の力を抜いて心の赴くままに筆を走らせ、色付けを楽しんでいただけたら」と語る佐藤氏。どのように描くか迷うところは、佐藤氏がサポートしてくれるため安心です。間違えた箇所は、オイルで拭き取って描き直すことも可能なので、思いのままに色をのせてみましょう。

作品見本だけでなく、目の前で描く佐藤氏の手元もよく観察すると学ぶことが多い

手を動かし始めると集中し、気づけばあっという間に時間が過ぎていると話す方も多いのだとか。本体験では特別に、お皿の縁に金彩を施したり、佐藤氏が加筆を行ったりするオプション(有料)も用意。佐藤氏との合作による、思い出の詰まった作品に仕上がります。完成作品は焼成後、ご自宅へお届け(作品到着までの目安は体験日から10日程度です)。到着を楽しみに待ちましょう。大切な人へのプレゼントにもぴったりです。

ポーセリンアートを取り入れて、暮らしに彩りと豊かさを

佐藤氏はポーセリンアートの魅力について、「豊かな時間を持てるところ」だと語ります。「自分の理想の食器をつくれる面白さもありますが、一番は自分で手がけた食器で家族や友人をおもてなしできるところでしょうか。この食器に合うお料理は何かしら、あれを盛り付けたら素敵かも、とあれこれ考えるのは楽しいですよ」。

お菓子やフルーツをのせるのにぴったりのかわいらしいミニディッシュ

可憐な小花をあしらった美しいディッシュプレートは、そこにあるだけで空間にいっそう華やぎを与えてくれることでしょう。自らの手で描きあげる体験には「上手に描く」だけではない喜びがあります。長い歴史を重ねてきた大正ロマンあふれる洋館で、ずっと大切にしたい作品づくりを楽しみませんか。


事業者画像

提供
「Atelier champ de fleurs(アトリエシャンドフルール)」主宰・佐藤敏衣

宝塚を拠点に活動するヨーロピアンポーセリンアートの専門家。J.P.P.A(日本ポーセリンペインターズ協会)に所属し、数々の展覧会への出展や入賞の経験があるほか、ドイツの磁器メーカー「マイセン」のセミナーを修了した日本でも数少ない人物。教室では転写紙を使わず、手描きによる繊細で伝統的なヨーロピアンスタイルの絵付けを学べる。

事業者画像2

提供
ギャラリー開雄

芦屋市平田町にある大正期に建てられた旧迎賓館。現オーナーの曾祖父が建て、後に70年間住居として、戦前にはピアノやお琴などお稽古事の場としてとして使用され、谷崎潤一郎が稽古後に松子夫人を迎えに来ていたという逸話も残る。ステンドグラスやアーチ状の窓など凝ったデザインが特徴的。2013年からはギャラリーとして、個展やコンサートなど様々な企画が開催されている。

開催日を確認

開催場所

ギャラリー開雄


〒659-0074 兵庫県芦屋市平田町6-23
・阪神電気鉄道 阪神本線 芦屋駅より徒歩約10分
・JR芦屋駅・阪急芦屋川駅・阪神芦屋駅より阪急バスに乗車、「テニスコート前」にて下車、徒歩約5分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時|毎月1回 日曜 13:00~15:00 ▼ミニディッシュのデザイン 2025年 1月:バラ 2月:実もの 3月:ビオラ ▼座学のテーマ 2025年 1~3月:ロングセラー人気の「バロック様式」 ※デザインとテーマは変更になる場合がございます。 ※座学のテーマは3ヶ月ごとに変わりますが、内容は毎月異なるため、繰り返しご参加いただいても楽しめます。

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

現在ご予約が可能な催行日がございません。

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

11,500円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費、焼成費、施設利用料、お茶、お菓子
※完成品は後日着払いにてお届けするため、別途配送料がかかります。

〈オプション〉
講師による加筆・金彩での縁取り仕上げ
+2,200円(名/税込)
講師が作品に加筆・金彩での縁取りを施します。
※デザインは講師にお任せください。


催行人数

最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回8名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.ギャラリー開雄 門前に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.座学・絵付けデモンストレーション(約60分)
3.ミニティータイム(約20分)
4.制作体験(約40分)
5.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください


キャンセルポリシー

開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

筆記用具、エプロン


服装

特にございません。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

20歳以上


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・白磁のデザインは変更となる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
・完成品は、後日着払いにてお届けします(体験日から10日程度お時間をいただきます)。

よくあるご質問

駐車場はございません。お車でお越しの場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。

撮影していただいてかまいません。ただし、動画の撮影はご遠慮いただいております。

洋食器に興味があれば心配いりません。下絵のある白磁にモチーフを描いていただきます。

使用可能です。お手入れはやさしく手洗いでお願いいたします。

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