
日本画家・竹内栖鳳の旧私邸で“京の美”を満喫するアートツアー −「鮨麻布 東山」のランチ付き−


体験の概要
「東の大観、西の栖鳳」と称され、1937(昭和12)年に横山大観と共に第1回文化勲章を受賞した日本画家・竹内栖鳳。八坂の塔のそばにある「THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO」は、栖鳳の旧私邸です。本プランでは、日本画の巨匠の美意識を継承した風情ある館内やアトリエ、栖鳳が描いたスクラップブックや直筆の絵画などを特別に鑑賞。その後、アメリカの店舗で『ミシュラン・ガイド』一つ星を複数回獲得した「鮨麻布 東山」にて、オリジナルブレンド茶葉で仕立てたウェルカムドリンク付きの本格江戸前鮨ランチ(15品前後)を楽しみます。
体験の特徴
・竹内栖鳳が晩年を過ごした「東山艸堂」を改築した館内で、通常非公開のエリアや作品を解説付きで見学する1回4名限定のアートツアー。
・東京・麻布台に本店を構える「鮨麻布 東山」のコースランチを堪能。京の美意識が宿るモダンな空間にて、職人が檜のカウンター越しに仕上げる逸品に舌鼓。
・1,700坪にも及ぶ敷地内の庭園を散策し、八坂の塔が見える場所などで自由に記念撮影を楽しめます。
※こちらのプランもおすすめです。
〈 「ザ ソウドウ 東山 京都」日本画の巨匠・竹内栖鳳の旧私邸にてアート鑑賞 −ランチコース付き− 〉(館内ツアーで見学できる箇所は本プランと同じです)
〈 「ザ ソウドウ 東山 京都」日本画の巨匠・竹内栖鳳の旧私邸にてアート鑑賞 −ディナーコース付き− 〉(館内ツアーで見学できる箇所は本プランと同じです)
〈 京都「御菓子 艸堂」出来たての和菓子懐石コースと銘茶のペアリングを堪能 −竹内栖鳳の旧邸宅にて− 〉
9,900円〜
(名/税込)
1〜4名
約150分
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詳しい内容
八坂の塔の隣に広がる竹内栖鳳の旧私邸
京都・東山エリアで特に人気が高く、シルエットの美しい「八坂の塔」。八坂の塔こと法観寺の五重塔の東隣に位置するのが「THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO(ザ ソウドウ 東山 京都)」です。1,700坪の敷地は、日本画の巨匠・竹内栖鳳(たけうちせいほう・1864-1942)が昭和のはじめに構えた私邸兼アトリエ「東山艸堂(そうどう)」でした。現在はレストランや予約が取れないほど人気の結婚式場として、多くの人が訪れています。

芸術家のこだわりが詰まった築約100年の日本家屋を、できるだけ当時のデザインを継承してリノベーション。もともと栖鳳が絵を描くことに集中するため、広大な庭園には緑がふんだんに植えられていました。今でもたっぷりとした緑に遮られて、外の気配は感じられないようになっており、街中でありながら非日常的な雰囲気が漂います。

そのなかでも、栖鳳が唯一自宅から見えるように配慮したのが八坂の塔でした。現在はパーティー会場になっている元アトリエからは、手が届きそうなほど至近距離に八坂の塔を望むことができます。

本体験は、チャペルや特別室などの非公開エリアを含む館内の見どころを巡り、ここでしか見られない栖鳳の作品を鑑賞したあとに本格江戸前鮨のコースランチを楽しむ、1回4名のOtonami限定プラン。結婚式や宴会での利用に際して各部屋を案内することがありますが、通常のレストラン利用では見学を行っていないのだとか。栖鳳の美意識を継承した風情ある館内をスタッフと共に歩きながら、彼が愛した京都の雅な空気に思いを馳せてみましょう。
築100年の日本家屋と巨匠の日本画を巡る時間
アートツアーは「竹内栖鳳邸跡」の碑が立つ木造りの門前からスタート。石畳の坂道を上ると、玄関先から八坂の塔の美しい姿が望めます。レセプションの空間には、栖鳳が好んだ旅先の風景やお気に入りの場面を描いたスクラップブックが展示されており、栖鳳の観察眼やセンスを垣間見ることができるでしょう。

