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東京|杉並

知の巨人・渡部昇一が遺した通常非公開の書庫見学と文学を奏でるサロンコンサート【全4回/都度予約】

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体験の概要

豊かな旋律と上質なくつろぎを融合した企画「碧の調べ®︎」による、クラシック音楽を日本文学と共に読み解くOtonami限定の連続プログラム。英文学者や評論家として活躍し、“知の巨人”と称された故・渡部昇一氏が遺した通常非公開の書庫「昇書堂」を巡ります。案内するのは、長男でチェリストの渡部玄一氏。貴重な蔵書のほか、親族だからこそ知る数々の逸話やエピソードに触れられるプライベートツアーです。続いて、隣接する音楽サロンにて玄一氏によるコンサートを鑑賞。季節ごとに全4回のテーマで、明治の文豪が愛した旋律など演奏曲に隠された日本文学とのつながりを紐解きます。回によってはチェロ・ピアノ・バイオリンの三重奏やソプラノが入る編成も。また、お帰りの際には毎回異なるおみやげをご用意。知的好奇心を満たし、文学と音楽が織りなす優雅なひとときをご堪能ください。

体験の特徴

・モーツァルト自筆の楽譜や夏目漱石『吾輩は猫である』の初版本など、希少な文献を含む推定10万冊が眠る「昇書堂」をご子息が特別に解説。
・書物に息づく歴史や物語、日本人の感性をたどりながら、渡部玄一氏が奏でる音色を間近で体感。生演奏の後は歓談を交えたティータイムを。
・全4回のうちお好きなテーマに1回から参加可能。繰り返し参加することで文学・音楽への理解が深まります。

19,800円〜(名/税込)

6〜12名

約150分

開催日を確認

詳しい内容

知の結晶が集う渡部邸の書庫「昇書堂」

杉並区の閑静な住宅街で静かに佇む渡部邸。この邸宅で大きな面積を占める「昇書堂」は、日本を代表する英文学者・評論家であり、“知の巨人”と呼ばれた故・渡部昇一氏(1930-2017)の書庫です。広大な書庫に所蔵される書物は、推定10万冊。生前の昇一氏は各界の著名人とも親交が深く、過去には元首相や世界的な財閥の一族なども訪れています。

階上の天井まで埋め尽くす書物の数々には、知を愛した昇一氏の人生が垣間見える

昇書堂は現在、通常非公開。2017年の昇一氏逝去以降、親族はできる限りこの場所に手を加えず、当時の面影がそのまま残るように守り抜いてきたといいます。机には数々の書物や付箋が今も変わらず佇み、つい先ほどまで昇一氏が座って書を開いていたかのよう。思わず息をのむほど、静寂に包まれた厳かな空間です。

昇書堂の奥に静かに佇む昇一氏の机

本プランは昇書堂の解説付きツアーから始まり、サロンコンサート、歓談を楽しむティータイムまで、著名な日本の文学作品とクラシック音楽の世界を巡ります。案内するのは、昇一氏の長男であり、国内で広く活躍するチェリストの渡部玄一氏。桐朋学園大学卒業後、ニューヨークのジュリアード音楽院などでチェリストとしての鍛錬を重ねました。帰国後は、読売日本交響楽団の団員として長年にわたり活動。現在は、サロン音楽と呼ばれる室内楽の演奏者として、全国各地で美しく重厚な音色を響かせています。

気さくな笑顔で出迎えてくれる渡部玄一氏

音楽と文学が交差する極上の空間

まずは玄一氏の解説による、昇書堂を周るツアーから開始。書庫内には、近年出版されたものから数十年、数百年前にまで遡る、国内外の歴史的な書物がひしめいています。中にはモーツァルト自筆の楽譜など、極めて貴重な資料も保存されています。

海外文学と日本文学のゾーンに分かれた奥行きがあるエリアも

歴史に名を刻んだ数々の文豪たち。彼らに大きな影響を与えたのが、クラシック音楽の存在です。海外の著名な文学作品はもちろん、日本の小説にも、曲の一節を引用した表現や、コンサートを鑑賞するシーンが描かれています。それほどまでに、音楽と文学は密接につながってきました。そして、このふたつの芸術を象徴する場所こそ、昇書堂が静かに時を刻む渡部邸です。

音楽とゆかりがある書物を紹介しながら、時折、父・昇一氏との思い出話を語る玄一氏

本プランは、季節ごとにテーマを設けた全4回の連続プログラム。明治期の文豪たちを魅了した曲など、音楽と日本文学の深いつながりをたどります。第1回のテーマは夏目漱石。昇書堂には『吾輩は猫である』の初版本も眠っているそう。昇書堂ツアーとコンサートを通じて、作品に息づく音楽的感性を玄一氏の視点から紐解いていきます。

