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神奈川|藤沢

天然貝の輝きをまとう螺鈿仕上げの本漆金継ぎ −「鵠沼 吉松庵」にて金継ぎアーティストに学ぶ−

体験の概要

湘南・鵠沼の高台に佇む茶室「鵠沼 吉松庵」を舞台に、国内外で活躍する金継ぎアーティスト・大脇京子氏から本漆金継ぎを学ぶOtonami限定の連続講座(5回〜)。基礎的な技術や道具の使い方を教わりながら、光の角度によって虹色に輝く美しい「螺鈿」の装飾技法にも挑戦します。仕上げに使う素材はお好みに応じて真鍮粉・錫・ブロンズ・銅・色漆からも選択可能。自然の息吹を感じる空間で器と向き合い、日本ならではの美意識を体感しましょう。

体験の特徴

・海外での個展やメディア掲載など、実績豊富な金継ぎアーティストから直々に学べる少人数制プラン。
・金継ぎの様々な工程を個々のペースで都度予約(5回程を目安に完成)。道具はすべて会場に用意され、完成まで器の預け入れが可能。
・和食器や欧米アンティークの器、金継ぎの道具を購入できるオプション(有料)をご用意。仕上げに本金・本銀をご希望の方は現地にて購入可能。

6,800円〜(名/税込)

2〜6名

約120分

詳しい内容

緑豊かな高台の茶室「鵠沼 吉松庵」

江ノ島電鉄・鵠沼駅から徒歩2分ほど。別荘地としても知られる湘南・鵠沼の高台の閑静な住宅街に佇む「鵠沼 吉松庵」は、1960年代に腕利きの宮大工によって建てられた風情ある茶室です。

体験の舞台は、豊かな自然と和の趣に包まれた「鵠沼 吉松庵」

木戸門をくぐり石段を上った先に現れるのは、紅葉をはじめとする木々に彩られた自然豊かな日本庭園。敷地へ足を踏み入れるまでのひとときにも、日常を離れた和の趣と日本の美意識を感じられます。

先代オーナーの時代から、家族や友人、海外からのゲストをもてなす場として使われていた

畳敷きの茶室のほか椅子とテーブルを使いお茶を点てる立礼式の茶室がある吉松庵は、年に数回、茶懐石の席も催される格調高い空間。木のぬくもりを感じる室内にはどこか懐かしい香りが漂い、窓の外からはときおり江ノ電の走る音が聞こえてきます。日常から少し距離を置き、日本の伝統に触れながら、自分自身の感覚を静かに研ぎ澄ますひとときを過ごせます。

吉松庵のやさしい自然光が入るアトリエで金継ぎを体験

「大切なものは人それぞれ」金継ぎを通して知る、ものを愛しむ心

吉松庵を自身の活動の拠点としているのは、金継ぎアトリエ「Golden Joinery」を主宰する大脇京子氏。金継ぎアーティストとして、天然素材にこだわった本漆技法で1,000点以上の器を修復してきました。アメリカでの個展をはじめ、サウジアラビア政府招聘によるレッスンや大手企業との取り組みなど国内外で幅広く活動する大脇氏。「趣味で始めた金継ぎが本格的な活動につながったのは、アートが身近な存在だったアメリカでの経験がきっかけです」と語ります。

15年以上に渡り国内外で活躍している大脇京子氏

アメリカで催した金継ぎのワークショップで大脇氏が目の当たりにしたのは、参加者一人ひとり、それぞれの価値観で持ち寄られた様々なものたち。金継ぎは高価な器を直すものというイメージがあった大脇氏は、この経験を機に価値観が変わったといいます。

大脇氏の作品には「器に宿る大切な思いに気付いて」という願いが込められている

技術のほか「人の価値観にとらわれず、自分にとって大切なものを一番に」という想いを伝えたいという大脇氏。高価な骨董品や茶器ではなく、旅先で一目惚れした器や家族から譲り受けたもの、子どもがつくった思い出の品など、その人にとって大切なものこそ直して使い続ける意味があると語ります。そこには“大切に思えるものを日々使うことが心の豊かさにつながる”という、暮らしに根ざした考えがありました。

他の金属粉とはひと味違う奥行きを生み出す「螺鈿仕上げ」

本漆金継ぎは、室町時代に茶の湯の世界から発展したとされる日本独自の伝統技法です。本体験では、道具の扱い方から器を修復する基本工程、金属粉を蒔く作業、螺鈿仕上げまでを段階的に習得。一つひとつの工程に向き合いながら、大脇氏から直接手ほどきを受けられる貴重な機会です。手を動かして器を繕い、日本古来の美意識とものを慈しむ感覚を体感しましょう。

