テーブル茶道で季節の見立てを楽しむ「茶箱点前」 −芦屋の旧迎賓館にて限定和菓子付き−
体験の概要
現代のライフスタイルに合わせて確立された「テーブル茶道」。本プランでは、裏千家茶道専任講師・菅生ひろみ氏より、場所を選ばずおでかけ時にも最適な「茶箱点前」について学びます。会場となるのは大正初期に迎賓館として建築された「ギャラリー開雄」。菅生氏によるレクチャーとお点前のデモンストレーションの後、館内のお好きな場所でお点前を実践できます。ゆったりとした時間が流れる非日常空間で、茶箱を開くたびに感じられる四季のうつろいを楽しみましょう。
体験の特徴
・裏千家茶道専任講師・菅生ひろみ氏より、場所を選ばず楽しめる「茶箱点前」をテーブル茶道のスタイルで教わります。
・開催場所は、大正初期に建築された芦屋の旧迎賓館「ギャラリー開雄」。
・後から復習ができるOtonami限定のレッスン資料と、京菓子コンクールで受賞した人気職人による本プランオリジナルの和菓子2種をご用意。
※本プランは、テーブル茶道協会雪月花の芦屋オリジナルプランとなります。(東京で開催中のプランはこちら)
7,900円〜
(名/税込)
2〜6名
約80分
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詳しい内容
閑静な住宅街に佇む、大正ロマン漂う洋館
兵庫県芦屋市の平田町は、かつては洋館が立ち並んでいた閑静な住宅街。大正初期、大阪の船場で成功を収めた菅原開次郎氏がこの地に建てたのが、本プランの会場である「ギャラリー開雄」です。もとはお客様を迎える迎賓館として建築され、スパニッシュスタイルの洒落た洋館は「赤い屋根のステンドグラスの家」として長年親しまれてきました。
2階に続く踊り場で静かに輝くステンドグラス、大正初期のまま残されたランプ、当時珍しかったアーチ状の窓など、細部にまで意匠のこだわりが見られます。当時の面影を残す洋館は、一歩足を踏み入れた瞬間に、まるで映画や小説の世界にタイムスリップしたような高揚感を与えてくれます。
伝統にカジュアルを掛け合わせた「テーブル茶道」
今回テーブル茶道のお点前を体験するのは、かつて宴が開かれた応接間。当時から使われていた絨毯が敷かれ、暖炉や棚など当時を思わせるインテリアが印象的です。講師を務めるのは、テーブル茶道協会雪月花の副理事で裏千家茶道の専任講師でもある菅生ひろみ氏。その柔らかで優雅な振る舞いに触れると、まるで心が洗われていくよう。菅生氏との歓談を楽しみながら、リラックスしてお茶の世界を堪能しましょう。
テーブル茶道とは、和室や着物、正座を必要としない、現代のライフスタイルに合わせて確立された新しい茶道のこと。未経験者も気軽に参加できるカジュアルさがありながら、茶道の醍醐味である美しい所作とおもてなしの精神、しつらえの心得を学ぶことができるのが大きな魅力です。
小さな箱に趣向を詰め込んだ「茶箱点前」を体験
本プランではテーブル茶道のスタイルを活かしつつ、千利休の時代から続く裏千家茶道の作法、「茶箱点前」を学びます。茶箱点前とは、茶碗、茶筅、帛紗など必要最小限の道具を収めた「茶箱」を用いて行うお点前のこと。場所を選ばず、茶箱を開けた瞬間から本格的な茶道を楽しめるとして、茶道初心者でも親しみやすいお点前のひとつです。
茶箱の中のお道具は、季節ごとに変えたり、自らのセンスで「見立て」のお道具を使用したりと、おもてなしのシーンに合わせて自由に楽しむことができます。実際に菅生氏がコレクションする茶箱は、裏千家茶道で使用する本格的なものから、籠やカルトナージュのモダンなものまで様々。その時々にアレンジされた茶箱との出会いが、自由な茶道の世界を広げてくれることでしょう。
まずは、菅生氏による茶箱点前のデモンストレーションを拝見します。優美な道具や季節のしつらえを楽しみながら、お抹茶のいただき方やお菓子の取り方など基本的なマナーを教わりましょう。ひと通りのお作法を学んだ後は、人気和菓子職人によるOtonamiプランオリジナルの和菓子2種をいただきます。和菓子の優しい甘さと菅生氏が点てたお抹茶の深い味わいに、心がほっとほぐれていきます。
場所と道具を選んでお抹茶を点てる、格別なひととき
菅生氏のレクチャーとお点前を楽しんだ後は、いよいよ実践です。菅生氏が本プランのためにセレクトした、様々な趣向の茶箱・茶道具の中からお好きなものを一つずつ選び、「ギャラリー開雄」内の自由な場所で茶箱点前に挑戦します。途中で手順がわからなくなっても、菅生氏が順に教えてくれるので安心です。自分のお気に入りの場所を見つけて、お出かけ気分で楽しみましょう。