京都の魚料理店に生まれ育った栖鳳。その影響は作品にも色濃く表れ、「松魚(かつお)」をはじめとして、魚を題材にした作品を多く残しています。今にも動き出しそうな躍動感や鱗の煌めきが描かれ、まるで魚特有の匂いまで感じられるようです。アートツアーは、そんな栖鳳の代表的な作品を間近で鑑賞できる貴重な機会。栖鳳だからこそ描ける生命の輝きや自然への敬意を、ぜひ感じてみてください。

バンケットルームやレストラン、廊下など、館内の様々な場所に栖鳳の名画が飾られています。また、栖鳳が最も長く過ごした「THE ATELIER」は、当時の雰囲気を色濃く残す貴重な空間。格子窓や輸入されたシャンデリア、アンティークの家具が配された部屋で、彼の美意識が随所に感じられます。さらに、八坂の塔を眺めるためだけに設計された「三角窓」も見どころのひとつ。栖鳳のこだわりが詰まったそれぞれの場所からの眺望もお楽しみください。

東山の隠れ家で、粋を極めた江戸前鮨に舌鼓
ツアーの後は、併設の鮨店「鮨麻布 東山」にてランチタイム。暖簾をくぐると、まるで隠れ家のような空間が広がります。玄関には栖鳳が描いた鯛の絵が飾られ、静かで洗練された雰囲気が漂います。

「鮨麻布 東山」は、ニューヨーク・マンハッタンやフロリダ・マイアミビーチで『ミシュラン・ガイド』1つ星を獲得した鮨レストラン「AZABU」の国内2店舗目として、2024年9月にオープンしました。世界中の食通を魅了するAZABUは、2023年11月に東京・麻布台ヒルズに本店となる国内初店舗「鮨麻布」を開業。次なる舞台として選ばれたのが、ここ京都・東山でした。江戸前鮨の粋と京の美意識が融合した格別な空間を提供します。

店内は落ち着いた色合いの檜のカウンターを中心に、こだわりのしつらえが施されています。壁には銅板を配し、悠久の時を経たような趣を演出。格子状の窓からは柔らかな光が差し込みます。この窓は、栖鳳が創作のために自邸に取り入れたデザインのひとつ。格子が生み出す光と影は画家にとって理想的な環境をつくり出し、静謐な空間での集中を可能にしました。栖鳳への敬意を込め、鮨麻布の空間もまた、細部にまで美意識が宿っています。栖鳳の思いが息づく特別な場所で、ゆったりと贅沢なひとときを過ごしましょう。

伝統と革新が織りなす唯一無二の鮨体験
ウェルカムドリンクには、京都の老舗茶舗「堀井七茗園」のほうじ茶を使用したスパークリングティーをご用意。堀井七茗園は600年以上の歴史を持ち、室町時代から続く宇治最古の「奥ノ山茶園」を受け継ぐ茶商です。THE SODOH HIGASHIYAMAオリジナルの特別な一杯は、香ばしい香りとすっきりとした風味でコースの幕開けにぴったり。心地良い泡が舌の上ではじけ、これから始まる美食のひとときへと誘います。

コースでは、季節の彩りを活かした握りやバラちらし、小鉢など、15品前後のボリュームたっぷりの品々が登場。毎朝豊洲から仕入れるこだわりの魚を使った自慢の逸品を楽しめます。カウンター越しに響く包丁の音、握りのお手前、目の前にそっと置かれる鮨の美しさ……。職人が丁寧に仕上げる一皿一皿を、五感で味わうことができる贅沢な時間です。

“伝統と革新”をテーマに、目でも楽しめる遊び心ある仕掛けを随所に取り入れた一品料理も魅力。例えば、焼物「焼き胡麻豆腐」は石皿の上で香ばしく焼き上げられ、熱々の状態でご提供。コース全体で温度の緩急や変化をつけ、季節に合わせた絶妙なバランスを楽しめるよう計算されています。酢飯のほどける感触と旬の魚のとろける甘みと旨み、それぞれの繊細な風味が折り重なり、口の中で広がる味わい。唯一無二の江戸前鮨を心ゆくまで堪能してください。

日本画の巨匠が過ごした邸宅で味わう美食と文化
体験のおみやげとして、併設の和菓子店「御菓子艸堂」のどら焼きを持ち帰れます(おひとり1つで種類はおまかせとなります)。店舗で完売することも多い評判のどら焼きを、Otonami限定でお取り置き。ふわふわの生地に餡をサンドしたどら焼きは、職人が一つひとつ丁寧に仕上げています。