一生ものの技術と美学を学ぶ、本漆金継ぎ

本体験は1回で器を仕上げるのではなく、2回目以降は個々のペースに合わせて都度予約できる自由度の高い連続講座。実際に手を動かしながら、これから先ずっと使える一生ものの知識と技術を身につけていきます。壊れてしまったからと手放すのではなく、自分の手で直し、再び日常で使っていく。金継ぎは、ものとの関係をもう一度見つめ直すきっかけにもなります。

本漆で修復された器は耐久性が高く、使い込むほどに深い味わいや美しい艶が増す

金継ぎの魅力は、割れや欠けを消すのではなく螺鈿や金属粉などで装飾を施し「景色」として生かす、日本独自の美意識に触れられること。本漆を使い時間をかけて器をつなぎ、その傷さえも新たな表情として受け入れていく。その不完全さを慈しむことで、新しい価値観が見えてくることもあります。

「大切なものは人それぞれ」という大脇氏の価値観に触れながら、器との新しい関係を育む

Otonami限定プランでは、本漆を用いた本格的な金継ぎを学び、螺鈿や様々な金属粉で仕上げることができます。本漆とは、漆の木の樹液からつくられる100%天然の塗料のこと。固まると水や熱などに強く、使い込むほど艶や透明感が増していくのが特徴です。当日は金継ぎを施したい器を3〜4点ほど持参し、大脇氏から工程や道具の説明を受けながら、本漆を使って一つずつ修復していきます。素材の特性を知り、手を動かしながら本漆金継ぎの技術を身につけていきましょう。

※器を購入できるオプション(有料)もあります。

最大6名の少人数制だからこそ、大脇氏の丁寧かつきめ細やかな指導が行きわたる

幻想的な色彩が美しい「螺鈿仕上げ」

本漆を用いてつないだあとは、大脇氏の通常の金継ぎレッスンにはない「螺鈿仕上げ」に挑戦します(※)。螺鈿仕上げとは、アワビや白蝶貝の内側にある真珠層を数ミリ単位で切り出して器に貼り付ける装飾技法。その歴史は古代エジプトやメソポタミアに起源をもつとされ、日本には奈良時代に中国から伝えられたといわれています。専用の筆で漆を塗り、竹串で貝を貼り付ける流れは、周囲の音も気にならないほど無心になれる時間です。

※螺鈿仕上げなしも選択可能です。

螺鈿の「螺」は巻き貝、「鈿」は貝や宝石で飾るという意味

指先の感覚に意識を集中させて施した螺鈿は、光の当たる角度によって青や緑、ピンクなどに見え方が変わる不均一な美しさが特徴。器をほんの少し傾けるだけで様々な表情が現れます。人工の絵の具では表現できない幻想的なグラデーションは、貝の色や厚みにより一枚として同じものはありません。丁寧にものと向き合うことの贅沢さ、そして長い歳月を経てもなお輝きを放つ美しさを感じながら仕上げます。

極小の貝を1枚ずつ配置しながら、万華鏡のような輝きを創作

また、螺鈿を施した部分以外の仕上げに用いる素材は、真鍮粉・錫・ブロンズ・銅・色漆から好みに合わせてセレクト可能(※)。それぞれ色調が異なるため、同じような傷を修復する場合でも仕上げる素材により器の印象が変わります。螺鈿の七色の輝きにどの素材を合わせるかを考えるのも本体験ならではの楽しみ。どのような景色に仕上げるか思索する時間も含め、自分の感性とじっくり向き合えます。

※本金・本銀での仕上げをご希望の方は現地決済(時価)にて選択できます。

左が色漆と本金、右が色漆の完成品。同じ仕上げでも一つひとつ異なる個性が際立つ

気軽に始められる器の購入オプションも

「金継ぎに興味はあるけれど、直したい器がない」という方には、大脇氏が買い付けした日本の古い皿や海外のアンティーク皿を選べるオプション(有料)をご用意。割れた状態の和洋食器をその場で選び、体験に使うことができます。 また、本プランでは完成まで器の預け入れが可能。ご自身のペースで都度予約し、5回を目安に完成させましょう。

大脇氏がフランスで買い付けたという希少なアンティーク皿(写真はオプションのイメージです)