点てたお抹茶は、洋館のシンボルでもあるアーチ形の窓のそばで、緑豊かな庭を眺めながらいただくのもおすすめです。春には庭の藤の木が薄紫の花で満ち溢れ、その時期ならではの風情が感じられます。感性を研ぎ澄ませて、空間と茶道具、そしてお抹茶の豊かな風味に触れてください。
自分らしく楽しむ「テーブル茶道」で日々を豊かに
閑静な住宅街に佇む歴史ある洋館を舞台に、ひっそりと繰り広げられる秘密のお茶会のような本プラン。生け花の師範でもある菅生氏の季節のしつらえに触れ、お抹茶をいただきながら聞くお話は、自らの感性を磨くとっておきの学びとなるでしょう。
お茶の世界に興味を持ったら、菅生氏が用意したOtonami限定の資料でさらに詳しい知識を学べます。自宅にあるものを自分なりに見立てて、学んだお点前を実践するのも楽しいかもしれません。時には一人で、時には家族や知人を招いて。小さな茶箱を手に取れば、いつでもお茶の時間を分かち合うことができます。ほんのひととき日常から離れて、うつろう季節の美しさをともに愉しむ、特別な一日を過ごしてみませんか。
提供 菅生ひろみ
提供
菅生ひろみ
裏千家茶道専任講師、JTAテーブル茶道協会雪月花副理事・兵庫支部長。日本生花司松月堂古流師範。長年にわたり生花やお茶を嗜む。裏千家茶道の学びをもとに、暮らしに近い茶の湯の世界を提案。兵庫県を中心にテーブル茶道の体験や講座を開催し、老若男女を問わず幅広い層にテーブル茶道の楽しさを広めている。
提供 ギャラリー開雄
提供
ギャラリー開雄
芦屋市平田町にある大正時代に建てられた旧迎賓館。現オーナーの曽祖父が建て、後に70年間住居として、またピアノやお琴などお稽古事の場として代々大切に活用されてきた。ステンドグラスやアーチ形の窓のサンルームなど、大正ロマンの魅力溢れる建築が特徴。2013年からはギャラリーとして、個展やコンサートなど様々な企画が開催されている。
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開催場所
ギャラリー開雄
〒659-0074 兵庫県芦屋市平田町6-23
・阪神電気鉄道 阪神本線 芦屋駅より徒歩約10分
・JR芦屋駅・阪急芦屋川駅・阪神芦屋駅より阪急バスに乗車、「テニスコート前」にて下車、徒歩約5分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時|月2回 11:00〜12:20 / 14:00〜15:20
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
現在ご予約が可能な催行日がございません。
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
7,900円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、施設利用料、資料、お茶・お菓子
催行人数
最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回6名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.ギャラリー開雄 門前に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.テーブル茶道や使うお道具、当日のしつらえについて解説(約20分)
3.菅生氏による茶箱点前をいただく(約30分)
4.好きな場所でお茶を点てる(約30分)
5.解散
※解散後、ギャラリー開雄の1Fは自由に見学いただけます。
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
特にございません。
服装
お道具を傷つけないよう、レッスン中は時計・アクセサリーなどはお外しください。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
12歳以上、18歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※お子様がご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。
予約期限
開催日の7日前まで。
特記・免責事項
やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
よくあるご質問
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