初版本や限定本など貴重な書物が数多く所蔵されている

クラシック音楽の原点、サロンで聴く文学と旋律の“物語”

文学の世界を堪能した後は、池のある中庭を横目に進み、コンサート会場のパーティールームへ。ピアノ講師であった昇一氏の妻のほか、子どもたちも音楽家として活躍する渡部家。世界の名だたる重鎮たちもここへ招かれ、一族の演奏によるおもてなしに心を寄せてきました。知る人ぞ知るこの至高の社交場が、パーティールームという名の音楽サロンとなっています。

池のある中庭には、色鮮やかな鯉たちが泳ぐ

主に演奏される曲目テーマは、クラシック音楽のエッセンスが織り込まれた日本文学の名作群。文豪たちを魅了した美しき調べを、チェロの音色で紡ぎます。夏目漱石がテーマの9月は『吾輩は猫である』に秘められた音楽的感性を読み解き、その世界観を堪能。10~12月は、チェリストを主人公とした『セロ弾きのゴーシュ』で知られる宮沢賢治の旋律をテーマに。また、戦後間もなく『モオツァルト』を発表した小林秀雄の価値観にも触れる回もあります。プログラムは季節ごとに全4回。お好きな回に繰り返し参加することができます。

文学作品にゆかりのある曲から、音楽に魅せられた文豪たちの感性を紐解く

名作に出てくる曲たちはどのような背景で生まれたのか。そして、作品の中でどのように解釈されているのか。演奏前後には、玄一氏が自ら丁寧に解説。こうしてクラシック音楽に“ストーリー”が見出され、一曲一曲の魅力をより深く理解しながら鑑賞することができます。また、玄一氏が奏でるチェロのほか、ピアノ・バイオリンとの三重奏やソプラノが入る編成もご用意。クラシック音楽に詳しくないという人も、気軽に楽しみながら知識・美意識が磨かれるでしょう。

パーティールームには、玄一氏の師匠や幼い頃の写真など思い出の品も並ぶ

「多くのクラシック曲は、貴族をプライベート空間に招いて演奏するサロン音楽(室内楽)として誕生しました。本体験のようなパーティールームでの演奏会は、クラシック音楽鑑賞の本質と言えるでしょう」と、玄一氏は語ります。演奏者のわずかな息づかいや、弦がかすかに擦れる音さえ聞こえてくる室内。ここまでの近距離で楽しめるサロンコンサートは、現代では珍しいのだそう。演奏時間は約60分。広いコンサートホールとはまた違った音楽の形に触れられる貴重なひとときです。

玄一氏と音楽を語り合う和やかなティータイム

締めくくりには、サロンコンサートの余韻に浸りながら、玄一氏との歓談を楽しむティータイム。上質な輸入食材を取り扱う「山本商店」が厳選した、デンマーク王室御用達「A.C.パークス」のティーを特別にご用意します。昇一氏の精神を受け継いだ豊かな知見に加え、弾むような口調で音楽や文学を紐解く玄一氏。普段出演するコンサートでも、わかりやすく軽快な語りで、クラシック音楽を聴く厳かな会場の雰囲気が自然と明るくなるのだとか。

慰問活動にも積極的な玄一氏は、医療機関や福祉施設などでわかりやすい解説を交えて演奏している

「クラシック音楽は専門的な教養が必要で難しいのでは、というイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし、一人ひとりが興味を抱けるような入口がきっとあるはず。その扉のひとつが“ストーリーテリング”だと信じて、誰もがクラシックを楽しめる世界を目指してきました」と玄一氏。ケーキとティーをいただきながら、心がほぐれる玄一氏との語らい。昇書堂ツアーやコンサートで感じたことや疑問に思ったことがあれば、気軽に質問してみましょう。お帰りの際には、山本商店が提供するヨーロッパ各地のお菓子など、当日のテーマに合わせたおみやげをお渡しします。

クラシック音楽の新たな楽しみ方

季節ごとに多彩なテーマで学び、五感で楽しめる本プログラム。国内外で支持される日本文学に触れながら音楽に想いを馳せるうちに、次のシーズンのサロンコンサートが待ち遠しくなることでしょう。そして最終回には、クラシック音楽界の過去と未来が重なります。伝統的なクラシック音楽のDNAを受け継ぎながらも、現代の日本で才能を開花させた若き音楽家を呼んでの演奏会。日本に息づく文化芸術の継承に、明かりを灯す瞬間となるでしょう。