「修復された器と共に残るのは、大切なものをこれからも自分の手で紡いでいくための知識と技術です」と語る大脇氏。体験をきっかけに自宅でも本漆金継ぎを続けたい方は、使用した道具をそのまま購入できるオプション(有料)も。極細の筆やヘラ、漆を出す定盤、接着や欠けの充填に使う漆など、工程に必要な道具について相談しながら揃えられます。

Otonamiサロン会員限定特典のオリジナルコースター。どの柄に出会えるかは当日のお楽しみ

また、Otonamiサロン会員の方には拭き漆の技法を用いた古典柄のオリジナルコースターをお渡し(初回のみ)。体験の記念に、金継ぎを施した器とともに日々の暮らしで楽しみましょう。

傷を新たな景色に。上質な空間で日本の美意識を味わう

割れや欠けを元の状態に戻すだけではなく、その軌跡に新たな魅力を宿す本漆金継ぎ。天然貝の美しい輝きを最大限に生かす螺鈿を用いて、器の表情を確かめながら自らの感性で仕上げていきます。

本漆と螺鈿を用いて器に新しい景色を生む

豊かな自然に囲まれた鵠沼 吉松庵にて、壊れた器を世界にひとつの器に再生する金継ぎ体験。大切なものを自らの手で直し、これからも使い続ける過程を通して、ものを慈しむ心を見つめてみませんか。

木戸門をくぐった瞬間から、心を満たすひとときが始まる
事業者画像

提供
大脇京子

「金継ぎGolden Joinery」を主宰。2009年より湘南・鎌倉を拠点に活動する金継ぎアーティスト。アメリカ・カリフォルニアでの個展をはじめ、ヨーロッパのラグジュアリーブランドとのコラボレーションやサウジアラビア政府主催のワークショップにゲスト講師として招聘されるなど海外でも活躍。器の傷や欠けを景色として捉え、その物語に寄り添う金継ぎを伝えている。

事業者画像2

提供
鵠沼 吉松庵

湘南エリアの見晴らしの良い高台に佇む、日本庭園に囲まれた静かな茶室。1960年代に宮大工によって建てられ、先代オーナーの時代から家族や友人、海外からのゲストをもてなすプライベートな空間として大切にされてきた。金継ぎGolden Joineryのアトリエとして定期的に金継ぎ教室を開催している。

開催場所

鵠沼 吉松庵


住所非公開
・江ノ島電鉄 鵠沼駅より徒歩約2分

※場所の詳細はご予約後にご案内します。本ページに記載の地図とは場所が異なります(Google Mapは鵠沼駅の場所を示しています)ので、必ずご案内のメールをご確認ください。

予約について

カレンダーから、ご希望の日付を選択してください

催行日時│月4回程度 10:00~12:00 / 13:30〜15:30

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。

料金

6,800円〜(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、施設利用料、材料費、道具代(貸し出し)

〈オプション〉

①和食器の購入 +1,100円(税込)
修復用の和食器をはじめとした食器(1点)を購入できます。

②欧米アンティーク器の購入 +3,000円(税込)
修復用のアンティーク器(1点)を購入できます。

※オプション①②について
・器の割れや欠けの程度はおまかせとなります。
・修復する器を持参されない方は、お一人につきオプション1つ以上の購入が必須となります。修復用の器(①または②)からご希望の器を選択してください。
・体験では1点から3〜4点まで同時進行でお直し可能です。お手持ちの器がない場合はオプションにて2点ご購入されることを推奨します。

③道具の購入 +17,600円(税込)
体験で使用する金継ぎの道具を購入できます(任意)。


催行人数

2〜6名
最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.鵠沼 吉松庵に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.金継ぎについての説明・準備(約10分)
3.制作(約100分)
4.片付け(約10分)
5.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

・修復用の器
お持ち込みは3〜4点までとなり、同時進行でお直しが可能です。
※器の素材や事前の確認については、「よくあるご質問」をご確認ください。
・エプロン
・筆記用具
・ビニール手袋
・髪を束ねるヘアゴム(髪が長い方)
・メガネ・リーディンググラス(細かい作業のため必要に応じてご用意ください)
・必要に応じて水分補給のためのお飲み物(できればペットボトルなどフタのあるもの)
・完成した器を持ち帰るための箱や紙袋


服装

汚れてもよい服装
※漆かぶれを防ぐため、長袖またはアームカバーの着用をおすすめします。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

15歳以上
※18歳未満の方は保護者の同伴が必要となり、参加者と同伴者それぞれに1名様分の料金を申し受けます。


予約期限

ご予約は開催の7日前まで承ります。


特記・免責事項

やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。

よくあるご質問

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