体験後には、時間の許す限り庭園を散策するのもおすすめです。小川や池のある瑞々しい庭を心のままに歩けば、かつてこの地で栖鳳が創作に励んだ日々に思いを寄せることができるでしょう。門を抜けた先の白砂の庭からは、京都市街に現存する最古の五重塔・八坂の塔を望むことができ、この地ならではの風情ある一枚を写真に収めることができます。

京都画壇を代表する名日本画家・竹内栖鳳が晩年を過ごした邸宅で、彼の美意識と息づかいを感じる特別な時間を楽しむ本体験。レトロとモダンが融合した空間で、絵画を鑑賞し、美食を楽しみ、京都らしい自然美に心癒されるひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。
提供 THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO

提供
THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO
1929(昭和4)年に建築された日本画家の竹内栖鳳の邸宅で、「東山艸堂」と名づけられた。各界の著名人が集まる文化芸術交流の場としても活用されていたが、当時の面影を残す形でリノベーション。2003年に「THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO」としてオープンし、イタリアンレストランや婚礼会場、パーティー会場として親しまれている。敷地内には人気の和菓子店「御菓子 艸堂」が併設。
提供 鮨麻布 東山

提供
鮨麻布 東山
2024年9月、「THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO」内にオープンした江戸前鮨店。ニューヨーク・マンハッタンやフロリダ・マイアミビーチで『ミシュラン・ガイド』1つ星を獲得した鮨レストラン「AZABU」の国内2号店となる店舗。本格的な江戸前鮨をベースに、素材の魅力を引き出す洗練された技が評価されている。京都・東山の歴史ある空間では、“伝統と革新”をテーマに特別なひとときを提供する。
開催日を確認
開催場所
THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO
〒605-0827 京都府京都市東山区八坂通下河原東入八坂上町366
・京阪本線 祇園四条駅(6番出口)から徒歩約20分
・阪急京都本線 京都河原町駅(2番出口)から徒歩約22分
・京都駅前(烏丸口、バスターミナルD-2乗り場)からバス(206系統)に乗車、バス停「東山安井」で下車、 徒歩約3分
・JR 京都駅から車で約15分
予約について
カレンダーから、ご希望の日付を選択してください
催行日時|平日10:30~13:00 / 12:15~14:45 ※体験時間が約30分延長となる場合がございます。後ろのご予定に余裕を持ってご参加ください。
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
現在ご予約が可能な催行日がございません。
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
9,900円(名/税込)
料金に含まれるもの 解説・資料付きの館内見学ツアー、ウェルカムドリンク、ランチコース、おみやげ(どら焼き)
※おみやげのどら焼きはおひとり1つ、種類はおまかせとなります。
催行人数
1回4名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO 門の前に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
※門の前に集合いただいたのち、会場までスタッフがご案内します。
2.館内ツアーとアート鑑賞 / 解説・資料付き(約45分)
3.ランチ会場に移動 / 自由時間
※館内や庭園を散策することも可能です。
4.鮨麻布 東山でのランチコース(約90分)
5.解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※見学コースは施設の使用状況などにより変わります。
※体験の所要時間は約150分ですが、最大約180分(約30分延長)となる場合がございます。後ろのご予定に余裕を持ってご参加ください。
※体験の前後も(最長22:00まで)庭園を自由に散策していただけます。
キャンセルポリシー
開催24時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
特にございません。
服装
特にございませんが、ランチコースをおいしく召し上がっていただくため、香水や香りの強い整髪料、ハンドクリームなどの使用をお控えください。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
13歳以上、18歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※お子様がご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。
予約期限
開催日の2日前まで。
特記・免責事項
・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・ご連絡がない状態で10分遅れますとキャンセル扱いになります。(ご返金はできかねます)
・苦手な食材やアレルギー食材が多い方は、お料理が重複する場合があります。あらかじめご了承ください。
・館内ツアー中、Otonamiの他プランのゲストのご案内と重なる場合があります(ツアー自体は別で行われます)。あらかじめご了承ください。
・体験当日は、香水や香りの強い整髪料、ハンドクリームなどの使用をお控えください。
よくあるご質問
・「THE HIGASHIYAMA」または「THE ATELIER」のいずれかひとつをメインとしたルートになります。
・2つのチャペル「THE HIGASHIYAMA」と「THE COZY MUSIC HALL」のいずれかひとつを見学できます(ブライダル使用中は不可)。
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