知の宝庫を巡り、文学と音楽の世界に触れる特別な体験を

知の巨人・渡部昇一氏が晩年を過ごし、10万冊におよぶ書を遺した昇書堂。昇一氏の遺志を継いだチェリスト・渡部玄一氏が、知を愛する人たちへバトンを託す場所でもあります。音楽と文学が巡り合うにふさわしいこの空間で、クラシック音楽の新たな楽しみ方を心ゆくまでご堪能ください。

事業者画像

提供
渡部邸「昇書堂」

2008年竣工。英文学者・評論家の故・渡部昇一氏の邸宅・個人書庫。ベストセラー作品『知的生活の方法』やサミュエル・スマイルズ『自助論』の翻訳などで知られる昇一氏は、ここで晩年の9年間を過ごす。モーツァルト自筆の原譜や夏目漱石『吾輩は猫である』の初版本をはじめ、推定10万冊もの稀覯本や資料を保管。通常非公開。

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渡部玄一

故・渡部昇一の長男。ピアノ講師の母のもとで育ち、中学生でチェロを本格的に始める。桐朋学園大学を経て、ジュリアード音楽院やインディアナ大学で研鑽を積み帰国。現在は室内楽・オーケストラ・ソリストとして幅広く活躍するほか、医療機関や福祉施設での慰問演奏にも力を注ぐ。2008年、新たなアプローチでクラシック音楽の魅力を発信するトウキョウ・アンサンブル・ギルドを設立。

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提供
山本商店

1911(明治44)年に神戸で創業した輸入食品の総合商社。港町が育んだ国際的な感性を礎に、現地へ足を運んで選び抜いたヨーロッパの上質な食材を取り扱う。1世紀にわたり培った知見と目利きを生かし、イタリアの名門チョコレート「カファレル」をはじめ、菓子・紅茶・調味料など“本物”を届けている。

開催日を確認

開催場所

渡部邸「昇書堂」


住所非公開
・JR中央線 荻窪駅よりバスで約10分、徒歩約5分

※場所の詳細はご予約後にご案内します。本ページに記載の地図とは場所が異なります(Google MapはJR荻窪駅の場所を示しています)ので、必ずご案内のメールをご確認ください。
※自転車・バイクでお越しの場合の駐輪場については「よくある質問」をご確認ください。

予約について

カレンダーから、ご希望の日付を選択してください

催行日時│不定期 11:00~13:30 / 16:00〜18:30 ▼テーマ 【第1回】 2026年9月5日(土)、9月7日(月) 夏目漱石『吾輩は猫である』に潜む音楽的感性 〜明治の知性が憧れた「理想の響き」〜 演奏予定曲 ・荒城の月(滝廉太郎 作曲・山田耕作 編曲) ・コル・ニドライ(ブルッフ 作曲) ・月光ソナタより(ベートーヴェン 作曲)  ・鳥の歌(カタロニア民謡) ほか  【第2回】 2026年11月3日(火・祝)、11月4日(水) 希代の詩人・宮沢賢治が愛した楽器 〜イーハトーブの空に響くセロ(チェロ)の旋律〜 演奏予定曲 ・無伴奏組曲第一番よりプレリュード(バッハ 作曲) ・シャコンヌ(バッハ 作曲) ・悲愴ソナタより(ベートーヴェン 作曲) ・大公トリオより(ベートーヴェン 作曲) ほか 【第3回】 2027年1〜3月:日程未定 小林秀雄と「焼け跡のモオツァルト」 〜我が国の批評文学史上、最高峰の作品が生まれた理由〜 【第4回】 2027年4月:日程未定 伝統の受容と若き才能の未来 〜未来へと受け継がれる「良き文化の遺伝子」〜 ※お好きなテーマの回に1回から参加できます。ご希望日を都度ご予約ください。 ※内容は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。

料金

19,800円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、施設利用料、ティー・お菓子、おみやげ
〈参加・予約方法について〉
全4回の講座ですが1回から都度予約も可能です。お好きなテーマの回にご参加ください。
※上記の金額は1回分の金額です。


催行人数

最少催行人数:6名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回12名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.渡部邸「昇書堂」正門前に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.渡部玄一氏の解説で昇書堂を巡る(約40分)
3.サロンコンサート(約60分)
4.ティータイム(約50分)
5.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

特にございません。


服装

会場には靴を脱いで上がるため、靴下またはストッキングを履いてお越しください。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

中学生以上
※セキュリテイの観点より小学生以下のお客様のご参加はご遠慮いただいております。


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。

よくあるご質問

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